2017年08月15日(火)18時14分

『ソニックマニア』海外レビュー

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『ソニックマニア』の海外レビューです。

  • ジャンル:プラットフォーマー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Headcannon/PagodaWest Games
  • 販売:セガ
10/10 TheSixthAxis
良い点:
・障害を追加した旧ステージのリミックス
・『ソニック』の素晴らしさへの理解を示す新ステージ
・新鮮でユニークなボス戦
・驚異的な音楽
・いい意味で手強い新スペシャル・ステージ
悪い点:
・完全新作なのは数ステージだけ
・これを書いている最中はプレーできない

『ソニックマニア』は、メガドライブ時代のオリジナルを凌駕している。シリーズの素晴らしさを組み込むだけでなく、過去の2Dプラットフォーマーにはなかった創意工夫がある。郷愁に満ちた過去への旅路としては、MODコミュニティが超えるべきハードルを設定したといえるだろう。2D『ソニック』の素晴らしさを知らない人にとって、本作は単体でも素晴らしいゲームであり、新たなファンを獲得できるかもしれない。大分時間がかかったが、遂にその時がやってきた。

必携 Eurogamer
1992年は健在だ。Christian Whiteheadと彼のチームは、16ビットの『ソニック』を完全新作ステージで美しく書き換えてみせた。
A/A+ Gaming Age
ここ20年程にリリースされた『ソニック』ゲームを避けてきた人でも、『ソニックマニア』は試してみるべきだ。素晴らしいフランチャイズ最新作であり、このキャラクターへの興味を再燃させる切っ掛けを作ってくれたのは間違いない。セガが本作を有効活用し、次の傑作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』まで20年も待たされないことを願うばかりである。
93/100 GamesBeat
これこそ、私が何十年も待ち続けた『ソニック』だ。『ソニック4』の存在は知っている(あらビックリ、駄作だった)。本作こそ『ソニック4』であるべきだった。古典的プラットフォーミングを復活させつつ、巧妙なボス、面白いステージ、そして最高峰のスプライトを導入している。

『ソニックマニア』は、古くからの『ソニック』ファンにとって最高のゲームであるというだけじゃない。単に最高のゲームなのだ。過去にインスパイアされた本作こそ、『ソニック』の未来であるべきだ。

良い点:
・ゴージャスなピクセル・アート
・新作とリマスターの両方とも素晴らしいレベル・デザイン
・豊富なオプション、最高のリミックス音楽、超お得
悪い点:
・リマスターされたステージはどれも良い出来だが、新作の数を上回っているのは残念

ここ20数年のセガよりもはるかに深くソニック・ザ・ヘッジホッグを理解するファンの手による、感動的で極めて楽しい愛の結晶だ。

9.0/10 GameSpot
良い点:
・過去へのオマージュと斬新なアイデアの絶妙なバランス
・素晴らしい音楽とグラフィックのプレゼンテーション
・特徴的な各キャラクターのプレースタイル
・一流のレベル・デザインと楽しいアンロック要素がリプレーを推奨
・プレーが楽しい新旧ゾーン
悪い点:
・シークレット・モードとアビリティの不可解な制限が楽しさを阻害

長年に亘って『ソニック』シリーズは初期作の遺産を追い続けてきたが、古典の精神を再現できずに終わることが多かった。物語に夢中になるか、レベル・デザインではなくスピードに力を入れ過ぎているかのどちらかで、近作はオリジナルの良さを見失っていた。『ソニックマニア』は入念に感傷的な魅力を活用しているが、その過程で、激しく失望させられた過去作の傷を癒し、巧妙かつ解釈的なデザインでシリーズの傑作を凌駕している。素晴らしい2Dプラとフォーマーとして『ソニックマニア』は期待を凌駕しており、シリーズを象徴するフォーミュラの正当進化であるだけでなく、『ソニック』 の最高傑作となっている。

『ソニックマニア』は必ずしも『ソニック』黄金期の再来ではないものの、美しい何かが始まる兆しを感じないと言ったら嘘になるだろう。ソニック・チームがこの方向性を継続するなら、シリーズの将来の土台になるかもしれない。『ソニック』をこれほど楽しんだのは『ソニック ジェネレーションズ』以来だし、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ CD』と並んで私のお気に入り2D『ソニック』であり、オールタイム・ベストの一つとなった。私の唯一の不満は、新しいゾーンが少ないことだけだ。旧ステージがある程度新鮮さを取り戻しているのは事実だが、数があまりに多いのでそれも薄まっている。新ステージはどれも素晴らしく、次の新ステージをプレーするまでに、古いステージを2、3プレーしなければならないというのはストレスが溜まる。とはいえ、『ソニックマニア』の素晴らしさは否定できないし、久しぶりにシリーズの将来が楽しみになった。
『ソニックマニア』は象徴的フランチャイズの延長線上にある作り込まれた新作であり、メガドライブのゲームがここまで愛される理由を思い出させてくれる。セガがちゃんとやってくれることを20年以上も我慢強く待ち続けた人たちは、大いに楽しめるだろう。超一流の出来だ。
8.7/10 IGN
たとえつまずいた時ですら、それは道路上のちょっとした段差に過ぎない。どんな不満を覚えようとも、再び楽しむまでに時間はかからず、次にどんな奇天烈な驚きが待っているのか楽しみでしょうがなくなるのだ。長年のシリーズ・ファンが待ち望んだ古典へのオマージュそのものだが、メガドライブと共に育たなかった人でも存分に楽しめるはずだ。『ソニックマニア』は、レトロ・リバイバルの見事なお手本である。
86/100 COGconnected
良い点:
・最高の美しいピクセル・グラフィック
・素晴らしいサウンドトラック
・素晴らしい新ステージ
悪い点:
・記憶通りの操作性
・相変わらずつまらない一部のボス
・なぜまたグリーンヒル・ゾーンをプレーしなければならないのか

