2017年07月11日(火)04時08分

『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』海外レビュー

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『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4
  • 開発:スクエア・エニックス
  • 販売:スクエア・エニックス
93/100 GamesBeat
『Final Fantasy XII』は色褪せていない。ガンビット・システムを筆頭とするユニークな要素は、今でも十分新鮮だ。ゾディアック・ジョブ・システムとハイスピード・モードは、新参者に優しく、経験者に新鮮味をもたらす最高の改善となっている。

少しでもRPGが好きなら、『The Zodiac Age』は注目すべき古典だ。

おススメ Eurogamer
『Final Fantasy』で最も奇妙かつ素晴らしい珍品は、リスクの高い大作開発における鋭い発明のパワーを思い知らせてくれる。
9.0/10 GameSpot
良い点:
・半自動にもかかわらず引き込まれる革新的な戦闘システム
・傑作を更に改善する新たなフィーチャーやオプション
・豊かなバックストーリーを備えた、印象的なプレーアブル・キャラクターたち
・新たなレンズを通して見事に描かれる『Final Fantasy』の古典要素
悪い点:
・不必要に感じるガンビット・システムの遅い導入
・序盤は手に余る名前や地名

リマスター要素も既存ファンに全く新しいゲームを提供するには至っていないものの、『The Zodiac Age』はそれでも爽快なゲームだ。100時間を超える可能性のある体験ではあるが、細かな調整が『Final Fantasy XII』の壮大な冒険に新たな観点をもたらしている。壮大で伝承に満ちた物語と実績のあるガンビット・システムは、イヴァリースへの最初の旅路を逃した人にアピールするはずだ。新たなオーディオとスピード・オプションのお陰で、『The Zodiac Age』はオリジナルを全面的に改善した理想的な決定版となっている。

9.0/10 Game Informer
コンセプト: 新旧ファンがゲームの長所を堪能できるよう難易度を緩和した『Final Fantasy XII』のリマスター
グラフィック: 改善されたビジュアルとパフォーマンスのお陰で、記憶よりも綺麗に
サウンド: 素晴らしい声優の演技がキャラクターたちに命を与えている。壮大なサウンドトラックも上手くフィット
プレー性: 一つの大きなライセンス・ボードではなく、より焦点を絞り簡略化したジョブ・ボードを通じて新能力を取得していく。ガンビット・システムは相変わらず序盤は手に余るが、複雑さを学ぶ価値はある
エンターテイメント性: 物語は政治的陰謀に偏り過ぎているものの、キャラクターたちや戦闘のお陰で印象的な旅路に
リプレー性: 高め

『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は優れたリマスターだ。コンテンツ自体は変わらないが、様々なシステムへの変更が新たな発見をもたらしている。つまり、古くからのファンも追体験できるし、新参者(もしくは旧メカニックが苦手だった人)も古臭い冒険に囚われたように感じずに済むのである。全てが現代に通用しているわけではないが、巧妙な戦闘と素晴らしいキャラクターたちのお陰で古典RPGとなった本作をプレーする最善の手段は、この『The Zodiac Age』なのである。

良い点:
・戦闘スピードの増加
・深みを加味するゾディアック・クラス
・素晴らしいロード時間
悪い点:
・昔のカメラ問題が健在
・ムラのあるオーディオ・クオリティ

『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は、優れたリマスターに恵まれた名高い古典と肩を並べる出来で、土台を変えずにオリジナルを向上させている。

良い点:
・最高の物語とキャラクターたち
・大幅に改善されたビジュアル
・素晴らしいオーディオとサウンドトラック
・大幅に改善されたゲームプレー
悪い点:
・ディテール不足なカットシーン中のクロースアップ

『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は、優れたリマスターを生み出す全体的アプローチの見事なお手本だ。ビジュアルを最大限改善しただけのいつものリマスターではなく、オリジナルの強みと弱み、現代のリソース、過去と現代の客層を考慮した重要な改善や追加要素を、オーディオやゲームプレーに加えている。『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は、新参者と既存ファンの両方がプレーする価値のあるリマスターである。

9.0/10 NZGamer
『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は、2006年ののけ者RPGの決定版だ。質を向上させる新フィーチャーが本作最大の長所を補強しつつ、ビジュアルとオーディオへの改善が好感度を増している。当時『Final Fantasy XII』をプレーしなかった人は、本作を逃すべきではない。
9.0/10 Push Square
『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は、PS2の傑作のほぼ完璧なリマスターだ。細かな欠点はあるものの、全体的には、スクエアの人気シリーズの魔法的な魅力を思い知らせてくれる。
9.0/10 RPG Site
『Final Fantasy XII』に施された調整や改善の数々を、欧米のプレーヤーは堪能できるはずだ。その多くは古いものだが、欧米に来るのはこれが初めてなのである。ジョブ・システムがパーティの組み合わせに面白味を加味しているし、早送りやマップのオーバーレイといった要素が利便性を大幅に改善している。それに、見た目も音も素晴らしい。万人の気持ちを変えるリマスターというわけではないものの、フランチャイズで最も魅力的な作品であることに疑いの余地はなく、真の傑作の決定版となっている。
4.5/5.0 USgamer
ビジュアル: PS2時代の遺物も残されてるが、見事にPS4向けにリマスターされている。新しいライティング・システムのお陰か、服や環境は驚異的。PS4 Proでは4KとHDRにも対応
サウンド: リマスターされたサウンドトラックは必聴で、なかでもボスのテーマ曲は突出している。日本語音声の収録も嬉しい
インターフェース: ライセンス・ボードはアイコンのごった煮で、必要以上に煩雑で分かりにくい。それ以外のインターフェースは問題ない

