2017年04月19日(水)03時30分

『Guardians of the Galaxy: The Telltale Series, Episode 1 - Tangled Up in Blue』海外レビュー

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『Guardians of the Galaxy: The Telltale Series, Episode 1 - Tangled Up in Blue』の海外レビューです。

  • ジャンル:アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/iOS/Android
  • 開発:Telltale Games
  • 販売:Telltale Games
8.5/10 IGN
最高の脚本、最高の声優陣、そして個性満載(を支えるキャッチ―な楽曲)の銀河など、『Guardians of the Galaxy』は間違いなく好調なスタートを切っている。高品質な台詞や決め絵のようなアクションを残りのエピソードでも継続できるなら、Telltaleのカタログの中でも上位に位置するシリーズになるはずだ。シリーズが始まった今、これからはプロットを進める過程で、環境やキャラクターたちに一息つく余裕を与えてあげてもらいたいと思う。
8.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・最高の戦闘の見せ場
・ガーディアンズの楽しい演出
・充実した導入部
・映画版の音楽志向を継続
悪い点:
・探索中の貧弱なアニメーション
・稀なフリーズ
・Telltaleゲームプレーという意味では新鮮味が皆無

Telltaleはコミックの伝承から独自の物語を生み出しつつ、大ヒットした映画の味を維持している。その両方へのオマージュが盛り沢山で、ノーウェアやクリーといった注目キャラクターを求めるファンは、十分すぎるほど満足できるだろう。 だが、本作はあくまでTelltaleのゲームなので、ファン以外を心変わりさせるような新メカニックなどは一切存在していない。

『Guardians of the Galaxy: The Telltale Series, Episode 1 - Tangled Up in Blue』は、この広大なユニバースへの最高の導入部となっている。Telltaleの最高傑作には及んでいないものの、目的は見事に果たしている。キャラクターたち、物語を紹介し、笑いを届けてくれる。Telltaleがまたしても最高のアドベンチャーに連れて行ってくれそうだ。
7.5/10 GameCrate
物語 7.0: 楽しい物語だが、子供向けカトゥーン風の雰囲気にはイライラさせられるかも
ゲームプレー 7.0: Telltaleはパズルのフォーミュラで多くの実験を試みており、概ね効果を上げている。残念ながら、そうした革新的なゲームプレー部分は、楽しさを阻害する堅苦しい操作性が足を引っ張っている
グラフィック 7.0: 次世代グラフィックへの飛躍を成功させており、キャラクター・モデルのディテールは過去作をはるかに凌駕している。それでも、山ほどのグラフィックのバグに嫌でも気づかざるを得なかった。現れては消えるを繰り返すオブジェクト、飛び回るモデル、同期していないアニメーション。磨き上げが不足している
オーディオ 9.0: サウンドトラックだけでも10点を付けたいくらいだが、声優の演技は、物語と同じように子供向けカトゥーンっぽさが足を引っ張っている。悪くはないが、映画版の俳優たちには程遠い

トーンが不発に終わっているせいで、『Guardians of the Galaxy』は記憶に残るシリーズにはなっていない。楽しいサウンドトラック、悪くないプロット、幾つかの優れたゲームプレー・アイデアのお陰で、『ガーディアンズ2』が公開されるか、『The Walking Dead』の次のエピソードがSteamでリリースされるまでの楽しい暇潰しとなっている。

7.25/10 Game Informer
コンセプト: Marvelのはみ出し者スペース・ヒーローたちを、個人的な悪魔が待ち受ける新たな銀河救出冒険に送り出す
グラフィック: 煌びやかで滑らかなアート・スタイルが悪ふざけSFトーンを演出
サウンド: 標準的なスコアに、ホール&オーツ、バズコックス、エレクトリック・ライト・オーケストラらの版権楽曲が箔をつけている
プレー性: 画面上の幾つかの短いアクション・シーン
エンターテイメント性: 強力な声優陣は映画版のキャラクターたちを彷彿とさせるが、ユーモアと戦闘にはパンチが欠けている
リプレー性: 控えめ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーというのは、常に雑な奇抜さを示してきた。普通ならまとまるはずがないほどぶっ飛んでいるのだが、だからこそ上手く行くのである。このエピソード1から判断するに、Telltale版『ガーディアンズ』にはリスクが欠けている。間違いなく楽しいキャラクターたちを無難に扱っているのだ。これだけで5エピソード持つのかどうか分からないが、この第一章はポテンシャルの片鱗を垣間見せてくれる。

7.0/10 GameSpot
良い点:
・引き込まれる映画風のペース配分
・個性豊かなキャラクターたち
・魅惑的な疑問を投げかけつつ、深刻な決断をお膳立て
悪い点:
・流れを阻害するゲーム的な要素
・確立されたキャラクター像に相反する一部の選択

本作はエピソード2に向けて、重要な対立関係をお膳立てし、銀河に関する深刻な疑問を提示している。これ以上ゲーム的な要素が増えると冷めてしまうだろうが、ガーディアンズのユニークな魅力を捉えたシリーズの充実した導入エピソードだ――それに、最高の音楽もある。

7.0/10 God is a Geek
良い点:
・より野心的なデザイン
・ボタン表示の巧妙な組み込み
・ロケット・ラクーン役のNolan North
悪い点:
・貧弱な表情
・終盤にフリーズ
・相変わらず目が今一つ
・あまりに平凡な物語

