2018年03月13日(火)23時59分

『Into the Breach』海外レビュー

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『Into the Breach』の海外レビューです。

  • ジャンル:ストラテジー
  • 機種:PC
  • 開発:Subset Games
  • 販売:Subset Games
5.0/5.0 Trusted Reviews
良い点:
・ブロック・パズルとタクティクスの巧妙なコンビネーション
・物語を生み出すゲームプレー・システム
・美しい音楽
悪い点:
・ジャンル嫌いを心変わりさせることはないだろう

Subset Gamesはミクロドラマを極めており、『Into the Breach』はインディ・ゲームの最高峰だ。

9.5/10 God is a Geek
良い点:
・シンプルだが凄まじく深いゲームプレー
・完璧な一口サイズのミッション
・ストラテジーを楽しくしてくれた
悪い点:
・少々過酷なノーマル難易度

独特の楽しさをこのジャンルにもたらした、最高のストラテジー・ゲームの一つ。必ずプレーすべきゲームである。

9.25/10 Game Informer
コンセプト: 人類を絶滅させる前に巨大怪獣を倒すために時をさかのぼるグリッド制タクティクス・ゲーム
グラフィック: 魅力的だが原始的なピクセル・グラフィックがバトルのレイアウトを明確に伝える
サウンド: 感動的な音楽スコアが、SFトーンにドラマ性と重みをもたらしている
プレー性: 練られた難易度曲線のお陰で、即座に理解できるが各メック部隊の習得は手強い
エンターテイメント性: 見た目こそ単純だが、何度もプレーすると明らかになるゲームプレーのループは奥が深く魅力的で、新たなアンロックが戦術を一変させる
リプレー性: 高い

『Into the Breach』は集中力と水平思考が要求されるし、ユニット配置のランダム性が生み出す、高難易度では必要になる辛い犠牲にしり込みするプレーヤーもいるだろう。ターンごとに慎重な計画立案が求められることを嫌がるプレーヤーもいるはずだ。しかし、それはゲームの責任ではなく、プレーヤーの好みに過ぎない。Subset Gamesは、そのシンプルな見た目の背後に、丁寧に計算されたタクティカル・パズルの遊び場を作り出している。

良い点:
・取っ付き易いがゲームプレーの深みがある練り込まれたインターフェース
・豊富なバラエティと成長を実感できるローグライク要素
悪い点:
・独創性のないアート・デザイン
・すぐ繰り返しになってしまうランダム要素

ほぼ完璧に構築されたストラテジー・ゲームであり、そのシンプルなプレゼンテーションの奥に、ほぼ無限のバラエティと深みを秘めている。

9.0/10 GameSpot
良い点:
・主導権を実感させてくれるタクティカル・システム
・個別ユニットや部隊の柔軟性がもたらす多種多様なプレースタイルとチャレンジ
・クリーンで効果的なオーディオビジュアル・デザイン
・極めてリプレー性が高い

都市を破壊しようとする巨大な怪獣を、考え抜かれた反撃で蹴散らすという、戦略的喜びが本作には詰まっている。先読みに焦点を当てたことで、『Into the Breach』のターン制エンカウンターはアクション満載でリスクと無縁のパズルになっており、ユニークなユニットがもたらす多種多様なプレースタイルが、プレーヤーを決して飽きさせない。全ての新ターン、全ての新戦闘、全ての新キャンペーンで機知を駆使し解決すべきどのような苦境が待ち受けるのかを見るのは、実に楽しいのである。何度も何度もプレーしてしまう、ダイナミックな戦いを備えた、純粋で実際的なタクティカル・ゲームが『Into the Breach』である。

