2017年05月10日(水)04時02分

『Syberia 3』海外レビュー

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『Syberia 3』の海外レビューです。

  • ジャンル:アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Microids
  • 販売:Microids
3.0/5.0 Hardcore Gamer
『Syberia 3』のようなゲームの居場所がなくなることはない。2000年代中期の作品の伝統が全て上手く現代化されているわけではないものの、微妙にスチームパンクなこのユニバースにおけるKate Walker三度目の冒険は、幾つかの技術的不具合や平均以下の演技にもかかわらず、そのゲームプレーは十分プレーする価値がある。開発チームは過去作のフォーミュラに大胆な変更を加える意図がなかったかもしれないし、その操作性が明らかに不愉快な古臭さを示している箇所もあるが、美的センスの魅力やパズルのデザインのお陰で、俗に望まれない続編とされるゲームとは一線を画している。需要こそ少ないかもしれないが、冒険自体――14年間待ち続けた人もいる冒険――は、控えめではあるものの、満足のいく出来だ。
良い点:
・コンソールでは珍しいポイント&クリック・アドベンチャー
・時折チャーミングな物語
悪い点:
・山ほどの技術的不具合
・磨き上げが足りていない
・字幕にすら明確な間違いがある

もしこれが最後の『Syberia』だとするなら、それがベストなのかもしれない。純粋なポイント&クリック・ゲームがどんどん希少化して久しい昨今、本作がジャンルへの自信を取り戻すことはない。腹立たしい技術的不具合、荒唐無稽な悪役、手抜き字幕まで、『Syberia 3』は39.99ドルという価格では到底おススメできない。Kateの物語をどうしても完結させたいのなら、値下げを待つべきだろう。それか、『King’s Quest』のような出来の良いアドベンチャー・ゲームをプレーしよう。

5.0/10 Game Informer
コンセプト: パズルを解きながら流浪の民と旅を共にする
グラフィック: フル3Dの環境が世界に命を吹き込んでいるが、これといって現代的には見えない
サウンド: 東欧風の謎めいた雰囲気のあるサウンドトラックは世界観にマッチしている
プレー性: 操作性は扱い辛くて正確性に欠いており、バグが足を引っ張っている
エンターテイメント性: 幾つかの見せ場を除けば、興味を惹かれない単純な物語にイライラさせられる
リプレー性: 低い

『Syberia』シリーズは時代の産物であり、『Syberia 3』はいかなる興奮も復活させていない。バグ、ガッカリなストーリーライン、ベタなキャラクターたち、楽しさよりストレスに満ちたパズルに蝕まれている。この復活作はシリーズを貶めており、リバイバルというよりも未完成の古臭いアドベンチャー・ゲームに感じられる。

5.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・不気味で魅惑的なアート・スタイル
・インタラクティブ性が増したパズル
悪い点:
・パフォーマンスに深刻な問題を抱えている
・ムラのあるペース配分で遅々として進まないプロット
・失笑物の台詞と演技
・退屈な行ったり来たりの乱用

欠点だらけで時代遅れな『Syberia 3』は、この人気シリーズの結末を待ち続けてきた熱心なファンにのみアピールするだろう。それ以外の人間にとっては、2017年には極めて場違いに感じられる奇妙で不可解な遺物となるはずだ。

4.0/10 GameSpot
良い点:
・美しいオーケストラ・サウンドトラック
・雰囲気のある東欧設定
悪い点:
・薄っぺらな演技と耳障りな会話の流れ
・酷いリップシンクと固いアニメーション
・ゲームプレーを阻害する技術的不具合
・出来の悪い移動メカニック
・プレーヤーの創意工夫ではなく、適当に配置されたアイテムの発見に依存した一部のパズル

『Syberia 3』の楽しさや可能性の片鱗は、まとまりのない、ガッカリな旅路の中に散見される。キャラクターたち、彼らのやり取り、喋り方、その存在意義そのものすら、何の意義もインパクトもないパズル・アドベンチャーの中に放り込まれているのだ。『Syberia』の帰還にこんな仕打ちをするくらいなら、過去に眠らせておくべきだった。

