2018年03月13日(火)16時06分

『Mulaka』海外レビュー

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『Mulaka』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション・アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Lienzo
  • 販売:Lienzo
9.0/10 Cubed3
スリリングなボス戦やエレガントな環境に、包括的な操作体系と練られたプログレッション・システムが加わった『Mulaka』は、最後まで実に爽快なゲームだ。ユニークなアート・スタイル、タラフマラ族の文化に忠実であろうとする開発陣の努力によって、没入感の高い楽しいゲームというだけでなく、教育的でもある。3Dアクション・プラットフォーマー好き必携のゲームであり、Switchユーザーなら尚更である。
8.0/10 Destructoid
『大神』風のゲームが好きな人にとって、同じクオリティには達していなくとも、『Mulaka』を楽しめるはずだ。少々既視感が強いとはいえ、それは必ずしも悪いことではないはずだ。たまには、おどけた世界に没頭するのも良いものである。
結局のところ、『Mulaka』において「ゲームプレー」はあまり重要ではなく、力も入れていない。先住民の物語の保存と共有、知る機会のない文化を学ばせることが最優先なのだ。こうしたゲームが重要なのは、支配的エンターテイメント業界として、ゲームは消費者に学習を促す手段だからであり、他文化について学ぶ人は多ければ多いほど良いのである。『Mulaka』が今年一番のお気に入りゲームになることはないかもしれないが、本作から得られるものは、わずか数時間のエンターテイメントよりもはるかに価値がある。
7.5/10 DualShockers
雑なビジュアルと戦闘を許容できる人にとって、『Mulaka』は魅力的な文化と伝承を紹介する良く出来たアクション・アドベンチャーとなっている。歴史や異なる伝承を盛り込んだゲームが好きで、タラフマラ族を知らない人なら、『Mulaka』は間違いなくチェックする価値があるだろう。ストーリーテリングなどを通して忘れられた文化を保存することはとても重要ななので、Lienzoが『Mulaka』でタラフマラ族をインタラクティブ化してくれたのは喜ばしいことだ。
75/100 COGconnected
良い点:
・美しく時代を超越
・引き込まれるゲームプレー
・豊富なコンテンツ
悪い点:
・フワフワするプラットフォーミング
・原始的なパズル

ルーツがインディにあることが明白であっても、重要なのは物語なのだ。能天気に楽しむ以上の目的を持ったゲームであり、それが全体の完成度を高めている。『Mulaka』は思慮深く美しいゲームで、プレーヤーを魔法の世界に誘ってくれる。見たこともない世界が、ゲームを更なる高みに昇華している。

7.0/10 GameSpot
良い点:
・最高のモンスターとボス戦
・息を呑む地形と雰囲気
・戦闘とプラットフォーミングの楽しいミックス
悪い点:
・空中の時に狙いを定めるのが苦痛
・雰囲気を害する浅薄なNPC

『Mulaka』は、馴染み深い特徴を数多く備えた、シンプルなゲームだ。ローポリの開かれた世界とキャラクターは『風ノ旅ビト』を思わせる。戦闘とパズル要素は『ブレス オブ ザ ワイルド』や『大神』に類似している。しかし、タラフマラ族という設定やキャラクターのお陰で、『Mulaka』は個性を確立することに成功している。典型的なアドベンチャー・ゲームにはない、ユニークな設定を提供してくれるのだ。

7.0/10 ZTGD
良い点:
・最高のアート・スタイル
・素晴らしい雰囲気
・楽しいボス戦
悪い点:
・緩い戦闘
・過敏なロックオン・メカニック

『Mulaka』は、改めてデベロッパーLienzoの優れた能力を証明している。彼らはゆっくりとだが確実に腕前を上げ続けている。次回作は本当に楽しみだが、『ゼルダ』や『大神』といったゲームが好きな人なら本作もチェックすべきだろう。あらゆる機種でリリースされているし、欠点はあるが購入する価値は十分にある。

7.0/10 EGM
『Mulaka』は、魅力とストレスを同等に感じるゲームだ。美しいナラティブや探索メカニックを用い、タラフマラ族の文化を教えることに長けたアクション・アドベンチャーである。しかし、見込み客を遠ざけてしまいそうなアクション要素は根本的な刷新が不可欠だろう。
6.75/10 GameCrate
グラフィック 8.0: 本作最大の強みであり、平坦で大胆なアート・スタイルに可能な限りの魅力をもたらしている
サウンド 7.0: タラフマラ族らしい優れた音楽が世界に命を吹き込んでいる。他のサウンドも仕事をこなしている
ゲームプレー 6.0: 最低限しか要求しないゲームプレーが本作最大の弱点。ロックオン機能といった基本的なフィーチャーも欠如している
ストーリー 6.0: 設定と文化的フォーカスは興味深き生き生きと描写されているが、好奇心以上の興味を引き出す充実したナラティブには結びついていない

残念ながら、他作品から抜きんでるのに不可欠な独創性に欠けている。アート・スタイルは目を見張る大胆さだし、文化的フォーカスも独創的だが、ゲームプレーと全体的なデザインが足枷となり、無難なアクション・アドベンチャーに落ち着いている。

6.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・タラフマラ族の文化と民話を掘り下げている
・最高のボス戦
・移動が苦痛ではない広大なエリア
悪い点:
・より優れた似たゲームプレーを備えたゲームが他に存在する
・フレームレートが不安定なSwitch版
・かなり短め

タラフマラ族の民話を掘り下げているのは嬉しいものの、『Mulaka』は極めてありきたりなアクション・アドベンチャーだ。素晴らしいアイデアが顔を覗かせることもあるとはいえ、全体の構造は極めて古臭く、題材だけが唯一の救いとなっている。ゲームとしては目新しさが全くないが、文化的知見としては見どころが多い。

5.7/10 Worth Playing
『Mulaka』はリスクを冒して失敗している。物語と目的は魅力的だが、ゲームプレーとビジュアルは物足りない。良く出来ている部分はあるし、魅了される人もいるだろうが、全体の粗削りな出来が足枷となっている。