2017年03月30日(木)11時59分

『ペルソナ5』海外レビュー

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海外でこの3月に発売となった『ペルソナ5』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4/PS3
  • 開発:アトラス
  • 販売:アトラス
必携 Eurogamer
美しく、超カッコよく、大胆不敵な『ペルソナ5』は、間違いなく君の心を盗むだろう。
10/10 TheSixthAxis
良い点:
・上品でスタイリッシュ、真摯な題材
・見事に機能する新旧メカニック
・巧みなヒネリと最高のキャラクター描写に満ちたプロット
・創意工夫に富む、独創的なボス戦
悪い点:
・引き延ばしが目立つ会話

『ペルソナ5』にはすっかり心を奪われた。長寿シリーズの最高傑作がここに来て誕生するとは信じがたいことだったが、それが現実のものとなったのだ。会話は少々中弛みすると感じたものの、私は最初から最後まで魅了され続けたし、古臭いと思われていたメカニックを復活させつつも、巧みな改善を盛り込んでいる。決して見過ごすべきではない、2017年必携のRPGだ。

良い点:
・進化した素晴らしいターン制戦闘
・デザインが見事なダンジョン
・最上級のサウンドトラック
・最高のキャラクターたちと印象的な物語
・超スタイリッシュなインターフェース
悪い点:
・一部の解像度の低いアート

『ペルソナ5』は私がプレーしたゲームの中でも最高峰の一つで、私のオールタイム・ベスト『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』をあらゆる面で凌駕することに成功している。

10/10 Arcade Sushi
アトラスは過去10年間、この二ッチJRPGを欧米にも浸透させようと奮闘してきたが、『ペルソナ5』はこのシリーズをメインストリームへと押し上げるに値するゲームだ。シリーズのルーツに忠実であるというだけでなく、シリーズ入門にも最適な傑作である。100時間プレーしても十分な気がしない。最初にクレジットを見た時には、「ニューゲーム+には早すぎるかな?」と思ったものだ。『ペルソナ5』は特別な存在なので、JRPGファンは安心して欲しい。待った甲斐はあった。
10/10 RPG Site
本作ほど完成され、自信に満ち、進歩的で、とにかく楽しい現代JRPGはほぼ存在しないだろう。『ペルソナ5』は自らを知り尽くし、堂々とした態度を崩さない。その結果生まれたのは、監禁や社会的奴隷といった題材にもかかわらず、足枷から解き放たれたゲームなのだ。その自由によって、本作はこのシリーズやジャンルを決定付ける必携ゲームとなっている。
10/10 Push Square
『ペルソナ5』は現代日本製RPGのベンチマークだ。類を見ないほど、様式美、カリスマ性、そして洗練に満ちている。この5作目にして、シリーズのトレードマークであるダンジョン探索や社交は完成された。中毒性のある魅力的なゲームプレー、極めて愛らしいキャラクターたち、そして尽きることのないやりがいが一つとなり、凄まじくまとまりのある作品を生み出している。シリーズのファンであるかどうかは関係ない。全く隙のない傑作である。
5.0/5.0 USgamer
サウンド: 目黒将司作曲によるアシッド・ジャズ風のサウンドトラックは記憶に残る
インターフェース: 一部のゲームが全体でも成し遂げられないスタイリッシュさを、『ペルソナ5』はスタート画面だけで成し遂げている
ボリューム: 私の1周目はおよそ103時間だったが、まだ最大にしていないコープをはじめとする仕事が残されているので、いつかニューゲーム+をやることになるはず

シリーズで最も魅惑的な物語、典型に留まらない極めて好感度の高いキャラクターたちなど、『ペルソナ5』は反乱の狼煙を上げている。JRPGの基準に対してだけでなく、社会の抑圧的支配に対しても、心の怪盗団のように立ち上がるようプレーヤーを鼓舞するのである。細かな欠点はあるものの、『ペルソナ5』には長年のファンと新参者の心を盗むパワーがあるのだ。

5.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・説教臭さを感じさせることなく現実の社会問題に切り込んだ卓越した物語
・カスタマイズ性の高い戦闘
・忘れがたいサウンドトラック
・スタイリッシュ
悪い点:
・終盤の雑なペース配分
・異性愛のみ

