2017年05月20日(土)16時45分

『Injustice 2』海外レビュー

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『Injustice 2』の海外レビューです。

  • ジャンル:格闘
  • 機種:PS4/Xbox One/iOS/Android
  • 開発:NetherRealm Studios
  • 販売:Warner Bros. Interactive Entertainment
9.0/10 Game Informer
コンセプト: 強化された格闘、アクション満載だが馬鹿げた物語、収集要素を提供する続編
グラフィック: 大物同士の激突で破壊される周辺環境など、ディテールに手抜きはない。唯一気になるのは、スーパーマンの新コスチュームはいったい何?
サウンド: 格闘中のキャラクター同士のやり取りのボリュームは凄まじい。自分自身と戦う場合や、宿敵には特別な台詞も幾つか用意されている
プレー性: スピードと回避動作を強化したことで、より滑らかでダイナミックな格闘体験を生み出している
エンターテイメント性: 格闘、物語、収集という3つの重要なエリアが強烈な奥の深いゲーム
リプレー性: 高い

『Injustice 2』は巨大なゲームで、ボリュームたっぷりのストーリー・キャンペーン、最高の格闘体験、そして終わりなき戦利品を提供してくれる。格闘部分に僅かな調整が施されたお陰で流れがよりダイナミックになっており、マルチプレー・マッチにおいてはそれが上手く作用している。オンラインではたまにラグに遭遇したりもしたが、大抵は滑らかにプレーすることができた。格闘ジャンルの対戦要素が好きではない人でも、楽しいスーパーヒーロー物語のためだけでもプレーすべきゲームだろう。ブレイニアックは手強い相手だが、一番簡単な難易度なら誰でも余裕で倒せるはずだ。

DCのシネマチック・ユニバースが酷い映画を次々と出し続ける一方で、『Injustice 2』はDCヒーローのパワフルさ、多彩さを実感する最良の手段となるだろう。

9.0/10 GameSpot
良い点:
・複雑さを犠牲にすることなく取っ付き易さを実現した格闘
・驚くほど魅惑的な対決にプレーヤーを引き込む驚異的なストーリー・モードのムービー
・多種多様なキャラクターたちと装備品が実験を促す
・カジュアル層とコア層の両方がやり込める
・変化し続けるマルチバースがもたらす途切れない新たなチャレンジやリワード
悪い点:
・分かりにくい貨幣システムのせいで装備品の管理が必要以上に複雑に

AIバトル、オンラインとローカルの対戦マッチ、多彩で変化し続けるマルチバース、素晴らしいストーリー・モードなど、『Injustice 2』は単調さを感じさせることなく、様々なキャラクターで腕試しができる無数の手段を提供してくれる。この豊富なバラエティは、装備品によってさらに強化されている。アイテム管理と連結した貨幣システムは必要以上に複雑だが、カスタマイズ性や装備品の自己表現が補っている。キャラクター数は25を超えるため、次のキャラクターの成長を見守りつつ、腕前を磨くことができるのだ。NetherRealmは、新参者からプロまでが楽しめる、純粋な対戦だけではない格闘ゲームを作り上げた。あらゆる格闘ゲームが目指すべきクオリティだが、本作の登場までは無理に見えた高みに到達している。

良い点:
・手堅く楽しめる物語
・素晴らしいビジュアルとプレゼンテーション
・豊富なアイテム
悪い点:
・決して使わないであろうアイテム
・クラッシュ・システムに頼りがちなAI

『Injustice 2』のシングルプレー・キャンペーンは、格闘ゲーム史上最高傑作かもしれない。NetherRealmの格闘ゲームは正に絶好調。新ブロッキング・メカニックが環境ダメージのバランスを整えているし、アイテム・システムは唯一無二だ。どんなゲームでも少額課金はデリケートな問題だが、衣装アイテムに限定されているお陰で、課金しなくても隅々まで堪能することが可能だ。格闘ゲームとDCファンは、一刻も早く本作をコレクションに加えるべきである。

良い点:
・取っ付き易い多層的な格闘システム
・多彩なキャラクターたち
・素晴らしいストーリー・キャンペーン
・寿命を延ばすマルチバース・モード
・素晴らしいグラフィック
悪い点:
・アイテム収集作業以外にギア・システムの付加価値が殆どない
・かなり無理があるプロットと脚本
・たまにパチモンに見えるアート・デザイン

極めて敷居が低くテクニカルなマルチプレー格闘ゲームであることに加え、格闘ゲーム史上最高のシングルプレー体験だろう。

9.0/10 Video Gamer
良い点:
・充実したレスポンスの良い格闘
・ボリューム満点のシングル/マルチプレー・モード
・超ゴージャス
悪い点:
・正直やりすぎに感じる少額課金とアイテム・システム

