2018年07月30日(月)17時20分

『The Banner Saga 3』海外レビュー

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『The Banner Saga 3』の海外レビューです。

  • ジャンル:シミュレーションRPG
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Versus Evil
  • 販売:Stoic
  • 概要:2014年に1作目がリリースされた3部作の最終章
9.0/10 God is a Geek

良い点:
・戦闘と物語に脅威を加味する新要素Darkness
・一流のアート
・美しいスコア
・素晴らしい物語
悪い点:
・冗長な戦闘

トリロジーに相応しい結末であり、新たなゲームプレー・フィーチャーや素晴らしいストーリーテリングなど、シリーズのファンは決して失望しないはずだ。

9.0/10 Cubed3

『The Banner Saga 3』をプレーすべきではないのは、前2作をプレーしていない人たちだけ。しかし、今まで保留してきたなら、今こそ『The Banner Saga』に参戦する最高のタイミングだ。魅力的な戦闘や素晴らしい物語など、近年最高のストラテジー・ゲームの一つである。難易度はほぼ完璧で戦闘にもやりがいがあるし、積極的に戦闘を欲するようになるほどだ。隅々まで楽しめる出来であり、唯一の欠点は冒険が終わってしまうことだけ。とはいえ、本作はサーガが待ち望んでいた結末なので、どうせ終わるなら、これ以上の結末は望めないだろう。

9.0/10 DualShockers

大長編ファンタジー小説の最終章を閉じるように、『The Banner Saga 3』はダークでスリリングな結末をもたらしている。予想以上に難易度が高い箇所もあるものの、『The Banner Saga 3』は緊迫感のある印象的な世界を舞台にした、Stoic Studioの4年に及ぶ旅路の極致となっている。『The Banner Saga』シリーズが幕を閉じてしまったのは悲しいが、この3作目は残酷で素晴らしい形で全てを締めくくっている。物語は終わってしまったが、『The Banner Saga』は是非とも戻りたいと思わせる世界だ。

9.0/10 RPG Site

戦闘が苦痛に感じることもあるとはいえ、『The Banner Saga 3』は素晴らしい結末となっている。荒涼としていて絶望的で、3作品に亘って追ってきたキャラクターたちの物語の結末を、遂に目にすることができるのである。ハッピー・エンディングであろうとなかろうと、自分の目で確かめなければならないのだ。

90/100 PC Gamer

キャラクターへの思い入れにしっかり報いてくれる、大胆かつエキサイティングで、もの悲しいパワフルな結末。

4.5/5.0 Trusted Reviews

良い点:
・素晴らしいアート・スタイル
・些細だが顕著なゲームプレーの進化
・意味を持つ過去と現在の決断
悪い点:
・削除された『The Banner Saga 2』のサバイバル・モード

『The Banner Saga 3』は、私が愛を育んできたフランチャイズへのほろ苦い別れだ。静かな場面では、限られた登場時間で強い印象を残すキャラクターたちの最高のショーケースとなり、やかましい場面には、数週間も悩ませる決断や癒えそうもない傷を残す戦闘がある。

大爆笑から驚嘆まで、『The Banner Saga 3』は1作目で蒔かれた種が結末へと見事に結実している。ジャンルこそ万人向けではないものの、このゲームは万人向けだ。

4.5/5.0 Twinfinite

良い点:
・辛辣な選択と結果を投げかける感情を揺さぶるナラティブ
・過去作での選択を有意義なものに
・難易度を上げるがやりがいも増す、新たに戦闘に導入されたウェーブ・システム
・戦闘にバラエティをもたらす新たなヒーローやHeroicタイル
・最高峰のプレゼンテーションとサウンドトラック
悪い点:
・そこまで酷くはないが長めのロード時間
・散見される細かなバグ

私は『The Banner Saga 3』を2周した。一度は全2作のセーブ・データを引き継いで、一度は白紙の状態から。物語の根底は変わらないものの、バリエーションは非常に豊富だ。『The Banner Saga』は現在最も素晴らしい3部作の一つで、『The Banner Saga 3』は全てを悲痛だが綺麗なパッケージにまとめ上げている。ハートこそ変わらないものの、この3作目は過去作とは大きく感触が異なっている。全てがファンの期待通りではないものの、印象的な旅路における忘れがたい結末となっている。

8.8/10 Gaming Nexus

前2作をプレー済みなら、『The Banner Saga 3』を素通りすることは不可能だ。この最終章では、破壊と修復が繰り返される。Stoic Studiosが築き上げた壮大な神話にハッピー・エンドが訪れるのか、そもそもそれは可能なのか、全く読めなかった。素晴らしい不確実性だ。

