2016年08月20日(土)17時53分

『Deus Ex: Mankind Divided』海外レビュー

dusex-md.jpg

『Deus Ex: Mankind Divided』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Eidos Montreal
  • 販売:スクエア・エニックス
10/10 CGMagazine
果敢にも社会的メッセージを盛り込んだ『Deus Ex: Mankind Divided』は、ビデオゲーム媒体を大きく前進させる、繊細で成熟したゲーム体験として成功を収めている。
A-/A+ Gaming Age
夏も残りあと僅かなこの時期、『Deus Ex: Mankind Divided』は注目すべき作品だ。『Human Revolution』の長所を引き継いでいるし、『Metal Gear Solid』以外には殆ど存在していない見事なステルス・アクションに仕上がっている。私はこのシリーズがプレーヤーに提供する自由度の高さが大好きだし、『Mankind Divided』はそこを見事に活用している。『Mankind Divided』に失望することはないので、是非ともチェックしてほしい。
9.2/10 IGN
小さく感じられるプロットを除けば、『Deus Ex: Mankind Divided』は素晴らしい前作をほぼ全ての面で上回っている。作り込まれた環境には一貫性を保ちつつ可能性が満ち溢れているし、多彩なルートとキャラクター・ビルドをサポート。Jensenの凄まじい新たなテクノ魔法の数々が、戦闘と探索の両方に新たな側面を加味している。『Deus Ex: Mankind Divided』は常にプレーヤーに挑み、好奇心に報いてくれるため、その美しく荒廃した世界を隅々まで探索しつつ、慎重に決断を下していく推進力となっている。
良い点:
・素晴らしいレベル・デザイン
・楽しいメカニック
・最高の物語
悪い点:
・細かな技術的不具合
・『Human Revolutio』のデザインをかなり使い回している
・違和感のある唐突な終わり方をするメイン・ストーリー

『Mankind Divided』は充実したアクションRPGで、柔軟性と手応えのある楽しいステルスの作り方を心得ている。近未来世界のデザインは驚異的だし、物語も充実している。唯一の不満は、しっくりこないエンディングと既視感だ。

9.0/10 God is a Geek
良い点:
・豊富な選択
・タイトでレスポンスの良い戦闘
・最高の舞台設定と物語
悪い点:
・奇妙なAIの振る舞い
・怪しいカットシーンのアニメーション
・『Human Revolution』からあまり進化していない

突出した前作に肉薄しながらも凌駕はしていない優れた続編である『Deus Ex: Mankind Divided』は、ステルスや物語が好きな人は必ずプレーすべきだ。

良い点:
・驚異的な演出
・丁寧に構築された楽しい物語
・更に増えたオーグメンテーションと選択
悪い点:
・奇妙なグリッチ
・押しつけがましいきらいのある物語

Eidos Montrealは、FPSアンチですらチャックすべき魅惑的で手に汗握るアドベンチャーを生み出している。深刻な題材を掘り下げており、答えは現実世界と同じように常に明確ではない。それに、緊張感を和らげるユーモアも散りばめられている。戦闘には少々違和感を感じる箇所もあるとはいえ、本当に盛り沢山のゲームであり、選択も豊富なので、比較的容易に無視できる些細な問題である。異なる展開を見るために何度もプレーしたくなるタイプのゲームであり、セーブ・システムも実験を推奨している。『Deus Ex: Mankind Divided』はこの夏に必ずやプレーすべきゲームである。

9.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・細部に至るまで知性を感じる脚本
・膨大な選択の自由
・新たなオーグメンテーション
・息を呑む演出とタイトな操作性
悪い点:
・稀なAIの大ポカ
・Breachモードでは不親切かもしれないブースター・パック
・相変わらずカリスマ性に欠けるAdam Jensen

