2017年06月06日(火)01時43分

『鉄拳7』海外レビュー

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【追記 - 6月6日01:43】COGconnected、CGMagazine、Eurogamer、GameCrate、Gaming Age、Hardcore Gamer、IGN、Playstation Universeのレビューを追加

『鉄拳7』の海外レビューです。

  • ジャンル:格闘
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:バンダイナムコゲームス
  • 販売:バンダイナムコゲームス
A/A+ Gaming Age
根本的に、『鉄拳7』は究極の『鉄拳』体験だ。過去作にトリビュートを捧げつつ、ハードコアな『鉄拳』ファンを念頭に作られている。一旦ユニークな格闘システムに慣れてしまえば、新参者も大いに気に入るはずだ。
同じくらい丁寧に作られた『Soul Calibur』の新作が欲しくなってしまう点を除けば、気に入らなかった部分はあまり多くない。『鉄拳7』は文句なくおススメだ。
9.5/10 IGN
『鉄拳7』は真の傑作で、情熱があふれ出す格闘ゲームである。初心者にも取っ付き易く、テクニカルな伝統も守り抜いている。サウンドトラックはエレクトロニックのご馳走だし、物語も時折少々ベタに感じることもあるとはいえ、深刻になり過ぎないお陰で柔軟なキャラクター・カスタマイズを可能にしている。ディテールへのこだわりはすさまじく、2017年で一番のお気に入り格闘ゲームとなった。
4.5/5.0 Hardcore Gamer
『鉄拳7』は、ファンの期待に100%応える格闘体験だ。火の玉やフェイタリティを投げ捨てて、後回しにされていたフランチャイズに舞い戻りたくさせるゲームである。『Virtua Fighter』や『Soul Caliber』が表舞台から姿を消して以来、3D格闘ゲームは影が薄くなっていた。『鉄拳7』は、そうしたゲームを復活させることになるかもしれない。欠点の殆ど見当たらない『鉄拳7』は、プレーヤーを引き込むだけの輝きを秘めた伝統的な格闘ゲームである。
88/100 COGconnected
良い点:
・美しいビジュアル
・素晴らしい音楽がてんこ盛り
・初心者に優しい
・多様性に富むキャスト
・尽きないカスタマイズ性
悪い点:
・チュートリアルの不在
・独学必須

『鉄拳7』は、お馴染みの要素を適度に残しつつ、戻ってきたファンが失望しないように新しい要素も盛り込むことで、複雑で充実した格闘メカニックをコンソールに提供し続けている。『鉄拳』初心者は少々敷居が高くて不親切だと感じるかもしれないが、独学でコンボを学ぶも楽しさの一部なのだ。『鉄拳』ユニバースへの入門編としても、戻ってきたファンがおさらいをするのにも驚くほど適している。『鉄拳7』は、誰でも手軽にプレーできるが技術を極めることもできる、あっぱれな格闘ゲームだ。多彩なキャスト、やりがいのある格闘メカニック、延々と遊べる豊富なカスタマイズなど、『鉄拳7』はコレクションに加える新しい格闘ゲームを渇望している人は必携のゲームである。

良い点:
・極めて洗練されたゲームプレー
・とても楽しいストーリー・モード
・ダイナミックな天候とカスタマイズ・オプション
悪い点:
・長いロード時間
・『鉄拳6』からキャラクター数が減っている
・重要なモードやチュートリアルの欠落

理解しがたい削除を除けば、『鉄拳7』はメカニックやダイナミズム、プレーヤーを魅了する簡潔なプレゼンテーションといった重要な箇所で大きな成功を収めている。キングの復活だ。

良い点:
・過去作に劣らぬ奥深さ
・多種多様な収集要素
・豊富なプレーアブル・キャラクターたち
悪い点:
・手抜きに感じるキャンペーン
・長いロード時間
・新規プレーヤーに優しくない

『鉄拳7』は、なかなか止め時が見つからない、中毒性のあるテクニカルな格闘ゲームであり続けている。キャラクターそれぞれに大量のムーブが用意されており、一人を全て習得するだけでも大変な努力を要するだろう。表面的には何ら革新をもたらしていないように感じられるものの、カプコンやNetherRealmの格闘ゲームよりも『鉄拳』が好きなプレーヤーは最高に楽しめるはずだ。シリーズのファンにはシックリくるだろうし、本作でシリーズ入門を目指すプレーヤーには山のような仕事は待ち構えている。『鉄拳7』は手強い格闘ゲームであり、ファンも新参者も同じように末永く楽しめるはずだ。学ぶことが山のようにあるので、覚悟しておくこと。