88/100 COGconnected

良い点:
・美しいバクシ風アニメーション
・手に汗握る決断
・極めて巧妙なタクティカルな戦闘
悪い点:
・新フィーチャーが殆どない
・カットシーンが少ない

『The Banner Saga 3』は、堂々とした最新作だ。ここまでレビューを呼んだ人なら、そう聞いてワクワクするだろう。これまでと大きな変化はないものの、この3作目は全てを限界まで進化させている。より困難なストラテジー、上がったハードル、高い完成度が特徴となっている。サーガが幕を閉じる頃、プレーヤーはこれまでを振り返って成長を実感できるはずだ。

8.3/10 IGN

『The Banner Saga 3』は、美しく描画されたタクティカルRPGトリロジーで、最もダークな作品だ。重要な選択が次から次へとやって来るので、開幕からエンディング・クレジットまでスリリングなジェットコースターとなっている。慣れてしまうと戦闘は少し作業になってくるし、物語は唐突に終わってしまうものの、『The Banner Saga 3』は豊かでパワフルな体験であり、トリロジーに相応しい結末である。

8.0/10 GameSpot

良い点:
・ウェーブ・バトルと繋がったキャンペーンは緊迫感を盛り上げる
・面白くてやりがいのあるターン制戦闘システム
・シリーズを通して下してきた決断が導く有意義な結果
・驚異的なオーケストラ・スコアとオーディオ・デザイン
・美しいビジュアル・スタイル
悪い点:
・新規プレーヤーへのおさらいに尽力してはいるものの、ちゃんと楽しむには前2作のプレーが必須
・固定視点のせいで、戦闘時のタイルが煩雑で見にくい

物語が結末に近づくと、2つのグループがどんどん繋がっていき、一方の下した決断がもう一方に直接影響する。これこそ『The Banner Saga 3』最大の長所で、3作品に亘って自分のクランに対して取ってきた全ての行動――過去と現在の仲間たち、これまでに下した決断、挑んできた戦闘――が、このフィナーレの行く末に影響するのである。前2作を未体験だと、同じインパクトは得られない。しかし、最初からキャラクターたちと時間をかけて旅を共にしてきた人にとって、このフィナーレは長い旅路への充実した結末となっている。

8.0/10 TheSixthAxis

良い点:
・美しい音楽
・素晴らしいトリロジーの最高の結末
・面白い新キャラクター・クラス
・ビルドのカンフル剤Heroic Titleシステム
悪い点:
・テンポの悪い戦闘
・雑なアニメーション

『The Banner Saga 3』は、ターン制アクションとダークで記憶に残るストーリーテリングの驚異的なサーガの幕を閉じている。3作品に亘ってプレーヤーが下した決断や分岐するナラティブを成立させることは困難だが、Stoic Studiosは正にそれをやってのけた。雑な戦闘速度が刷新もアップデートもされていないのは残念ではあるが、本作のように一生に一度のナラティブ体験にとっては些細な代償だ。

8.0/10 Wccftech

良い点:
・充実した結末
・選択の重みを実感できる
・ゴージャスなビジュアル
・感動的な音楽と演技
・あまり難易度の高くない戦闘
・豊富なコンテンツ
悪い点:
・初歩的な欠点を抱えた戦闘
・物語の分岐を掘り下げるのが難しい
・受け入れがたい一部の死

『The Banner Saga 3』は、6年に及ぶ叙事詩を痛烈かつ魅力的なやり方で締めくくっている。タクティカルな戦闘には相変わらず問題があるものの、粗削りな箇所は、素晴らしい脚本の妨げにならない程度に緩和されている。『The Banner Saga 3』は、ビデオゲーム・ストーリーテリングとクラウドファンディング・プロジェクトのお手本として、称賛されるべきだ。

良い点:
・目を見張るアート・デザインとゲーム史に残るほど充実した繊細な決断
・問題はあるが面白いアイデアを盛り込んだ戦闘システム
悪い点:
・あまりに単調で浅薄な戦闘システム
・無駄に高い難易度と音声台詞の欠落がストーリーテリングの足枷に
・新規ユーザーは1作目からプレーすべき

単体では機能しないゲームだが、3つのゲームで一本に感じられるトリロジーの優れたエンディングである。

3.0/5.0 USgamer

「もはや誰も信用できず、我々はみな疲弊しきっている」という台詞が、『The Banner Saga』シリーズの最終章をうまく要約している。この世界で過ごしたつかの間の時間は決して幸せなものではなかったし、最後には全員が疲弊しきっている。様々なキャラクターたちや印象的な場面が盛り沢山だったが、この作品では旅路全体が血みどろの大混乱に陥っていく。残念ながらキャラクターたちへの配慮に欠けた残酷な結末へと突進していくのだ。