2017年04月05日(水)03時32分

『Yooka-Laylee』海外レビュー

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『Yooka-Laylee』の海外レビューです。

  • ジャンル:プラットフォーマー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Playtonic Games
  • 販売:Team17
9.0/10 CGMagazine
『Yooka-Laylee』は、Rare全盛期への歓喜の歌であり、数少ないライバル作品をはるかに凌駕した洗練されたプラットフォーマ―でもある。
83/100 COGconnected
良い点:
・楽しいゲームプレー・メカニック
・バカっぽくウィットに富んだ脚本
・広大で多彩な世界
・意味のある成長
・ボリューム満点!
悪い点:
・不安定なフレームレート
・イライラする幾つかの物理演算パズル
・稀なカメラ問題

『Yooka-Laylee』は風変わりでウィットに富んだ傑作3Dプラットフォーマーで、豊富なシークレットやパズルを備え、色鮮やかで広大な世界は近年で最もチャーミングなキャラクターたちで溢れている。長所が短所を凌駕しており、どの欠点も楽しさを削ぐほどではない。『Yooka-Laylee』には再び童心に返らされたし、古典的な3Dプラットフォーマーの居場所がまだ存在することを証明している。

良い点:
・楽しいプラットフォーミング
・楽しい物語
・楽しいローカル・マルチプレー
悪い点:
・現代的要素の欠如
・時折扱い辛くなるカメラ

『Yooka-Laylee』は新たな息吹を吹き込んでいる。Playtonic Gamesはプラットフォーミングを知り尽くしているのだ。極めて正確な反応が求められるし、現代的な要素がないため、若いゲーマーは嫌気が差すかもしれない。しかし、楽しい物語や練りに練られた世界を備えた、見かけによらず奥の深い収集ゲームを探しているなら、本作で事足りる。39.99ドルという価格なら、プラットフォーミングのファンに諸手を挙げておススメできる。

8.0/10 Game Informer
コンセプト: 『Banjo-Kazooie』や『スーパーマリオ64』のような3Dプラットフォーマー黄金期の現代風解釈
グラフィック: 明るくカラフルなビジュアルはこのジャンルに適しているだけでなく、目の保養にもなる
サウンド: ハイライトは陽気なサウンドトラックだが、懐かしい鳴き声にすぐイラつくことに
プレー性: ジャンプ、グラインド、アンロックした能力など、移動手段はシンプル
エンターテイメント性: 楽しい探索、エキサイティングな出会い、豊富な収集物など、古典ジャンルの現代版だ
リプレー性: 高め

カメラ問題や古臭いレベル・デザインは散見されるものの、爽快感や発見、充実感がそうした欠点をはるかに凌駕している。『Yooka-Laylee』のようなゲームをプレーするのは本当に久しぶりだ。このゲームは、本作の原点となった古典を懐かしむ人々向けのゲームであり、そういう意味では公約通りである。

8.0/10 Destructoid
『Banjo Threeie』は恐らく実現しないだろうが、『Yooka-Laylee』をプレーしてこの17年で初めてそれで良いのではと思うことができるようになった。Playtonicのデビュー作は粗削りだが、その根っこはプレーするほどにとろけるようなハートに満ち溢れている。粗削りな部分をどれほど許容できるかは、これまでどれほどのマスコット・プラットフォーマーを耐え抜いてきたかによるだろう。その許容値がかなり低い人もいるかもしれないが、私にとっては、Layleeの飛行高度くらい高いのだ。
8.0/10 NZGamer
全体的に見て、『Yooka-Laylee』は私の期待通りだ。陽気で楽しいプラットフォーミングであり、エキサイティングであると同時にイライラさせられもする。賑やかな色彩のキャラクターたちと世界観は最高の体験を盛り上げてくれるが、操作性の完成度がもう少し高ければ嬉しかった。特定のカメラ操作が現代の標準になったのにはそれなりの理由があるわけだし、懐かしさだけでは当時に退化する理由にはならないだろう。
過去へのオマージュである『Yooka-Laylee』は、開発陣の過去作品の要素を色濃く反映しており、欠点とは無縁ではないにもかかわらず、ファンが長年待ち望んできたゲームに仕上がっている。
良い点:
・極めて90年代っぽい世界観とアート
・多種多様な動きと能力
・ノンリニア進行とほぼ無限のシークレット
・最高の音楽
悪い点:
・カメラ、そしてある程度は移動システムも少し古臭すぎる
・酷い演技と酷いジョーク
・不安定なフレームレート
・イライラするチェックポイント

