2017年08月16日(水)06時11分

『Agents of Mayhem』海外レビュー

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『Agents of Mayhem』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Volition
  • 販売:Deep Silver
9.0/10 Arcade Sushi
オープンワールドで新しいことをするのはもはや極めて困難だが、ここ数年のVoltionはジャンルの流行にしっかりと食いついている。『Agents of Mayhem』はそんな彼らの新たな傑作で、『Saints Row』と同じくらい印象的なキャラクターや場面が盛り沢山だ。少し作業的に感じることもあるが、そうした瞬間ですら、エージェントたちの魅力が打ち勝っている。世界を救うのがこれほど低俗で爽快だったことはなく、だからこそ最高なのだ。
8.0/10 God is a Geek
良い点:
・多彩で楽しいキャラクターたち
・滑らかで楽しいシューティング
・笑える
悪い点:
・キャンペーンのミッションにバラエティがない
・突出したところのない物語
・稀なフレームレートの不具合

『Saints Row』風味は色濃いが、Volitionの最新作にはぶっ飛んだ爆発祭りがある。

8.0/10 Game Informer
コンセプト: 80年代の子供向けアニメにピッタリなキャラクターたちが、近未来のソウルで善対悪の戦いを繰り広げる
グラフィック: キャラクター・デザインは特徴的で印象に残るが、ソウルの街は変わり映えしない。使い回しの屋上と地下環境にも同じことが言える
サウンド: 『Saint’s Row』の版権音楽が惜しまれるが、楽しいぶっ飛んだ声優の演技のお陰でミュート・ボタンを押さずに済んでいる
プレー性: ドライビング、シューティング、トリプル・ジャンプは爽快だが、キャラクターの切り替えや特殊ムーブは不必要に遅れることがある
エンターテイメント性: バカバカしいゲームだが、楽しいド派手なアクションがチャーミングな狂気を支えている
リプレー性: 控えめ

『Agents of Mayhem』は陳腐で滅多に笑えず、とにかくバカバカしいが、長く楽しむことができた。アクションはハチャメチャで楽しく、各キャラクター固有の能力を活用する戦略性もある。ソウルは背景としてつまらないものの、この世界観や、ことあるごとに吹き飛ばしまくるのは最高に楽しい。

8.0/10 Push Square
『Saints Row』の戦闘要素が突出していたと感じた人は少ないだろうから、ハチャメチャでスピーディな戦闘と素晴らしいエージェント切り替えゲームプレーが『Agents of Mayhem』の真のヒーローになるとは、実に驚きだ。オープンワールドが余計なものに感じられることがあるのは残念だが、80年代カトゥーン風味や夢中にさせられるアップグレード・システムのお陰で、単なる『Saints Row』スピンオフには陥っていない。
4.0/5.0 Twinfinite
良い点:
・楽しい手応えのあるゲームプレー
・ゲーム全体に深みを加える、ユニークなキャラクターたち
・最高の新シリーズが始まったように感じられる
・優れた物語
悪い点:
・ゲームプレーに大きく影響する不安定なフレームレート
・ランダムに変化する難易度
・バラエティのないアクティビティ

正直に言おう。『Agents of Mayhem』をプレーする前は、Volitionは素直に『Saints Row V』を作ればいいのにと思っていた。だが今では、仲良しエージェントたちが次はどんなトラブルに巻き込まれるのか、楽しみになっているのだから、凄いことだ。

4.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・陽気で鋭いユーモアとスタイル
・戦闘中にヒーローを切り替えるのはクールで成功している
・ヴィランのジャスティン・ビーバーをボコボコにできる
・ガイダンスと柔軟性を備えた知的な難易度システム
悪い点:
・何が起きてるか分からなくなることがある戦闘
・調子が出るまで時間のかかるキャンペーン
・極めて単調な敵の基地

ヒーローを切り替える戦術性が3人称戦闘に独特のエッジを加味する一方、ユーモアとハートが世界を救うというベタな設定を印象に残る高みへと昇華している。

4.0/5.0 Game Rant
欠点はあるものの、『Agents of Mayhem』は『Saints Row』世界にユニークで新鮮なヒネリを加えている。本編のキャラクターたちやイザコザと距離を置くことで、本作は独自のアート・スタイルを謳歌することが可能となっており、本編と同じくらい奇妙で中毒性のある新世界を生み出すことに成功している。
7.5/10 ZTGD
良い点:
・舞台設定
・エージェント
・戦闘
・ユーモア
悪い点:
・アジト
・ハッキング
・ミッション・デザイン

