2017年01月22日(日)00時03分

『龍が如く0 誓いの場所』海外レビュー

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欧米でこの1月に発売された『龍が如く0 誓いの場所』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション
  • 機種:PS4
  • 開発:セガゲームス
  • 販売:セガゲームス
ユーモア、知的なノワール風スリラー物語、膨大なボリュームがありつつも、『龍が如く』の真の強みは、日本の街並みを見事に再現したディテールであり続けている。桐生が体力を回復するためにコンビニに立ち寄ると、私はホームシックに襲われた――あの国では、コンビニですらエキサイティングな買い物が楽しめるのだ。真島が通りを歩いていると、ネオン・サインを見た私は今すぐにでも日本に戻りたくなってしまう。ラーメン屋でラーメンを食べていてふと気付くと、航空会社のサイトでチケットを探している自分がいるのである。過去の『龍が如く』はどれも真の古典だし、『龍が如く0』もジャンル最高峰に肩を並べるJRPGとして好調を維持している。必携だ。
良い点:
・最高の物語とキャラクターたち
・圧倒されるボリューム
・相変わらず一流の格闘システム
悪い点:
・古臭く見える箇所のあるビジュアル

日本文化の不謹慎の驚くべきるつぼを、RPGとアクション要素の目が離せない相乗効果へと凝縮した『龍が如く0』は、シリーズの新参者にとって完璧な入門編に仕上がっている。『龍が如く0』は傑作であり、今年最初の必携ゲームであることに疑いの余地はない。

9.25/10 Game Informer
コンセプト: 膨大なサイド・コンテンツに取り組みつつ2人のヒーローを操って日本の犯罪社会を闊歩する、長寿シリーズの前日譚
グラフィック: 街とキャラクターの大半は綺麗な出来だが、たまに旧世代に取り残されているかのような顔やモデリングに出くわすことも
サウンド: 環境ノイズが賑やかな世界観を演出。日本語の音声は良い意味で芝居がかっており、キャッチ―なスコアがペースを維持
プレー性: 複数の格闘スタイルの習得には満足感がある。数々のミニゲームは多種多様なジャンルを網羅しているが、キャバクラの経営からクレーン・ゲームまで、操作性は優れている
エンターテイメント性: シリーズの長い歴史に怖気づくことなかれ。本作は、新規プレーヤーを本格的なシリーズ・ファンに変える取っ付き易い入門編だ
リプレー性: 高い

『龍が如く0』は凄まじいボリュームに挑んでおり、そのほぼ全てで成功していると言っても過言ではない。『龍が如く』シリーズは欧米でもカルト的人気を博しているが、メインストリームに割って入るには至っていない。もしこの世界に正義があるなら、それも変わるはずだ。

9.0/10 Destructoid
シリーズ最高の部分を全て盛り込み、短所は僅かに抑えることで、『極』がこっちで発売するまでじっくりとプレーできそうなゲームとなっている。
9.0/10 CGMagazine
お馴染みのゲームプレー要素に斬新なヒネリを加えた『龍が如く0』は、現実世界の没入感と人間主義的ストーリーテリング、最高峰のアクション・ゲームプレーを独自のやり方で融合させている。
90/100 GamingTrend
良い点:
・異なるプレー・スタイルを持つ、2人の面白いプレーアブル・キャラクター
・残酷で手応えのある打撃戦闘
・豊富なサイド・アクティビティとチャレンジ
・ビデオゲーム史上最も手の込んだ都市
悪い点:
・たまに苛立たしいマップ・システム
・最高のアート・スタイルも古臭いグラフィックを補えていない

『龍が如く0』は、新旧ファンが存分に楽しめる、最高のシリーズ入門編だ。物語はベタベタで芝居がかっていることもあるし、グラフィックは少々古臭いが、ほぼ完璧な打撃戦闘システムとアクティビティ満載の街など、箱庭犯罪ゲームを探している人は必ずプレーすべきである。

