2018年08月10日(金)04時48分

『We Happy Few』海外レビュー

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『We Happy Few』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション・アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Compulsion Games
  • 販売:Gearbox Software
  • 概要:1960年代のレトロフューチャー版イングランドで、Joyと呼ばれるドラッグでハッピーになった住民や警察からのサバイバルを目指す
8.0/10 Shacknews

良い点:
・引き込まれるナラティブ
・カラフルな台詞とキャラクターに満ちたトリッピーな舞台設定
・奥の深い作成要素と楽しい戦闘
・恐ろしいディストピア設定
悪い点:
・ステルス・セクション偏重
・一部の予定調和な要素

『We Happy Few』は過去の様々な傑作をミックスさせ、戦闘、作成要素、パズル、ナラティブを美しい珍品へとまとめ上げている。イライラする箇所や予定調和な要素もあるが、全体的には新たな挑戦を恐れない洗練されたエキサイティングな作品となっている。プレーヤーを変わり映えのしない茶色と錆に追いやるのではなく、世界にカラフルなアクセントを与えることを恐れていない。

何よりも、まだ誰も経験したことがないような新しい何かに挑んで、成功させている。私のように、ディストピア社会を恐れつつも魅了されている人なら、『We Happy Few』がピッタリだ。ただ、Joyの服用を忘れないこと。Downer指定されたくないだろう?

4.0/5.0 Games Radar+

良い点:
・倒錯したショッキングな世界観に没入できる
・奇妙で素晴らしいケミカルやガジェットの作成
・一流のブリティッシュ流口汚さ
悪い点:
・2007年かと思うようなグリッチ

私は今年、本作より更に洗練されたド派手な超大作ゲームを何本もプレーすることになるが、『We Happy Few』はクエストが終わっても私の心に末永く残り続けるだろう。

7.75/10 Game Informer

コンセプト: 世界から隔絶された英国の小さな島々を探索しながら、政府御用達の幻覚麻薬でトリップ
グラフィック: 鮮やかな色彩とカトゥーン風グラフィックは魅力的でゴージャス
サウンド: 歪んだ曲を流し続ける音飛びの激しいレコードが不気味な雰囲気を盛り上げる
プレー性: シンプルな戦闘は取っ付き易いが、特定のアイテムを見つけるのは時間がかかる
エンターテイメント性: ダークな謎とエキサイティングなミッションに満ちた魅惑的な体験だが、鬱陶しいメカニックや物資不足のせいで傑作には及んでいない
リプレー性: 控えめ

イライラするミッション、不足しているが不可欠な物資、技術的不具合が『We Happy Few』の足を引っ張っているものの、不気味な雰囲気と引き込まれるナラティブを巧みに融合させた楽しいアドベンチャーに仕上がっている。

『We Happy Few』は、長所と短所の差が激しいゲームだ。首を傾げたくなるステルス・メカニック、ありきたりなゲームプレー、楽しさを阻害する雑さなど、完璧には程遠い。しかしながら、面白いキャラクターやロケーションで満載の、極めてユニークな世界を提供してくれる。ゲームの中心には引き込まれる謎があり、歴史改変というテーマが最高の物語とゲームプレーの可能性を生み出している。欠点を許容できるなら、間違いなくプレーする価値がある。

『We Happy Few』は必ずしも一貫性のあるビデオゲーム体験にはなっていないものの、物語やアート・スタイルは文句なく素晴らしい。開発陣がステルスとサバイバル・メカニックを捨てていれば、私はこのゲームのことが死ぬほど気に入ったはずだ。

6.5/10 GameSpace

良い点:
・素晴らしいプレゼンテーションと世界観構築
・最高の声優の演技
・一流のストーリーテリング
悪い点:
・物足りないステルス
・貧弱な戦闘
・バグと酷いパフォーマンス

『We Happy Few』はカルト・ヒットになるはずだ。長所に注目して出来の悪いゲームプレーを許容できるなら、世界観やキャラクターたちを大いに気に入るはずだ。とはいえ、もう少し磨き上げが必要なゲームであるという事実は残る。

65/100 GamingTrend

良い点:
・巧みで賑やかな脚本
・鮮やかなビジュアル
・魅力的なメイン・クエスト
・ユニークな魅力と舞台設定
悪い点:
・退屈で限定的な環境
・物足りないメカニック
・バラエティが少なくシンプルなAIの敵
・出来の悪いオープンワールド・コンテンツ

『We Happy Few』は、オープンワールドのサバイバル・ゲームであること自体の恩恵を受けていない、野心的なオープンワールド・サバイバル・ゲームだ。作り込み不足の環境と中途半端なサバイバル・メカニックによる退屈な探索が、強力なメイン部分の足枷となっている。チャーミングなプレゼンテーション、カラフルな脚本、強力な環境ストーリーテリングが本作のハイライトだが、残念ながら底の浅いオープンワールドがそれらを覆い隠してしまっている。

