2018年09月11日(火)05時23分

『Shadow of the Tomb Raider』海外レビュー

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『Shadow of the Tomb Raider』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション・アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:Eidos Montreal
  • 販売:スクエア・エニックス
  • 概要:2013年にスタートしたリブート版『Tomb Raider』のシリーズ第3作目
10/10 GameSpew

『Shadow of the Tomb Raider』は、リブート・トリロジーを華麗に締めくくっている。ファンの希望に応えつつ、今後への期待を煽る。ここまで素晴らしい作品の後にLaraを放っておくのは犯罪なので、次回作を是非ともお願いしたい。

9.5/10 GameSpace

良い点:
・自分のプレースタイルに合わせられる滑らかな戦闘
・やりがいのある面白いトゥーム
・面白いキャラクター満載の素晴らしい物語
悪い点:
・Laraを行くべき場所に行かせるのが難しいことがある
・2度出て来る「全ての装備品を失う」お約束展開

『Shadow of the Tomb Raider』はトリロジー最高傑作で、間違いなく待った甲斐があった。ネタバレせずに済むよう褒めちぎらないよう我慢しているが、本当にこのゲームは傑作だ。確かに不満もあるとはいえ、全体としては驚異的な体験であり、決して見過ごすべきではない。

9.0/10 Worth Playing

本作唯一の不満は、メイン・ストーリーが少し短く、最後には綺麗にまとまり過ぎているように感じられることくらい。それも、一気にプレーした時だけだ。トリロジーの最後には呼吸する余地を与えるべきだが、本作にはそれがないように感じられる。とはいえ、全てを謳歌することが『Shadow of the Tomb Raider』をプレーする最善策であり、時間をかけてCrystal Dynamicsが作り上げた世界に没頭すれば、Laraの旅路も充実したものに感じられるはずだ。そうすれば、彼女の旅路も「らしく」感じられるだろう。

9.0/10 IGN

ハイ・コンセプトな楽しさと地に足の付いたキャラクターの掘り下げを両立した物語によって、『Shadow of the Tomb Raider』は2013年にLaraが始めた旅路を締めくくり、20年以上前にデビューした時のLaraを思わせる地点にしっかりと着地している。Eidos Montrealが作り上げた美しい世界を探索する動機が薄いものの、私はコンテンツが少なすぎるよりも多すぎる方が良い。アイデアや過酷なパズルを存分に楽しめるだろう。Laraの次の冒険が待ちきれない。

90/100 GamingTrend

良い点:
・遂に本来の無敵キャラになったLara Croft
・目を見張るジャングル環境
・充実したステルス、探索、パズル
・広大で危険に満ちたトゥーム
悪い点:
・比較的底の浅い銃撃戦
・肥大化した物資管理

Lara Croftは去り、Tomb Raiderが取って代わった。この最新作はリブート・シリーズを綺麗に締めくくっており、Lara Croftというキャラクターを一新しつつ、かつての『Tomb Raider』作品のアクションを現代に蘇らせるという公約を果たしている。最初から最後まで楽しめる、見惚れてしまうほど美しいゲームである。

4.5/5.0 Hardcore Gamer

『Shadow of the Tomb Raider』は探索とステルスに重きを置いており、驚異的な演出が補強する内省的なプロットは、Laraのオリジン・ストーリーに人間味溢れる結末をもたらしている。Eidos Montrealが下した決断の全てに、長年のファンが満足することはないだろう。濃密なハブ、膨大な収集物、少な目の戦闘によって、2013年の『Tomb Raider』や『Rise of the Tomb Raider』よりもゆったりとしたペース配分になっている。幸運なことに、クライミングやアイテム漁り、パズルといった基本的な部分は20年前と同じ輝きを放っており、アクション・アドベンチャーや『Tomb Raider』のファンなら必携のゲームとなっている。

