2018年01月01日(月)02時45分

『Tiny Metal』海外レビュー

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『Tiny Metal』の海外レビューです。

  • ジャンル:ストラテジー
  • 機種:PS4/PC/Switch
  • 開発:AREA35
  • 販売:UNTIES
9.0/10 Nintendo Life
その構造の大半を著名なフランチャイズ『ゲームボーイウォーズアドバンス』から借用しているとはいえ、『Tiny Metal』はコア・メカニックを見事に成功させている。素晴らしい土台を基に、AREA35は元ネタと同じくらい魅力的で、中毒性と手応えのあるタクティカル戦争ゲームを生み出しており、そこに驚くほどのドラマと複雑さを含んだストーリーラインを加えている。充実したシングルプレー・キャンペーン――スカーミッシュには最高の単発マップも――だけでも元は取れるが、マルチプレー・モードが(恐らく来年)到着すれば、本作は更に見逃せない存在になるだろう。アイザック・ニュートンはかつて、数学、天文学、神学における自身の偉大な発見を「巨人の肩の上に乗っていたから」とした。彼の偉業も、偉大な先人の存在あってこそ。『Tiny Metal』にも同じことが言える。オリジナルのアイデアは少ないかもしれないが、なんにせよ偉業に変わりはない。
4.0/5.0 Hardcore Gamer
『Tiny Metal』は、『ゲームボーイウォーズアドバンス』のフォーミュラをコピーするのではなく、改善している。新たな次元が加わることで、敵の位置が分かり易くなり、戦闘もやり易くなっている。この変更が戦闘の戦術性に新たな魅力をもたらしており、このシリーズのファンなら楽しめるはずだ。コントローラーでも簡単に操作できるし、マウスでマップを移動できる分だけPCユーザーは少し有利ではあるものの、パッド好きにとって致命的になるような問題ではない。ゴージャスなゲームで、カトゥーンなアート・スタイルが戦闘にスラップスティックを加味しており、単調になるまでは楽しめるボイス・クリップが笑わせてくれる。細かな不満こそあれ、『Tiny Metal』は素晴らしいタクティカルRPGであり、このジャンルの古くからのファンならチェックすべきである。
7.0/10 GameSpot
良い点:
・魅力的なカトゥーン風アート・スタイル
・取っ付き易い操作性とゲームプレー
・定番フォーミュラへの巧みな追加要素
悪い点:
・長ったらしいカットシーン
・かなり単調な戦闘時の台詞
・マルチプレーの欠如を補えていないスカーミッシュ・モード

エンドゲームは確かに制限的だが、ターン制ストラテジー・ジャンルの新参者は、キャンペーンを最後まで大いに楽しめるに違いない。この手のストラテジーを知り尽くしたベテランは、隠す気のない元ネタが見事にハマっていることに気付くはずだ。2、3ターンだけと思っていたら1時間が経過し、厄介なガンシップや戦車群を倒すまで止められなくなるタイプのゲームなのだ。公約通りマルチプレーが追加され、来年も引き続き楽しめることを願っている。

3.5/5.0 Twinfinite
良い点:
・真のハイライトとなっているスカーミッシュ・モード
・手堅い魅力的なゲームプレー
悪い点:
・発売時にマルチプレーがないのは残念
・展開が遅く台詞が多いキャンペーン序盤のステージ

『Tiny Metal』は、伝統的ターン制ストラテジー・ジャンルの見事な復活作だ。キャンペーンとスカーミッシュはどちらも長く楽しめるが、発売時にマルチプレーが存在しないことが減点の対象となっている。古き良き時代を振り返りたい『ゲームボーイウォーズアドバンス』のファンなら本作を隅々まで堪能できるだろうが、このジャンルの初心者や、迷っている人は、全てのコンテンツが出揃うまで、購入は控えるべきかもしれない。

6.8/10 IGN
印象に残らないキャンペーンと物足りないAIの背後には、奥深く楽しいマルチプレー戦争ゲームの芽が見え隠れする。しかし、1対1の対戦モードが追加されるまでは、凝り過ぎた台詞に中断されまくる、手応えのないトレーニング・シナリオ群に過ぎないのだ。私は大いに楽しんだが、同様にゲームで見られるような、戦況を一変させるハラハラドキドキの意思決定などは存在しない。全てが出揃うまで、入隊は延期した方が良いだろう。

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