2017年10月18日(水)00時46分

『South Park: The Fractured But Whole』海外レビュー

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『South Park: The Fractured But Whole』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Ubisoft San Francisco
  • 販売:Ubisoft
9.5/10 DualShockers
『South Park: The Fractured But Whole』は素晴らしいゲームだ。細かな欠点はあるものの、止め時を見つけることができなかった。今年一番のお気に入りの一つであるだけでなく、史上最高のUbisoftゲームの一つとして、私の心に残るゲームとなった。番組や『The Stick of Truth』のファンなら、購入を強くおススメしたい。プレーする価値のあるゲームだし、定価の価値が十分すぎるほどある。
94/100 COGconnected
良い点:
・独創的でひねくれたユーモア
・素晴らしいターン制戦闘
・楽しいキャラクター作成
・シンプルなRPG要素
・スーパーパワー屁こき
悪い点:
・かなり歩かされる

『South Park: The Fractured But Whole』は、待った甲斐のある出来だ。『The Stick of Truth』の大成功を経て、『Fractured But Whole』には次の戦闘が待ち遠しくなるほど極めて充実した戦闘システム、街の住民による模範的で自然な台詞、実に壮大なサウンドトラックがある。本格的なカスタマイズが可能なキャラクター、豊富なポップ・カルチャー・ネタ、生々しすぎるかもしれない政治風刺まで、正に期待通りのゲームに仕上がっている。コメディの限界に挑戦した、下品で口汚いRPGとして、本作以上の作品は存在しない。あくまで最高の賛辞として、である。

9.0/10 EGM
新たな戦闘システムは体験に豊富な深みと戦略性をもたらしているし、新たな探検能力がゲーム全体に奥が深いRPGらしさを与えている。それに、とにかく爆笑できるゲームでもある。『サウスパーク』のユーモア全般が好きなら、『The Fractured But Whole』は必携だ。
4.5/5.0 Games Radar+
良い点:
・洗練された手応えのある戦闘
・番組への笑える言及
・本格的に引き込まれるプロット
・巧妙なボス戦
・自由なレベル・システム
悪い点:
・多少のバグ
・軌道に乗るまで時間のかかる物語

『South Park: The Fractured But Whole』は、単体でも機能するゲームプレーと魅力的な物語に、ファン・サービスをふんだんに盛り込んでいる。新たなファンを生み出すほどではないが、これ以上忠実なゲーム化作品は想像できない。

4.5/5.0 Hardcore Gamer
『South Park: The Fractured But Whole』は、剣と魔法をスーパーヒーローに置き換えて戦闘を改善した『The Stick of Truth』と言い切ってしまうことが可能かもしれない。この続編は、前作の長所を発展させ、ゲームプレー要素の多くを拡張。作り込まれたタクティカルRPGであるとはいえ、本作を楽しめるかどうかは、『サウスパーク』のファンかどうかという点が大きいだろう。RPGが好きなハードア・ファンの夢が叶った必携のゲームだが、極めて作り込まれたゲームにもかかわらず、『サウスパーク』が大嫌いな人は、本作詰め込まれた『サウスパーク』っぽさに嫌気が差すかもしれない。『The Fractured But Whole』は、アンドリュー・ダイス・クレイとサム・キニソンが赤面するほどの幼稚なユーモアと口汚さ満載のゲームだが、20年間『サウスパーク』を追い続けてきた人なら分かっていたことだろう。
『South Park: The Fractured But Whole』は、前作『The Stick of Truth』の成功を焼き直ししたりはしていない。前作はほぼ完璧な『サウスパーク』体験で、最小限のRPG要素が全てを機能させていた。この続編は概ね同じ路線を継承しており、そこに若干の手を加えることで、前作とは異なるが同じくらい楽しめるゲームとなっている。『サウスパーク』のコメディが特に面白いと思わない人たちは本作をあまり楽しめないだろうが、前作が大好きだった人なら、本作も同じくらい気に入るはずだ。まだどちらもプレーしていない『サウスパーク』のファンなら、今すぐプレーすべきだ。
88/100 GamesBeat
『The Fractured but Whole』は、多くの続編が悩まされているように、『The Stick of Truth』ほどの新鮮さは感じられない。しかし、『サウスパーク』は何本ものゲーム化に耐えうる独創的な長寿アニメだし、スーパーヒーローという題材もフィットしている。

しかし、グリッド制の戦闘は、素晴らしい前作との差別化に必要な独自性として、更なる複雑さを加味している。隅々まで堪能するには、番組のファンである必要があるのは変わらない。しかし、『サウスパーク』の熱心なファンにとって、『The Fractured but Whole』はシリーズの精神を捉えた爆笑物の楽しいゲームとなるはずだ。

