2017年09月20日(水)02時17分

『Marvel vs. Capcom: Infinite』海外レビュー

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『Marvel vs. Capcom: Infinite』の海外レビューです。

  • ジャンル:格闘ゲーム
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:カプコン
  • 販売:カプコン
88/100 COGconnected
良い点:
・ユニークなキャラクターで構成された多彩なロースター
・革新的なアクティブ・スイッチ
・戦略性とチーム構成を強化するインフィニティ・ストーン
・飽きさせないストーリー・モード
悪い点:
・容易に悪用できるオート・コンボ/ハイパー・コンボ
・DLCで穴埋めすべきロースター

格闘ゲーム・コミュニティ内には、『Marvel vs. Capcom: Infinite』が多大な期待に応えることができるのかどうか不安視する声が存在した。修正すべき不具合はあるし、オート・コンボはその筆頭だが、パッチやアップデートで修正できない問題点は一つも見当たらない。『Marvel vs. Capcom: Infinite』の核はインフィニティ・ストーンのように輝いており、将来性には無限のポテンシャルが感じられる。Marvelが颯爽と帰ってきたぜ。

良い点:
・最高のオンライン・オプション
・笑えるストーリー・モード
・戦略性を増すインフィニティ・ストーン
悪い点:
・改善の余地があるミッション・モード
・アニメーションは最高だが、キャラクター・モデルはイマイチ
・楽しくないアーケード・モードのボス

結局のところ、『Marvel vs. Capcom: Infinite』は友達と一晩を過ごす最高の手段なので、ロースターに不満があろうと関係ないのである。格闘は滑らかで、ベテラン向けの奥深さもあり、ロンチ時の『Street Fighter V』と比べてもフィーチャー満載だ。良いところの多いゲームであり、これを拒絶すると、カプコン格闘ゲーム最高峰の一つを素通りしてしまうことになる。

8.25/10 Game Informer
コンセプト: Marvelユニバースとカプコン看板フランチャイズが融合、誰もが戦いたくてウズウズしてる
グラフィック: 過去作のセルシェードの方が好みだが、キャラクター・モデルと環境は鮮明で綺麗。超人たちも相変わらず驚異的なビジュアル・ショウを見せてくれる
サウンド: サウンドトラックは印象に残らないが、声優の演技はなかなか素晴らしい
プレー性: 普通のコントローラーで容易に凄まじいコンボを繰り出せる簡略化された操作体系
エンターテイメント性: ぶっ飛んだ格闘は期待通りのスペクタクルだし、アクションはスムーズだが、メインのストーリー・モードは物足りない
リプレー性: 高い

『Marvel vs. Capcom: Infinite』は万人向けを目指した格闘ゲームで、概ね成功を収めている(熱心なウルヴァリンのファンでない限り)。酷い決め台詞に失笑したりもしたが、荒廃した宇宙ステーションで写真家Frank Westがサノスのような半神を投げ飛ばすのを見て笑顔にもなった。『Marvel vs. Capcom: Infinite』は真面目なゲームではなく、ド派手な空中戦が展開されるオタク向け「もしも」シナリオが満載のゲームなのだ。そこを受け入れたことで、私は大いに楽しむことができた。

8.0/10 God is a Geek
良い点:
・万人向け
・奥が深く滑らかなコンボ・システム
・格闘中のインフィニティ・ストーン
悪い点:
・ストーリー・モードの流れをぶった切るロード画面
・どこか違和感のあるキャラクター

格闘ゲームが豊作な今年において、『Marvel vs. Capcom: Infinite』は堂々とライバルたちに立ち向かっている。質は若干劣っているものの、豊富なコンテンツによって、『STREET FIGHTER IV』の物足りないロンチの埋め合わせに成功している。

良い点:
・初心者に優しくベテランに深みを提供する、スピーディで楽しい格闘ゲームプレー
・練られたムーブの数々
・多彩なゲーム・モードとトレーニング・オプション
悪い点:
・面白味のないキャラクター・ラインナップ
・平凡なビジュアルとプレゼンテーションの貫禄不足

過去作同様心地良くプレーできるし、敷居も大幅に下がっているが、ロースターとプレゼンテーションに関しては改善の余地が大いに残されている。

8.0/10 Arcade Sushi
カプコンは『Marvel vs. Capcom: Infinite』をその長い歴史に相応しい作品に仕上げる必要があったが、過去作を超えてはいないものの、フランチャイズで最も敷居の低い作品と言って差し支えないだろう。格闘はビジュアル的に見栄えがするし、ロースターはお馴染みの面子と新顔がバランス良く配置され、インフィニティ・ストーンはシリーズに欠けていた戦略性を持ち込んでいる。『Marvel vs. Capcom: Infinite』は格闘フランチャイズへの最高の入門編であると同時に、敷居を下げ過ぎて熱心なファンを遠ざけないよう最善を尽くしている。
4.0/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・中レベルまで鍛えてくれる良く出来たトライアル
・ユニークな格闘スタイル
・過去作よりも機能が増えたオンライン・ロビー
悪い点:
・醜いUIと雑さ
・少々物足りないストーリー・モード
・ガッカリなキャラクター・ロースター

プレゼンテーションやロースターに対する不満は、概ね無視できるものだ。より大きな問題、パッチで修正不可能な問題は、『Marvel vs. Capcom: Infinite』には存在していない。『Street Fighter V』と同じく、同レベルのプレーヤーとの対戦はとにかく素晴らしい。それこそ格闘ゲームの真髄だ。

奥が深く多彩な楽しい格闘ゲームなだけに、ビジュアルの密度やシングルプレー・コンテンツが一部のライバル作品に及んでいないのが残念だ。『Marvel vs. Capcom: Infinite』は、シリーズの顔であるタッグ格闘に新鮮なヒネリを加えつつ、発売と同時に機能するオンラインを提供することで、一流の格闘ゲームに仕上がっている。