良くも悪くも、本作は純粋極まりない古典的『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』だ。グラフィック、サウンド、操作性の全てが記憶のままに再現されている。旧作で愛した要素、憎んだ要素が全て復活しているのだ。かつて時間をかけてスペシャル・ステージの攻略に挑んだことがある人なら、その頃のスキルを引っ張り出すチャンスだ。象徴的な3キャラクターでプレーした記憶があるなら、ラッキーだ。最初から全員アンロックされているぞ。個人的には、ボス戦で手助けしてくれる珍しい場面のためにも、ソニックとテイルスのコンビの方を好んでいる。彼の助けなしでは通過できなかったステージが最低一つはあるのだ。ある意味、本作は記憶にあるソニックというだけない。『ソニックマニア』は、記憶を凌駕しているのだ。古典的な『ソニック』ゲームのファンは、本作を逃すべきではない。

8.5/10 Game Informer
コンセプト: 2Dゲームプレーとグラフィックによって、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズを古典のルーツに回帰させる
グラフィック: ぱっと見はメガドライブのゲームをプレーしていると信じてしまいそうだが、新たなアニメーションと滑らかなフレームレートが体験をアップデートしつつ、レトロな見た目を維持
サウンド: 新曲はレトロな『ソニック』らしさを再現しているものの、ハイライトは古典のリミックスだ
プレー性: メガドライブ時代の作品と見分けがつかないほどだが、動きが追加され、洗練されている
エンターテイメント性: 90年代の古典に見事なオマージュを捧げながら、ここ数十年で最高の『ソニック』ゲームを生み出している
リプレー性: 控えめ

あらゆる意味でシリーズのルーツに回帰した『ソニックマニア』は、このフランチャイズがこれほどヒットしたそもそもの理由を思い出させてくれる。確かに過去の栄光に浸っているものの、その出来栄えは文句の付けようがない。エキサイティングなレベル・デザイン、一流のサウンドトラック、オリジナル・フォーミュラのクールな拡張が一丸となり、ファンが待ち望んだ『ソニック』ゲームを生み出している。

良い点:
・ゴージャスな16ビット・ビジュアル
・旧『ソニック』コンテンツの素晴らしいリミックス
・極めて楽しいタイム・アタック
悪い点:
・速度が落ちると物足りなくなる
・最弱のプレーアブル・キャラクター、ナックルズ

『ソニックマニア』は、ソニックをスターに押し上げたフォーミュラに見事回帰している。つまり、そのデザインが持つ欠点も付いてくるということだが、ソニックが近年で最も輝いていることは否定のしようがないだろう。

8.5/10 GameCrate
ゲームプレー 8.0: 革新性はないが、ファンの望みはそこにはない。新たなアイデアは概ね良い出来で、稀に素晴らしい
リプレー性 8.0: 収集要素、対戦、タイム・アタックなど、隅々まで存分に堪能できる
プレゼンテーション 8.0: 『ソニックマニア』は、見た目も感覚も音も全てお気に入りの古典そっくり。真のレトロ体験が望みなら、人工的なCRTエフェクトも可能
ノスタルジア 10: 『ソニック』ファンは本作のようなゲームを何十年も待ち続けてきた

『ソニックマニア』は古典的『ソニック』と新しいアイデアの素晴らしいブレンドで、ゲーム会社がファン・クリエーターを受け入れた時に素晴らしいことが起きうるという一例となるべきだ。リミックス・マジックを継続する、複数の続編が後に続くべきだろう。

8.5/10 CGMagazine
『ソニックマニア』は、ソニック黄金時代にリリースされたゲームと肩を並べている。
8.0/10 God is a Geek
良い点:
・メガドライブの『ソニック』ゲームの感覚を再現
・最高のサウンドトラック
・素晴らしいボス戦
悪い点:
・険しい難易度曲線

『ソニックマニア』は滑らかで楽しく、『ソニック』ゲームの在り方を思い出させてくれる。『ソニック』ファンによる、『ソニック』ファンのためのゲームである。

8.0/10 Shacknews
良い点:
・郷愁と現代的デザインのバランスが均等なステージ
・よりアクティブになったゲームプレー
・古典ビジュアルとオーディオ
・多彩なゲーム・モード
悪い点:
・スウィートだが短い
・理不尽な終盤ステージ

