2018年08月29日(水)16時35分

『シェンムー I & II』海外レビュー

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『シェンムー I & II』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション・アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:d3t Ltd
  • 販売:セガ
  • 概要:ドリームキャストで発売された『一章 横須賀』と『II』を現行機向けにアップデート
9.3/10 Xbox Tavern

良い点:
・史上最高ゲームが2本
・魅力的な物語
・素晴らしいサウンドトラック
・豊富なコンテンツ
・素晴らしい戦闘メカニック
悪い点:
・色褪せたNPCと背景
・テンポが悪い箇所がある
・時代を感じさせる声優の演技

『シェンムー』は確かに時代を感じさせるが、両作品ともにプレーヤーの興味を繋ぎ止めておく能力が突出している。キャラクター。世界観、素晴らしいスコアと物語まで、愛情が詰まっているのだ。私のようにドリームキャストのオリジナルを今も所有している人であっても、この2作品をプレーするならこのコレクションが間違いなくベストである。

9.0/10 CGMagazine

長年のファンであろうと新参者であろうと、『シェンムー I』と『II』を体験するなら、間違いなくこのコレクションがベストである。

手を加える誘惑に打ち勝ち、オリジナルのまま再発することで、セガは古典ゲームに貢献している。20年間と変わらず好き嫌いが分かれるであろう『シェンムー I & II』は、3作目への予習として最高なだけでなく、ゲーム史に残る先駆的シリーズを体験する最高の機会となっている。お帰り、『シェンムー』。寂しかったぞ。

4.5/5.0 Hardcore Gamer

『シェンムー I & II』は決して完璧なコレクションではないが、2本の傑作を体験する手段としてはベストである。ワイド画面で楽しめるというのは理想的だし、刷新された操作性も十字キーが中心のオリジナルより操作しやすくなっている。グラフィックの明瞭さやディテールが劇的に増したのも嬉しいし、英語音声の雑な演技も日本語音声と英語字幕に切り替えることで容易に回避できるし、カンフー映画っぽさが大幅に増している。壮大なアドベンチャーであり、遂に現代のハードウェアで楽しめるようになったのだ。オリジナルのファンは、『シェンムーIII』の準備のために今すぐにでも購入すべきだし、シリーズ初心者にとっては最高の入門編となっている。

強調しておかなければならないのは、『シェンムー』とその続編は人々の記憶の中で確実に美化されているとはいえ、ナラティブ作品としては長所が短所を凌駕しており、誰もがプレーすべきゲームであるという点だ。ゲーム開発史における転換点であり、この再発が『シェンムー3』への関心を喚起できるかるかどうかは定かではないものの、しばらく現代コンソールでプレーすることができなかった作品を改めて復習する良い機会となっている。なんにせよ、『シェンムー』が再びフランチャイズとして生き返ったという現実だけでも、素晴らしいことだ。

88/100 PC Gamer

奇妙で美しく、憂鬱なマーシャル・アーツ・アドベンチャー。欠点はあるが、忘れがたい稀に見る体験となっている。

8.5/10 God is a Geek

良い点:
・どこでもセーブできるのは最高
・改善された台詞と言語オプション
・素晴らしいHD解像度
悪い点:
・出来の悪いサウンド

現代オープンワールドのパイオニアとされる『シェンムー I』『II』の再発は重要であり、現代にも通用するゲームを新参者がプレーする機会を提供している。

85/100 COGconnected

良い点:
・変わらない美しさ
・個性的なキャラクターたちで満載の生き生きとした世界
・楽しいサイド・アクティビティ
悪い点:
・かなり時代を感じさせる戦車操作
・時間制限が鬱陶しい一部イベント

『シェンムー I & II』に良い思い出を持っている人にとって、この移植作は当時の気持ちを再燃させてくれる。『GTA』や『龍が如く』の熱心なファンである新参者は、テンポこそダラダラしていると感じるかもしれないが、少し我慢すればすぐ『シェンムー』の虜になってしまうはずだ。d3tによる素晴らしい移植作であり、『シェンムー III』が、オリジナルのファンを満足させつつ現代化するという困難なバランスを実現してくれることを願っている。

8.0/10 RPG Site

私にとって、『シェンムー I』と『シェンムーII』はパブリッシャーがデベロッパーに可能な限りの自由を与えた時に生まれる、日本製ゲームの頂点だ。当時はまだゲーム業界も成長過程にあり、それは全て今は消えてしまった。新参者から、当時の良き思い出が現代に通用するのかどうか確かめるためだけにでも、体験する価値のある作品となっている。万人向けではないかもしれないが、鈴木裕の最高傑作を素通りすべきではない。

