2018年02月01日(木)03時50分

『Iconoclasts』海外レビュー

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『Iconoclasts』の海外レビューです。

  • ジャンル:プラットフォーマー
  • 機種:PS4/PC/Vita
  • 開発: Joakim Sandberg
  • 販売:Bifrost Entertainment/DANGEN Entertainment
9.5/10 GameSpace
良い点:
・滑らかなゲームプレー
・魅惑的な世界における充実したストーリーテリング
・充実したボス戦
・10時間を超えるボリューム
悪い点:
・コントローラーのカスタマイズがない

充実した物語と満足感のあるボス戦を備えたメトロイドヴァニア風のゲームや、その雰囲気にマッチした音楽が好きなら、『Iconoclasts』は何度もプレーする価値がある。私が考えるインディ・ゲームの良さが全て詰まっている。Joakim “Konjak” Sandberg氏が一人でこの傑作を作り上げてくれたことを、心から嬉しく思う。間違いなく待った甲斐があった!

待つといえば、私はPS Vitaを持っていないので、『Iconoclasts』がSwitchにやって来る運命の日を待たなければならない。良くできたメカニックを持ち歩けるというのは重宝するものだ。

9.5/10 God is a Geek
良い点:
・ゴージャスなピクセル・アート
・素晴らしいキャラクター
・最高のレベル・デザイン
・楽しい多彩なボス戦
悪い点:
・相性の悪い物語と全体のトーン
・違和感のある難易度の急上昇

殆どのメトロイドヴァニアは息切れしてしまうものの、『Iconoclasts』は決して勢いが落ちない。ジャンルの最高峰であり、間違いなくプレーされるべきである。

グラフィック 5.0: ディテールに富んだキャラクター、どれも特徴的な環境など、スプライトは素晴らしい出来
操作性 4.0: 説明不足だと感じた箇所も一つか二つあったが、操作性は概ね優れている
音楽/効果音/ボイスアクト 4.5: 各エリアや状況に合わせた印象的な楽曲が収録された、爽快なサウンドトラック
バリュー 4.5: キャラクターはどれも個性的で、複数の難易度があり、新しいスキルを使って違うエリアに行くために、探索済みのエリアに戻る理由がある

『Iconoclasts』はとても楽しいゲームだ。個性的なキャラクターたちや色鮮やかな世界など、強固な土台がある。各ロケーションには特徴的な風景があり、スキルを磨いたり、Robinの能力の使い方を学ぶメカニックがある。各エリアでやるべきことがすぐ分かるくらいテンポは良いが、Robinが旅を続けてOne Concernから世界を救う手助けをするには何をすべきなのか、即座に理解すべきなのだ。

9.0/10 GameSpot
良い点:
・細部に凝った多彩なアニメーションが満載の美しいピクセル・アート
・感情的深みと色鮮やかな魅力を見事両立させた痛烈なストーリーテリング
・予期せぬ展開が満載の物語
・装備の特徴を知り尽くすことが求められるやりがいのあるパズル
・反射神経と同時に脳も試されるエキサイティングなボス戦
悪い点:
・活用されていない調整システム

『Iconoclasts』のエンド・クレジットが流れ出すと、旅の終わりをほろ苦く思うだろう。全てのパズルを解き、心を揺さぶられるナラティブの終わりを目撃すると、キャラクターたちの成長や世界に与えた影響を振り返らずにはいられないはずだ。魅力的な物語でプレーヤーを驚かせるゲームであり、キャラクターの歴史や出来事を深く知った上でプレーするニューゲーム・プラスでも、同じ衝撃を体験できる。『Iconoclasts』は古き良きゲームのスタイルやメカニックへのオマージュかもしれないが、素晴らしいストーリーテリングと2Dアクションへの敬意を持つ者なら誰でも楽しめる、真摯で充実したアドベンチャーである。

9.0/10 ZTGD
良い点:
・最高のスタイルと見た目
・タイトな操作性
・興味深い設定
・楽しい戦闘
悪い点:
・行ったり来たり
・どこに向かえばいいか分からなくなることも

『Iconoclasts』は素晴らしいゲームだ。物語は面白くて楽しいし、操作性はタイトで完璧に近い。アートとアニメーションは美しく、パズルと移動は概ね楽しいと同時にやりがいがある。メトロイドヴァニアが好きで、行ったり来たりが気にならない人には、本作がピッタリだ。スーファミ時代の古典横スクロール・シューターやアクション・パズルのファンには、諸手を挙げておススメだ。

90/100 GamesBeat
決して完璧なナラティブ体験ではないものの、私にとって、プラットフォーマーにおいてはゲームプレーが物語に優先する。そのメカニックは素晴らしい出来だ。情報不足だと感じることは決してなかったし、美しい環境の中でパズルを解く過程には冒険感が溢れている。『Shovel Knight』のように、レトロ風ゲームとして愛されるはずだ。

なによりも凄いのは、『Iconoclasts』が決して凡庸さを感じさせることなく郷愁を呼び覚ますところだ。キャラクターはありきたりだが、素晴らしいビジュアル、印象的な世界、手堅いゲームプレーのお陰で、決して古臭さを感じさせない。

8.0/10 Push Square
『Iconoclasts』は、複雑な物語と優れたパズル・プラットフォーミングを華麗に融合させている。そのボリュームが仇となることもあり、ボス戦は全てが成功しているわけではないものの、印象的なキャラクターたちや多彩なバラエティのお陰で、物語は最後まで見届ける価値がある。見過ごすのが惜しい、充実したユニークなゲームである。
『Iconoclasts』は、メカニック的に新たなトレンドを巻き起こすようなゲームではない。パズルは最高だが、戦闘は出来が悪いのだ。それでも、『Iconoclasts』の見た目や世界観の構築には膨大な時間と個性が注ぎ込まれており、問題点も容易に許せてしまうだろう。面白いキャラクターたちが登場するゴージャスな2Dプラットフォーマーであり、それだけで水準以上のゲームと言える。
良い点:
・興味深いパズル
・優れたアート・デザイン
・引き込まれる物語
悪い点:
・突出したところがない
・不明瞭なことがある
・楽しくないエリアがある

『Iconoclasts』には良い部分が沢山あるが、残念ながら傑作には及んでいない。多くのプラットフォーマーが陥った落とし穴を避けることができていないだけでなく、これといった革新性に欠けるのだ。だが結局は、驚くほど面白い物語を備えた、極めて洗練されたパズル・プラットフォーマーに仕上がっているので、問題ないだろう。購入したプレーヤーは間違いなく楽しめるはずだが、もう何十回もプレーしたような気がしても驚かないこと。

『Iconoclasts』はプラットフォーマーの革命ではないものの、ジャンルの基本を極めて巧みにこなしている。そこに共感を呼ぶ魅力的な物語、カラフルなスタイルが加わることで、『Iconoclasts』は1人の男性の粘り強さとビジョンが持つ力の最高の一例となっている。
78/100 PC Gamer
滑らかなプラットフォーミング、作り込まれたパズル、広大で繋がった世界、そして稀なフラストレーション。
良い点:
・素晴らしい2Dアートワークとアニメーション
・驚くほど引き込まれるキャラクターとストーリーテリング
・作り込まれたパズルとボス戦
悪い点:
・正確性に欠け満足感のない戦闘
・平凡なプラットフォーミング
・パズルを除けばレベル・デザインに革新がない

既視感の強さと驚くほどの独創性のムラのあるミックスだが、ゴージャスなグラフィックだけで、記憶に残るメトロイドヴァニアとなっている。