8.0/10 Game Informer
コンセプト: 新しいキャラクターやフィーチャーを導入して現行機にシリーズを持ち込みつつ、昔から続く三島一族の争いを解決する
グラフィック: キャラクター・モデルとステージはゴージャスだが、カットシーンや破片が飛び散りだすと綻びが見え始める
サウンド: デフォルトのサウンドトラックに突出したところはないものの、お好みで過去作のサウンドトラックを選ぶことができる
プレー性: キャラクターはどれも楽しいが、習得するのは大変で、それぞれ100時間と揺るがない正確な動きが不可欠
エンターテイメント性: 新規プレーヤーには複雑な格闘システムは手に余るかもしれないが、それでも技術的鍛錬とバカみたいな楽しさのバランスが絶妙な楽しい格闘ゲームに仕上がっている
リプレー性: 高い

『鉄拳7』は、フランチャイズを現行機に見事適応させている。ストーリー・モードではつまずいているし、敵の攻撃を避けたり、トドメのコンボを決めた時の満足感を初心者が味わうのは難しいものの、経験者(もしくは序盤の辛い時期を喜んで耐えることができる者たち)にはプレーし続ける十分な動機を提供してくれる。オンラインは十分機能しており、一般的なプレーヤーは奥の深い格闘システムを学んで次の戦いに備える理由に事欠かないはずだ。

良い点:
・取っ付き易い古典的ゲームプレーは相変わらず極めて楽しい
・山盛りのコンテンツと大量の新旧ファイター
・優れたグラフィック
悪い点:
・重要な新しい発想がない
・『鉄拳』博士でもない限り理解するのが不可能なストーリー・モードのプロット

グラフィックを向上させた『鉄拳』というのは何も目新しくないが、ゲームプレーとキャラクターたちは相変わらず最高に楽しいことは否定しようがない。

8.0/10 Push Square
ゲームプレーに関しては、『鉄拳7』は見事な出来栄えだ。刷新されたレイジ・システムはパンチの効いた格闘に全く新しいダイナミズムを加味しているし、カジュアル寄りのプレーヤーに公平な戦いの場を提供するのに役立っている。ストーリー・モードは意図したような超大作にはなっていないものの、恐ろしく中毒性のあるトレジャー・モードがシングルプレーを補ってくれる。一方、オンライン部分は文句の付けようがない――新たに導入されたトーナメントが真のハイライトだ。『鉄拳7』は素晴らしい格闘ゲームであり、シリーズ最高傑作の一つである。
8.0/10 Dual Shockers
三島財閥を巡る長く歪んだ物語は新参者には優しくないかもしれないが、『鉄拳7』の強固なゲームプレーとメカニックは確実に楽しめるはずだ。中毒性のあるトレジャー・モード、深みのあるキャラクター・カスタマイズ、強力なキャラクター・オプションなど、『鉄拳7』は23年続くシリーズの中でも上位に位置している。
8.0/10 Destructoid
『鉄拳7』は嬉しい驚きだったし、久しぶりにメタとプロ・シーンを追いかけることになりそうだ。原田率いる開発チームは、トレジャーを追いかける以外にも長く楽しめる何かを容易に提供できたはずだが、これほどプレーするのが楽しいのだから、作業感は全く感じられない。
4.0/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・膨大な人数の多彩なファイター
・深みのある充実した格闘
・充実したオンライン・モードと悪くないネットコード
悪い点:
・初心者に優しくない
・機会を逃したシングルプレー・コンテンツ

完全なカジュアル・プレーヤーにとっては、発売されたばかりの『Injustice 2』の方が向いているだろう。映画的な物語とマルチバースは、シングルプレーを楽しむ格闘ファンを飽きさせない。だが『鉄拳7』は、格闘ゲーム市場の両方を満足させるゲームのに最も近いゲームである。

短いとはいえストーリー・モードは最高に楽しいし、誰もが格闘ゲームに求めているらしいアーケード・モードもある。トレジャー・モードとカスタマイズは、オンラインに飛び込もうなどと思いもしないプレーヤーたちに充実したシングルプレー体験を提供してくれる。