8.0/10 GameWatcher

『シェンムー』は驚異的だ。全てのオープンワールド・ゲームはこうあるべきなのだ。もう少しアクションが多めでフォークリフトの運転が少ないゲームがいいなら、『龍が如く』シリーズをチェックしよう。

8.0/10 GameGrin

『シェンムー I & II』は、新たなプレーヤー層と過去を懐かしむ層に古典を提供してくれる。当時のままの癖はあるものの、2018年でもプレーする価値のある楽しいエキサイティングなゲームである。

4.0/5.0 Trusted Reviews

良い点:
・探索し甲斐のあるディテールに富んだ世界
・幅広いリマスター・オプション
・史上最も濃密なオープンワールドの一つ
悪い点:
・頻繁な技術的不具合

技術的不具合はともかく、『シェンムー I & II』は文句なく素晴らしいゲームだ。このシリーズの密度や規模を忠実になぞった『龍が如く』シリーズが、このゲームの血を引いているのは明らか。多岐にわたる脚本とキャラクターたち、豊富なアクティビティや探索し甲斐のあるロケーションなど、『シェンムー I & II』は素晴らしい出来である。現代にも問題なく通用するあの世代の旧作は、極めて珍しい。正真正銘のクラシックだ。

良い点:
・変わらず魅力的な物語
・アスペクト比が16:9に拡張されたフリーローム・モード
悪い点:
・細かな変更が加えられている
・発売前の時点で細かなグリッチがある
・相変わらず面倒でイライラするカメラ操作

『シェンムー III』のKickstarterが成功しなければ、『シェンムー I & II』は不可能だっただろう。このリマスターは完璧ではないし、私がプレーしたバージョンはパッチ前の状態だ。これはオリジナルのリメイクではない。18年に亘ってファンが待ち望んだ魅力的な物語なのだから、欠点も含めて受け入れなければならないだろう。セガは来年の夏に『シェンムーIII』が発売される前に復習する余裕を与えてくれた。まだ集めなければならないガチャが残っているので、時間的余裕があるのは本当に嬉しい。

良い点:
・今でも驚異的な環境の規模と複雑さ
・ディテールへのこだわりと不必要なアクション・シークエンスの不在
・優れた移植
悪い点:
・ひたすら遅いテンポ
・出来の悪い台詞とキャラクター描写
・雑な操作性

苦痛なほどのテンポの遅さと棒読み台詞を許容できるなら、鈴木裕の古典は今でもその独自性が色褪せていない傑作だ。

7.0/10 Push Square

『シェンムー I & II』はドリームキャストで賛否両論だったし、PS4でもそれは変わらないだろう。好みの分かれる類のゲームだが、似たゲームは存在していないし、独特の癖さえ許容できるなら、現代基準でも見事な革命的箱庭が報いてくれるのだ。当時のままのバグが足を引っ張っているものの、それ以外は忠実な作りだし、声優の演技は2018年でも赤面物ではあるが、広い心の持ち主なら、脚本と演技を愛らしく感じるはずだ。ゲーム史に残るべきゲームであることに疑いの余地はないものの、好きになるか嫌いになるかは人それぞれといったところだ。

5.5/10 Destructoid

『シェンムー I & II』は、必要最低限であるとはいえ、良く出来たパッケージだ。プレゼンテーションにはほぼ手が加えられていないので、『シェンムー』を体験する最良の手段であることは間違いない。
ドリームキャストのオリジナルより色調が温かくなっているかもしれないが、それ以外に手が加えられているようには見えない。開発元のD3Tは、最新のブラー効果を加え、解像度を上げただけだ。

現代のゲームのようには感じられないものの、そもそもそれが目的のゲームではないだろう。このHDリマスターは、お気に入りのゲームをプレーする新たな手段をファンに提供することが主な目的なのだ。オリジナルに忠実であろうとしたセガを責めることはできないだろう。互換性やクラッシュが不安なら、安心して欲しい。この移植作には何の問題もない。

2.5/5.0 USgamer

発売当時に『シェンムー』をプレーしなかった人間として、私は違和感のある操作性やダラダラしたところに馴染むことができなかった。2作目はテンポが上がり、より寛容になっており、ゲームとしての完成度も上で、このパッケージのハイライトとなっている。オリジナルの盲目的なファンにとっては、オリジナルの職人的なリパッケージとなるだろう。だが現代の客層は、深刻な欠点を許容しないと何がそんなに凄いのか確かめることはできないだろう。

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