スピーディで充実した格闘と、格闘ゲーム史上最も野心的なシングルプレーなど、『Injustice 2』は最高のゲームで、ディテールへの注力とカヴィル風の美しさが更なる高みへと導いている。

9.0/10 Shacknews
良い点:
・直観的なメカニック
・コミックのユニバース豊かな物語
・終わりなきマルチバース・モード
・クールな発想を盛り込んだギルド・システム
・RPG要素を格闘ゲームに持ち込んだ奥の深いギア・システム
悪い点:
・時間のかかるレベル上げ

『Injustice 2』は、あらゆる面で『Gods Among Us』からの進化に感じられる。はるかに深みが増しており、前作の素晴らしい物語を継続し、リプレー性も大幅に増している。豊富なキャラクターたちにはそれぞれ特徴があるが、とにかく楽しい格闘システムはとても取っ付き易い。NetherRealmはDCユニバースの素晴らしさを理解しており、これ以上ないラブレターに仕上がっている。

9.0/10 Polygon
『Injustice 2』でNetherRealmは、再び自己記録を更新した。格闘ゲーム史上、最も洗練され、練りに練り込まれたストーリー・モードである。スワンプ・シング、スーパーガール、そして血を吐く猫を従えたレッド・ランタンのアトロシタスなど、新たに追加された十数人のプレーアブル・キャラクターも面白い連中ばかり。熱心なDCユニバースのファンでなくとも、必ずお気に入りのキャラクターが見つかるはずだ。
9.0/10 IGN
『Injustice 2』の格闘は、あらゆる面で『Gods Among Us』から改善されている。特に、動きの速度やメーター・バーンの新たな方法の追加といったファンの懸念に応えている。物語は盛り上がりに欠け、不必要にダークであるにもかかわらず、ビジュアル的にはDCの面々は輝いている。ハイライトでもあるマルチバース・モードを筆頭に、シングルプレー・コンテンツは他の追随を許さないボリュームだし、やり込み甲斐があることを考えると、他の人間、もしくは巨大な念力ゴリラに挑戦せずとも、軽く何時間もプレーし続けてしまうはずだ。
90/100 GamingTrend
良い点:
・滑らかな格闘と多彩なロースター
・ストーリー・モードと格闘の組み込み方はこのジャンルの偉業
・色々試すのが楽しいキャラクター・カスタマイズ
・上出来のオンライン・サーバー
悪い点:
・バランスに少し問題を抱えている
・プライバシー・オプションが少ないオンライン
・イライラするかもしれない少額課金とアイテム・ドロップ

『Injustice 2』は、最高の追加ファイターと、全ての戦いに重みをもたせる物語によって、前作を進化させている。

4.5/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・DCキャラクターを見事に活用
・最高の格闘ゲーム
・深みがある
・最高の環境
・シングルプレーの物語
悪い点:
・ジョーカーがジャレッド・レト版
・顔の再現度が知名度に比例

『Injustice 2』は素晴らしい格闘ゲームであると同時に、DC版権を見事に活用している。Xbox OneであれPS4であれ、これ以上の格闘ゲームは見つからないはずだ。

4.5/5.0 Twinfinite
良い点:
・ダークで引き込まれる楽しい物語
・手堅い初期ロースター
・バランスを壊すことなく見事に機能するカスタマイズ
・シームレスにフィットしたRPG要素
悪い点:
・バランスに多少問題を抱えている
・稀な入力の不具合

『Injustice 2』は極めて充実したパッケージだ。NetherRealmはこれまでも大量のコンテンツを詰め込んできたが、本作も例外ではない。引き締まったバランス、装備システムがもたらす自由、手堅い物語など、ただパワフルな連中の顔面を殴るだけではない、楽しい格闘ゲームに仕上がっている。開発陣が過去作で学んできたことを全て集約し、それぞれに独自性を持たせたユニークな体験である。『Injustice 2』は決して残虐性控えめの『Mortal Kombat』クローンではなく、彼らにとっての最高傑作であり、将来にどのような影響を及ぼすのかとても楽しみである。

グラフィック 4.0: 顔のアニメーションは欠点だらけだが、グラフィック的には前作から大きく進化している
操作性 4.5: 優れた格闘ゲームに必要なのは、簡単なコンボ、2つのボタンで発動できるスーパー・ムーブ、滑らかなスティックだけ
音楽/効果音/ボイスアクト 5.0: 声優の演技は一流で、真の映画的体験を提供してくれる。それに、ケビン・コンロイがバットマン、元祖恐怖師匠ロバート・イングランドがスケアクロウを演じているのだからその分も加点だ
バリュー 4.5: デイリー・チャレンジ、マルチプレー要素など、ストーリー・モードを終えた後も末永く楽しめる

DCファンで『Injustice』ストーリーラインの続きが見たいなら、本作を起動して頭をカチ割らない理由は何もない。それに、スワンプ・シングやブルー・ビートルといった変化球だけで元は取れる!

