2017年01月10日(火)21時46分

『GRAVITY DAZE 2』海外レビュー

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『GRAVITY DAZE 2 / 重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』の海外レビューです。

  • ジャンル: アクション
  • 機種: PS4
  • 開発: SCE Studios Japan
  • 販売: SIE
9.5/10 Destructoid
『GRAVITY DAZE 2』は、全てをコンプリートしたくなる類のゲームだ。無料キャンペーンの他にもDLCが予定されているなら、私は絶対にプレーするだろう。まだ見つけていない秘密や、タイム・トライアルがあるなら、必ず見つけてみせる。疫病神Vitaから解き放たれたこともあり、シリーズに相応しい評価がなされることを願っている。
9.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・美しいビジュアル
・素晴らしいボス戦
・楽しいミッション・バラエティ
・やること満載
悪い点:
・相変わらずKat最大の弱点である地上戦
・1作目の物語をおさらいする店舗の悪い序盤
・僅か30fps

『GRAVITY DAZE 2』は、私は続編に期待していた全てを叶えてくれた。スケールが増し、改善され、息を呑むほど美しく、決して停滞することがない。新たなパワーから都市、ゲームプレー要素まで、常に新鮮な何かが提示される。ようやく落ち着いたかと思うたびに、既に盛り沢山のところに新しい何かが追加され、私を喜ばせてくれるのだ。美しい世界、素晴らしいキャラクター、進化し続けるゲームプレーには何時間も釘付けにされた。1作目も大好きだったとはいえ、この続編ほど私を魅了することはなかった。

9.0/10 GameSpot
良い点:
・爽快な動き
・美麗な環境
・驚異的なボス戦
・常に飽きさせない物語
悪い点:
・狭い空間で厄介なカメラ
・幾つかの退屈なステルス・ミッション

大小様々な物語が詰め込まれた『GRAVITY DAZE 2』は、続編と同時に前日譚としての役割も果たしている。1作目にも良いところは沢山あったが、この続編は愛すべき要素が満載である。ステルス・ミッションは退屈だし、カメラに問題を抱えているのは残念ではあるものの、『GRAVITY DAZE 2』はそれ以外の部分では卓越しており、1作目が古風に見えてしまうほどだ。近年で最も優れた続編の一つであり、素晴らしい主人公に相応しいアドベンチャーである。

9.0/10 EGM
1作目はVitaの限界に挑戦していたが、遥かにパワフルなPS4に放たれたこの続編は、その世界観やキャラクターたちが生まれたコンセプト・デザインに相応しいスケールと中身を備えたゲームに仕上がっている。より多種多様なニッチ・タイトルを揃えたソニー作品の中でも、重力を操るKatこそクイーンである。
90/100 GamesBeat
1作目同様、『GRAVITY DAZE 2』は奇抜な世界とユニークな能力が際立つ、壮大なアドベンチャーだ。この続編ではやることが増えており、好感の持てるキャラクターたちによる印象的な旅路に仕上がっている。

1作目よりもボリュームが大幅に増しており、探索範囲やミッション数が盛り沢山。最近の典型的な大作コンソール・ゲームとは大きく感触の異なるゲームに仕上がっている。アクション映画というよりもコミックに近く、プレーヤーにヒーロー気分を存分に堪能させてくれる。PS4で最も目を見張る、楽しい独占ゲームの一つである。

4.5/5.0 USgamer
ビジュアル: 超一流!大作アニメのようだ
サウンド: 田中の映画的なスコアは素晴らしく、多種多様なテーマや楽曲がアクションを盛り上げてくれる
インターフェース: 非常に良く出来ている。複雑な仕組みを上手く説明してくれるし、メニュー操作も容易
ボリューム: 盛りだくさんのゲームだ。メインのストーリー・モードだけでなく、サイド・ミッションやチャレンジにも挑むつもりなら、30時間以上は忙しくなるだろう

『GRAVITY DAZE 2』は、目と耳、そして反射神経の保養になる。映画的なルックとスコアは素晴らしいし、ストーリーラインには最後まで魅了させられた。そこに中毒性のある楽しいミッション制アクションが加わることで、爽快極まりない傑作が誕生した。