『ソニックマニア』は、懐かしい思い出であると同時に未来へのワームホールであり、90年代初期と現代の間にあるもの全てを迂回している。過去へのオマージュ目当てに訪れ、『ソニック』の管理人が描く未来像を直接目にするために居残るのだ。

良い点:
・文句なく素晴らしい新ステージと、磨き上げられたリマスター・ステージ
・メガドライブ時代の見た目と音を継承しているものの、グラフィックは目を見張る出来で、サウンドトラックは超一流
・高いリプレー性
悪い点:
・期待ほど新しいコンテンツがない
・カクツキや進行を阻害するグリッチといった技術的不具合が極めて洗練された体験の邪魔をしている

『ソニックマニア』は、外れよりも当たりの方がはるかに多い。サウンドトラックも素晴らしく、ステージのビジュアルやデザインと同様に、これらノリノリの楽曲は、場違いに感じることなく、伝説の名曲と肩を並べているのである。新ステージと、磨き上げられた旧ステージはどちらも最高に楽しい――新ステージがもっと欲しかったのは事実だし、グリーンヒルの新バージョンをプレーするのはこれが15回目というのもウンザリではあるのだが。少なくとも私にとって本作が象徴するのは、シリーズの新参者が絶好調のソニックを発見する機会であり、古くからのファンが長年再現されなかった古典的ゲームプレーを再訪する機会なのである。『ソニックマニア』は極上のご馳走だ。

8.0/10 Push Square
『ソニックマニア』はここ何年かで最も優れた『ソニック』で、最高の2Dプラットフォーマーとして、堂々と先祖と肩を並べている。リミックスされた古典ステージと新作ステージは、どちらも多彩で駆け抜けるのが楽しいし、より慎重な探索もやり甲斐があると同時に有効である。昔気質の『ソニック』をプレーしているという感覚が見事に再現されているし、ファンを喜ばせる秘密やイースター・エッグ、驚きが満載だ。『ソニック』が好きではないという人を心変わりさせることは無理だろうが、ソニックを代表するメガドライブ時代のシリーズが好きな人にとっては、プレーする価値があり過ぎるので安心して欲しい。
8.0/10 Destructoid
『ソニックマニア』は短いがスウィートだ。エピソード形式の『ソニック4』(覚えている人はいるかな?)をなかったことにすれば、本作は『ソニック4』として機能する。同じ開発チームが手掛けるなら、セガが3D版として『ソニックアドベンチャー』を成功させようと頑張る間、数年おきに本作のようなゲームが出ても余裕で受け入れられる。
4.0/5.0 USgamer
ビジュアル: 実にゴージャスなゲームだ。音速で駆け抜けながら風景を眺めることができればの話だが
サウンド: 作曲家Tee Lopesは、現代的ヒネリを加えつつ古典の精神を再現/リミックスしている
インターフェース:
ボリューム: 収集要素や見つけ辛いボーナス・ステージ、タイム・アタック、友達と一緒にプレーできる協力プレーと対戦マルチプレーなど、やることは沢山ある

『ソニックマニア』は、長らく伝統的な2Dから離れていたシリーズの、素晴らしい復活作だ。リミックス・ステージを減らして新作を増やしてくれたら嬉しかったものの、リ・イマジニングされた見覚えのある光景にすら感じられる創意工夫は、フランチャイズ黄金期の証である。

4.0/5.0 Game Revolution
私がほぼ毎日のように妄想するケビン・スミス版『新たなる希望』のように、『ソニックマニア』はファンによるファンのためのゲームであり、それは決して悪いことではない。初心者は断続的な難易度の急上昇に嫌気が差すかもしれないが、それ以外の人間は、メガドライブを持っていた子供が当時なぜ人気者だったのか、ようやく理解できるかもしれない。
7.0/10 Video Gamer
良い点:
・ファンが20年間待ち続けた『ソニック』ゲーム
・見覚えのある場所に舞い戻る喜び
悪い点:
・懐かしさに頼りすぎるきらいがある

20年以上を要したが、本作の開発チームは、懐かしさだけに頼りすぎるきらいがあるとはいえ、かつての『ソニック』の素晴らしさを理解していることを見せ付けている。

7.0/10 Polygon
『ソニックマニア』は、私にレビュワーの辞書で最も禁じられている決まり文句を使うことを余儀なくさせた。本作をどれほど楽しめるかは、各人が何を望むかによって大きく変動するのだ。『ソニック』の特定の時代を総合的に表現したゲームとして、『ソニックマニア』は原典と窮地に立たされたセガのマスコットの熱心なファンに忠実だ。『ソニック』をもっとプレーしたいだけなら、本作は正にその通りの内容で、規模と速度が更にグレードアップしている。だが、重要な批判の入り混じる良き思い出を持つ私にとって、『ソニックマニア』はシリーズの問題点を修正せずに上塗りしただけで満足しており、ポテンシャルをフルに活用しきれなかったゲームに落ち着いている。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: ソニックマニア