色々と粗探しすることもできるが、全体的には最高のゲームで、Laraのオリジン・ストーリーを見事に締めくくっている。リブート版『Tomb Raider』シリーズのファンは確実に満足できるだろうし、未だにこのフランチャイズを未体験なら、今こそ最高のタイミングだ。

87/100 GamesBeat

スクエア・エニックスのリブート版Lara Croftはこのゲームで終了し、Lara Croftのオリジン・ストーリーを完成させている。彼女の素性、彼女の出自、彼女の動機を知ることができた。ゲームごとにLaraは成長してきたが、それでもLara Croftは完全無欠のスーパーヒーローではない。若く無垢なLaraは消え去り、過去に別れを告げた。全体として、ビデオゲーム史に残る語り直しである。

私は、このリブート版『Tomb Raider』よりも『Uncharted』シリーズを楽しんできた。しかし、『Tomb Raider』にも光る部分はあるし、こうしたアクション・アドベンチャー・ゲームの元ネタである『レイダース:失われたアーク』よりも興味深いのは確かだ。Laraの敵は他の邪悪なキャラクターより重みはないものの、灰色の部分や思い切った決断を下すことの重要性についてLaraに葛藤させるという目的は果たしている。

今後も『Tomb Raider』は継続するだろうが、そこに登場するLara Croftは、このシリーズで初心者から達人に変貌した彼女とは大きく異なるはずだ。このLara Croftの回顧録は良い結末を迎えたが、私はこのバージョンのLara Croftが誰よりも恋しくなるだろう。

8.5/10 GameCrate

グラフィック 10: 『Shadow of the Tomb Raider』は、今世代最も美しいゲームの一つだ。古臭いPS4ハードウェアがこれほど美しい環境を描画できるのは凄まじいし、グラフィックのためだけでも体験する価値がある
ゲームプレー 8.0: ゲームプレーに革新性はないが良く出来ているし、古臭さは感じるものの、間違いなく楽しいフォーミュラだ
ナラティブ 7.0: 物語はこのシリーズ最大の弱点。ダークなテーマ重視は歓迎すべきトーンの移行だが、ベタでクソ真面目な台詞は一世代前に感じられる。声優陣の演技は優れているし、一部のアイデアには良さもあるが、物語自体は印象に残らず、面白味がない
サウンド 9.0: 音楽は壮大なスケール感とスリリングな見せ場にフィットしている。環境へのビジュアルのこだわりはオーディオにも言えることで、周囲のジャングルが聞こえるし、充実した探索体験に音響的深みを加味している

『Shadow of the Tomb Raider』は、現代トリプルAゲームの完璧な一例だ。巨大フランチャイズの3作目に期待する洗練と驚異的なビジュアルを備えているが、独創性に欠ける脚本と、退屈な銃撃戦のような古臭いビデオゲームの慣習が足を引っ張っている。そうした弱点が全体の足枷になっているとはいえ、それでも洗練され文句なく美しい、楽しめるゲームに仕上がっている。

8.5/10 God is a Geek

良い点:
・素晴らしい見せ場
・素晴らしい気晴らしになるチャレンジ・トゥーム
・一流の脚本と演技
・目を見張る美しさ
悪い点:
・没入感を削ぐ箇所がある
・敵のAIとバラエティがイマイチ
・カメラの動きが厄介な箇所がある

このフランチャイズとそのヒロインもまだまだ活躍できることを証明した、優れた新作。

良い点:
・PS1時代以来最高の墓荒らし
・素晴らしいステルスと戦闘
・最高のグラフィック
・シークレットが満載の驚異的なゲーム世界
悪い点:
・新たなフィーチャーが少ない
・出来の悪いキャラクター描写や深刻過ぎる馬鹿げたプロットといった問題は健在

前作から僅かしか進歩していないものの、相変わらずストーリーテリングに問題を抱えているとはいえ、『Tomb Raider』の現代化としてはこれまでで最も成功している。