8.75/10 Game Informer
コンセプト: 「ニューキッド」が繰り広げる『サウスパーク』の新たな冒険は、現在流行りのスーパーヒーロー物をはじめとする数々のトピックを取り上げている
グラフィック: 番組と見分けがつかず、インタラクティブなアニメをプレーしていると錯覚するほど
サウンド: トレイ・パーカーとマット・ストーンの演技は爆笑物で、番組でお馴染みの楽曲も登場。オリジナルのオーケストラ・サウンドトラックは、子供たちが繰り広げる壮大な物語を完璧に捉えている
プレー性: 環境にハマることがあるのは少々鬱陶しい。それ以外は、戦闘からメニューの操作までが上手く機能している
エンターテイメント性: テレビ番組のゲーム化作品としては史上最高の一つだった前作に恥じない続編。途切れないユーモア、充実した結末が待つ物語、楽しい新戦闘システムがある
リプレー性: 控えめ

『The Fractured but Whole』は歓迎すべき続編で、前作やパーカー&ストーンの過去の作品が定めた基準を維持している。隅々まで知的かつ幼稚なユーモアで彩られており、戦闘は改善され、ボリュームも増加し、ひっそりと盛り込まれた誠実さが、幼少期の魅力を驚くべき形で思い出させてくれる。番組と同じである。

8.5/10 God is a Geek
良い点:
・深みのあるRPGシステム
・素晴らしいキャラクターの成長
・目を見張るビジュアル
悪い点:
・単調になりがちな戦闘
・少し簡単すぎる
・少々長すぎるかも

盛り沢山の最高の続編であり、原作シリーズへの愛情と敬意が詰まっている。

8.5/10 IGN
『South Park: The Fractured But Whole』は、ファンを20年間笑わせ続けてきたユーモアが詰まった壮大なエピソードだ。Marvel対DCのパロディは滅多に外すことのない安定した笑いを提供してくれるし、戦闘は前作のシンプルなシステムよりも複雑で面白いものへと進化していく。移動と一部のシンプルなパズル・メカニックの単調さが僅かに足を引っ張っているものの、それを除けば素晴らしい『サウスパーク』ゲームであり、強力なRPGでもある。
8.0/10 GameSpot
良い点:
・シンプルな見た目にもかかわらず魅力的なタクティカル戦闘
・やりがいのあるキャラクター構築
・『サウスパーク』でお馴染みの社会/文化風刺
・簡単だがやるかちのある環境パズル
悪い点:
・爆笑できる場面が少ない
・鋭い風刺に欠けている

『Fractured But Whole』は、『サウスパーク』のインタラクティブなミニシリーズとして成功している。大人向けエンターテイメントであり、政治的正しさへの風刺でもある番組の現在のスタイルを巧みに模倣している。言い換えれば、シリーズの代名詞だったエッジの鋭さ抜きで、挑発的な面白さを常に維持しているということだ。戦闘と探検の強みが、それなりに面白いものから爆笑できるものまで幅広いコミカルなプロット展開を巧みに繋げている。熱心なファンを楽しませつつ、カジュアルなファンも理解できるジョークを大量に詰め込むというのは、正に偉業である。

8.0/10 Shacknews
良い点:
・番組の見た目と感覚を完璧に再現
・笑えて予測不能なプロット
・多種多様なサイド・ミッションと収集要素
悪い点:
・少しシンプル過ぎる装備と戦闘
・隅々まで楽しむには『サウスパーク』の知識が不可欠

『South Park: The Fractured But Whole』には、前作The Stick of Truth』のほぼ倍のコンテンツが収録されており、ミッションや戦闘、アクティビティ全般のバラエティが増しているように感じられる。前作をクリアした時は、あっという間に終わってしまったことに失望したものだが、今回は完璧な長さだと感じる。本格的なRPG体験を提供しつつ、バカバカしいが魅惑的な物語を語るのに十分な長さだが、飽き飽きしてしまうほど長くはないのだ。

ある意味、本作には2種類の点数を与えたかった。『サウスパーク』ファン向けの点数と、シリーズを知らない人向けの点数だ。細かな不満を別にして、『The Fractured But Whole』の主な問題点は、ゲーム外の原作の知識が不可欠なことだ。素晴らしいカメオ、自己言及、プロット展開の多くが、番組を知っていることが前提の作りなのである。しかし、『サウスパーク』とビデオゲーム(もしくは『サウスパーク』だけ)が好きな人にとって、あらゆる面で『The Stick of Truth』を改善した『The Fractured But Whole』は必携のゲームである。

