2018年02月17日(土)12時36分

『Kingdom Come: Deliverance』海外レビュー

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『Kingdom Come: Deliverance』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Warhorse Studios
  • 販売:Deep Silver
9.8/10 Hooked Gamers
良い点:
・驚異的なディテール
・高いリアリズム
・中毒性のある戦闘
悪い点:
・没入感を削ぎがちな顔の表情
・細かなグリッチ

これは現実?それともファンタジー?ありがたいことに、『Kingdom Come: Deliverance』はゲームと現実のミックスの頂点ではない。メインストリームを魅了することはないかもしれないが、それで問題ないのだ。ゲーム世界の二ッチな領域に足を踏み入れることに躊躇しない人、容赦ないゲームを恐れない人は、間違いなくチェックすべきである。私はこのゲームが大好きだ。広い心で、このゲームを試してみよう。

9.0/10 Gaming Nexus
『Kingdom Come』は、Wikipediaのブラック・ホールに吸い込まれるRPGに、ウォーキング・シミュレーターを融合させている。その歴史性や知性的なゲーム・システムの解読を受け入れるのは、まるで宗教儀式を完璧にこなすようなものだ。
4.5/5.0 Game Revolution
バグと無縁の体験を望むなら、『Kingdom Come』を手にしてはいけない。『Elder Scrolls』のハードコア版のような素晴らしいオープンワールドRPGを望むなら、躊躇しないこと。インディ・スタジオがKickstarterから僅か4年で本作をリリースできたというのは正に狂気の沙汰だし、このようなゲームがトリプルAデベロッパーにプレッシャーを与えるのである。Warhorseは『Elder Scrolls』よりもはるかに少ない資金で『Kingdom Come: Deliverance』を見事に完成させており、今後のサポートで本作がどう成長していくのか楽しみでしょうがない。
84/100 PC Gamer
バグや不安定なパフォーマンスはともかく、『Kingdom Come』は実に反応豊かな世界を舞台にした、極めて満足感のあるRPG体験だ。
8.25/10 GameCrate
グラフィック 8.0: キャラクター・モデルやアニメーションは改善の余地があるとはいえ、15世紀のボヘミアを再現した生い茂る森とがらんとした草原は目を見張る出来。この世界の木々に永遠に埋もれていたくなる
サウンド 8.0: クラシカルな中世楽曲が上手くムードを盛り上げるが、一部の声優の演技は理想的とは言い難い。全体的には耳に心地良い
ゲームプレー 8.0: 学習曲線は極めて険しいが、本作のハイライトは戦闘にある。他のゲーム・メカニックも美味く噛み合っており、戦闘システムは爽快
ストーリー 9.0: 比較的平凡な復讐物語として始まるが、政治や壮大な戦闘が満載の中世物語へと進化していく。どのサイド・クエストにも真のプロットがあり、練り込まれているように感じられる

鬱陶しいバグと分かりにくいメカニックを許容できるなら、その真実味のある歴史的なリアリズムは間違いなくプレーヤーを魅了するはずだ。生活シミュレーションや中世RPGのファン必携である。

81/100 COGconnected
良い点:
・ユニークな戦闘
・最高のビジュアル
・壮大なシネマチック
悪い点:
・貧弱なセーブ・システム
・多くのバグ

『Kingdom Come: Deliverance』は、楽しめる壮大な旅路である。リアリズムに関しては、綻びを見過ごすことはできない。我々が現実世界に生きているので、どうしても比較してしまうのだ。しかし、そうした綻びも最高の旅路を邪魔することはできないのである。物語だけでも50時間プレーできるし、全体としては100時間を超えるクエストが収録されている。とにかく盛り沢山で、20年以上前に『Elder Scrolls: Arena』を初めてプレーした時のことを思い出さずにはいられないのだ。予想を超える壮大さに対する驚き。全く違う時代のゲームではあるものの、当時を思い出させる魔法のタッチがあるのだ。RPGファンなら、必ずある程度は楽しめるはずだ。

