2018年07月10日(火)13時58分

『シャイニング・レゾナンス リフレイン』海外レビュー

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『シャイニング・レゾナンス リフレイン』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:メディア・ビジョン
  • 販売:セガ
  • 概要:2014年に発売された『シャイニング・レゾナンス』にDLCや新モードを盛り込んだ再発版
90/100 GamingTrend

良い点:
・取っ付き易く楽しい戦闘
・独創的で使うのが楽しい竜装変化とB.A.N.Dメカニック
・楽しい仲間とのやり取り
悪い点:
・ベタな一部の物語展開

『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は、どこかベタな物語を駆け抜ける楽しいアドベンチャーだが、プレーヤーを魅了する独自性も持ち合わせている。戦闘は取っ付き易いが、それなりの深みもある。竜装変化とB.A.N.Dは素晴らしい戦闘メカニックで、このゲームの魅力になっている。人間関係の構築やデートは、冒険に可愛らしい生活の一面を加味している。

本作は、この10年で初めて欧米でリリースされた『シャイニング』だ。次回作までまた10年も待たされないことを願いたい。『シャイニング・レゾナンス リフレイン』はこのジャンルを代表するゲームではないかもしれないが、キャラクターと物語というこのジャンルで最も重要な部分は押さえており、ゴージャスなアートと実用十分な戦闘システムが支えている。

『シャイニング』フランチャイズの最高の新作『リフレイン』は、優れた戦闘、面白いキャラクターたち、素晴らしい翻訳と最高の演技を備えた楽しいゲームである。

7.0/10 Push Square

『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は、表面的には平凡な日本製RPGに見えるかもしれないが、その下にはこのジャンルのファンを喜ばせる、驚くほど綺麗にまとまった取っ付き易いアドベンチャーがある。ベタなキャラクターや予定調和なプロットが物語の足枷になっているものの、プレゼンテーションには人を引き付けるクオリティがある。戦闘は楽しいし、成長はシンプルでやりがいがあり、デート・シミュ要素も魅力を加味。『リフレイン』は夏のお手軽アニメのよう――決して古典にはならないが、続く限りは楽しめるのである。

7.0/10 RPG Site

『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は度肝を抜かれるような出来ではないかもしれないが、それでも独自の魅力がある。子供の頃に大好きだった『シャイニング・フォース』シリーズには程遠いものの、この種のゲームは今や絶滅寸前なのだ。欧米のRPGがほぼ全てオープンワールドに傾いている今、アクション重視の伝統的なPRGに出会えるのは新鮮ですらある。Tonyのキャラクター・デザインも素晴らしく、みなさんも私と同じくらい『シャイニング・レゾナンス リフレイン』を楽しめるかもしれない。

3.5/5.0 Twinfinite

良い点:
・時折仲間AIがバカになるものの、スピーディで楽しい戦闘
・優れた楽曲が満載のキャッチ―なサウンドトラック
・好感の持てるパーティを掘り下げるシーン
悪い点:
・パンチに欠ける予定調和なメイン・ストーリー
・作業が求められる急激な難易度の上昇
・ほぼ無意味なデート・シミュ
・行ったり来たりが多い

バカなAIを除けば、『シャイニング・レゾナンス リフレイン』にはこれといった「欠点」はないが、突出したところもない。大量のJRPGと一線を画す独自性が殆どない。キャラクターから装備品、戦闘まで、機能的には何も問題ないのだが、面白味に欠けるのである。『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は決して酷いJRPGではないが、
もう少しリスクを冒して欲しかったし、本作が影響を受けているゲームとの差別化に尽力してもらいたかった。

首を傾げたくなるデザイン決定の数々を考慮すると、『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は時代に取り残されたゲームだと予想する人もいるだろう。その予想はある程度的中している。バカなAIと制限されたスキル一式に足を引っ張られる戦闘、財宝の位置を表示しないミニマップ、探索を苦痛にする限定的なファスト・トラベルなどは、批判されてしかるべきだろう。にもかかわらず、全てが上手く行っているのである。

なので、『シャイニング・レゾナンス リフレイン』に挑む際には心構えが重要となる。現代のJRPGと比較してしまうと物足りなく感じるはずだし、過去の『シャイニング』と比べてもイマイチだと思うだろう。しかし、他とは比べずに本作単体で判断すると、大いに楽しめるはずだ。欠点はあるし無難なのは確かだが、それでも良く出来ている。

良い点:
・面白いキャラクターたち
・最高の演技
・陽気なサウンドトラック
悪い点:
・扱い辛い戦闘
・テンポの遅い物語
・単調なサイドクエスト

『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は、廉価RPGのように感じられる。声優の演技が素晴らしい描き込まれたキャラクターや最高の音楽といった優れた箇所もあるが、失敗している箇所も数多く存在している。戦闘は厄介で退屈、サイドクエストは大半が単調、ゲーム世界は驚くほど狭苦しい。残念ながら、本作が長く記憶に残ることはないだろう。

3.0/5.0 Trusted Reviews

良い点:
・それなりにエキサイティングな戦闘
・長い時間を必要としない短時間のプレーに最適
・面白いキャラクターたちを追加するリフレイン・モード
悪い点:
・印象に残らないストーリーライン
・古臭く感じる
・既視感が強い

『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は無難の極みだ。ジャンルを進化させる要素は殆どなく、ほぼ全ての要素が既視感に満ちているか、他のゲームに見劣りしている。新しいJRPGをプレーしたくて仕方がない人だけのためのゲームである。

『シャイニング・レゾナンス リフレイン』は楽しいゲームで、戦闘システムもそれなりに楽しめるが、物語とプレゼンテーションには革新性が何もない。結局のところ、数多あるJRPGの一つに過ぎない。

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