2018年02月10日(土)14時22分

『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』海外レビュー

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『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』の海外レビューです。

  • ジャンル:対戦アクション
  • 機種:PS4
  • 開発:Team NINJA
  • 販売:スクエア・エニックス
8.0/10 Shacknews
良い点:
・様々なゲームから集められた幅広いキャラクターたち
・多種多様な能力とカスタマイズ・オプション
・やりがいと満足感のある戦闘
・ファンサービスの最高峰
悪い点:
・少々出来の悪いストーリー・モード
・最初は理解しづらいシステム

『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は良いところと悪いところが混在するゲームだが、全体的には面白い戦闘、多彩なキャラクター、楽しいファンサービスを見事に織り交ぜている。『DISSIDIA』の冠に相応しい新作であり、決して完璧ではないものの、新たなコスチュームやムーブを解除しながらスタイリッシュに数時間を過ごすことができるはずだ。それに、クラウドとスコールを戦わせたくない人なんていないだろう?

4.0/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・豊富なプレーアブル・キャラクター
・手軽で充実した戦闘システム
・目の保養になるビジュアル
・ハードコア・ファン向けのファンサービスが満載
悪い点:
・ロースター以外のコンテンツ不足
・装飾アイテム取得に依存し過ぎ
・万人向けではないオンライン・プレー

『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』はファンの夢を叶えたゲームで、美しく多彩なステージを背景に登場する無数のプレーアブル・キャラクターを備えている。

スピーディでカオスな戦闘は手軽にプレーできるが、各ヒーローを極める道のりは険しい。

残念ながら、モードや馬鹿げた数の装飾品アイテム以外のプログレッションが著しく不足しており、それが足を引っ張っている。

良い点:
・唯一無二の3対3アクション
・奥が深く幅広い、風変わりな戦闘システム
・優れたグラフィックと豊富なファンサービス
悪い点:
・ユーザー・インターフェースとカメラが壊滅的な酷さで、険しい学習曲線が垂直の崖に
・ローカル・マルチプレーがない

革新的だがイライラさせられる欠点を抱えた格闘ゲームにおいて、『FINAL FANTASY』クロスオーバーのギミックはむしろ邪魔に感じられる。

7.0/10 App Trigger
懐かしい魅力にもかかわらず、『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は近年の格闘ゲームには遠く及んでいない。もう少しの愛情、もう少しの修正とラグの解消があれば、『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は素晴らしい体験になっていたはずだ。
6.9/10 IGN
『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は、あまりに多くの仕事をこなそうとし過ぎている。チーム制アリーナ戦闘ゲームとして、なかなか興味深いバトルを生み出しているが、『Overwatch』のようなゲームの深みや取っ付き易さには及んでいない。格闘ゲームとしては、手応えのある『Street Fighter』とお手軽カオスな『スマッシュブラザーズ』のバランスを取ることに失敗している。『FINAL FANTASY』のファンサービスとしては、成功している部分もあるものの、一部のラインナップやフィーチャーが切り捨てられているのが腹立たしい。シリーズ完璧主義者を自認する人ですら、ストーリー・コンテンツ不足のせいで長くは興味を持続できないだろう。様々な部品が綺麗に組み合わると楽しいユニークなチーム・バトルが顔を覗かせるだけに、とてもストレスが溜まる。
6.0/10 Game Informer
コンセプト: フランチャイズのオールスター・キャストによる3対3戦闘
グラフィック: シリーズの風景がバトル・アリーナとして再現されているのは嬉しいし、キャラクターも鮮明で綺麗
サウンド: 表情豊かなエモートと素晴らしいシリーズ楽曲がパワフルなパッケージを形成。鬱陶しいモーグリが多少足を引っ張っている
プレー性: 様々なジャンルやスタイルのごった煮は、優れたチュートリアルにもかかわらず、楽しい集合体にはなりえていない
エンターテイメント性: シリーズのキャラクターや音楽、名場面の楽しいコレクションとして成功している。しかし、核を成すマルチプレー体験はあらゆる面で不足している
リプレー性: 控えめ

