2017年09月06日(水)02時20分

『KNACK ふたりの英雄と古代兵団』海外レビュー

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『KNACK ふたりの英雄と古代兵団(原題:Knack II)』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション・プラットフォーマー
  • 機種:PS4
  • 開発:Sony Japan Studio
  • 販売:Sony Interactive Entertainment
95/100 Game Over
『Knack II』は、1作目の多くの欠点を修正することで、1作目が目指したゲームに仕上がっている。シンプルだが満足感のあるパズルを備えた、アクション満載のゲームである。攻撃だけでなく防御にも深みが加わっており、新鮮でやりがいを感じる仕上がりとなっている。複数のプランを用意してからバトルに臨めば、その一つは必ず上手く行くはずだ。ビジュアルは最高だし、サウンド・デザインも、声優陣の演技は物足りないとはいえ、概ね素晴らしい出来である。1作目を素通りしてしまったが、PS4で高品質のアクション・ゲームを求めるなら、今すぐ買いに走るべきだ。陽気かつ賑やかな、笑えるゲームを探しているファンや子供に最適のゲームである。
8.5/10 God is a Geek
良い点:
・豊富な戦闘オプション
・ゴージャスなレベル・デザイン
・とにかく楽しい
悪い点:
・鬱陶しいLucas
・平凡な物語
・難易度が低すぎる箇所がある

友達ともプレーできる最高のプラットフォーマーを探しているなら、本作がおススメだ。様々な方法でゴブリンやロボットを倒せる、ゴージャスで楽しいゲームである。

良い点:
・ゴージャスなグラフィック
・楽しいパズルとチャレンジ
・高いリプレー性
悪い点:
・悪くはないが素晴らしくもないストーリーライン

前作の遺産をはるか遠くに置き去りにした『Knack』は大幅な成長を見せており、前作が目指したプラットフォーマーとなっている。

良い点:
・多種多様な戦闘、プラットフォーミング、パズル
・高いリプレー性
・Knackの動きが多様化したお陰でより楽しくエキサイティングになった戦闘
・突出した完成度
悪い点:
・プラットフォーミングと戦闘の難易度
・ジャンルを革新せず、洗練させただけ

『Knack II』は、あらゆる面で前作を改善している。Mark Cernyと彼のチームは、批判に耳を傾けて何度も練り直し、期待以上の内容をプレーヤーに提供してくれた。39.99ドルという懐に優しい価格も、前作よりはるかに巨大なゲームであることを考えると素晴らしいことだ。確かに無難なゲームだが、それはこれ以上ないほど良い意味でだ。革新的なアクション・プラットフォーマーではないが、極めて洗練された楽しいそれとしてお手本になる出来だ。PS4を初めてプレーした時の感覚が蘇ってくるゲームだが、『Knack II』は良作に仕上がっていることを報告できるのは嬉しい。マスコット・アクション・プラットフォーマーを作るMark Cernyの才覚はまだ健在のようだ。

85/100 COGconnected
良い点:
・スピーディで楽しい戦闘
・美しいグラフィックとサウンド
・どんでん返しが満載の強力なプロット
悪い点:
・平凡な脚本
・少々長すぎて中弛みする

前作の出来が懸念材料なら、心配は無用と言っておこう。Mark Cernyと開発陣は不満に耳を傾けており、本作の出来がその回答だ。『Knack II』は、スピーディなアクションと劇的な物語展開、タイトで腕が試されるプラットフォーマーを備えている。決して完璧ではないものの、キャラクター・プラットフォーマーというジャンルを支持する説得力のある主張となっている。1人称シューターやダークなアクション・ゲーム全盛のこの時代においては、それだけでも十分すぎる勝利だろう。

8.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・濃厚なビジュアルと壮大なサウンドトラック
・操作するのが最高に楽しいKnack
・実に上手く機能する協力プレー
・前作の欠点をほぼ全て修正
悪い点:
・斬新さがない
・少し簡単すぎるきらいのあるノーマル・モード
・平凡な環境