このジャンルのファンにとって、ここまで優れた作品は久しぶりだ。

7.7/10 IGN
『Marvel vs. Capcom: Infinite』のタッグ・チーム戦はムジョルニアが放つ雷のようだが、物語は最悪だし、キャラクターたちはバカみたいなミームを生み出すためにあえて酷いデザインにされているかのようだ。格闘ゲームとして、近年で最も酷いと同時に最高でもあるのだ。登場するヒーローとヴィランのように、2つの世界の狭間にいるのである。
7.5/10 Polygon
『Marvel vs. Capcom: Infinite』のビジュアルが汚点になっているのは否定のしようもないが、それだけを理由に本作を素通りするのは間違いである。スピーディなタッグ・システムやインフィニティ・ストーンがシリーズのお約束に変化をもたらしており、どんな腕前のプレーヤーでも、幅広い独創性を発揮することが可能となっている。『Marvel vs. Capcom: Infinite』は表現豊かでエキサイティングかつ楽しいゲームだが、ビジュアルのせいで必要以上の不評を買っている。
7.5/10 Destructoid
カプコンがようやく、実験的すぎないと同時に無難すぎでもないフォーミュラに落ち着いたと感じている。『Marvel vs. Capcom: Infinite』は表面的には新鮮味がないが、格闘ゲームとしての機能性は十分だ。私はそれで問題ないが、君はどうだろうか?
75/100 GamesBeat
『Marvel vs. Capcom: Infinite』に不安を感じていた人が多いことは知っている。その不安は的中してしまった。ロースターは物足りず、綺麗でもない(プレゼンテーションでは『Injustice 2』とは比較にならない)。

しかし、『Marvel vs. Capcom: Infinite』は非常に楽しい。私は格闘ゲームの専門家ではないので、大会シーンで本作が生き残れるかどうかは分からないが、スピーディなアクションとインフィニティ・ストーン・メカニックは一部のプレーヤーにとって魅力的に映るはずだ。それに、大きな大会に出る予定がない人や、ダンテとロケット・ラクーンがジョークと銃を交わす様子を見たいだけの人なら、キャンペーンを存分に堪能できるだろう。

期待したほど壮大でも美しくもなかったが、それでも『Marvel vs. Capcom: Infinite』は盛り沢山である。

7.0/10 Shacknews
良い点:
・強力な2v2ゲームプレー
・フォーミュラに楽しい個性を加味するインフィニティ・ストーン
・丁寧なチュートリアル・システム
・オン/オフが可能の便利なアシスト・システム
・ゴージャスなステージ
・今のところラグと無縁のオンライン体験
悪い点:
・ガッカリなストーリー・モード
・キャラクターのエンディングがない必要最小限なアーケード・モード
・醜いキャラクター・モデル
・過去作と比較すると縮小されたロースター
・原始的で退屈なUI

シングルプレー・コンテンツは取って付けたように感じられるものの、マルチプレーだけでも十分プレーする価値があるように感じられる。インフィニティ・ストーン・メカニックは際立っているし、単なるギミックを超えたバラエティがある。当然欠点はあるものの、カプコンがロースターを追加し続けることができるなら、末永く繁栄するはずだ。

良い点:
・ファンサービスが満載のストーリー・モード
・派手で楽しい格闘
・格闘に戦略性を加味するインフィニティ・ストーン
悪い点:
・腹立たしい技術的不具合
・物語の最悪のスタート
・物足りないロースター

『Marvel vs. Capcom: Infinite』は、懸念されたような大幅な後退ではなかったが、ジャンルの先駆者に追いついているというわけでもない。ストーリーの馬鹿げたメロドラマにはファンサービスが満載だし、格闘自体は派手でパンチが効いている。ただ、シリーズの進化は期待しないこと。

3.5/5.0 USgamer
『Marvel vs. Capcom: Infinite』は盛りだくさんで、楽しいストーリー・モード、オンライン・プレー、ローカル対戦、30人のファイターを提供してくれる。問題は、その中に『Ultimate Marvel vs Capcom 3』から再登場を果たしたファイターが何人いるかという点だ。現実を歪めるインフィニティ・ストーンをもってしても、カプコンは『Marvel vs. Capcom: Infinite』には新たな血がもっと必要だったという現実を変えることはできない。
3.5/5.0 Hardcore Gamer
『Marvel vs. Capcom: Infinite』は、パンチの効いた深みとリプレー性というシリーズの伝統を継承しつつ、物足りないキャンペーンや馬鹿げたサブ・モード、平均的なプレゼンテーションはフル・プライスを正当化できていない。このシリーズや格闘ゲームの熱心なファンは、この最新作に満足できるかもしれないが、それ以外の人間は、ロースターが充実するまで待つか、アップデートや追加コンテンツでロースターが充実するのを待つのが良いだろう。
カプコンの人気クロスオーバーは相変わらず楽しいが、ガッカリなロースターと不快なビジュアルが足を引っ張っている。
3.0/5.0 Games Radar+
良い点:
・原始的だが反応の良い新コンボ・システム
・ユニークで便利なインフィニティ・ストーン・メカニック
悪い点:
・速度が遅くトーンダウンされた格闘
・物足りないロースター
・特に顔に魅力のないキャラクター・モデル
・存在価値のないストーリー・モード

『Marvel vs Capcom: Infinite』の核は強固で、インフィニティ・ストーンが格闘に戦術性をもたらしている。素晴らしい過去作が設定した期待に応える必要さえなければ良かったのだが。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Marvel vs. Capcom: Infinite