2018年07月05日(木)16時22分

『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』海外レビュー

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『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』の海外レビューです。

  • ジャンル:シューター
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Volition/KAIKO
  • 販売:THQ Nordic
  • 概要:破壊環境を売りにした2009年のオープンワールド・シューターの現行機向けリマスター版
8.5/10 GameSpace

良い点:
・唯一無二の破壊環境
・プレーヤーを飽きさせない楽しいゲームプレー
・グラフィックの優れたアップデート
悪い点:
・新しいコンテンツがない
・2009年のAI
・新作はまだか!

『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』は10年前のゲームに新コンテンツを追加していないが、一流のトリプルAゲーム以外の現代ゲームに匹敵するグラフィックのアップグレードはチェックする価値がある。物語に深みはないし、AIは2009年当時のままだが、破壊環境オープンワールド・マップはプレーヤーを飽きさせないカオスと破壊を提供してくれる。街を作ったりゾンビの大群から生き延びることに焦点を当てたゲームが多い昨今、『Red Faction Guerrilla』は物を作るよりもぶち壊す方が楽しかった幼少時を思い出させてくれる。

良い点:
・今でもとにかく楽しい破壊
・プレーヤーを圧倒しない簡素なオープンワールド
・茶、赤、黒が好きなら綺麗に見えるであろうビジュアルのリマスター
悪い点:
・古臭いシューティング
・空っぽに見える広大なマップ
・テクスチャのポップインとフレームレートの低下が多め

皮肉に聞こえるかもしれないが、『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』は予想をはるかに上回る出来だ。ゲームの売りだったメカニックは、現代にも十分通用している。現代のオープンワールド・ゲームに付き物の過剰な複雑さを捨てることで、少々埃っぽいが新鮮な息吹を吹き込んでいる。赤い惑星の初心者であろうと火星のベテランであろうと、このド派手な傑作を再訪する機会を逃すべきではない。盛大な花火が盛り上げてくれる。

7.4/10 Gaming Nexus

『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』は、深刻な欠点を抱えた最高のオープンワールド・ゲームだ。私は植民地化というものに偏見を持っているのは確かだが、僅かでも感情移入させようとするなら、脚本家たちはもっと深く考えるべきだった。ともかく、楽しい郷愁の旅ではあるし、他のオープンワールド・ゲームと同様に、いずれはその単調さに嫌気が差すのは分かっているが、ゲームプレー自体は最高に楽しめる。

『Red Faction Guerrilla』はシリーズ最高傑作で、Geomodテクノロジーは時の試練に打ち勝っている。ドライビング・メカニックやシューティングの操作性には古臭さを感じるものの、決して古びることのない驚異的な破壊が補って余りある。

3.5/5.0 Darkstation

『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』は、蘇らせる対象としては奇妙に見える。2009年当時はクールだったものの、それからかなりの時間が経過しているし、オープンワールドというジャンルもだいぶ進化した。過去を懐かしむ作品として機能しているが、このリマスター版ですら化石のように感じられる。Geo-Modを除くと特筆すべき点が何もないのである。道中に何も起きないため、A地点からB地点までの移動は非常に退屈だし、その退屈を和らげるラジオやランダムなミッションもない。シューティングもこれといって充実しているわけでもなく、反逆者たちに感情移入することもなかった。むしろ、彼らの家をデモリッション・ダービーに使った私のことを憎んでいたはずだ。私が『Guerrilla』に対して与えられる最大の賛辞は、素晴らしい瞬間を生み出してくれるGeo-Modの魅力が今でも色褪せていないことだ。そびえ立つ煙突に近寄ってそこら中に遠隔操作爆弾を取り付け、火花を楽しむのは最高だ。オフィス・ビルがAlecの頭の上に落ちてくるのを眺めるのが本当に笑えるので、あえて破片の下に移動してしまうほどだ。2009年当時も現在も、ビルを破壊する面白い方法を模索することだけが、私が本作に求めていたもの。あとはやはり価格。クールな一芸を極めたビデオゲームのアップデート版にとって、30ドルというのは適正価格である。

3.0/5.0 Windows Central

良い点:
・やることが盛り沢山
・素晴らしいビジュアル
・最高の破壊メカニック
悪い点:
・雑なシューティング
・物足りないパフォーマンス
・理不尽なAI

このリマスターは『Guerilla』のゲームプレーの良い部分を現代風に仕上げることに成功しているものの、欠点も持ち越してしまっている。受け入れがたい不安定なパフォーマンスを考慮すると、極めて失望させられる。ゲーム自体の出来は悪くないので、他に何もプレーするゲームがないならおススメだが、ポテンシャルを活かしきれていない。

3.0/5.0 USgamer

『Red Faction Guerrilla』が改めてインスタント・クラシック化に挑戦している。ゲーム史に残る最高の武器であるハンマーを引っ提げて、素晴らしい破壊環境が帰ってきた。更に、ライティングやテクスチャを改善した4K解像度で作り直されている。残念ながら欠点も健在で、シューティングとドライビングはフワフワしており、敵は反応が良すぎるし、グリッチも非常に多い。より優れた再発足らしめる改善を盛り込むことなく、最高のゲームを現代に蘇らせただけのリマスターである。

5.0/10 Destructoid

発売前に技術的不具合を解消してもらいたかった。あまりにパフォーマンスが不安定なので、今すぐ買いに走ることはおススメできない。不安定なフレームレートに耐えるのと、頻繁にゲームがクラッシュするのとでは話が違う。ゲームがクラッシュしたせいで退屈な会話を繰り返し眺めさせられるのではなく、私はビルを破壊したいのだ。

願わくば、パッチで基準まで持って行ってもらいたい。手抜き移植のせいで『Guerrilla』が再び落第するなど許されないことだ。

2.5/5.0 Trusted Reviews

良い点:
・相変わらず気持ち良い建物破壊
・豊富なオンライン・モード
・つかの間の楽しみを提供してくれるWrecking Crew
悪い点:
・極めて古臭い
・クラッシュが多い
・雑なチェックポイント
・印象に残らないサウンドトラック

『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』は、実に奇妙なタイム・カプセルだ。Volitionが頂点にいた時代を示しているが、それも一瞬だけ。『Guerrilla』とGeo-Modは、より柔軟性に富むFrostbiteエンジンをはじめとする最先端技術に、あっという間に追い抜かれてしまった。

このリマスターはオリジナルよりもはるかにクラッシュし易いように見えるとはいえ、『Red Faction Guerrilla: Re-Mars-Tered』は輝かしい過去を蘇らせる辛い思い出となっている。『Horizon Zero Dawn』や『Mad Max』、『Bad Company 2』ですら、あらゆる面で『Red Faction』を上回っている。