ゲームをクリアした後、私は最大までレベルを上げたエージェントで世界に舞い戻り、やり残したことを片付けたり、好きなミッションを改めてプレーしたりできた。最終的に、私はエージェント気分を存分に堪能させてもらったのだ。笑い、撃ちまくった結果、『Agents of Mayhem』を大好きになっていた。なかなかなボリューム満点のゲームで、ミッション・デザインやオープンワールドに度肝を抜かれることはまずないが、欠点こそあれど、私は最後まで笑顔でいることができた。

7.5/10 DualShockers
創造的観点から見ると、『Agents of Mayhem』は最高だ。世界観には独自性があるし、見た目も美しく、脚本も大半は爆笑できる。エージェントの特殊能力で遊ぶのもそれなりに楽しいが、多くのミッションは単調で退屈なのだ。『Agents of Mayhem』の世界観に惹かれたなら、試してみるといい――ただ、ミッションとオープンワールドはそれ以外ほど創意工夫に富んでいないことは肝に銘じておこう。
7.4/10 Gaming Nexus
問題はあるものの、『Agents of Mayhem』はヒーロー・シューターのファンや『Saints Row』を楽しんだ人なら誰もが楽しめる体験となっている。Legionの大群を撃ちまくるのは癖になるのだ。
7.1/10 IGN
『Agents of Mayhem』は、80年代から90年代のカトゥーンや実写テレビ・ヒーローへのオマージュとして成功しており、それらネタ元のバカバカしいお約束や特質を存分に楽しんでいる。多彩で馬鹿っぽい武器やガジェットの数々と、補完する能力に即座にアクセスできるキャラクターの切り替えが、手堅い戦闘と能天気な楽しさを提供しているが、荒削りな脚本や単調な環境と敵の種類のせいで、勇ましいポテンシャルを活かしきれずに終わっている。
7.0/10 Destructoid
技術的不具合を抱えているにもかかわらず、私はエージェントで大暴れするのを楽しんだ。『Agents of Mayhem』をプレーするのは、懐かしさという色眼鏡や子供の素朴さ無しでカトゥーンを見るのに似ている。笑わせてくれるというよりもバカにして笑う感じだが、どちらにせよ笑顔になれるのだ。
7.0/10 EGM
『Agents of Mayhem』は、多大なポテンシャルを秘めながらも、それを活かしきれなかった類のゲームだ。とはいえ、爽快な戦闘とユニークなキャラクター・システムは、より洗練され完成された続編への期待を煽ってくれる。
3.5/5.0 USgamer
『Agents of Mayhem』は、トリッピーなスーパーパワー大騒ぎ『Saints Row IV』と『Gat Out of Hell』から後退している。キャラクターたちは賑やかだし、先に進めが楽しくなってくるものの、『Saints Row』のベテランにとっては、常に何かが欠けているように感じられてしまうのだ。あちらこちらに光る部分もあるものの、大半はその場で足踏みを繰り返すだけ。楽しいが、素晴らしくはない。
『Agents of Mayhem』は、実力を発揮しきれていないように感じられる。長所は文句なく称賛に値する。プレゼンテーション、キャラクター、ゲームプレーなど、『Agents of Mayhem』は部分部分では素晴らしいゲームだ。Volitionでお馴染みの『Saints Row』らしさを全て備えているが、他の同種のオープンワールド・ゲームと比べると、フィーチャーが不足しているのである。
3.5/5.0 Hardcore Gamer
斬新だが親しみやすいゲームをVolitionが目指す『Saints Row』以降の世界に我々は住んでおり、『Agents of Mayhem』は概ねその穴を埋めることに成功している。『Saints Row』のユーモア・センスと騒乱を維持しつつ、チーム制ゲームプレーを導入している。テンポの良い脚本、奇妙なシナリオ、完璧なコメディ・タイミングのお陰で、エージェントと彼ら各自の物語が人気をさらっている。物語自体も狂ったヴィランのお陰でハイライトとなっているが、調子が出るまでには少し時間がかかる。残りのアクティビティがあまりに単調で、Volitionらしいイマジネーションに欠けているのは残念だし、様々な技術的不具合が山積みなため、粗削りなまま発売してしまったように感じられる。幾つかのつまずきはあるものの、『Agents of Mayhem』はたっぷりと楽しませてくれる。最高のオープンワールド・ゲームとはいかないが、彼らの過去作と同じく、しかめっ面をしたトリプルAゲームだらけの中で異彩を放っている。
良い点:
・昔の『GIジョー』や『Xメン』のアニメをプレーしているかのよう
・声優の最高の演技と個性
・面白く多彩なキャラクター戦闘
悪い点:
・ビジュアル、オーディオ、進行不可といった数々のバグ
・不必要で空虚に感じるオープンワールド
・画面がエフェクトで埋め尽くされるとカクツキだす

