2016年08月22日(月)06時38分

Arkaneが語る新生『Prey』の魅力

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装いも新たに生まれ変わった新生『Prey』は、極秘実験の失敗でカオスとなった宇宙ステーションTalos 1を舞台に、被験者であるMorgan Yuのサバイバルを描く。

『Dishonored』シリーズで知られるデベロッパーArkane Studiosが開発を手掛ける『Prey』は、明確なホラー要素よりも抑制された不気味さに力を入れており、ホラー要素は含まれてこそいるものの、いわゆるホラー・ゲームではないという。

Ricardo Bare(リード・デザイナー)
実験から目覚めると、宇宙ステーションを襲う最悪の事態が発生したばかり。数か月前や数年前ではなく、正に今起きている状態なんだよ。

Raphael Colantonio(クリエイティブ・ディレクター)
ホラー要素はあるが、そこを起点にしていないという意味で、ホラー・ゲームではない。失敗した実験の被験者として、プレーヤーは事態の全貌や自分の素性、ここにいる理由を探りながら、脱出方法を模索することになるんだ。

脱出への道を探る過程で、Morganは目から針を突き刺してニューロンを再構成するアイテムNeuromodを用いて、新たな能力の獲得やアップグレードを自らの肉体に施していくことになる。

Ricardo Bare
Neuromodには2つのグループがある。人間をベースにしたNeuromodは、ハッキング・スキルや敏捷性の向上といった人間のスキルだ。もう一つのグループは、エイリアンのスキルがベースとなっている。データは持っていないので、自分で探してスキャンし、入手することになる。

エイリアン・スキルには、プレーヤーが初めて遭遇するエイリアンMimicと同じようにオブジェクトに成りすますことができるようになるスキルや、物理ベースのトラップを仕掛けることができるSuperthermalなどがある。

Ricardo Bare
Superthermalでは、どこでも好きな場所にトラップを仕掛けることで、そこを通過した物体を派手に爆発させることができるようになる。クールなのは、物理ベースだからプレーヤーが起動することもできることだ。起動させたいタイミングで箱を投げたりね。ただ、仲間も吹き飛ばされてしまうので、注意が必要だよ。

エイリアン・スキルにはマイナス面もあり、宇宙ステーションの警備システムがプレーヤーをエイリアンとして認識して攻撃するようになってしまうため、エイリアン・スキルの取得を控え、あくまで武器だけを頼りに先に進むことも可能になるという。

しかし、『Prey』にはいわゆる銃火器が殆ど登場しないので、プレーヤーは自らが作成した間に合わせの武器に頼らなければならない。

Raphael Colantonio
プレーヤーがいるのは宇宙ステーションであって、軍事ステーションのようなものではない。ハイテク会社だから、警備のための武器が幾つかあるだけなんだ。

プレーヤーには、できるだけクリエイティビティを発揮してもらいたいんだ。武器を与えると、撃つだけになってしまうからね。人間というのは一番直接的な解決策を選択するもので、銃弾というのはかなり直接的だ。そこに制限を加えることで、それ以外の機会を提供している。ただクールなことをして楽しむのではなく、クリエイティブになる理由があるわけだから、凄い達成感を得られるんだよ。頭を使ってサバイバルしていると実感できるというのがクールなんだ。

とはいえ、プレーヤーが望むならアクション・シューターのようにプレーすることも可能になるという。

Ricardo Bare
作成システムがあるし、ショットガンの銃弾を作るのに全てのリソースを使い果たすこともできる。「全てのリソースを注ぎ込んで、敵を銃でなぎ倒していくぞ」というプレー・スタイルも可能だということだね。

ゲームの大半は宇宙ステーション内部で展開するが、無重力の宇宙空間もミッションや移動手段の一つとして登場する。

Raphael Colantonio
屋外には浮遊して移動する広大な空間が用意されている。サイド・クエストもあるし、屋外を飛んでいくことでしか到達できない隠しエリアも宇宙ステーションには存在している。それに、移動手段としても便利なんだ。

Ricardo Bare
ゲームの構造自体は開かれたものになっている。我々は「オープン・宇宙ステーション・ゲーム」と呼んでいるので、移動手段さえあれば宇宙ステーション内を自由に移動することができる。例えば、まだ行くべきではない場所に行くこともできるが、ボコボコにされてしまうだろう。レベルが上がったらまた戻ってこようという、昔気質のRPGのような感じだね。

宇宙ステーションが完全に開かれた状態になる終盤には、あらゆる場所でミッションが発生するので、そこに辿り着く手段はプレーヤーに一任されている。外から行くか、エレベーターを使うか。それとも、宇宙ステーション内部を這って行くか。所要時間や危険度を基に決めることになるんだ。無重力での戦闘も当然盛り込まれている。浮遊するロボットもいるし、無重力でも移動できるエイリアンもいるので、宇宙空間では確実に彼らと遭遇することになるだろうね。

宇宙ステーション内には当然ながら悪意に満ちたロボットやエイリアンが闊歩しているが、僅かながら人間の生存者も存在する。

Raphael Colantonio
殆どの人間は死んでいるが、全滅したわけではないので、隠れて助けを求める生存者に出くわすこともあるだろうね。様々な人間が、色々な頼みごとをしてくるんだよ。

Ricardo Bare
そうした人々に遭遇した場合、助けるか妨害するか決めなければならない。中にはプレーヤーの邪魔をしてくる者もいるが、彼らをどう扱うかが、その後の展開に大きな影響を及ぼすことになるんだ。色々な人から色々な頼みごとをされるが、中には利害が衝突するものもある。一方を助けると、もう一方を怒らせることになってしまうんだよ。

『Prey』は、2017年にPS4、Xbox One、PCにて発売予定。

ソース: GameSpot

カテゴリ: ニュース タグ: Prey