『Deus Ex: Mankind Divided』は最後までプレーヤーを離さないゲームで、自らの選択を下す自由をプレーヤーに提供してくれる。操作性も素晴らしく、敵を殺戮するのも回避するにも可能なツールが用意されている。近未来のプラハには不安をかき立てられるが没入感は極めて高く、興味深い社会的メッセージが盛り込まれている。随分待たされたが、『Mankind Divided』には5年待たされた甲斐があった。

9.0/10 Arcade Sushi
『Deus Ex: Mankind Divided』ほど豊富なバリエーションを提供してくれるゲームは数少ないし、行く手を阻む一部のパズルには真の水平思考が求められる。物語はEidosの狙いほど琴線に響かないが、実際のあらゆるカスタマイズ・オプションに加えて、自分だけの体験を可能にする豊富な選択肢がある。物語における野心が全て綺麗にまとまっていたら凄いことになっていただろうが、そうした要素のバランスが悪いとはいえ、『Mankind Divided』はステルス/アクションRPGの高いハードルを設定したと言える。
良い点:
・魅惑的な物語
・没入感のある物語
・素晴らしいゲームプレー
・最高のサイド・コンテンツ
悪い点:
・盛り上がらないフィナーレ

複雑な魅力的な
の世界には冒頭から没頭させられるし、先に進むにつれ離れたくなくなってしまうだろう。あらゆるプレー・スタイルを満足させるタイプのゲームであり、驚異的なディテールへのこだわりが、どれほど歪んでいようと、ゲーム世界に実存感を持たせている。発売までかなり待たされたが、我々の忍耐はGOTYの有力候補によって報われた。

グラフィック 4.5: 色彩と特殊効果を巧みに用いている。ビジュアルのディテールも素晴らしい。平凡なキャラクター・モデルには改善の余地があるものの、主人公は良く出来ている
操作性 4.5: 複数の操作体系が用意されており、複雑なRPGを直観的に操作させてくれる。ステルスのカバー・アクションは新たな基準になるべき素晴らしさ
音楽/効果音/ボイスアクト 4.0: Jensenの演技は大幅に改善されている。奇妙な訛りもあるが、主人公の演技は優れており、サウンド・デザインも素晴らしい
バリュー 4.5: 長すぎるエリアが一つあるのを除けば、探索と実験の豊富な可能性を提供する引き締まったゲームとなっている。サイド・クエストも有意義で、アーケード風アクションのハッキング・ゲームもボーナスで付いてくる

Eidos Montrealの面々が『Deus Ex』シリーズを継続することができ、本当に嬉しい。『Human Revolution』は幾つかの問題を抱えた期待を抱かせる作品だったが、『Mankind Divided』は短所を克服し、長所を改善する余裕を持った、成熟した開発チームによる作品に仕上がっている。強力なビジュアルとレベル・デザイン、プレーヤーに提示された選択肢の多さ、極めてクールなサイバネティックスのオモチャを備えた、質の高いサイバーパンク・スパイ・アドベンチャーである。さあ、自分好みのAdam Jensenになろう。ただ、注意を怠らないこと。

4.5/5.0 Games Radar+
良い点:
・人気オーグメンテーションを進化させている
・複数のルートが存在する手の込んだ環境
・修正されたボス戦
・三角が多い
悪い点:
・人類側の違和感のある扱い
・主要キャラと脇役のレンダリング・クオリティの差
・三角が多すぎるかも?

道具箱を拡張し、入り組んだ多面的な環境を提供する素晴らしい続編だ。

おススメ Eurogamer
『Deus Ex』におけるシューティングとステルスの融合はEidos Montrealの手によって輝きを維持しているが、物語が舞台設定に負けている。
88/100 PC Gamer
ゴージャスな近未来都市が舞台の、美しく巧妙に作られたゲームだが、物語が足を引っ張っている。
85/100 GamingTrend
良い点:
・大幅なビジュアルのアップグレード
・刷新されたハッキング・ミニゲーム
・改善された動きと操作体系
・大幅に改善されたレベル・デザイン
・驚くほど楽しめるBreachシステム
悪い点:
・前作ほど引き込まれない物語と短いボリューム
・ステルス・プレーを台無しにしかねないバグ
・没入感を削ぐ可能性のあるHavokの不具合

