2017年10月28日(土)16時27分

『Wolfenstein II: The New Colossus』海外レビュー

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『Wolfenstein II: The New Colossus』の海外レビューです。

  • ジャンル:シューター
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:MachineGames
  • 販売:Bethesda Softworks
9.75/10 Game Informer
コンセプト: 片手に銃を、もう一方にハチェットを持ちナチスからアメリカを取り返す、壮大で暴力的な旅路
グラフィック: キャラクター・モデルとアニメーションは一流で、別歴史バージョンのロズウェルやニューオリンズは息を呑むほど
サウンド: Mick Gordonのサウンドトラックは適切なタイミングで盛り上げてくれるし、ナチスの頭蓋骨にめり込む斧の音は何度聞いても良いものだ
プレー性: 最初の1時間は手応えがあるが、柔軟なシステムのお陰で先に進むほど驚くほど寛容なシューターとなっている
エンターテイメント性: 残虐なスリルと、より良い世界を目指して戦う真実味のあるキャラクターが満載の忘れがたい物語を提供
リプレー性: 高め

ゲームをクリアした時、私は流れるクレジットを笑顔で眺めながら、これほど素晴らしい1人称シューターをプレーしたのは久しぶりだと実感していた。気前の良いエピローグ・ミッションや、他のサイド・キャラクターやシーン、武器にアクセスできるようになる別時間軸のお陰で、末永くプレーすることになるだろう。だが、それらは添え物に過ぎない。キャンペーンそれ自体がとびきり素晴らしく、忘れがたい物語展開や素晴らしい戦闘シークエンスがてんこ盛りだ。『Wolfenstein II: The New Colossus』は大暴れして舞い上がる大胆なゲームで、パルプSFと深刻さのバランスを巧みに取っており、ビデオゲームにおけるストーリーテリングのパワーに少しでも興味があるなら、決して逃すべきではないゲームである。

9.5/10 DualShockers
『Wolfenstein II: The New Colossus』は、シューターのシングルプレー・キャンペーンにとって、新たなベンチマークとなった。自由度の高さと素晴らしい銃撃戦だけでも、近年で最も優れたシューターと言えるだろう。そこに、今年最も充実した重要なナラティブが加われば、即席クラシックのレシピの出来上がりだ。『Wolfenstein II: The New Colossus』は2017年最高のシューターというだけでなく、今世代を代表するゲームの一つとして記憶されるだろう。
9.1/10 IGN
『Wolfenstein II: The New Colossus』は素晴らしいシングルプレー・シューターだが、私を魅了したのは、深みのあるキャラクターたちと声優の演技だ。BJと彼の仲間たちは気迫と個性に満ちており、General Engelは印象的な敵役だ。使い古されたナチス退治を、Machine Gamesは再びエキサイティングに仕立て上げている。
9.0/10 GameSpot
良い点:
・圧倒的な軍勢に立ち向かうためのツールを提供する多彩な戦闘スタイルとレベル・デザイン
・断固とした反ナチス精神が、レジスタンス――とナチス退治のカタルシス――の正当性を証明
・コメディと深刻な題材の絶妙なバランス
・カットシーンと拠点での会話が豊かで多彩なキャラクターたちに深みを持たせている
悪い点:
・一部の強引な場面や愛国的な決まり文句がゲームの持つメッセージを曇らせている

『The New Colossus』は、戦う相手とその理由を決して忘れさせない。荒廃したマンハッタンから、肉体と精神に傷を負ったレジスタンスの各メンバーに至るまで、ナチスの残虐性が前面に押し出されている。カットシーン、ミッション、Uボート内での休憩時間に至るまで、ナチスの残酷さを忘れることはないだろう。徹底抗戦、全ての戦いを生き残る力を与える緊迫感に満ちたゲームプレーも、この点を強調している。

良い点:
・深刻な題材とお下劣ユーモアを同等に扱った自信に満ちた物語要素
・任意のステルスやノン・リニアな探索が強化する素晴らしい戦闘
悪い点:
・大きく変化するトーンが嚙み合わないことも
・意図通り機能していない一部のプロット
・素晴らしいレベル・デザインを支えることに失敗した変わり映えしないビジュアル

ビデオゲーム史上最も恐れを知らない特異なストーリーテリングに、今世代最も激しいシューターが融合。

9.0/10 Polygon
自分や僅かな平和の間に立ちはだかるとなれば、B.J.は無数の敵をなぎ倒すことも厭わない。だが、殺しだけが『Wolfenstein II: The New Colossus』の全てではない。ヒーローが初めて引き金を引いた時の感情を掘り下げた珍しい1人称シューターであり、ナチス退治の爽快さを祝福しながら、脳の原始的な野生の部分に訴えかける珍しい1人称シューターなのだ。
9.0/10 App Trigger
『Wolfenstein II: The New Colossus』は、間違いなく近年で最も優れたシューターの一つであり、過去作を改善しつつ、ナチ殺戮ゴア祭りにしては驚くほどの人間味を見せる。
90/100 GamesBeat
私は今年の初めに『Wolfenstein: The New Order』を初めてプレーしたのだが、強すぎるナチス帝国を相手に苦闘する人間キャラクターたちに度肝を抜かれた。ゲームの最後にはヒットラーの部隊を倒して終わりとなる。『The New Colossus』は、舞台をアメリカに移してハードルを上げ、ナチスとの真の戦いの足場として確立している。

しかし、『Wolfenstein II: The New Colossus』が光るのは、新たな帝国を転覆させるという考えにアメリカの人々が強い抵抗を感じていることを実感できた時だ。これは、作劇としても現在の政治批評としても効果的に機能している。