8.0/10 TheSixthAxis

良い点:
・Paititiの秘密の都市の探索
・深みとダークさが増したチャレンジ・トゥームと移動
・ヒット・アンド・アウェイの攻撃戦略
・カスタマイズ可能な難易度と取っ付き易さのオプション
・リャマとの触れ合い
悪い点:
・戦闘の残虐さと噛み合っていない贖罪の物語
・会話に溶け込んでいないように感じることのあるLara
・皮肉なことに没入感を削ぐImmersion(没入)モード

『Rise of the Tomb Raider』を進化させ、墓荒らしは深みが増し、戦闘はより柔軟性になり、Paititiの街とその周辺のジャングルは探索し甲斐がある。『Shadow of the Tomb Raider』の物語には意図したような意味とインパクトが欠落しているものの、シリーズのファンを満足させるアクション満載の冒険となっている。

4.0/5.0 Twinfinite

良い点:
・ゴージャスな環境と素晴らしいライティングなど、息を呑むほど美しい
・お馴染みのゲームプレーの流れ
・洗練された移動と戦闘
・息を呑む映画的見せ場
悪い点:
・少し形式的に感じることがある
・2013年以降あまり進化していない
・特に必要ではないスキルが多い成長メカニック
・十分面白いが、少々深みがなく先の読めるナラティブ

『Shadow of the Tomb Raider』は確実にプレーする価値があるし、諸手を挙げておススメできる。ゲームプレーはやりがいがあるし、操作性も快適だ。グラフィックは一流で、世界はディテールに富み、手に汗握るセンセーショナルな見せ場もある。プロット全体に浸透するシリアスなテーマに少々消耗させられることがあるとはいえ、私は物語の大半を楽しめた。シリーズの象徴的主人公にダークで恐ろしい物語を通過させることを除けば、あまりリスクを取ろうとしない無難な作品ではあるものの、Lara Croftの現代アドベンチャーは新たな傑作となっている。

4.0/5.0 Games Radar+

良い点:
・無敵のLaraと学ぶジャングル・サバイバル
・喉から手が出るほどフォト・モードが欲しくなる風景
・緊張感と物語を盛り上げるホラー映画っぽい雰囲気
悪い点:
・作成や狩りといったオープンワールド・メカニックが制限されているように感じる
・厄介な断崖を登ろうとしている時に限って邪魔をするカメラ

リブート・トリロジーにおける最強の最終章となるこのアドベンチャーは、Laraの強みに忠実でありつつ、暗黒面を受け入れている。

7.5/10 Game Informer

コンセプト: マヤの黙示録を防ぐため、ラテン・アメリカを飛び回ってTrinityと戦いを繰り広げる
グラフィック: ビジュアルの美しさはカオスなアクション・シーンに顕著だが、細かなグラフィックのバグもある
サウンド: Lara役のCamilla Luddingtonが再び、Jonah役のEarl Baylonと共に好演。音楽と効果音も仕事をこなしている
プレー性: 戦闘、パズル、探索の3要素に複数の難易度が用意されており、腕前に関係なく楽しめる
エンターテイメント性: ド派手なアクションと魅力的な収集と作成の流れを提供してくれる。悲しいかな、Lara Croftとナラティブ全体には同じことは言えない
リプレー性: 控えめ

往々にして、Lara Croftは後先考えずにアクションに飛び込みがちだ。ある意味、『Shadow of the Tomb Raider』によく似ている。シーンが飛んだり、ゲームプレー・システムが中途半端だったり、突貫工事に感じられる箇所もある。突出した見せ場も存在するが、ポテンシャルを台無しにすることが非常に多いのだ。より魅力的なスキル・システムやより広大なマップなど、公だったらと感じさせる個所も多いのだが、それでも何時間もプレーし続けてしまうのだ。Lara Croftのオリジン・ストーリーの最後のゲームとして、『Shadow of the Tomb Raider』は期待に応えることに失敗している。それでも、飛び込む価値のあるクレージーかつ手に汗握るアドベンチャーに仕上がっている。