改めて言っておくと、『GRAVITY DAZE 2』は1作目の後にプレーすべき作品であり、その1作目はPSNで容易に手に入る。だからこそ、1作目に興味の無かった人のために、本作の敷居を下げようという努力は無駄に終わるかもしれないと感じている。しかし、1月の発売という時点で、良くてカルト・ヒットに落ち着くことは火を見るより明らか。『GRAVITY DAZE 2』はソニー最大のゲームの一つであるべきなのだから、これは残念なことである。1作目にノレなかった人も試してみて欲しい。物語は単体で完結しているので分からなくなることはないし、より幅広い層にアピールするため、全体的により洗練された体験になっており、明らかに予算も増えているからだ。
おススメ Eurogamer
ソニーのスーパーヒーロー・シリーズは、PS4に移ってもそのスリル――と強情さ――を一切失っていない。
8.5/10 God is a Geek
良い点:
・広大で面白い
・ゴージャスなアート・スタイル
・盛り沢山
悪い点:
・違和感のあるカメラ・アングル
・鬱陶しいSyd

スタイリッシュな世界で重力を操るのは最高に楽しく、今回はボリュームも盛り沢山だ。

85/100 COGconnected
良い点:
・馬鹿みたいに美しいグラフィック
・変わらず素晴らしい飛行と戦闘
・ホットな新戦闘スタイル
悪い点:
・お使いクエストが多すぎる
・雑に感じられるプロット
・劣化したアップグレード・システム

細かな不満は多くあれど、とにかく楽しいゲームである。動き、戦闘、探索にまつわるメカニックは極めて良く出来ている。空を疾走するのは全く飽きないのだ。戦闘には緊迫感があり公平で、攻略法も多彩。物語とサイド・クエストは面白くないとはいえ、コスチュームを解除し、スキルをコンプリートするために舞い戻りたくてうずうずしている。1作目をプレーしなかった人も、『GRAVITY DAZE 2』は決して見逃すべきではないゲームである。

8.4/10 IGN
物語に幾つかの問題を抱えているものの、『GRAVITY DAZE 2』はその個性的な世界観と多彩なアクティビティで私を引き戻した。新たな重力能力とスタイルのお陰で戦闘はエキサイティングな仕上がりだし、練られたサイド・クエストとキャラクター同士のやり取りがKatの世界を掘り下げてくれる。40時間が経過しても止め時が見つからないし、全てのサイド・クエストをクリアするのが楽しみでしょうがない。
良い点:
・非常に上手く機能している重力操作
・大幅に面白くなった拡張された戦闘
・素晴らしいアート・デザイン
・最高の主人公Kat
悪い点:
・テンポが悪く面白く無い序盤
・かなり弱い物語と脇役たち
・ビジュアルのインパクトを削ぐ技術力の低いグラフィック

1作目に匹敵するチャーミングさだが、改善された戦闘と巧みな新重力能力によって、明らかにより優れたゲームに仕上がっている。

『GRAVITY DAZE 2』は、楽しかった前作をほぼあらゆる面で前進させている。Katの重力操作能力のお陰で、解放感満載の冒険に仕上がっている。戦闘は相変わらず少々退屈でストレスが溜まるものの、今回はその分量が減っている。ゴージャスなアート・スタイルとデザインが苦痛を和らげてくれるし、PS4にとって最高のアクション体験となっている。
7.5/10 Game Informer
コンセプト: 重力操作能力を駆使し、より広大かつ多彩になった環境を探索
グラフィック: サンパウロ、ロンドン、ニューヨーク北部といった現実のロケーションを模した濃密でゴージャスなロケーション
サウンド: オーケストラ、ドラム、サックスを織り交ぜた田中のスコアは、飛行感覚を見事に再現している
プレー性: Katのパワーの大半は操作性が良いが、カメラが戦闘の速度に追いついていない
エンターテイメント性: 広大な都市の探索は非常に楽しいが、ミッション・デザインは限定的で古臭く感じる
リプレー性: 低め

能力やミッションの種類が増えたとしても、『GRAVITY DAZE 2』の大半は能力や重力操作を活用していない。様々なロケーションを訪れるのは非常に楽しいが、より優れたミッションやイライラしないサイド・クエストがあれば、つかの間の楽しみから真の傑作に昇華されるのではという気持ちがどうしても拭えないのである。

良い点:
・世界デザイン
・美しいアート・スタイル
・旧パワーを補う新パワー
悪い点:
・1作目の新鮮さが失われている
・既存の欠点を改善していない
・個性の感じられないことのある広大な世界

『GRAVITY DAZE 2』はスケールもバラエティもアップしているが、ポテンシャルを最大限発揮する進化を遂げることはできていない。重力操作ギミックは、美しいアート・スタイルと主人公のKat、巧みな世界デザインと同様に本作でも大きな魅力となっているが、もっと改善できたのではという気持ちが拭えない。それでも優れたゲームではあるし、コンソール独占ゲームとしても一味違う何かを提供してくれるはずだ。