デベロッパーのMachine Gamesは、素晴らしいキャラクターたち、高品質のストーリーテリング、テンポの良いゲームプレーを持ち込んでいる。彼らと時間を過ごし、その運命を知りたくなる――それで心温まることもあれば、心を打ち砕かれることもあるのだ。

4.5/5.0 Twinfinite
良い点:
・末永く記憶されるであろうシーンを含む、テンポの良い物語
・声優の演技も素晴らしいユニークなキャラクターたちが物語にハートとユーモアを加味
・スピーディかつ滑らかで手応えのある、バラエティ豊富なゲームプレー
・1作目の不満を解消
悪い点:
・違和感のあるシーンの切り替え
・クリア後に戻る理由が少ない

『Wolfenstein II: The New Colossus』は、滑らかで残虐かつ手応えのある1人称シューターで、最後までぶっ飛んでいるが、真のスターはユニークなキャラクターたちと物語だ。B.Jとレジスタンス仲間たちが空虚な世界にハートとユーモアをもたらしており、シングルプレーがメインのゲームでは、今年最も印象的な場面を作り出している。Machine Gamesは『The New Order』の長所を伸ばすことで、今世代最高のシューターの一つを生み出している。

4.5/5.0 USgamer
インターフェース: イケア風チュートリアルは大好きだ
ボリューム: ゲーム内課金や不必要なマルチプレー無しでプレーヤーを離さないお手本を実践しているように感じる。豊富な難易度、強引さのないクリア後のコンテンツ、取集要素、少々異なるカットシーンが見れる別ルートなど、ナチス退治を続ける理由は沢山ある

『Wolfenstein II: The New Colossus』は1作目を土台に、またしても優れたリニアな1人称シューター・キャンペーンを作り出している。B.Jの旅路は元気づけられるもので、『The New Order』で死にかけたB.Jが完全復活を遂げ、準備もバッチリなタフな連中と仲間になりながらナチスに奪われた祖国を奪い返すのだ。

『Wolfenstein II: The New Colossus』は、『オーシャンズ11』と『イングロリアス・バスターズ』を融合させた物語を備えた、ド派手で馬鹿みたいに楽しいアクションだ。
おススメ Eurogamer
獰猛、感動的、軽妙、陶酔、がさつ、独創的、病的、そして大部分で成功している。
8.5/10 Worth Playing
『Wolfenstein II: The New Colossus』は公約を果たしている。変わり映えはしないが、武器やツール、ナチスがパワーアップ。ある意味、プロットの過剰さと比べてメカニックに独創性が欠けているのは少々残念だが、無難な続編というのも決して悪いことではない。『The New Order』やスピンオフ『The Old Blood』を楽しんだ人なら、『Wolfenstein II』も楽しめるだろう。1作目の良さはそのままに、欠点は僅かで、ナチス退治という重要な仕事の邪魔はしない。それだけで十分なこともあるのだ。
8.5/10 CGMagazine
『Wolfenstein II: The New Colossus』は、昔ながらのナチ殺戮の満足感が詰まった楽しい物語とキャラクターによる、ゴージャスかつ滑らかなシューターだ。
81/100 PC Gamer
『The New Order』ほど新鮮味は感じられないとはいえ、『The New Colossus』はカオスで楽しいFPSだ。
8.0/10 EGM
クオリティの大半は『Wolfenstein II: The New Colossus』の物語と想像性に富むレベル・デザインが担っているものの、手堅いシューター・メカニックと非常にクールな銃がしっかりと支えている。体験自体は全体的にムラがあり、ストレスが溜まることもあるが、体験する価値はある。なにしろ、ナチスの大群を吹き飛ばせるのだ。それに、銃がクールだということは言ったかな?
4.0/5.0 Game Revolution
細かな技術的不具合を除けば、本作は私の期待を凌駕したと言える。確かに物語は少しまとまりに欠けるものの、それはフランチャイズに奥行を持たせたことの代償だ。『The New Colossus』は、『The New Order』で導入された、シリーズの今後にとって素晴らしい土台となる別の時間軸を確立している。

『Wolfenstein II: The New Colossus』は、インタラクティブ性のある大作映画のような感触だ。同じようなゲームは多く存在するが、本作のスペクタクルは驚異的だし、スピーディな銃撃戦と充実したメイン・ストーリーは、クレジットが流れた後にもお代わりが欲しくなるのだ。ナチス退治ほど健全な楽しみは存在せず、『Wolfenstein II』ほど最適なゲームは存在しない。

4.0/5.0 Hardcore Gamer
『Wolfenstein II: The New Colossus』は、アクション満載の楽しい1人称シューター体験を提供してくれる。この別歴史は、感情移入も容易なキャラクターたちが登場する面白い物語を生み出している。プレーヤーが嫌うべきキャラクターたちは卑劣さが最高レベルなので、容易に憎むことができる。人種差別、反ユダヤ主義、動物虐待、家庭内暴力、そしてサディスティックな振る舞い全般の描写を避けていないため、一部のシークエンスは見るのが辛いが、本作にはナチスが登場するので、お花畑を期待するのはウブ過ぎるというものだ。『Wolfenstein II: The New Colossus』は荒唐無稽なアクション映画の陳腐さを維持しつつ、感情を揺さぶる印象的な体験を提供してくれる。そして何より大切なことに、人々が1人称シューターに望むスピーディなシューティング体験とド派手な殺戮を提供してくれるのだ。
Machine Gamesが優れたシューターを作れることは知っていたが、『Wolfenstein II: The New Colossus』ではより面白い多彩な物語を語れることも証明した。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: Wolfenstein II: The New Colossus