7.5/10 DualShockers

前作とあまり変化のない『Shadow of the Tomb Raider』のような続編を評価するのは非常に難しい。一方で、『Rise of the Tomb Raider』は驚異的なゲームだったので、その続編で大きな変更を加えてしまうと、良さが失われてしまう危険性がある。と同時に、『Shadow of the Tomb Raider』は独自性が感じられず、物語とロケーションを新しくしただけの『Rise of the Tomb Raider』に感じられるのである。

『Shadow of the Tomb Raider』は良いところが満載のゲームで、新時代のLara Croftを描く前2作を楽しんだ人は、確実に本作も楽しめるはずだ。3作品の中では最下位に位置すると思うが、それでも私はゲーム史上最も重要なキャラクターの一人の今後が実に楽しみである。

7.0/10 Video Gamer

良い点:
・素晴らしいプラットフォーミング
・美しい舞台設定
・最高のチャレンジ・トゥーム
悪い点:
・出来の悪い物語
・テンポを阻害するハブ構造

『Shadow of the Tomb Raider』はシリーズのフォーミュラを進歩させ、プラットフォーミングを磨き上げ、トゥームを強化しているが、注意散漫なメイン・クエスト、相変わらずまとまりがなく退屈な脚本のせいで、力強さも減退していく。

3.5/5.0 Trusted Reviews

良い点:
・文句なくゴージャスな世界
・発見して制覇するのが楽しいチャレンジ・トゥーム
・力強い戦闘を生み出す銃撃戦とステルス
・強力で好演を見せるヒロインLara Croft
悪い点:
・貧弱でまとまりのない、使い捨てナラティブ
・探索とメカニックを台無しにするペース配分
・過去作のキャラクターや物語を活かせていない
・まだ恐竜が出てこない・・・

『Shadow of the Tomb Raider』は概ね楽しめるアクション・アドベンチャーだが、行き当たりばったりなナラティブと構造的ペース配分がトリロジー・フィナーレの足を引っ張っている。

『Rise of the Tomb Raider』で最高潮に達しなかった進化は、無意味にまとまりのない体験のために脇に追いやられており、そのせいでメイン・キャンペーンが突出したサイド・コンテンツからの気晴らしに感じられる。

チャレンジ・トゥームは楽しいし、Paititiの周辺に隠された豊富なレリックと財宝は見つけるのが最高に楽しい。これからもプレーし続けるし、シリーズの今後も楽しみではあるものの、最後には失望を禁じ得ない。

3.5/5.0 USgamer

デベロッパーが変わったものの、『Shadow of the Tomb Raider』はあまり変わり映えしないように感じる。ステルスへの追加要素は最高だし、弓は相変わらずビデオゲーム史上最高峰。銃が加わった戦闘や内省的な物語が失敗しているせいで、『Shadow of the Tomb Raider』は苦痛に感じる箇所もある。だが、トゥームのパズルは素晴らしい出来となっている。恐らくこれで彼女も真の墓荒らし(Tomb Raider)になれたのだろう。

6.0/10 GameSpot

良い点:
・解き甲斐のある素晴らしいチャレンジ・トゥーム
・濃密で美しい環境と探索が楽しいハブ・エリア
・最高のレベル・デザインを強調する、手に汗握る移動の見せ場
悪い点:
・出来が雑に感じるステルス
・ぎこちなく、大抵の戦闘シナリオにそぐわない戦闘メカニック
・イライラするほど不正確になりがちなプラットフォーミング

『Tomb Raider』の素晴らしさ――古代の遺跡の謎を解き明かしたり、困難なトゥームを制覇したり、エキゾティックな環境を探索したり――は『Shadow of the Tomb Raider』でも健在で、過去作と同様に素晴らしい。しかし、5年が経過したコア・メカニックは限界を露呈し始めている。『Shadow of the Tomb Raider』の頂点までの旅路は魅力的なゴールではあるが、Laraの前に立ちふさがる過酷な地形のように、その道程は険しく先が読めなくなっていくのである。

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