9.0/10 IGN
多種多様なメックやパイロットの能力が、『Into the Breach』のタクティカル・バトルに深みと満足感、リプレー性をもたらしている。ターンを進めるたびに新たに複雑なパズルが生まれ、完璧な解法が存在しないこともあるとはいえ、与えられた能力を活かして損害を最小限に抑える最善の方法を発見した時の喜びは格別だ。殆どの大作よりも夢中でプレーしてしまう、小さく見えるタクティカル・ゲームである。
4.5/5.0 Twinfinite
良い点:
・非常に楽しいタクティカル・ゲームプレー
・攻撃が通知されるので戦略と計画を練る余裕がたっぷりある
・ゲームプレーと物語に巧みに組み込まれた時間の概念
・部隊とパワー・グリッドを守り抜かねばならない絶妙なリスク・リワード
悪い点:
・少し険しい難易度曲線は死にまくるのが嫌いなプレーヤーをイライラさせるかも

『Into the Breach』は、ストラテジー・ジャンルへのアプローチの仕方が素晴らしい。プレーヤーが必要とする情報を全て与えてくれるので、何がいけなかったのか、どうすれば防ぐことができたのかが一目瞭然。失敗自体がゲームプレーの基本的な流れになっていくのだ。全ての死が貴重な教訓であり、パイロットを失うたびに、せっかちな一手がもたらす結果を思い知らされるのである。パワー・グリッドを失うたびに、再び裂け目に戻るのだ。

『Into the Breach』は『FTL』の成功を自信満々に借用しているが、非戦闘員の犠牲者や巻き添え被害の回避を中心に構築された、タイトで極めてリプレー性の高いタクティクス・ゲームとして差別化を図っている。
おススメ Eurogamer
『FTL』の後継作は、同等に容赦なく、同等にエレガントだ。
86/100 COGconnected
良い点:
・手強いパズル
・恰好良いロボット
・時間の渦ゲームプレー
悪い点:
・少し単調
・疑問の残るコンテンツの深み

『Into the Breach』を要約すると、常に脳を試しつつ、即死でプレーヤーのバカな行動を罰する最高のレトロ・ターン制ストラテジーだ。エンカウンターの多様性に欠けるところを、遊び甲斐のあるメックたち、最高のサウンドトラック、プレーヤーを引き込む雰囲気が補っている。『FTL』のように一年丸々飲み込まれるようなことはないかもしれないが、『Into the Breach』はよりタイトで濃縮された体験である。

8.0/10 Destructoid
『Into the Breach』は、平凡なデザイン決定に囲まれた完璧なメカニックを備えたゲームだ。タクティカル・ゲームプレーと、大量の情報をシンプルに伝えるその手法は、文句の付けようがない。しかし、唯一の違いが3種類のメックとアップグレードの可能性だけなので、それほど時を経ずに変わり映えしなくなってしまうのだ。練り込まれたメカニックに容易に恋してしまう私のような人間なら、『Into the Breach』を大いに気に入るはずだろう。しかし、バランスは取れていない。
4.0/5.0 Game Revolution
私は『Into the Breach』を存分に楽しんだし、一度に数分だけプレーするのに最適のゲームである。外出先でプレーするのにピッタリなので、モバイルかSwitchに移植されることを切に願っている。各マップに必要とされるのは数ターンだけで、敗北してもすぐに戻ることができる。手軽にサッとプレーできる点こそ、本作と他のターン制ストラテジー・ゲームとの違いであり、マップをクリアするのに要する30分から1時間ほどの時間的余裕がない人にとって、より魅力的に映るはずだ。
7.0/10 Shacknews
良い点:
・ストラテジー・ファンですら苦労する難易度
・豊富なアンロック
悪い点:
・ランダム生成コンテンツがあっても良かったかも
・少し単純すぎるグラフィック

14.99ドルという価格なら、ストラテジー好きにとって『Into the Breach』は良い買い物になるはずだ。しかし、本作でこのジャンルのファンになる人はいないだろう。ゲームプレーはタイトだが、数回以上プレーできるほど洗練されてはいない。部隊を概ねアンロックして全てのメックを試したら魅力が失われてしまい、『FTL』にはあった「あらゆる危機を乗り越えてのサバイバル」感覚がないのだ。とはいえ、私は存分に楽しませてもらった――ただ、この手のゲームのファンでないなら、ファンに転向するような期待はしないこと。