良い点:
・使うのが楽しい新重力スタイル
・楽しいご褒美がもらえる楽しいオンライン・イベント
・改善された重力スローは救いの神
・探索し甲斐のある広大な世界
悪い点:
・酷すぎる飛行/攻撃時のカメラ
・空中で暴れながらのステルス・ミッションは楽しくない
・意味のないサイド・ミッション
・単純で予定調和な物語

『GRAVITY DAZE 2』は、サイド・ミッションを加えても物語面ではかなり物足りない出来ではあるものの、改善された戦闘とユニークな探索のお陰で止め時の見つからないゲームとなっている。Katのジタバタがとにかく鬱陶しく邪魔になるし、ステルス・ミッションの出来も酷いのだが、それでも楽しまない方が難しいアドベンチャーなのである。また最初から全てを学び直す必要があるので、前作をプレーしている必要もない。1作目をプレーする機会をうかがっていた人は、『GRAVITY DAZE 2』から入るのが最適だろう。

『GRAVITY DAZE 2』はスケールアップした続編だが、必ずしも質が向上しているわけではない。バラエティは確実に増しているものの、コア・フィーチャーへの改善がなく、グラフィックも素晴らしいとは言い難いため、真の傑作には及んでいない。

それでも、私は本作をおススメしたい。不思議な魅力のある作品で、奇抜な作品を連発していたDreamcast時代のセガを彷彿とさせるところがあるのだ。

土台が駄作――本作は当てはまらない――であったとしても、少なくともサウンドトラックは評価に値するはずだ。レビューの締めには相応しくないかもしれないが、他に各場所がなかったのだからしょうがない。それくらい楽曲が素晴らしいのだ!

7.5/10 CGMagazine
前作の欠点の大半が持ち越されているとはいえ、『GRAVITY DAZE 2』は素晴らしい物語と美しいアート・スタイルを備えた、優れたゲームに仕上がっている。
7.5/10 Polygon
初見でのプレーにおいて、私は『GRAVITY DAZE 2』の眩い独創性に魅了され、クレジットを見終わった後でもプレーを止められずにいる。『GRAVITY DAZE 2』には欠点もある――カメラはプレーヤーの邪魔にしかならないことがあり、物理法則を積極的に放棄するゲームにおける真の問題となっている。しかし、本作は真っ逆さまに墜落することなく、両足でしっかりと着地を決めている――Katのように。
7.0/10 Push Square
『GRAVITY DAZE 2』の根本に大きな変化はないとはいえ、大量に氾濫する『Grand Theft Auto』や『Assassin’s Creed』のクローンとは違う、本作のような新鮮なオープンワールド・ゲームは実に珍しい。Katの移動メカニックは現在でも箱庭ジャンルの最高峰だし、愛らしいキャラクターたちのお陰で、時間を過ごすのが苦痛ではない世界に仕上がっている。相変わらず戦闘とミッション構造がシリーズ最大の弱点かもしれないが、賑やかなシナリオのお陰で、ボリューム満点の物語と豊富なサイド・クエストに最後まで付き合えるはずだ。決して万人が夢中になるゲームではないとはいえ、少なくとも既存ファンを喜ばせる続編に仕上がっている。
3.5/5.0 Hardcore Gamer
『GRAVITY DAZE 2』を要約するなら、「変わり映えしない」という単語が適切かもしれない。重力操作メカニックと発見の喜びだけでも十分に楽しい時間を過ごせるが、同時に首を傾げたくなる水増しや、やりがいのある中身の欠落したオブジェクティブなど、方向性を見失うリスクもはらんでいる。とはいえ、セルシェード・アニメーションと古典的なアニメ/漫画イラストの融合は目の保養になるし、雲の真っただ中から眼下の路地や島々に至るまで、ゲーム世界に新鮮な命を吹き込んでいる。最近の続編に見られるような大きな前進ではないかもしれないが、『GRAVITY DAZE 2』は変わらず楽しく、魅惑的な世界を生み出している。
3.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・風変わりで充実した物語
・極めて個性的
・相変わらず爽快な飛行
悪い点:
・着地を強いることが多すぎる面白味のないミッション・デザイン
・カメラと操作性は改善されているが、特に狭い空間に向いていない

『GRAVITY DAZE 2』がその強みを発揮した時は、空高く舞い上がる――退屈なミッション・デザインと扱い辛い操作性のせいで、あまり高く飛翔できずにいるのが残念である。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Gravity Daze 2