4.5/5.0 Hardcore Gamer
『龍が如く』のファンは『龍が如く0』を隅々まで堪能できるだろう。本作で初めて、桐生と真島が成り上がっていった過程を追体験できるのだ。それだけではなく、真島の全く異なる一面や、一年生やくざとして最も弱い立場にある桐生を目にすることもできる。とはいえ、シリーズの初心者にとっても最高の入門編となっている。確かに、過去作でもそれまでのあらすじを要約して伝えてくれていたが、実際に体験するのと、膨大な要約を読まされるのとでは全く違うのだ。それに、本作は前日譚なので、この世界のことを何も知らずとも、路頭に迷うようなことにはならないはずだ。『龍が如く0』をクリアした新規プレーヤーは、近いうちに『龍が如く 極』をプレーできるようになるし、その後は古くからのファンと一緒に他のシリーズ作品で頭がいっぱいになるだろう。
過去作と同じ欠点に蝕まれてはいるものの、『龍が如く0』はセガの本シリーズが特別な理由を見事に思い出させてくれる。
おススメ Eurogamer
激烈で、クレージーで、往々にして素晴らしい『龍が如く0』は、セガのカルト人気作の頂点だ。
8.5/10 God is a Geek
良い点:
・充実した格闘
・とにかく楽しいアクティビティ
・豊富な笑い
悪い点:
・うんざりしてくるランダム戦闘
・稀なテクスチャの不具合

シリーズのファンなら、間違いなくプレーすべきだろう。その見事なサイド・ミッションは日本文化の奇抜さを捉えており、充実した戦闘とリクリエーション・アクティビティが脇を固めている。

良い点:
・真に迫る舞台設定
・最高のストーリーテリング
・ボリューム満点
悪い点:
・ストレスが溜まることがある戦闘
・物足りないグラフィック

『龍が如く0』は、偶然アクション/格闘ゲームでもある、アニメのように感じられる。唯一の問題は、格闘部分が古臭く感じられることだが、環境オプションと複数の格闘スタイルが良いアクセントになっている。ちっぽけな空き地で大規模な争いが勃発する東京の怪しげな裏社会には、プレーヤーを没頭させる物語が潜んでいる。舞台となる街並みは真に迫っており、多種多様なレストランやバーが立ち並び、独自の報酬が待っているミニゲームもプレーできる。そこに、完全に独立した、驚くほど奥が深いシミュレーションを2つ――桐生の不動産運営と、真島のキャバクラ経営――加えれば、全てを見るには40時間以上を要するゲームの出来上がりだ。シリーズのファンはセガがローカライズに時間をかけてくれたことに感謝するはずだし、シリーズ入門を感がテイル新参者にとっても、素晴らしい前日譚となるはずだ。

8.5/10 IGN
『龍が如く0』はオープンワールド・シリーズの壮大な新作で、凄まじいボリュームと充実した犯罪物語が詰まっている。前日譚という性質上、シリーズの入り組んだバックストーリーとも無縁なので、過去数作よりもはるかに初心者に優しい。打撃戦闘は現代ゲームの基準と比べると少し遅れているものの、『龍が如く0』はそれでも外れより当たりが多く、壮大で大胆かつ熾烈な日本裏社会ツアーとなっている。
8.0/10 GameSpot
良い点:
・引き込まれる物語
・ぶっ飛んだユーモア・センス
・豊富な楽しいミニゲーム
・小規模だが中身の濃い、楽しいオープンワールド
悪い点:
・繰り返しになってくる戦闘
・ムラのある演出

暴力やセックス、そこそこのグラフィックが生理的に無理でもない限り、『龍が如く0』は是非チェックしてほしい。物語には驚かされるし、住民たちは笑わせてくれる。その野心的な規模は、オープンワールド・ゲームへの見方を変えるだろう。どこから見ても素晴らしいアドベンチャーであり、ムラがあっても最高の体験足りえるゲームの好例である。

良い点:
・演出、ペース配分、多彩な登場人物まで、素晴らしいストーリーテリング
・多種多様でかなり笑えるサイド・ミッション
悪い点:
・細かな改善が施されているにもかかわらず、相変わらず浅薄な戦闘
・気が散るローテクなビジュアル

やくざ叙事詩とシュールな日本風俗シミュを融合させ、『龍が如く』シリーズで最も楽しめる。

8.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・素晴らしい前日譚物語
・美しくアクティビティに満ち溢れた街
・中毒性のある戦闘
・最高のサウンドトラック
悪い点:
・一部の退屈なミッション
・時折安っぽく見えるカットシーン
・一部の出来の悪いテクスチャ