『Knack II』は陽気で爽快なアクション・ゲームで、最後まで実にテンポよく進む。定番ゲームプレーは決して革命的ではないものの、完成度の高さは確かだし、前作の失敗を概ね帳消しにしている。驚きであり、どこか後ろめたい喜びだ。

8.0/10 EGM
『Knack II』は前作の欠点の多くを改善し、第二のチャンスを与えるに相応しい、楽しいアクション・プラットフォーマーに仕上がっている。物語はスカスカだが、ゲームプレーだけでも十分に最後まで楽しませてくれるはずだ。
8.0/10 Push Square
誰が想像しただろうか?『Knack II』は最高のゲームだ。豊富な戦闘オプションのお陰で前作をはるかに凌駕する作品に仕上がっており、プラットフォーミングにより力を入れたことで、『Crash Bandicoot』の後継作に名乗りを上げている。前作で完全に興味を失ってしまった人も、『Knack II』にはチャンスを与えてあげてほしい。嬉しい驚きになるかもしれない。
80/100 GamesBeat
物語に割かれる時間が少ないのは救いだ。会話シーンがだらだら続くことはなく、すぐに罠や邪悪なロボットの数々を駆け抜ける作業に戻されるのである。根本的なアクションはそれでも楽しく、文脈は関係ないのだ。Knackが吸収できる素材と吸収できない素材があるのは何故なのか?人間がゴブリンをぞんざいに扱っても許されるのは何故なのか?美術館の通風孔に財宝を隠したのは誰なのか?どうでもいいじゃないか!ジャングルの真ん中にある動くリフトにさっさとジャンプしようじゃないか。気にすることはない。そうしたお気楽な流れが、『Knack II』のビデオゲームっぽさの良いところなのだ。究極に陳腐なお約束すら、『Knack II』えは心地良い。1997年の廉価マスコット・マシンでそうしたように、箱をあちこちに押してドアのカギを開けなければならないのだが、未だにしっくりくるのである。

壮大な物語やつまらない収集要素、時間を吸い取る作成システムなど、現在のゲーミング・ビジネスを生き残るのに不可欠とされる備品がなくとも、『Knack II』は問題ないのである。

4.0/5.0 Twinfinite
良い点:
・アニメ映画クオリティの綺麗なビジュアル・スタイル
・終盤に真価を発揮する、大幅に改善された戦闘
・巨大なKnackを操って暴れまわるのは最高に楽しい
・シングルプレーと異なる協力プレーは友達となら大いに楽しめる
・プラットフォーミング、戦闘、ユニークなメカニックの絶妙なバランス
悪い点:
・極めて予定調和な物語
・時にあまりに寛容過ぎてやり甲斐がない
・あまり意味のないガジェットと隠しアイテム
・後半と比較すると雑な序盤

『Knack II』一番驚きは、先に進むほど面白くなっていく点だ。序盤の数ミッションはなかなかエンジンがかからないが、物語と戦闘に魅力を感じ始めると、最高に楽しめるようになるはずだ。10時間ほどでキャンペーンをクリアした後には、タイム・アタックとコロッセオ・アタックのアンロックが待っている。価格が40ドルということもあり、『Knack II』は優れた協力プレー・ゲームを探している子供や家族にとっては特に悪いパッケージではないだろう。確かに問題もあるが、確実に前作を超えている。

