2018年05月17日(木)00時42分

『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』海外レビュー

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欧米でこの5月に発売された『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4/PC
  • 開発:アイディアファクトリー
  • 販売:コンパイルハート
『新次元』フランチャイズが、既にその風刺やファンサービスに夢中になっている人間以外を取り込むことができたら嬉しい。悲しいかな、ゲームの出来がどれだけ素晴らしくとも、そうはならないだろうという気がしている。『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』は変わり種で、ほぼ取って付けたのVR機能をメインに宣伝されているのだ。裏の事情がどうであれ、コンパイルハートはゲームプレー・エンジンを大幅に改善しており、JRPGの傑作となっている。多くの人が予算の少なさと下着への愛情しか目に入らないであろうことが本当に残念でしょうがない。
8.0/10 RPG Site
文句なくシリーズ最高傑作であり、より充実した美しいパッケージでシリーズの強みに焦点を当てている。いくつかの変更点は万人向けではないかもしれないが、ファンならインタラクティブ性の向上や細かな改善を堪能できるはずだ。ただ、オリジナルの経験者におススメするのは難しい。
『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』は変わり種だ。ゲームに殆ど付加価値をもたらさないばかりか、本作を大傑作JRPGたらしめるゲームプレーへの改善を覆い隠してしまう機能をメインに売ろうとする会社を目にすることは珍しい。

なんにせよ、本作はいつもの『ネプテューヌ』であり、低予算やファンサービスでつまずいてしまう多くの人間に素通りされてしまうだろう。しかし、それ以外の人間は試してみるべきだ。欠点こそあれど、『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』は失望させない。

79/100 RPG Fan
良い点:
・オリジナルに細かな改善を施している
悪い点:
・オリジナル経験者が再びフル・プライスを支払うだけの新コンテンツがない

既に優れたオリジナルに細かな改善を施すことで、シリーズ最高傑作となっている。

良い点:
・全体的に優れたプレゼンテーション
・選択肢の多い戦闘
・少々中途半端だが斬新で面白いVR
・少なくとも楽しいキャラクターたち
悪い点:
・『VII』と変わらない物語
・簡単すぎる戦闘
・同じロケーション
・鬱陶しいキャラクターたち

このシリーズのファンはキャラクターたちを大いに気に入るだろうし、『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』にはファンサービスがてんこ盛りだ。オリジナルをプレー済みの人は既にきわどい絵を見尽くしているだろうが、たとえ表面的にすぎなくとも、ねぷねぷらと同じVR空間を占有できるというだけで十分舞い戻りたくなるかもしれない。一方、本作で初めて『VII』を体験する人にとっては、とても楽しいゲームになるはずだ。ビジュアル・ノベルとゲームプレーのバランスは絶妙とは言えないものの、キャラクターたちが飽きさせないし、簡単すぎるダンジョンも多彩な戦闘で楽しませてくれる。

6.0/10 Cubed3
『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』は既存ファン向けには良く出来ているものの、魅力的な戦闘システムやプロットを求める新規を遠ざけてしまうかもしれない。ユーモアのお陰でキャラクターたちは好感度が持てるし、ゲーム業界ネタもチャーミングだが、風刺的か否かに関わらず、引き込まれるナラティブを実現するには至っていない。ボス戦では上手く機能しているキャラクター配置重視などと併せ、新メカニックのお陰で戦闘はコンセプト的に興味深いが、規模が小さめの戦闘では輝きが失われてしまう。『新次元ゲイム ネプテューヌVIIR』はRPGとして悪くないが、テンポの悪い戦闘システムや作業重視のせいで傑作には及んでいない。
3.0/5.0 VRFocus
VRでストーリーをプレーできるのは概ねその価値があるが、出来の悪いレンダリングで描画されるVR専用セクションは、目を傷め、気分を悪くさせるだけ。楽しい出来ではあるものの、オリジナル未所有でもない限り、本作は熱心なファンだけのためのものだ。

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