決して悪いゲームではないものの、私はエピソード形式のゲームに疲弊を感じ始めてきた。キャラクターたちの相性は良いし、良いアイデアも散見されるが、それ以外にハマる理由が見つからなかった。

7.0/10 PC Invasion
方向性が定まるのに少し時間がかかるし、3曲のサウンドトラックを引っ張り過ぎではあるものの、このエピソード1は興味深い方向性の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』単体物語を提供してくれる。何よりも、ジョークの塩梅が丁度良いのだ。
3.5/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・安価なシーズン・パス
・練られた台詞と物語の掴み
・強力な声優陣の演技
・Telltale史上最高のプレゼンテーション
悪い点:
・危機感があまりない
・一部の堅苦しいアニメーション

最初の映画版とコミックで知り尽しているキャラクターたちを、公開を控えた2作目の映画をあまり邪魔しない充実した物語に登場させることに対して、確かに私は懐疑的だった。

結局のところ、ここでガーディアンズの面々や重要なキャラクターが死ぬことはないわけだし、それがプレーヤーの下す決断の重みを軽くしてしまっている。例えば『The Walking Dead』では、マズい判断一つで仲間がゾンビの餌になってしまうが、本作では最悪の場合でも誰かが気分を害するだけなのだ(それも一時的に)。

とはいえ、このエピソード1はシャープな物語的掴みや楽しいアクション・シークエンス、気付くと没頭していた面白おかしい台詞を十分提供してくれているので、私の懐疑的な気持ちもすぐに消え失せた。終わる頃には、Telltaleが次のエピソードでガーディアンズの面々をどこに導くのか、とても楽しみになっていた。

6.5/10 Destructoid
『Guardians of the Galaxy: The Telltale Series』にどんな反応を示すかは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー全般をどれだけ見たいと思っているかという点にかかっているだろう。大ヒットした映画版と異なり、『Tangled Up in Blue』の話運びはつまずいており、プレーヤーがこのろくでなしの寄せ集め集団に一目惚れすることはないだろう。既に宇宙的悪ふざけを受け入れている人は、旅を共にする価値のある家族を見つけることができるはずだ。
6.0/10 Push Square
『Tangled Up in Blue』は、Telltaleの傑作群が持つ物語的な重みに欠けているし、短いプレー時間のせいで、ガーディアンの面々も2014年の映画版との差別化に失敗している。ただ、今後のエピソードでキャラクターたちが真価を発揮するという希望も――主にロケットに――見え隠れしているし、一部の回想やバックストーリーは面白くなりそうなストーリーラインの片鱗を見せているが、軽量版『ガーディアンズ』のように感じられ、不謹慎なユーモア、チャンバラ・アクション、ジェームズ・ガンのサプライズ・ヒットにはあったハートが欠けているのである。
6.0/10 CGMagazine
本作にTelltale疲れを癒すものは何一つないと同時に、いつもなら得意とするはずの脚本とビジュアル・スタイルでもつまずいている。
3.0/5.0 USgamer
ビジュアル: かなり綺麗!『Batman: The Telltale Series』よりも綺麗に見える箇所もあるくらいだが、Telltaleエンジンは色褪せつつある
サウンド: 古典ロックはクールだが、SpotifyかApple Musicで手軽に聞ける
インターフェース: 何一つ変わっちゃいない。私にどうしろと
ボリューム: 1時間半ほどでクリアしたら、他の選択肢を試す以外のリプレー性はない

『Guardians of the Galaxy: The Telltale Series』は、Telltaleのゲームだ。得意分野はいつも通り上手く行っているが、苦手分野はいつも通り失敗している。エピソード1はそれなりに面白い場面で幕を開けるものの、バットマンの方が出だしは強力だったし、いつものフォーミュラを上書きする興味深いメカニックがあった。

58/100 PC Gamer
『Guardians of the Galaxy: The Telltale Series』の物語は今後面白くなるかもしれないが、TelltaleのシンプルなQTEや堅苦しい会話シークエンスには不向きである。
5.0/10 DualShockers
彼らが大好きな古典ロックに例えるなら、『Guardians of the Galaxy: The Telltale Series』が許せる範囲(だが素晴らしくはない)のカバー曲から見事なオリジナル楽曲へと進化できるのかは、残りのエピソードで判明するだろう。
50/100 GamesBeat
もし優れた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』物語を2時間ほど体験したければ、私なら映画を見るだろう。『Tangled Up in Blue』は映画版のマジックを再現しようと懸命に努力しているし、笑える台詞や楽しいキャラクター同士のやり取りなどは良い線行っているのだが、最後まで模倣にしか感じられないのである。

ガーディアンズを無視してゲームとして見た場合でも、あまりエキサイティングではない。古臭いQTEとパズルとは言い難い何かで構成された、インタラクティブなビジュアル・ノベルに過ぎないのだ。選択が続き、その選択がもたらす結果が楽しさを(恐らく)生み出すものだ。

だがエピソード1では、それは僅かしか味わうことができない。今後のエピソードで話が進んだ暁には自分の決断のインパクトを理解できるのかもしれないが、この第一章が放つ光は、映画版の眩しさの前でくすんで見える。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Guardians of the Galaxy: The Telltale Series