2017年08月10日(木)11時58分

『Tales From the Borderlands』の商業的失敗を振り返るTelltale

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『Sam & Max』や『The Walking Dead』などを大ヒットさせたアドベンチャー・ゲームを代表するデベロッパーTelltale Gamesによる、『Borderlands』ユニバースを舞台にしたアドベンチャー・ゲーム『Tales From the Borderlands』は、評価こそ高かったものの、商業的にはTelltaleの期待に応えることはできなかったようだ。

シーズン・ディレクターのNick Herman氏によると、売り上げが芳しくなかったために、スタジオ側はシーズンを早期に切り上げることを考えていたという。

Nick Herman
『Tales from the Borderlands』の売り上げは素晴らしくはなかった。決して悪くはなかったし、赤字にはならなかったものの、例えば『The Walking Dead』などと比べると、同水準にはなかったということだね。他の作品に移行する必要があるので、素早くシーズンを畳まなくては、という空気だった。我々はしがみついていたが、どうしても――シーズンを唐突に終わらせたり、伏線を回収しないで終わらせるというのは、どうしてもできなかったんだ。

シーズンを最後まで完成させるためには、人員を大幅に削減しなければならなかったとHerman氏。

Nick Herman
シーズンの途中で私は、続けさせてくれるなら、最小限の人員を維持することさえ許可してくれれば、95%の人員を諦めることでスタジオと合意したんだ。各部署から最低1人はこのゲームに関わっていたが、それは1エピソードの開発規模としては極めて小規模なんだ。

そうした苦しい状況でも、Herman氏は開発陣の情熱を実感できたことに光明を見出している。

Nick Herman
我々にはビジョンがあったし、ゴールもはっきり見えていたが、長期間に亘って徹夜せざるを得なかったんだ。何か光明を見出すとするなら、それは開発に携わった人間全員が自主的に参加したという点だ。彼らは、「私はこの作品を誇りに思っているし、このまま結末まで見届けたい」と言ってくれた。全員が望んで取り組んでくれたんだよ。

ソース: Eurogamer

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  • カテゴリ: ニュース タグ: Tales from the Borderlands