4.5/5.0 USgamer
ビジュアル: 実に美しい格闘ゲームだ。特定のアート・スタイルの好みは分かれるかもしれないが、でなければビジュアルは完璧だ
ボリューム: アイテム稼ぎやマルチバース・モードのお陰で、末永くプレーすることになるだろう

一作目は非常に良く出来た格闘ゲームだったが、この続編はそれをはるかに凌駕している。NetherRealm Studiosは、DCユニバースや格闘ゲームのファンに対するラブレターを作り上げている。最高のロースター、豊富なカスタマイズ性、充実したゲームプレー・モードを、取っ付き易い格闘システムが支えている。ストーリー・モードだけでも目にする価値がある。完成されたパッケージとして、『Injustice 2』は格闘ゲームの新たな基準となるだろう。

8.75/10 GameCrate
シングルプレー 10: 素晴らしい物語、豊富な面白いモード、進化し続けるマルチバース・チャレンジなど、シングルプレーは格闘ゲーム史上最高峰だ
マルチプレー 7.0: 素晴らしいマルチプレー体験を望むなら、本作以上の選択肢が他に存在するが、それでも友達との対戦は楽しめるだろう
プレゼンテーション 9.0: 格闘ゲーム史上最高峰のグラフィック、サウンド、アニメーション
リプレー性 9.0: 装備品のための作業を厭わないタイプのゲーマーなら、何年もプレーし続けることになるだろう

マルチプレー部分は物足りないものの、たとえDCのコミックを一度も読んだことがない人ですらチェックする価値のある、極めて強力な格闘ゲームに仕上がっている。

8.5/10 God is a Geek
良い点:
・素晴らしいストーリー・モードとオンライン
・最高の新キャラクターたち
悪い点:
・結構な数の前作のキャラクターが欠場している
・S.T.A.R. Labsの変なミニゲームがない

スピーディで激しく楽しい『Injustice 2』は、格闘ゲームに求めるものを全て兼ね備えている。

『Injustice 2』は強力な格闘ゲームで、極めて達成感のあるボリューム満点のシングルプレーは、後付けというよりむしろメインのように感じられるし、練られた新キャラクターを大量に追加することで、規模もグレードアップしている。確かに不気味の谷を感じることもあるし、アイテム・ボックスやDLCプランには今一つノレないものの、ロンチ時の状態でも最高に楽しいことは否定できないだろう。
4.0/5.0 Hardcore Gamer
『Injustice 2』は、ほぼ理想通りの続編だ。ボリュームも内容もグレードアップしており、典型的な格闘ゲームのロンチ時を超えるコンテンツを収録している。マルチバース、オンライン・マルチプレー、ローカル対戦マッチを通して28のキャラクター全てをマスターするのは、大変な労力を要するだろう。更に、無限のカスタマイズ性を備えたギア・システムもあるのだ。とはいえ、やはり完璧な続編というわけではない。物語は中弛みするし、NetherRealmは相変わらず素晴らしい序盤と終盤の邪魔をしない、分かり易い戦いを提示できずにいる。加えて、Gearシステムは少額課金を導入するためだけに実装されたのではという感覚が拭えないのだ。それでも、『Injustice 2』はロンチ時の格闘ゲームが備えるべきコンテンツや深みの新たなハードルを設定している。強力なロースター、豊富なコンテンツ、初心者からベテランまでが楽しめる格闘システムなど、『Injustice 2』は期待に応えてくれるヒーローだ。
多彩なキャラクターたちをフィーチャーした『Injustice 2』は、格闘ゲームファンとコミック・ファンの両方に倒しい時間を提供してくれる。フィーチャーの数々はジャンル最高峰だし、物語が終わりを迎えた後でもプレーし続ける理由はたっぷりある。
おススメ Eurogamer
NetherRealmの最新作はコンテンツが全て揃っている。
3.0/5.0 Game Revolution
私は今、無人島で孤独を感じている。『Mortal Kombat』や『Mortal Kombat X』を絶賛してきただけに、『Injustice 2』も楽しめるだろうと期待していたのだ。

勿論、NetherRealm Studiosの面々が才能豊かな集団であることに疑いの余地はない。これまで以上の深みと熟練を感じさせる見事な核を作り上げているし、ライティングと顔のアニメーションはこのジャンルの新たな基準となるはずだ。

だがそうした美味しい果実も、雑で分かりにくいストーリーテリングや格闘ゲームの理想とは正反対のギア・システムによって腐敗している。そのせいで、前作にとってだけでなく、通常我々がNetherRealmに期待するクオリティにとっても後退と言わざるを得ない。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Injustice 2