2017年09月04日(月)16時20分

『Last Day of June』海外レビュー

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『Last Day of June』の海外レビューです。

  • ジャンル:アドベンチャー
  • 機種:PS4/PC
  • 開発:Ovosonico
  • 販売:505 Games
おススメ Eurogamer
『Last Day of June』は愛と喪失の感動的な物語であり、不気味なビジュアルと背筋をぞくぞくさせるサウンドトラックが感情的重みを増強している。
8.5/10 Polygon
『Last Day of June』は、主張を訴えるために様々な感情的仕掛けを用いたナラティブ・パズル・ゲームだ。パズルはどれもシンプルで、一晩悩み続けるようなことはないが、素晴らしいキャラクターとお互いに対する愛情の効果には、自分よりも大きな何かの一部であるという気持ちにさせられる。
7.5/10 App Trigger
『Last Day of June』は、感情やビジュアル、美しいサウンドに重きを置き、その全てに秀でているが、それがゲームプレーの流れを損ねている。有望なコンセプトを備えながらも、単調なカットシーンと限定的な選択は、自由意志を求める向きを遠ざけてしまうかもしれない。しかし、感覚に訴えかける、心を引き裂くコンセプトに魅力を感じたなら、『Last Day of June』の短い物語は印象派のような印象を残すはずだ。
7.0/10 Game Informer
コンセプト: 時間を巻き戻し、複数のキャラクターを操って愛する者を死から救い出す
グラフィック: 鮮やかで温かみのある色彩を備えたビジュアルは水彩画を思わせる
サウンド: 落ち着いたサウンドトラックがムードを盛り上げているが、意味不明なボイスは気が散る
プレー性: 色鮮やかな世界を行き来する操作は快適で、パズルを解くのもシンプルだ
エンターテイメント性: パズルや近所の探索は楽しいが、単調さが足を引っ張っている
リプレー性: 低い

『Last Day of June』は、表面上は美しいがその内面はよりダークな世界を描き出しているものの、その感動的な物語はすぐに輝きを失ってしまう。エンディング近くのナラティブのヒネリには興味を惹かれたが、物語への感情移入が不十分で、単調さが邪魔をしているように感じられた。

7.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・描き込まれたビジュアル
・感動的なサウンドトラック
・台詞を必要としない感動的な物語
悪い点:
・単調なゲームプレーの流れ
・何か所かでダレる

この種のゲームにとって真の試練となるのは、最後までプレーヤーの興味を持続させることができるかという点だ。私は完全に没頭していた(単調なパズルと幾つかのバグが没入感を削いでしまった)わけではないものの、それでも興味を失うことはなかったし、最後の瞬間に何も感じなかったと言えばうそになる。『Last Day of June』は愛と喪失についての感動的な、時として魅力的な物語であり、革新性こそないものの、多くのゲーマーの共感を呼ぶはずだ。

7.0/10 DualShockers
『Last Day of June』は、愛情の最も美しい側面と、喪失の最もダークで痛ましい側面を同時に描き出す、個人的で感動的な旅路だ。扇情的なスコアが命を吹き込む、美しい世界の中の共感できるキャラクターたちと共にする魅力的な旅路なのだ。だが結局のところ、面白味のない『恋はデジャブ』風のゲームプレーの流れが、その周りにあるもの全てを台無しにしている。
7.0/10 EGM
『Last Days of June』は喪失と受け入れることについての感動的な物語だが、独創的な物語とは言えない。キュートな絵本風クレイ・アニメと、魂が感じられない目のない顔が半々のアート・スタイルは好き嫌いが分かれるだろうが、時間ループ・パズルは繰り返しや絶望の感覚と上手く結びついている。
7.0/10 Push Square
『Last Day of June』は、永遠に絡み合う死と運命についての美しい熟考だ。同時に、十分良く出来たパズル・ゲームでもある。単調さと少々先の読める構造が足を引っ張っているが、美しい体験を台無しにするほどではない。
6.0/10 GameSpot
良い点:
・美しい水彩画アート・スタイル
・感動的なサイド・キャラクターたち
・運命論と自由意志に取り組んだ物語
悪い点:
・単調でストレスが溜まるゲームプレーの流れ
・スキップできないカットシーン
・長いロード時間

『Last Day of June』の短さは唯一の取り柄で、ゲームプレーの流れに邪魔された物語を高めている。過去に手を加えることで現在を変えるゲームには間違いなくポテンシャルがあるし、『Last Day of June』はそのポテンシャルの片鱗を見せている。しかし、何度も繰り返させることで、最も重要な出来事が持つ感情的インパクトを台無しにしてしまっている。大きな問題は、ゲームの題名にもなっているキャラクターの物語にイライラさせられてしまうことだ。だが、キャラクターの感動的で共感できる側面や、ビデオゲームでは滅多に扱われない、決定論と自由意志の哲学的苦闘を掘り下げている点が、この単調さを軽減している。CarlとJuneのラブ・ストーリーだけではなく、死や運命に直面したコミュニティ全体の反応に焦点を当てた時、『Last Day of June』は輝きを増している。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Last Day of June