4.0/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・文句なく笑える
・ファンにとっては完璧な体験
・全てのキャラクターに見せ場が用意されている
・改善された戦闘メカニック
・豊富なサイド・クエスト
悪い点:
・苛立たしいバグとグリッチ
・深みのないRPGシステム
・Coonstagramは無駄なフィーチャー

『サウスパーク』のファンなら、何も悩むことはない。これは『サウスパーク』ビデオゲームの決定版であり、番組の素晴らしさでもある最高のユーモアが詰まっている。

しかし、RPG好きのゲーマーとして本作に臨もうとすると、期待したような深みや複雑さを見出すことができずに終わるはずだ。戦闘は楽しいが比較的シンプルだし、RPGメカニックは浅薄、比較的遅いテンポも万人向けではないだろう。

とはいえ、大半の人は番組のファンだと思うので、失望することはないはずだ。このゲームが時としてどれほど馬鹿げているか、言葉で表現するのは極めて難しい。本当に楽しいゲームだが、道徳心は捨てて信じられない笑いに備えよう。

4.0/5.0 USgamer
ビジュアル: 『サウスパーク』は綺麗な番組ではないが、ビジュアル的に興味深い。同じことが『The Fractured But Whole』にも言える。全てのキャラクターが、カトゥーンと見分けがつかないほどの出来栄えだ。特殊攻撃やメニューにはコミック風の派手さがあるが、そのせいでメニューはとっ散らかっているように感じられる
サウンド: スーパーヒーロー映画の予告編のようなムード満点の音楽があり、無数のジョークもありがたいことに繰り返しが殆どない

前作『Stick of Truth』同様、『The Fractured But Whole』は番組の一エピソードのようだ。もちろん、政治よりも子供たち同士のやり取りがメインの、優れたエピソードだ。少々中弛みはするものの、『The Fractured But Whole』
にはスウィートでひねくれた魅力があり、同じくらいひねくれている人にとっては抗し難い魅力がある。とはいえ、番組を見て笑ったことがない人には、到底おススメできない。

ゲームプレーへの改善からスーパーヒーロー物のパロディまで、『The Fractured But Whole』は隅々まで『The Stick of Truth』の続編に相応しい出来だ。
4.0/5.0 Game Rant
『South Park: The Fractured but Whole』は『The Stick of Truth』の素晴らしい続編と言って差し支えないだろうし、テレビ番組のファンは楽しめるはずだ。長く待たされたかもしれないが、待った甲斐は間違いなくあった。陽気で楽しいRPGがプレーしたかった人にとっては尚更である。
良い点:
・他のゲームの影響を色濃く感じるとはいえ、ゲーム最大の長所になった戦闘
・戦闘に独創的なヒネリを加えた、素晴らしいボス戦
悪い点:
・前作と比べると弱く感じる物語
・スーパーヒーローという題材が活かしきれていないように感じられる

楽しいが突出はしていない『サウスパーク』エピソードの皮を被った、驚くほど奥が深くカスタマイズ性の高いRPGだ。

7.0/10 Video Gamer
良い点:
・少々簡単だが楽しい戦闘
・街を歩き回ることでカトゥーンに命を吹き込んでいる
悪い点:
・物語が長すぎて、徐々に笑えなくなってくる

『South Park: The Fractured But Whole』は、長く続くほど笑いが薄れていった。とはいえ、街の探索は楽しいし、戦闘は前作から大幅に改善されている。

7.0/10 App Trigger
不満はあるものの、私は『South Park: The Fractured But Whole』を大いに楽しんだ。子供たちとそのパワーを使うのは楽しい。とても美しいゲームだし、戦闘システムは最高、コメディも最高に笑える。しかし、プロットやユーモア、カスタマイズも、前作から後退しているように感じられる。続編にあるまじきことだ。
3.5/5.0 Game Revolution
『South Park: The Fractured But Whole』は、番組の熱心なファンなら大いに気に入るであろう洗練されたRPGだ。しかし、戦闘システムが大幅に改善されているとはいえ、前作のような腹を抱えて笑う場面がなく、ロケーションのバラエティも少なく、パズルも平凡で、残念な続編となっている。私は本作を楽しんだし、開発に労力が注がれていることは明らかなのだが、本作の後で3作目がプレーしたくなることはなかった。
Ubisoftはシステムを引き締めたが、楽しいが欠点を抱えた続編RPGで輝きを再現することはできていない。

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