2017年10月25日(水)06時45分

『GTA Online』のゲーム内課金を擁護するRockstar「プレーヤーを食い物にしたという批判には当たらない」

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『Grand Theft Auto V』のオンライン・モードとして4年前にサービスが開始された『GTA Online』は、全てのアップデートを無料で提供する一方で、Shark Cardと呼ばれるゲーム内貨幣を販売している。これが、アイテムや不動産の高額なゲーム内価格設定はShark Cardの購入をプレーヤーに強いるものではないか、という批判を生んできた。

Rockstar Gamesのデザイン・ディレクターImran Sarwar氏は、こうした批判に対して次のように反論している。

Imran Sarwar
『GTA』フランチャイズは、3D化や喋る主人公、アフリカ系アメリカ人の主人公、エピソード化、3人の主人公など、何らかの進化を遂げるたびに一部のファンから罵りや批判を受けてきた。『GTA Online』も例外ではない。『GTA』が古びないのは、我々が進化や反復を止めないからだが、進化を遂げるたびにファンの反発を招いてきたので、我々にできるのは自分たちが最高の体験だと信じるものを作り続けることだけだ。

『GTA Online』では、全てのアップデートを無料で提供することを決めた。プレーヤーを分断せずに済むし、各アップデートから何をいつ楽しむかはプレーヤー自身が決めることが可能になっている。全てのプレーヤーが全てにアクセスすることが可能なので、欲しいか必要かも分からないアイテムのためにお金を払う必要もない。我々は『GTA 4』と『Red Dead Redemption』の両方でDLCを販売したが、残念なことにどちらもプレーヤー層を分断してしまい、結果的に相応しくないほど早くゲームが死んでしまった。『GTA Online』では、気に入らなかったり欲しくないコンテンツがあれば、他のプレーヤーと同じ世界に居続けながら、コンテンツを無視して他のことができる。我々にとってはこのモデルは成功したと言えるし、体験拡張の継続を可能にしてくれた。Heistsをはじめとするあらゆるモードを完全に無料で提供したし、コスチュームも殆どタダみたいな値段で提供したので、プレーヤーたちを食い物にしたという批判には当たらないと考えている――ゲーム自体に払ったお金以外に、1ドルも支払うことなくゲームをプレーし続けることができるからね。

定期的な大型アップデートに加え、我々は常に追加ボーナスやディスカウントを提供してきた。これは、購入やプレーを考えなかった楽しい新アイテムやモードにプレーヤーを触れさせるだけでなく、アップデートが配信される数週間前からゲームをプレーするだけで、新しいアップデートが配信された時に欲しいアイテムを買うのに十分なお金をさっと稼ぐことができるようになった。数百万に及ぶプレーヤー層の大半は、プレーするだけで必要なアイテムを入手しているんだ。HeistsやGunrunningなどの規模の定期アップデートの購入をプレーヤーに強いれば、現在の『GTA Online』の仕組みに対して我々が受けている批判と似たような反発を呼んでいたのは確実だろうし、このレベルのクオリティを備えたコンテンツを、同じように数百万のプレーヤーに提供することは不可能だったはずだよ。

ソース: Game Informer