『Final Fantasy XII』は今回私を虜にすることに成功した。スクエア・エニックスの素晴らしいリマスターのお陰だ。発売当時にプレーしなかった人は、今こそ過小評価されたこの傑作に第二のチャンスを与えるべきだ。

『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は完璧なゲームではないが、かなり肉薄している。私の唯一の不満は難易度の低さと魔法の扱い方だが、それも私の体験に大きな影響を及ぼすことはなかった。スクエア・エニックスは、傑作をPS4で更に改善することに成功しており、コア・ゲームプレーはそのままにゲームを全面的に改善するという、正にリマスターのお手本となっている。ベテランも新参者も存分に楽しめる作品となっている。ベテランは変化を楽しめるし、新参者は『FF』の傑作の一つの強化版を楽しめるのである。『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は、当時古典的な『FF』フォーミュラの現代化とされた作品の現代化と表現するのが相応しい。スクエア・エニックスがシリーズの新作にこの現代化をどう適用するのが待ちきれない。
4.5/5.0 Game Revolution
『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は、新旧ファンを満腹にさせる素晴らしいリマスターだ。全盛期に本作を体験しなかった人、欠点をどうしても許容できなかった人にとって、『The Zodiac Age』は改めて、もしくは初めて挑戦するのに最適のゲームである。他の『Final Fantasy』に相応しい愛をもって蘇らせており、本作のようなリマスターをもっと目にしたいなら、スクエア・エニックスに財布で伝えるのが最善かもしれない。『Final Fantasy XII』はもう一度プレーする価値がないって?オンドールの嘘を信じては駄目だ。
4.5/5.0 Hardcore Gamer
10年後の今でも、『Final Fantasy XII』は長寿シリーズに燦然と輝くビーコンの一つであり続けている。シリーズで最も魅力のない主人公ヴァンといった問題はあるものの、戦闘は楽しく、多様で極めて中毒性がある。スクエア・エニックスがハイスピード・ボタンを実装してくれたお陰で、アイテムやライセンス・ポイント、経験値を稼ぐ無意味な作業を大幅に削減されている。美しい1080pのビジュアルや、環境に用いられたバンプ・マップといった新たなビジュアル・テクニックなど、リマスターとしても見事な出来である。追加されたキャラクター・ライティングのせいで暗すぎる箇所もあるが、全体的にはプラスに働いている。『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』には純粋な楽しみが詰まっているし、このシリーズが全盛期にはRPGの頂点に君臨していた理由を思い出させてくれる。
オリジナルのマップを隅々まで覚えている人も、これまでで最も手の込んだ松野泰己のイヴァリースに足を踏み入れたことがない人も、『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は飛び込む動機に事欠かない。
8.8/10 IGN
共感を呼ぶ『Final Fantasy XII』のロールプレイング・アドベンチャーは全く古びておらず、このリマスターは意義深い改善を施している。ストーリーテリング、ビジュアル・デザイン、ゲームプレーはどれも10年前と同じ新鮮味と面白さを維持しているし、新たに施された色々な補強や調整は、新参者にこのマジックを初めて体験する機会を与えると同時に、オリジナルのファンにももう一度プレーする理由を提供している。
8.0/10 Destructoid
私の不安にもかかわらず、『Final Fantasy XII: The Zodiac Age』は現代にも通用する傑作となっている。戦闘のテンポの改善といった現代化は見た目の向上よりもはるかに価値があるし、物語のテンポは遅いものの、広大な荒野をウロウロしたり、ガンビットで実験したり、狩りに出かけるだけでも最高に楽しい。ゆっくりとだが確実に、『XII』は私の心を掴んでいった――11年後にようやくである。
4.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・過小評価された古典に与えられた第二のチャンス
・キャラクターの差別化に役立つジョブ・システム
・驚異的なビジュアルとサウンド
悪い点:
・オリジナルの欠点が残存

『The Zodiac Age』は、グラフィック向上や遠大なサウンドトラック、ゾディアック・ジョブ・システムの追加によって、『Final Fantasy XII』のポテンシャルを最大限引き出している。

4.0/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・壮大なSFファンタジー・ストーリーライン
・スピーディな戦闘
・革新的なシステム
・素晴らしいプロダクション・デザイン
悪い点:
・古臭さを感じさせるグラフィック
・制限のある成長システム

スクエア・エニックスはこのリマスターで奇跡を起こしたりはしていないが、『The Zodiac Age』は『FF』の傑作をこれまでになく磨き上げている。かつて熱心なファンを激怒させた戦闘と成長システムの不快さは時を経ても緩和されていないが、それがシリーズの他の作品にはないテンポや感触を与えている。『FF13』よりすぐ楽しくなるし、時代を考えると驚くほど革新的で先進的だ。10年前にプレーしなかった人は、今こそチャンスである。

4.0/5.0 Twinfinite
良い点:
・驚異的なビジュアルとオーディオのアップグレード
・巻き戻しボタンとマップ切り替えは文字通り神からの贈り物
・メイン・クエストからの気晴らしになる楽しいトライアル・モード
・現代にも通用する魅惑的な物語
・徐々に戦略性やカスタマイズ性を広げる改善されたジョブ・システム
悪い点:
・改善されてはいるが、テンポの悪い作業感のあるセクションはそのまま
・改善されていないリップ・シンク問題
・オリジナルが嫌いなら本作も気に入らないだろう

『Final Fantasy XII』のゲームプレーが我慢できないほど嫌いだった人は、『The Zodiac Age』に施された改善も不十分だろう。しかし、このリマスターがデザインに施した重要な変更のお陰で、よりプレーし易いゲームになっている。『Final Fantasy XII』の決定版であることは疑いようもなく、広大なイヴァリースの世界に舞い戻る最高の理由となっている。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Final Fantasy XII: The Zodiac Age