『Agents of Mayhem』には愛すべき要素が多く存在するため、欠点がより受け入れ難くなっている。想像的な物語とキャラクターたちが、面白味のない空虚なオープンワールドに足を引っ張られているのだ。エキサイティングなキャラクター戦闘は、目立つカクツキといったゲームプレーを阻害するバグのせいでスポットライトから押しやられている。オープンワールド・ゲームがプレーヤーに更なる深みや意義、命を与えるところまで進化した時代だけに、『Agents of Mayhem』は退化のように感じられてしまう。このフランチャイズを継続する気があるなら、Volitionはオープンワールドを捨てるか、更なる努力をする必要があるだろう。

良い点:
・大いに楽しめる戦闘
・バラエティ豊富なキャラクターと武器――キャラクター自身はその限りではないが
悪い点:
・退屈で単調なミッション・デザイン
・ゲームから楽しさを削ぐアクティビティ
・協力プレーがないなど、キャラクター切り替えが活かされていない
・酷い脚本

驚くほど良く出来た3人称シューターであるという事実を必死で隠そうとする、不快で単調なオープンワールド・ゲーム。

5.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・多彩で楽しいキャラクターたち
・綺麗なビジュアル・スタイル
・戦術的で楽しい戦闘
悪い点:
・ソウルの無駄使い
・似たようなアジト構造に依存した多くのミッション
・大量のバグとグリッチ
・改善の余地がある乗り物のハンドリング

『Agents of Mayhem』は、『Saints Row』で成功を収めたVolitionにとっては後退だ。キャラクターたちは楽しいものの、The Bossたちと比べると、随分大人しいのである。印象的な場面もあまりなく、ソウルの街も活かされていない。随分大人しいエージェントだ。

5.0/10 Video Gamer
良い点:
・エージェント自身はクール
・楽しい戦闘
悪い点:
・極めて単調
・外しているユーモア

楽しい戦闘とキャラクターにもかかわらず、『Agents of Mayhem』は単調で苦痛になってしまう。『Saints Row』シリーズの人気を再現しようとしたせいで、独自性を確立することに失敗している。

5.0/10 CGMagazine
『Saints Row』の開発チームなら、もっと気迫の感じられる、灰色の通路の少ないゲームを作ってくれると思うだろうが、『Agents of Mayhem』はご覧のとおりだ。
2.5/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・素晴らしいキャラクターたち
・バラエティに富む楽しい戦闘
・ゴージャスなビジュアル
悪い点:
・退屈で狭い世界
・速攻で単調かつ退屈になってしまう
・単純にボリューム不足

少し前なら、『Agents of Mayhem』はレンタルに最適のゲームになっていただろうが、現在は短時間なら最高の体験になりえるものの、キャンペーンを最後までプレーさせるには不十分だ。

しかし、ヒーローたちは素晴らしいのだから、Volitionには彼らを活用してもらいたいと思う。次回作では、ライバル作品に匹敵するような充実した体験に、彼らを登場させてあげて欲しい。

4.0/10 GameSpot
良い点:
・異なる武器とスキルを備えた多彩なキャラクターたち
・第一印象の最高なスピーディでド派手な戦闘
悪い点:
・不快なキャラクターとユーモアを装った汚い言葉だらけのストーリーライン
・単調で一本調子なミッション・デザイン
・重要なフィーチャーにアクセスできなかったり、ミッション目標に問題を抱えているなど、バグが多い
・意味のある深みを加えることに失敗しているアップグレード

幾ら個性的であっても、破綻した単調なゲームを救うには限度がある。少なくともきちんと仕上げていれば、『Agents of Mayhem』を支える態度にはポテンシャルがある。しかし、『Agents of Mayhem』には口汚いド派手な態度しかなく、それがこのゲームを神経に障る不快な領域へと押しやっている。そこに貧弱なミッション・デザインとバグを加えれば、騒乱以外には何もないゲームの出来上がりである。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Agents of Mayhem