8.0/10 GameWatcher
技術的不具合と驚くほど見当違いのデザイン決定に苦しめられた、没入感の高い優れたゲーム。
『Kingdom Come Deliverance』は、実存感と壮大さに満ち溢れた、称賛すべき野心を備えたオープンワールドRPGだ。とはいえ、体験を内包する世界は美しいが不完全であり、欠点を許容できるなら、存分に楽しめるはずだ。
良い点:
・少なくとも表面的には時代考証が素晴らしい
・練り込まれたRPG要素とミッションの多様性
・繊細なキャラクター同士のやり取り
悪い点:
・楽しくないぎこちない戦闘
・面白いものがあまりないオープンワールド
・ロンチ時の大量のバグやグリッチ

様々な理由から決して万人向けのゲームではないが、少なくともRPGは必ずしもファンタジーに頼る必要がないことを『Kingdom Come: Deliverance』は証明している。

7.0/10 Push Square
『Kingdom Come: Deliverance』は採点するのが極めて難しい。全体を見るべきゲームであり、その魅力は人によって異なるからだ。シミュレーションが大好きで、リアリズムや細かなディテールを堪能できる人なら、本作の虜になるだろう。だが同時に、必ずしも楽しいゲームプレーに帰結しないリアリズムへのこだわりと、バグの多さや極端に長いロード時間のせいで、非常にストレスが溜まるゲームでもあるのだ。内容自体は充実しているものの、複数のパッチか続編だけに可能な洗練が不可欠だろう。待ちきれない。
7.0/10 Cubed3
現実的で、歴史的に忠実で、容赦がなく、カジュアル層に優しくないオープンワールドRPGとして、『Kingdom Come: Deliverance』は恐らく最高峰だろう。しかし、完璧には程遠いため、銅メダルにしか値しない。それも欠点の量を考えると、汚れた銅メダルだ。
3.5/5.0 Hardcore Gamer
およそ50時間のキャンペーンがこれほどバグまみれでなかったら、RPGに興味がない人もプレーすべき今年最もバランスの取れたRPGになっていただろう。
ビジュアル、技術、メカニックの土台は強固ではあるものの、現時点での『Kingdom Come: Deliverance』のパフォーマンスはムラがあり、予測不能となっている。没入感の高い魅惑的な体験ではあるが、実験的要素を成功させているにもかかわらず、現状ではある程度注意して臨むことを忠告せざるを得ないのである。Warhorseには一刻も早く不具合を解消してもらいたい。彼らのデビュー作は近年で最もユニークな傑作RPGの一つとして、『Morrowind』や『Fallout: New Vegas』、『The Witcher 3』と並び称されるべきなのだから。
3.0/5.0 Windows Central
良い点:
・広大なオープンワールド
・面白いクエスト
・素晴らしい台詞
・ユニークな戦闘システム
・凄まじい没入感
悪い点:
・ぎこちない時がある
・一部の声が合っていない
・いくつかのバグや不安定なパフォーマンス

『Kingdom Come: Deliverance』の広大なオープンワールドには、共感を呼ぶ舞台設定の中にやることが豊富に詰まっている。プロジェクトの規模の大きさに見合わない小規模なチームが開発を手掛けているせいで、決して完璧な仕上がりではない。それでも、このゲームは末永く楽しませてくれるはずだ。

技術的不具合はともかく、『Kingdom Come: Deliverance』は野心的なところだけは称賛できる。Warhorse Studiosが組み込んだユニークなシステムは一抹の輝きを放っており、極めて面白い奥深いサバイバルや成長要素がある。しかし、技術的不具合を考慮に入れると、短所が長所を凌駕したフラストレーションの溜まる体験になってしまうのである。
4.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・素晴らしい世界観構築と脚本
・革新的なチャンバラ戦闘
・実感できる成長
悪い点:
・頻繁なカクツキ
・ポップインと長いロード時間
・不気味の谷に足を突っ込んでいるキャラクター・モデル
・難しすぎて役立たずな弓矢
・古臭いセーブ・メカニック

パフォーマンスを劇的に改善するバグ修正パッチが配信されるなら、『Kingdom Come: Deliverance』は隠れた名作になりえるだろう。壮大な野心にもかかわらず、一般公開の準備が整っていないことは明らかだ。一抹の輝きは存在しているので、もう少し時間をかけるか、野心を妥当なレベルに抑えていれば、大傑作としてより高い得点を獲得できていたはずだ。『Kingdom Come: Deliverance』は、トレンド・セッターというよりも新たな教訓となっている。