本当に長く待たされたが、我慢強く待った甲斐は十分すぎるほどあった。心の怪盗団に、プレーヤーは喜んで心を差し出すはずだ。

5.0/5.0 Game Revolution
『ペルソナ』の新作を待ちわびるようになってから、8年以上が過ぎた。辛い日々だったが、ファンの望む最高の体験を生み出すのに、そのブランクが役立ったことは疑いの余地がない。それほど知名度の高くないJRPGシリーズがジャンルに新たな命を吹き込むことは珍しいが、それこそ『ペルソナ5』が成し遂げたことなのだ。

『ペルソナ5』はJRPGジャンルの頂点で、最高のゲームプレーを伴った美しい物語の、歴史上珍しいショウケースだ。見事な個性を備えたゲームであり、他のありとあらゆるシングルプレー・ゲームよりも大量のコンテンツを詰め込んでいる。

『ペルソナ5』はひっそりと姿を現したかもしれないが、その姿はJRPGの健在っぷりと自信たっぷりに見せ付けている。

9.7/10 IGN
『ペルソナ5』は100時間以上のゲームプレーを備えた、凄まじいボリュームのゴージャスなJRPGだ。シリーズ最大のボリュームと最高の物語によって、驚異的で印象に残る体験として突出しており、この10年で最も深みのあるJRPGの一つとなっている。広大なダンジョン・デザインと、スタイリッシュで作り込まれた世界は探索し甲斐があるし、3周してトロフィーをコンプリートした後ですら、異なる台詞を選んでみたり、楽しかったパズルを再訪するために、舞い戻りたい衝動に駆られてしまう。日本製RPGの新たな金字塔であり、文句なくシリーズ最高傑作だ。
97/100 GamesBeat
『ペルソナ4』は超えることがほぼ不可能に思えた実に美しいRPGだったが、『ペルソナ5』はシリーズの奇抜さを維持しつつ、意味ある改善を加えている。ダンジョン探索の楽しさは増しているし、戦闘時の選択肢も増えている。友達からの誘いのメールといった、細かな変更も嬉しい。

とにかく奥が深くゴージャスなRPGである。『ペルソナ3』や『ペルソナ4』を気に入ったなら、決してその勢いを失わずに史上最高のJRPG体験の一つを提供してくれる『ペルソナ5』に有頂天になるはずだ。

9.25/10 Game Informer
コンセプト: 悪魔と戦い、罪を告白させることで社会を浄化。ただ、成績を上げたり友達を作ることも忘れずに
グラフィック: 細部に凝っているわけではないが、ビジュアルは極めてスタイリッシュで魅力的。勝利画面とショップのメニューですら美しい
サウンド: 作曲家目黒将司による素晴らしいサウンドトラックは、脳裏に残る楽曲が満載
プレー性: 探索と戦闘の操作は分かり易く滑らか。メニュー・オプションを探さずに済むよう、戦闘コマンドが各ボタンに振り当てられている点が特に気に入った
エンターテイメント性: 練られた物語、エキサイティングな戦闘、奥の深い戦闘によって、シリーズで私の一番のお気に入りとなった。近年で最も優れたJRPGでもある
リプレー性: 控えめ

『ペルソナ5』の冒頭が重厚長大な小説を読み始める感覚に似ているとするなら、終盤は重厚長大小説の最後のページをめくるほろ苦さを感じさせる。しかし、満足感も凄まじいのだ。100時間をプレーして、大きな疑問には全て答えが出た。キャラクターたちを理解し、地理を知り尽くし、隅々まで旅路を楽しむことができた。プレーヤーは、プレーするほどに『ペルソナ5』の住民となる。このような没入感を備えたゲームはそれほど多くない。

9.0/10 GameSpot
良い点:
・過去作の長所を凝縮した、合理化されたターン制戦闘
・ゲームの現実世界とメタバースの充実した相互作用
・耳の保養になるサウンドトラック
・シリーズ最高のダンジョン
・魅力的で複雑なキャラクターたち
・素晴らしいローカライズ
悪い点:
・理不尽に感じる終盤のボス戦

『ペルソナ5』には複雑に繋がったゲームプレー・メカニックの数々があり、終盤のペース配分を除けば、アトラスはほぼ全ての要素で自らのビジョンを見事に具現化している。滑らかな戦闘、賑やかな世界、多くの印象的なキャラクターたちなど、どこを見ても驚嘆させられる。話し出せば止まらない類のゲームであり、他のプレーヤーの一日の過ごし方を覗いたり、勉強の手伝いを求めたりできる怪盗同盟についてはまだ言及すらしていない。リズミカルなアシッド・ジャズ風サウンドトラックは脳裏にこびり付いて離れないし、メニューの切り替えもスタイリッシュで見ているだけで楽しいほど。それこそ、『ペルソナ5』が素通りすべきではないゲームである証拠。ゲームプレーのアイデアや華麗な演出が詰め込まれており、隅々に至るまで染み渡る芸術性が本作をシリーズ屈指の傑作にしているのである。今後も末永く語り継がれるであろう、洗練されたスタイリッシュなRPGだ。