4.0/10 Push Square
このゲームは10年以上前に発売されるべきだったように感じられるし、それでも発売できる状態ではなかっただろう。入り組んだメカニカル・パズル、魅惑的な世界、手堅いサウンドトラックも、『Syberia 3』を失望から救い出すことはできない。貧弱な脚本とさらに酷い声優の演技のせいで、退屈な物語をプレーするのが苦痛になっている。深刻な技術的問題、多すぎるお使いクエストなど、このシリーズは前回で最後にすべきだった。
40/100 GamingTrend
良い点:
・綺麗で美しい背景
・外れより当たりの多い音楽
・幾つかの優れたパズル
悪い点:
・マウスとコントローラーが不可欠な破たんした操作性
・もはや苦痛なストーリーライン
・信じられないほど酷いリップ・シンク
・堅苦しいカメラ・ワーク
・バグが多すぎる

『Syberia』は、素晴らしいパズルとユニークなストーリーテリングを軸としたシリーズだ。『Syberia 3』はそれら全てを新世代に届ける機会だったはずだが、残念ながら、ピクセル・ハントの過去に囚われたままであり、バグ、反応の悪い操作性、面白味のないストーリーライン、そして首を傾げたくなる演技に満ちている。私も『Syberia 3』を楽しみたかったのだが、あまりに多くの問題がこのシリーズを凍り付いた雪の中に置き去りにしている。

40/100 COGconnected
良い点:
・細部に凝った環境
・独創的なパズル
・興味深い世界
悪い点:
・古臭いゲーム・デザイン
・レスポンスの悪い操作性
・バグの数々

『Syberia 3』は未完成に感じられる。バグが多く、あらゆる面で粗削りだ。素晴らしい世界観の構築にもかかわらず、気が散る要素が多すぎて没入できないのである。もっとプレーしたいのに、現状のままではどうしても最後までプレーする気にならず、非常に失望させられた。このジャンルやシリーズの熱心なファン以外には全くおススメできない。とはいえ、目は離さないでおこう。どこかに素晴らしいゲームが眠っているので、パッチの配信と値下げさえあれば、買う価値はあるだろう。ただ、雪のダチョウには注意すること。足をもぎ取られるぞ!

『Syberia 3』は、開発陣が作る義務を感じたから作られたゲームのように感じられる。それなりに見せ場はあるし、ファンとしてはきちんとした結末に到達したことは嬉しいものの、本作がどんなプレーヤーにアピールするのか理解できずにいる。シリーズのファンの間でさえ、この13年間で好みが変化してきたので、このゲームがもう一度Kateと旅を共にするようプレーヤーを説得できているとは到底思えない。
3.0/10 Gameplanet
良い点:
・練られたパズル
・フランス人声優による素晴らしい演技
悪い点:
・出来の悪いローカライズ
・素人のような声優の演技
・古臭いグラフィック
・奇妙な操作、インタラクト・メカニック、動き
・まとまりがなく退屈な物語
・凡庸なキャラクターたち
・過去作の芸術性は微塵もない

『Syberia 3』は端的に言って駄作だ。醜く、バグが多く、腹立たしく、無礼。世に出るべきではなかった。

30/100 PC Gamer
幾つかのパズルが良く出来ているからといって、酷いアドベンチャー・ゲームを救うことはできない。
良い点:
・魅力的な舞台設定と劇的なカットシーン
・幾つかの楽しいパズル
・Kate役で帰ってきたSharon Mann
・美しい楽曲が収められたサウンドトラック
悪い点:
・分かりにくく面白く無いストーリーライン
・ヒントが馬鹿げているクエストやパズル
・出来の悪いゲーム・メカニックと雑な操作性
・行ったり来たりが多すぎて苦痛
・数が少なく印象に残らないキャラクターたち
・奇妙な台詞
・色褪せた古臭いグラフィックとロボットのようなキャラクター・アニメーション
・酷いリップ・シンクと耳障りな環境効果
・不必要なクリフハンガー

不運なYoukolsを救うKate Walkerの最新アドベンチャーは様々な箇所で見誤っており、とてつもなく失望させられる出来となっている。

『Syberia 3』は7年間も開発地獄にハマっていたが、完成した製品は一ミリも楽しくない技術的な惨劇であり、あと20年は開発期間が必要だったかのようなプレー具合である。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Syberia 3