『Knack II』は続編のお手本だ。前作はPS4の能力を見せ付けるためのゲームという側面が強かったが、この続編はより練り込まれたバランスの良い体験に仕上がっている。
7.5/10 Polygon
『Knack II』は、古き良き時代を思わせる楽しいプラットフォーマー・ゲームだ。隅々まで丁寧に作り込まれている。確かに昔気質だし、物語はゾッとするほど酷い。しかし、キャラクター主導型プラットフォーマー・アクションが健在であることを思い出させてくれるのだ。美しい見た目にもかかわらず、芸術品というよりも工業品のようではあるが、協力プレー・ステージをクリアした後の私の子供の台詞を借りるなら、「それなりに楽しい」のである。
7.2/10 IGN
『Knack II』は多くの面で物足りないが、長所が短所を凌駕している。ペース配分は適格だし、戦闘は充実していてゲームプレーも多彩。協力プレーもかなり楽しめるし、子供たちにとってのアクション・ゲームへの入門編には最適だ。前作から確実に前進しているものの、脚本とキャラクター付けが劇的に改善されない限り、真のビッグなファースト・パーティ・タイトルにはなりえないだろう。
7.0/10 Arcade Sushi
『Knack II』は前作よりも魅力的だが、それでもやはりこのフランチャイズにはソニーの看板オリジナル・シリーズたる何かが欠けている。この続編は気楽に楽しめるゲームだが、キャラクターが変身するのと同じくらい速く記憶から消え去ってしまう。固定カメラや単純な操作体系など、昔気質のセンスに慣れるには時間がかかる。一旦慣れてしまえば、昔のよしみでFacebookの友達リクエストを承認した旧友とつるんでいるような感覚を味わえるだろう。すぐに一緒に映画を見に行ったりすることはないだろうが、ソーシャル・メディア上で子供の近況を延々とやり取りし合う分には構わないのである。
3.5/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・前作を確実に改良
・シンプルだがテンポの良いソロ・キャンペーン
・美しい
・クレジットの最中にダブを踊るKnack
悪い点:
・単調になりがちなレベル・デザイン
・Knackの声が変
・少し簡単すぎる箇所がある

『Knack II』は嬉しい驚きで、前作の欠点の大半を改善している。独創性や新しい発想は盛り込まれていないものの、Japan StudioはPS4の独占ゲーム群に風変わりな輝きを持たせる自信に満ちたプラットフォーマーを作り上げている。

良い点:
・戦闘とパズル、探索をバランス良く混ぜ合わせた多彩なゲームプレー
・フル・キャンペーン協力プレー
・気の利いた低価格
悪い点:
・動作は増えているが戦闘には重みや楽しさ、創意工夫がない
・醜いアート・スタイル
・内部論理に欠ける面白味のないゲーム世界
技術的な面では悪名高い前作を確実に上回っているが、それでも平凡なデザインとキャラクターのせいでポテンシャル通りの楽しさには程遠い。
6.0/10 App Trigger
『Knack II』の楽しい戦闘は、その精度や敵(や自分)が粉々になる様を見たり聞いたりする単純な満足感が真骨頂だが、友達と一緒でないと真価は発揮されない。物語は笑っちゃうほど酷く、2人のキャラクターが口を開くたびに軽食でも作りに行けば、前作を上回るゲームとして『Knack II』を大いに気に入るはずだ。
6.0/10 CGMagazine
『Knack II』は、待ち望んだような年間最優秀ゲームというわけではなく、いつもの『Knack』をもっとプレーできるだけ。こんなゲーム、誰が頼んだんだ?
3.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・前作ほど間隔が離れていないチェックポイント
・美しい世界
・可愛すぎるLil’ Knack
悪い点:
・殆ど何も変わっていない
・噴飯物の物語
・リプレー性が殆どない

ボリューム満点で新要素もあるにもかかわらず、薄っぺらで単調な体験に感じられる『Knack II』は、メイン・コースというよりもお口直しだ。

5.5/10 Destructoid
『Knack II』には優れたプラットフォーマーの骨格と魅力の片鱗はあるものの、それが具現化されていない。このシリーズの目標は定かではないが、2本を経た今、ソニーが生み出したフランチャイズの中で最もどうでもいいフランチャイズとなった。PS5辺りで2本をまとめてPS Plus会員に無料で配るといい。
5.0/10 Video Gamer
良い点:
・アップデートされたビジュアル
・優れたプラットフォーミング
悪い点:
・長くて単調
・奇妙な操作性

『Knack II』に前作と全く同じ欠点はないが、場所を変えた概ね同じゲームというだけだ。少なくとも、Knack自身を象徴していると言えるかも。

豊富な改善が施されているものの、Knackの冒険にはやはり魅力が欠けている。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Knack II