しかしながら、ハードコア・プレーヤーは深みとやりがいのある多彩なキャラクターたち、フィーチャー満載でラグと無縁に見えるオンライン・モード、そして改良された格闘を存分に堪能できるだろうし、『鉄拳3』以来の最高傑作となっている。

4.0/5.0 Twinfinite
良い点:
・シリーズ最高の物語
・多種多様なロースター
・これ以上は望めない最高のマルチプレー
悪い点:
・難易度はひたすら繰り出される猛攻に等しい
・完全に無駄なVR
・マルチプレーの深みに欠けるシングルプレー

このレビューを執筆するために『鉄拳7』から離れた私の心は揺れていた。過去作から大幅に改良されたように感じられる格闘、格闘ゲーム・キャラクター一番のお気に入り豪鬼を含む充実したロースターなど、上手く行っている部分は実に多い。本作を楽しまなかったと言ったら嘘になるし、これからもプレーし続けることになるだろう。しかし、シングルプレーはシリーズ最高の物語の邪魔をする作業に感じられることが多いのだ。オンラインやローカルで友達と一緒に遊ぶ最高の格闘ゲームを探しているなら、『鉄拳7』は最高におススメだ。しかし、一本調子なAIやイライラとは無縁の素晴らしいシングルプレー体験を探しているなら、本作は間違いなく近年で最もストレスの溜まるシングルプレー体験だろう。結局のところ、他のプレーヤーと一緒に遊ぶつもりなら、『鉄拳7』は最高の、恐らくは史上最高クラスの格闘ゲームだ。しかし、自分一人で楽しもうとするなら、好ましくない状況下で苦労してようやく、ある程度の楽しみを見いだせるだろう。

4.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・爽快感を堪能できる、ゴージャスで即効性の高い格闘ゲーム
・個性満点の多種多様なファイターたち
・20年であまり変化がない
悪い点:
・ガッカリなストーリー・モード
・20年であまり変化がない

物語は今一つだが、それでも『鉄拳7』は充実した爽快な体験だ。相応しいスパーリング・パートナーを見つければ、永遠に楽しめるだろう。

『鉄拳7』は、シリーズに対する私の敬意を増幅させる結果となった。ストーリー・モードは楽しい出来だし、格闘のユニークな流れをより深く理解するのに役立ってくれた。一部の新たなキャラクターたちもとても楽しく、過去作よりもバランスの取れた面子が揃っている。しかし、プレゼンテーションへのアプローチにはまだ馴染むことができていないし、私には格闘ゲームのプロになる気がない(それに、オンラインもあまりプレーしない)ため、今後末永く私の興味を持続させるつもりなら、プレゼンテーション面も重要なのだ。『鉄拳』をより取っ付き易くしようという努力にもかかわらず、『鉄拳7』はまたしても本気のプレーヤーのためにファイト・クラブに落ち着いている。
良くも悪くも、『鉄拳7』はアーケードのルーツに根差している。コンソールの格闘ゲーム・シーンは、その間に変化したように見える。
7.75/10 GameCrate
シングルプレー 6.0: 技術的には見事だが、キャンペーンは脚本が酷く、スケールも小さい
マルチプレー 9.0: 格闘システムの土台は強固で、バランスも良く楽しい。対戦体験としては失望させない
フィーチャー 7.0: 残念ながら、格闘ゲームでお馴染みのいつものモード以外あまりない。それでも、ネットコードとオンラインは良く出来ており、中断無しでプレーできる
プレゼンテーション 9.0: グラフィックは当然過去作を凌駕しているし、ダブステップなどサウンドトラックも楽しい

『鉄拳7』は世界中の『鉄拳』ファンを満足させるだろうが、フランチャイズのファン以外を感心させることは無理だろう。

7.5/10 EGM
長寿シリーズの最新作『鉄拳7』は、マルチプレーに関しては格闘ジャンル・ファンの期待に応えているが、競争が激化しつつある格闘ジャンルにおいて、抜きんでるだけの新しい要素がない。
6.0/10 CGMagazine
『鉄拳7』には優れた格闘ゲームの骨組みは揃っているが、より巨大で安いライバルを差し置いておススメするに足るオマケが欠けている。
面白くないパッケージが楽しい格闘ゲームを損ねている。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: 鉄拳7