2018年08月06日(月)00時06分

『Candle: The Power of the Flame』海外レビュー

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『Candle: The Power of the Flame』の海外レビューです。

  • ジャンル:パズル・アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Teku Studios
  • 販売:Merge Games
  • 概要:ロウソクを使ってパズルを解きながら先に進むスペイン発の2Dインディ・ゲーム
8.3/10 Xbox Tavern

良い点:
・ゴージャスなビジュアルとデザイン
・やりがいのある魅力的なパズル
・良く出来た物語
・ゲームプレー・メカニックの見事なブレンド
・価格のわりにボリュームがある
悪い点:
・少し雑な動作

『Candle: The Power of the Flame』は、ディテールに凝りまくった、細部まで作り込まれたパズル・アドベンチャーだ。最初から最後まで、本作は巧みな機能性と環境メカニックでプレーヤーを飽きさせない。鈍く雑な動作といった問題点もあるが、その長所を目にすれば、容易に許容できるはずだ。

8.0/10 GameSpew

多くの謎を発見することがメインの『Candle』の面白さを表現するのは難しい。本作のハイライトは間違いなくパズルだが、その規模の大きさは壁に頭を打ち付けたくなるほどだ。複雑に入り組んだパズルを解くためにエリアを行ったり来たりする必要があるため、ここまで紙とペンが必要になるとは思ってもいなかった。

しかし、自分の手に負えないと感じさせる洗練されたデザインと苦闘することが、本作の楽しさの一部でもあるのだ。一つをクリアして安堵したのもつかの間、その直後に連続する、更に複雑化したパズル群にバカにされるのである。Tekuの反応の悪さには常にイライラさせられるものの、一度コントローラーを置いて気持ちを落ち着かせれば、驚異的なディテールに満ちたゲームの、些細なストレスに過ぎないように感じられるはずだ。ゴージャスで手応えのある『Candle』は、期待以上に素晴らしい出来となっている。

7.0/10 GameSpace

良い点:
・美しい水彩画アート・スタイル
・オープンワールドやミニゲームのやりがいのあるパズル
・部族のコミュニケーションを通して語られるチャーミングなストーリーテリング
悪い点:
・パズル初心者には難易度が高い
・タッチ画面を活用して欲しかった一部の要素
・ヒントがなく詰まり易い

Merge GamesとTeku Studiosは、ビジュアル的にもパズル的にも、一種の傑作を生み出している。部族ストーリーテリングはチャーミングだし、パズルを構成する要素も練り込まれている。その多くに抽象的な思考が要求されるため、子供には向いていないものの、パズル・ゲームのベテランなら大いに気に入るはずだ。

7.0/10 God is a Geek

良い点:
・目を見張るアートワーク
・突出したナレーターの演技
・多種多様なパズル
悪い点:
・パズルの解法が分かりにくいことがある
・鈍くて厄介な動作

自らのスタイルが多少足を引っ張っている、極めて優れた声優によって語られる、美しく描かれたアドベンチャー。

7.0/10 Nintendo Life

理路整然とした2Dパズル・プラットフォーミングを求めるSwitchユーザーは、『Candle: The Power of the Flame』を試してみるといいだろう。風変わりな魅力と目を見張るアート・スタイルで満載の、困難な試練を求めるなら尚更だ。操作性には厄介なところがあるし、Tekuを操作できるようになってからの難易度の急上昇は凶悪だが、凄まじい達成感と、ビデオゲームというよりも芸術作品に近く、欠点を補っている。

6.5/10 ZTGD

良い点:
・アート・スタイル
・ナレーターの声優
・シンプルだがチャーミングな物語
悪い点:
・何をしていいか分からなくなることがある

『Candle: The Power of the Flame』はチャーミングで共感を呼ぶ物語を備えた美しいゲームだ。手応えのあるパズルや、エリアを隅々まで探索することにに多くの時間を割きたくないプレーヤーにとっては、それだけでは不十分かもしれない。全体のデザインは概ね良く出来ているものの、プレーヤーに上手く伝わらないこともあり、それがフラストレーションを生んでいる。

『Candle: The Power of the Flame』は、昔気質のポイント&クリック・アドベンチャーにも見える興味深いゲームだが、プラットフォーミングと探索のミックスが、欠点と無縁ではないが奥の深い体験を生み出している。印象に残るゲームなだけに、操作性や曖昧な環境パズルが粗削りなのは残念だ。そうした欠点はあるものの、その世界観の作り込みと興味深い舞台設定だけでも、時間を費やす価値があるだろう。