6.0/10 TheSixthAxis

良い点:
・面白い物語とキャラクターたち
・色彩とビジュアルの巧みな活用
悪い点:
・イライラするシステム
・黄色は嫌いなんで赤い茂みにも隠れさせてほしい

ディストピア風の1960年代ドラッグ・トリップは多大なポテンシャルを秘めているが、すぐストレスが溜まってしまう。『We Happy Few』が面白い世界観やキャラクターでプレーヤーを魅了しだすと、途端にシステムが邪魔をするのである。とにかくイライラするし、プレーヤーの意図を誤解するゲームとの戦いへと発展してしまうのだ。ゲームの舞台であるディストピア世界と同じように、『We Happy Few』はどこかがおかしい。

6.0/10 GameSpew

『We Happy Few』は、リニアなナラティブ体験にした方が良かっただろう。オープンワールド・セクションとお使いクエストがゲームを台無しにすることはないとはいえ、良くて水増しに過ぎない。60年代らしさは的確だし、非常に英国的なユーモアが満載の充実した物語を語っている。イマイチな部分に耐える覚悟があるなら、『We Happy Few』をそれなりに楽しむことはできるだろう。

3.0/5.0 Twinfinite

良い点:
・優れた脚本に支えられた魅力的な物語を備えた、非常にユニークな舞台設定
・美しいアート・スタイル
・豊富なストーリー・コンテンツ
悪い点:
・ゲームのテンポを阻害するリソース管理要素
・楽しくない出来の悪い戦闘
・ステルス・セクションは苦痛で、AIの振る舞いが安定しない
・全体的に未完成感が漂っている

3つの物語をクリアしてみて、私はゲームが誘う旅路を楽しむことはできたものの、同時にようやく終わってくれたという凄まじい安堵感に満たされた。『We Happy Few』には葛藤を感じている。退屈極まりないリソース管理はもう二度とやりたくないが、シャープなウィットと魅惑的な脚本を否定することもできないのだ。結局のところ、私は『We Happy Few』を一般的なプレーヤーに諸手を挙げておススメすることはできない。これは忍耐力が試されるゲームであり、耐え抜く我慢強さがある人なら、奇妙なデザイン決定と欠点を抱えた出来映えだけが足を引っ張る、優れた物語が報いてくれるだろう。

3.0/5.0 Hardcore Gamer

前作『Contrast』同様、『We Happy Few』は開発陣の情熱と心がこもった独創的で魅力的な世界観といったポテンシャルを見せ付けている。残念ながら、ランダム性がこの野心を阻んでおり、物足りないステルスとムラのある台詞が更なる足かせとなっている。Compulsion Gamesの未来は明るく、小規模だが情熱溢れるチームにとって、Microsoftによる買収も吉と出るはずだ。今のところ、没入感のあるシミュ・ファンと欠点を許容できるプレーヤーにとっては、没入する価値のある世界となるだろうが、Arthurの旅路を最後まで見届けるにはJoyの錠剤が必要になるかもしれない。

3.0/5.0 Game Revolution

『We Happy Few』はプレゼンテーションで成功を収めており、その世界は、少なくともしばらくの間は探索やインタラクトし甲斐がある。ダークなテーマにコメディを散りばめた物語は充実しており、書類が伝承をさらに深く掘り下げている。Arthurは嫌な奴だが、SallyとOllieの二人が補っている。彼らの物語は満足のいく結末を迎えるが、『BioShock』級には程遠い。機能しないサイドステップ動作を除けば戦闘はマトモだし、作成要素のお陰でより手強い敵の攻略法にも幅が出ている。ステルスにもユニークな要素はあるが、周りに合わせて振る舞いながら歩き回るのと同じように、すぐ面倒になってしまうだろう。

60ドルを支払うなら、私は量よりも質を求めたい。欠点はあるものの、キャラクターを追加し、世界観をさらに深く掘り下げることが約束されているシーズン・パスが楽しみだ。ゲーム全体の完成度を上げるパッチも期待したい。だが発売時のままだと、『We Happy Few』は目と耳の保養にこそなれど、ゲームに登場する架空のドラッグと同じく、Joy(喜び)は長続きしない。

5.0/10 Destructoid

『We Happy Few』はユニークだ。本作を特徴付けるゴージャスな環境、最高の音楽、歪んだユーモア、引き込まれる物語は称賛に値する。しかし、酷い戦闘、退屈なステルスといった面白味のないメカニックの数々など、重要なゲーム部分が物足りない出来なのだ。綿密なマイクロ・マネージメント路線を選択したことで、『We Happy Few』はディストピア・ゲームの古典になりえるポテンシャルから遠く離れてしまった。それが最も残念だ。

5.0/10 PCGamesN

『We Happy Few』の中にはカラフルな探索と危機的状況をミックスした素晴らしいゲームが存在しているが、欠陥を抱えたシステムやバグの下に埋もれている。

英国の傲慢さを痛烈に批判した野心的でスタイリッシュな作品だが、面白くない作成要素や収集要素、戦闘のせいで退屈なゲームに落ち着いている。

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