『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』にシリーズの魅力が持ち溢れているのは確かだが、悲しいかなゲームプレーはプレーする価値がない。シリーズの人気キャラクターが勢揃いしているのは壮観だし、カスタマイズで遊ぶのも楽しいが、ゲームの心臓部であるマルチプレーは的外れの出来となっている。ゴルベーザに新しい衣装を着せたくてしょうがないハードコアなシリーズ・ファンでもない限り、我慢する価値はない。

6.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・最高のロースター
・素晴らしいキャラ・モデル
・楽曲の楽しいアレンジ
悪い点:
・ストーリー・モード
・カオスになりがちな戦闘
・貧弱に見えるネットコード
・使いやすいとは言い難いUI

シリーズのファンにとって、『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は人気キャラクターやハチャメチャなバトルなどが盛り沢山のゲームだ。残念ながら、不明瞭な方向性や雑なUI、分かりにくいシングルプレー・プログレッション、骨組みだけのモードが、楽しさの大部分を奪い去っている。

3.0/5.0 Game Revolution
『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は悪いゲームではない。ただ、前作のリリース以降、格闘ゲームのハードルが大幅に上がっただけなのだ。違和感のあるストーリー・モードやボリューム不足が、ゲームの質を貶めている。加えて、過去作にはいたキャラクターが何人か不在なこともあり、開発陣が目指したようなシリーズの進化にはなっていないのである。

だがシリーズのファンなら、大いに楽しめるだろう。シリーズの名所を美しく再現しているし、ファンサービスも飽きさせない。私は楽しんだが驚きはなかったし、懐かしさも充実したゲームプレーの代わりにはならないことを『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は証明している。

3.0/5.0 Hardcore Gamer
PSPのヒット作の後継作として、『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』には良いところも多いが悪いところも多い。戦闘システムは相変わらずユニークかつエキサイティングだ。3対3というセットアップは万人向けではないものの、『NT』はエキサイティングに仕上げることに成功している。戦闘には深みがあり、長くプレーすればユニークな格闘ゲームを堪能できるはずだ。シリーズへのラブレターとして、プレゼンテーションは的を射ており、現代テクノロジーでキャラクターやロケーションを再現している。残念ながら、本作はいくつかの箇所で物足りない出来となっている。物語は酷い出来で、メモリアでのアンロックを強いるのも水増しにしか感じられない。充実したゲームプレーを支えるだけのコンテンツが収められておらず、大半は中身の濃いPSP版の焼き直しに過ぎない。『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は素晴らしいゲームプレーを備えた小綺麗なパッケージだが、新鮮味が足りていない。
5.5/10 CGMagazine
『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』はシリーズの遺産への侮辱であり、その表面的な美しさも中身の薄さを補うことはできていない。
5.0/10 GameSpot
良い点:
・シリーズを代表するキャラクターたちが登場するファンサービスが盛り沢山のチャーミングな物語
・レスポンスが良く引き込まれる巧妙な戦闘システム
・独特なプレースタイルを備えた多彩なロースター
・収集要素や過去作への楽しいオマージュが豊富
悪い点:
・あっという間に飽きてしまいがちな単調なゲームプレー
・他のモードでの作業を強いる底の浅いストーリー・モード
・マルチプレーのゲーム・デザインと相性が悪い奇妙なボス戦
・長いマッチメイキングやラグなど、不安定なオンライン体験

長寿シリーズに敬意を払おうとする試みにもかかわらず、『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』は独自の枠組み内でシリーズの特徴的なゲームプレーを再現しようとして殆ど成功していない。伝染的なチャーミングさに加えてレスポンスの良い楽しい戦闘を提供してくれるものの、過去作からあまり進化していない。断片的に提供される物語、場違いに感じられる戦闘シチュエーション、いざという時ほど機能してくれない不安定なオンライン・システムなど、このオンライン・アクションは『FINAL FANTASY』の名に相応しい出来とは言い難い。

『DISSIDIA FINAL FANTASY NT』には、善と悪の究極の戦いでシリーズのキャラクターたちが勢揃いしているが、過剰に入り組んだプレー体系などのせいで、ゲーム自体と格闘するゲームになってしまっている。
オールスター格闘ゲームがアーケード経由で復活。ファンと新参者のどちらにも訴求できていない、奥の深い個性的なゲーム。