改造人間隔離政策の扱いを不謹慎と感じるか、正当なものだと感じるかでインターネットは盛り上がるだろうが、それを除けば、極めて優れた作品だ。新たなオーグメンテーション、探索をより充実させる改善されたレベル・デザイン、そしてハッキングへのちょっとしたアップグレードなどが、システム全体をより引き締めている。少々終わるのが早すぎる気もするが、『Human Revolution』を楽しんだ人なら大いに気に入るだろう。

8.5/10 EGM
大量の要素をまとめなければならないゲームにおいて、このアクションRPGはほぼ全てのフィーチャーが高品質に仕上がっている。
8.0/10 GameSpot
良い点:
・中身が濃く練られたハブ都市
・やりがいのある探索
・全ての状況に充実した攻略法を提供する多種多様なメカニック
・分岐するプロットとサイドクエストの選択が周回プレーをそそのかす
悪い点:
・感情移入しにくい複雑なプロット
・がっかりするほど寛大なオーグメンテーションのオーバークロック・システム

『Deus Ex: Mankind Divided』はシリーズの土台を洗練させ、強化している。魅惑的なサイバーパンク世界の中で困難な状況を作り出したうえで、複数の攻略が可能なツールと柔軟性をプレーヤーに提供している。『Human Revolution』からの大きな飛躍ではないものの、『Mankind Divided』は最近では珍しいユニークで充実した体験である。

8.0/10 Destructoid
『Deus Ex: Mankind Divided』は、人間と改造人間の窮状に感情移入させることはできていないものの、それでもマントをまとった人間が透明になり、腕から電撃を撃つことができる優れたスパイ世界に引き込んでくれる。あ、医者がプリンスに似ているので、GOTY候補だ。
4.0/5.0 USgamer
ビジュアル: いやはや、実に美しい
インターフェース: 幾つものショートカットを用い、武器切り替えといった便利な機能へのアクセスが容易に
ボリューム: シングルプレー終了後も末永くプレーできるよう、Breachが導入されている

Adam Jensenの帰還は、『Human Revolution』がまぐれではなかったことを証明している。変わらぬ最高のステルス体験、改善された戦闘、そしてゴージャスなアートで、Eidos Montrealは自己記録を更新してみせた。豊富なオーグメンテーションと武器のお陰で様々なプレーが可能となっているし、一部の道徳的選択は脳裏から離れない。『Deus Ex: Mankind Divided』は失望とは無縁のゲームである。

4.0/5.0 Digital Spy
『Mankind Divided』には、16年前の初代や昨年の『The Witcher III』『MGSV』のような革新性はない。とはいえ素晴らしい『Deus Ex』であるという事実に変わりはなく、豊かでエキサイティングなサイバーパンク世界と、その中で繰り広げられる充実した物語、そして好きなように探索できる自由を提供してくれる。

ステルスと戦闘はどちらも前作から大きく改善されている一方で、深みのあるストーリーテリングと豪華な背景ディテールも健在だ。シリアスなテーマを扱ったダークなSF陰謀スリラーの気分なら、バイザーを装着して没頭しよう。