本編の邪魔をすることのない完璧な前日譚であり、1作目の邪魔をすることなく、ファンお気に入りのキャラクターたちの最高の場面を提供している。長年のファンにとっては埋める必要のなかった穴を埋めてくれる驚異的な前日譚であり、新参者にとっては『龍が如く』の世界に飛び込む最高の口実となるだろう。1作目のHDリメイクが年内にも欧米でリリースされることもあり、できるだけ早く参戦することをおススメする。

8.0/10 Push Square
現時点で、このIPお約束のフォーミュラは確実に色褪せつつあるが、結局のところ、『龍が如く0』のようなゲームは他に存在しないのだ。大人向けのテーマや暴力に、素晴らしく馬鹿なミニゲームと爆笑物のサイド・クエストを融合させ、極めて印象に残る体験に仕上がっている。最高のキャラクターたちが満載の魅惑的な物語を盛り上げており、日本製ゲームや日本文化に興味のある人は、必ずやこの前日譚をプレーすべきだろう。『龍が如く0』は神室町の顔役と恋に落ちる最高のきっかけであり、シリーズ最高傑作の一つである。
8.0/10 Polygon
アンチ・ヒーローの問題点は、やり尽されていることではなく、上手く行くことが極めて珍しいからだ。その面で『龍が如く0』は、大きな欠点を抱えているにもかかわらず、非常に貴重な存在だ。その歩みは力強く安定しており、避けて通りたい脇道をウロウロすることもない。だがより大切なのは、とにかくクールなことだ。不謹慎で壮大なのだが、ハートとソウルがある。重みを犠牲にすることなく、楽しさを維持している。1作目のリメイク『極』が年内に発売されることもあり、『龍が如く0』はこれまでシリーズの複雑さや濃密さにしり込みしてきた人間にとって、最高の入門編になるかもしれない。
4.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・2人の主人公になったお陰でスピーディになった物語運び
・より多彩になった戦闘
・シリアスと奇妙の絶妙なバランス
悪い点:
・過去作と比べると弱いミニゲーム
・見た目ほど深みや面白味のないビジネス運営

ミニゲームには少々失望したものの、これまでで最高の物語と戦闘のお陰で、奇妙でチャーミングな魅力は失われていない。

B/A+ Gaming Age
古臭いグラフィックと一部の雑なビジュアルを除けば、『龍が如く0』は間違いなくチェックする価値のあるゲームだ。しかし、相応しい最後に感じられ、現時点では通用しているが、2018年には通用しなくなっているだろう。正に絶妙のタイミングでやってきたゲームだが、最後にはこのシリーズには新たな方向性が必要なのではと感じ始めてきた。新キャラクターや全く新しい物語が順当なところだろうが、ひとまずは腰を据えてじっくりと本作を楽しもう。カラオケ・ミニゲームからストリート・ファイト、収集要素まで、『龍が如く0』は万人が満足できるゲームだ。本作は80年代のための80年代のゲームであり、そのように楽しむべきなのである。ポケットに60ドルがあり、何か新作をプレーしたいなら、是非とも『龍が如く0』を手に取ってほしい。
3.0/5.0 Twinfinite
良い点:
・最高の物語
・個性のある2人のプレーアブル・キャラクター
・没頭してしまうミニゲーム
・素晴らしい真島
悪い点:
・あまりオープンではないオープンワールド
・奇妙な場面が多すぎる
・君がチュートリアル好きであることを願う

完璧には程遠いものの、
はフランチャイズのファンなら絶対にプレーすべきゲームだ。手応えのある戦闘、狂ったユーモアに加え、一流の物語がある。それに、まだ比較的まともな頃の真島に出会うチャンスを逃す人などいないはずだ。まだ一度もシリーズをプレーしたことがないなら、最初は違和感を感じるかもしれないが、構わず進めていけば、間違いなく楽しめるはずだ。

5.0/10 EGM
『龍が如く0』は全てが始まった地点へと回帰しているが、面白さも控えめな舞台設定と物語では、より退屈な要素を補うには不十分である。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: 龍が如く0 誓いの場所