名前を除いて新たな『Banjo-Kazooie』になるという願いは完璧に叶えているものの、ノスタルジアへの依存は新たなファン獲得の妨げになるかもしれない。

7.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・郷愁を誘うサウンドトラック
・驚くほど大量のアンロックや探索
・楽しく手応えのあるゲームプレー部分
・伝統的3Dプラットフォーマーの見た目と感覚を見事に再現
・最高のユーモアとキャラクターたち
悪い点:
・一部の鬱陶しい理不尽なチャレンジ
・曖昧すぎる箇所がある
・不十分なチェックポイント

90年代末期風3Dプラットフォーマーを作る際の様々なハードルの中でも、Playtonicは最悪の事態は巧みに避けている。『Yooka-Laylee』は長らく忘れ去られてきたフォーミュラを見事に復活させており、ここには活力と情熱が詰まっている。しかし、ジャンルの進化を期待すべきではない。

7.0/10 IGN
『Yooka-Laylee』は、64ビット時代の3Dアクションへの楽しいオマージュに必要な要素を全て含んでいる。キャラクターはチャーミングで笑えるし、能力は多種多様で楽しく、5つの世界のうち4つは探索が実に楽しい。過去の大傑作のようなハートや洗練こそ欠落しているものの、一度は死んだと思われていたこのジャンルが、まだまだ健在だということを思い出させてくれる。
3.5/5.0 Hardcore Gamer
技術的な問題点もあるが、3Dプラットフォーマーの見ていて楽しい要素を『Yooka-Laylee』が見事に捉えていることに疑いの余地はないだろう。だが、見事なレベル・デザインや良い意味で最高にイライラさせられるパズルには、一番大切な時にプレーヤーの邪魔しかしない、手に負えない操作体系が付いてくるのだ。なんにせよ、このジャンルのベテランであろうと完全な新参者であろうと、チャーミングで多彩なキャラクターたちとタイミングを心得た脚本を存分に楽しむことができるはずだ。コミュニケーション不足のゲームプレーがプレーヤーを困惑させることも一度ではないとはいえ、楽しめる作品に仕上がっている。
68/100 PC Gamer
N64時代の3Dプラットフォーマーのリバイバルとして良く出来ているが、過去作の欠点と同時に新たな欠点も盛り込まれている。
良い点:
・古典的3Dプラットフォーマーを巧みに再現
・シークレット満載の練られた世界
・楽しい風刺やメタ・ジョーク
悪い点:
・言うことを聞かないカメラ
・少し敏感過ぎるキャラクター操作
・一部極めて不安定になるフレームレート

練られたカラフルな世界とバカっぽい楽しいキャラクターたちの喜びを思い起こさせることで、『Yooka-Laylee』は現代市場にも郷愁を誘う3Dプラットフォーミングの居場所があることを示している。残念ながら、停滞したジャンルを現代化しようとするPlaytonicの努力は、活気を鈍らせ楽しみを阻害する、顕著な技術的不具合が足枷となっている。

6.0/10 GameSpot
良い点:
・やりがいのある収集要素
・自分のペースでプレーできるノンリニア構造
悪い点:
・非協力的なカメラ
・分かりにくいレベル・デザイン
・古臭いゲームプレー

『Yooka-Laylee』の長所と短所は、全て過去に起因する。フォーミュラを現代化しようという試みにもかかわらず、ゲームプレー・スタイルは古臭いままで、手応えや興味は長続きしない。しかし、『Banjo-Kazooie』フォーミュラの忠実な再現を望んでいるなら、『Yooka-Laylee』は期待に沿うだろう――フォントから音楽、豊富な収集物まで、精神的後継作という冠に相応しい。

6.0/10 Push Square
カラフル、収集物、腐ったカメラ。『Yooka-Laylee』は骨の髄まで90年代プラットフォーマーだ。残念ながら、過去を楽観的に振り返るというより、このゲームは多くの過去作と同じ落とし穴にハマっている。粗削りでイライラすることも多く、苦痛に感じることすらあるのだ。だが、欠点が少なくないにもかかわらず、最も重要な、全てを収集し尽くしたいという衝動は極めて強力だ――たとえ苦痛に耐えながらであっても。
3.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・美しく魅惑的なオーディオ・ビジュアル・デザイン
・爽快なキャラクター操作
・3Dプラットフォーマーの素晴らしさを思い出させる
悪い点:
・常に邪魔をするカメラ
・チャレンジの多くが印象に残らないか、欠陥があるか、分かりにくい
・違和感のある『メトロイド』風の能力システム
・ユーザー・フレンドリーへの古臭いアプローチ