良い点:
・重い題材を驚くほど軽いタッチで扱った、極めて野心的なストーリーテリング
・印象的なキャラクターたち
・一流のアートワークとプレゼンテーション
悪い点:
・気が散る落ち着きのない動き
・相変わらず非常に普通な戦闘

日本製かどうかに関係なく、史上最高のRPGの一つであると同時に、史上最もスタイリッシュに語られるインタラクティブ物語の一つだ。

9.0/10 Polygon
私を含む多くの人間にこのシリーズを紹介した『ペルソナ4』からほぼ10年。それだけのブランク、そして『ペルソナ4』ファンの活気と情熱を考慮すると、『ペルソナ5』が結果的に期待を裏切る出来に落ち着くことも容易に想像できた。しかし、本作はシリーズを新たな高みへと昇華することに成功している。本作が取り組む魅惑的で濃密な題材の邪魔をする欠点も多少存在する。しかし、難局の真っただ中にあっても、『ペルソナ5』がその賑やかな個性を失うことはない。
9.0/10 Destructoid
『ペルソナ4』が好きではなかったなら、本作はベルベットルームに舞い戻る良い切っ掛けになるはずだ。『ペルソナ5』は、他の作品との差別化に成功しているだけでなく、フランチャイズ内でも突出している。JRPGの硬直した背骨は健在ではあるものの、内臓、皮膚、魂には、想像だにしなかったほどの個性が満ち溢れているのである。
9.0/10 EGM
『キャサリン』の影響がもう少し色濃かったらと願わずにはいられないとはいえ、『ペルソナ5』はシリーズ過去10年の集大成として、最高峰の日本製RPGに仕上がっている――唯一無二の見事なビジュアルも健在だ。
4.5/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・色褪せることのない最高の設定
・何故か楽しい退屈な作業
・美しい
・練られた戦闘システム
・ちゃんと奇妙
悪い点:
・多くの時間を要求する
・取っ付きにくい
・非常難しい箇所がある

『ペルソナ5』は近年で最も優れたJRPGの一つであり、個性、エンターテイメント性、そして奇抜さに満ち溢れている。見事な出来だ。

4.5/5.0 Hardcore Gamer
『ペルソナ5』は一世代に一本のゲームだ。極めて中毒性の高いゲームプレー・フォーミュラに、100時間を超えてもまだ渇望させる充実したストーリーラインを織り交ぜている。ランダム生成ダンジョンの廃止はアトラスが下した決断の中でも最も賢明と言えるもので、ただ色彩を変えただけではない、優雅なデザインのダンジョンを可能にしている。彼らはステルスすら魅力的にすることに成功しているし、ボタンのコマンドは少々敏感すぎることがあるとはいえ、戦闘の出入りはシームレスでスタイリッシュだ。そこに難易度を増していく手応えのあるパズル・メカニックが加わることで、近年で最も魅惑的なJRPGが生まれている。だが何よりも、『ペルソナ5』はゲームプレーよりも物語がメインのゲームなのだ。『ポケモン』的な「全てを捕まえたい」という魅力もあるが、それぞれの物語と人間関係がハイライトなのである。全てが完璧というわけではない――キャラクターたちの多くは『ペルソナ4』に似ているし、人間関係管理を面倒に感じることもある。最初から最後まで実に面白い体験に仕上がっているため、それらは大局的に見れば些細な欠点だろう。伝統的なJRPGフランチャイズが勢いを失う中、『ペルソナ5』は前作を凌駕するだけでなく、ジャンルの頂点に立つことに成功している。
最近はSwitchで過ごす時間が多く、ゲームが存在した1、2年の間はVitaが大好きだった人間として、本作にも携帯版があればと望むことが何度かあった。『P4G』をVitaでプレーした時の方が、社会生活要素がしっくり来ていたように感じられたのだ。

それでも、120時間のJRPGに対する最大の不満がそれなのだから大したものだ。『ペルソナ5』には感銘を受けたし、じっくりやり込む時間的余裕ができ次第、改めてプレーすることになるだろう。私はこの2週間ほどの間に120時間をプレーし、心底楽しむことができた。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: ペルソナ5