4.0/5.0 Giant Bomb
『Human Revolution』の続編ならばもう少し魅力的な物語にできたはずだと思わずにはいられないものの、同時に私はプラハを中腰で歩き回るのを楽しんだ。これといった驚きがあるわけではないものの、手堅いサイド・ミッション、攻略の幅が広いアクションとステルスの融合など、綺麗にまとまっている。
7.0/10 Game Informer
コンセプト: プレーヤーを困難な状況に置く選択主導型アドベンチャーだが、長丁場を通じて物語に意義深さを持たせることに苦労している
グラフィック: 多くの環境はディテールや細かなタッチで溢れており、キーとなる図解が美しい真実味のあるSF風味を確立している。キャラクターのアニメーションも素晴らしい
サウンド: サイバーパンク/SF風味を盛り上げるサウンドトラック。広範囲に亘る声優の演技は当たり外れがあり、セリフの多さが足枷に
プレー性: ステルスがキングだ。銃撃戦は操作性こそ悪くないものの、怪しいAIと面白みに欠けるシナリオ・デザインに苦しんでいる
エンターテイメント性: 現実世界を反映しているが、少々くどく感じられるし、時として物語が進まない
リプレー性: 高め

この世界に感情移入し、膨大な伝承に没入しようと努力したが、そこにはあまり楽しみを見出すことはできなかった。物語は往々にして停滞するし、世界観構築とお膳立てに時間を割き過ぎている。多種多様な人々を描こうと努力すればするほど、Jensenでさえ、プレーヤーに伝承を押し付ける顔の見えない存在になり果ててしまう。これまでにない題材を扱ったゲームはいつでも大歓迎だが、往々にして極めて明確に発せられるそのメッセージも、退屈で遅々として進まない物語に埋もれてしまうのだ。出だしこそ好調だが、すぐに政治と科学のゴミの山に埋もれてしまっている。

7.0/10 PCGamesN
選択主導型プレーが楽しいシューティングとステルスの、ハンサムで思慮深いブレンド。時折かなりの突貫工事に感じられるのが残念だ。
3.5/5.0 Twinfinite
良い点:
・鮮明で楽しいステルス
・新たなヒネリが加えられたオーグメンテーションが素晴らしい
・賞賛すべき世界観構築、圧制と恐怖というテーマ
・重みを感じる決断
悪い点:
・全く印象に残らないキャラクターとプロット
・直観的ではないレベル・デザイン
・多少のフレームレート低下とPC版の稀なクラッシュ

『Deus Ex: Mankind Divided』は素晴らしいステルス1人称RPGであり、Eidos Montrealはオーグメンテーションのテロリズムと恐怖に蝕まれた世界にプレーヤーを没入させる。PC版のクラッシュを除けば、『Mankind Divided』は非常に楽しめるRPG体験だ。キャラクターはそれほど印象に残らないし、恐らくクリア後に名前を憶えていることはないだろうが、少なくともオーグメンテイションはクールだ。

『Deus Ex: Mankind Divided』は優れた続編だが、期待していたゲームではない。長所もたくさんあるものの、粗削りで短く、驚きに欠けるため、傑作には届いていない。
3.0/5.0 Hardcore Gamer
『Deus Ex: Mankind Divided』は、一歩進んで二歩下がるという言い回しを体現している。特別な作品だった『Human Revolution』との比較は気が進まないものの、『Mankind Divided』は面白味に欠けるリサイクル体験のように感じられる。広大な都市の探索や非常に楽しいBreachモードなど、決して本作が駄作というわけではないが、5年前の作品から退化している。脇役の大半は描き込みが足りないし、最長で25時間に及ぶキャンペーンを通じて、危機感が足りないのも足かせとなっている。真の危機に晒される人間が存在しないのである。メイン・ミッションのシナリオ・レイアウトも、近道をそこら中に散りばめただけの面白みに欠けるものだ。各エリアに複数のルートがあるのは確かだが、展開はどれも全く同じで、開いた鉄格子や容易にアクセスできるセキュリティ・ターミナルが多すぎる。素晴らしい会話システムも、十分に活用されていない。ありがたいことに、核となるステルスは突出した出来だし、銃撃戦も今回は使い物になっている。これは、既に充実したJensenの武器庫に追加された能力のお陰だろう。『Human Revolution』の続編であるにも関わらず、『Deus Ex: Mankind Divided』は退化しているように感じられる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Deus Ex: Mankind Divided