90年代末期のプラットフォーマーの本質を、現代化することなく再現した『Yooka-Laylee』は、気高い野心を抱いたゲームだが、ぎこちない欠陥だらけの出来栄えが足を引っ張っている。

『Yooka-Laylee』は、昔気質の古典を現代化しようという努力は一切していない。私に言わせればそれで何の問題もない。3Dプラットフォーマ―には、マップもチェックポイントもマーカーも私は必要ないのだ。N64時代の作品が大好きだったし、改めて大好きになる気満々である。それだけに、『Yooka-Laylee』が明らかに影響を受けている過去の傑作群の高みに達していないのが残念でならない。単独で見れば、プレーするのに何の支障もない良く出来たゲームではあるものの、『Banjo-Kazooie』のような陽気なキャラクターたちや、彼らを支える楽しいゲームプレーを約束されていたのだ。ポテンシャルはあったし、KickstarterとTeam-17の両方からの支援で資金面での不安も一切なかったはずだ。端的に言って、問題はゲーム・デベロッパーにとってノスタルジアというのは扱うのが非常に難しいということだ。それを踏まえた上で、Playtonicには努力を続けてもらいたいと思う。彼らには、真の傑作プラットフォーマーを生み出すポテンシャルと情熱があるのだから。
『Yooka-Laylee』は、90年代3Dプラットフォーマーの楽しいオマージュだ。残念ながらジャンルを進歩させることができておらず、過去に置き去りにすべきだった幾つかの苦痛まで復活させている。
5.5/10 Polygon
『Yooka-Laylee』はアップデートされたプラットフォーマーとしての体裁は保っているものの、一部のメカニックは過去に置き去りにすべきだった。今『Banjo Kazooie』ようなゲームが存在しないのにはそれなりの理由があったわけで、それは我々の知るRareが消滅してしまったからというだけでなく、当時のゲームプレー固有のアイデアが今では古くなってしまっているからだ。第四の壁を破壊する台詞、輝くキャラクター、濃密なグラフィックでも、土台となっている古臭い枠組みから『Yooka-Laylee』を救い出すことはできていない。
5.0/10 God is a Geek
良い点:
・カラフルなキャラクターたちとビジュアル
・楽しいプラットフォーミング
・楽しいユーモア
悪い点:
・指示がない
・成長を阻む収集
・一部はスキップ不可能な鬱陶しいスピーチ音
・クイズ・・・これはない

『Yooka-Laylee』は3Dプラットフォーマー新世代の幕を開けることもできたが、そのデザインは過去に囚われたままだ。

2.5/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・最高に楽しい原始的な探索
・多彩な世界
・爆笑物のキャラクターたち
悪い点:
・酷い出来の乗り物セクション
・さらに酷いボスたち
・理不尽なまでに見つけ辛いページ

『Yooka-Laylee』は懐かしい昔気質のアドベンチャーだが、あまりにレトロ過ぎるだろう。イライラするゲーム・メカニック、鬱陶しいボス戦、道しるべの完全な欠落など、先に進むめば進むほどイライラが募っていく。

出来れば、Playtonicには『Yooka-Laylee 2』では新旧の絶妙なバランスを見つけてもらいたい。マジックが失われたのではなく、新しい技が必要なだけなのは明白なのだから。

Playtonicによる『Banjo』へのトリビュートは、ムラのある扱いと若干の閃き不足に失望させられる、大人しい不敬なプラットフォーマーだ。
4.0/10 Video Gamer
良い点:
・様々な発射物やパワーで遊ぶのは少し楽しい
悪い点:
・気が散るほど堪えがたい台詞
・曖昧なパズルが多すぎる
・分かりにくいステージ・レイアウト

『Yooka-Laylee』は、曖昧なパズル、鬱陶しい台詞、分かりにくいステージなど、90年代末期にぴったりだ。N64から時代は進んだ。良い箇所も幾つかあるとはいえ、悲しいかな、本作は3Dプラットフォーマー復活の切っ掛けにはなりそうもない。

『Yooka-Laylee』は時代錯誤なゲームで、N64以降も地球は回転し続けたという事実を理解していないように見えるほど、過去の栄光に必死でしがみついている。本作には3Dプラットフォーマー形成期の欠点しかなく、このジャンルの傑作群が生き残ることができた要素を何一つ保持していない。

一言で言って、『Yooka-Laylee』は駄作だ。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Yooka-Laylee