2018年11月09日(金)02時49分

『Hitman 2』海外レビュー

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『Hitman 2』の海外レビューです。

  • ジャンル:ステルス
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:IO Interactive
  • 販売:Warner Bros. Interactive Entertainment
  • 概要:前作のエピソード形式を廃した人気ステルス・シリーズの7作目
91/100 GamesBeat

『Hitman』のデザインは、突発的な瞬間を数多く生み出すためのもの。明確な見た目や能力を備えたシステムやアイテムが豊富に用意され、IOに与えられた殺害目標というゴールへの到達方法は、全てプレーヤーに委ねられるのである。

プレーヤーに自分だけの物語を語らせること、それが『Hitman』の心臓部だ。それは、『Hitman 2』でもこれまで以上に巨大でパワフルである。だから私は、革新性がなくとも気にしない。史上最も優れた、やりがいあるゲームの一つであるという事実に変わりはないからだ。見た目の没入感にばかり囚われて、最高のプレー感覚をおざなりにしたゲームにとっての、理想的な解毒剤となるだろう。

9.0/10 CGMagazine

『Hitman 2』は、このダークコメディ殺人シミュレーターの最高傑作だろう。

4.5/5.0 USgamer

『Hitman 2』は所詮いつもの『Hitman』かもしれないが、クオリティはこれまで以上だ。ステージはどれも素晴らしいし、可能な暗殺はどれも巧妙(かつバカバカしい)。脚本は最高に皮肉が効いている。これまで以上に充実した暗殺箱庭であり、技術的不具合や物足りないマルチプレーも、史上最もハゲしい暗殺者を抑え込むことはできない。何度もプレーするたびに、新たなチャンス、武器として利用できるサプライズを発見できるのである。

完成した『Hitman』シーズン1の勢いが、『Hitman 2』でも継続している。IOはファンの声に耳を傾けたようで、新たなガジェットやアイテムを提供することで要望に応えている。新たなステージは広大で、様々な困難を乗り越える試行錯誤には何時間もかかる。ステージを緻密に切り刻んだり、適当にプレーして笑っちゃうほど酷い決断から生まれる残酷な結果に苦しめられたりなど、『Hitman 2』はシリーズの真骨頂なのだ。

フレームレートが不安定になることがあるものの、『Hitman 2』はプレーヤーを末永く虜にする豊富なコンテンツを収録した、楽しい体験に仕上がっている。

84/100 PC Gamer

基本的に前作と同じだが、クオリティはより安定している。前作は最高だったので、それで何の問題もない。

8.0/10 GameSpot

良い点:
・ステージ
・些細だが重要な改善となる、群衆への溶け込みや機能する鏡といった新メカニック
・楽しいシリアスさとチャーミングなバカっぽさを両立させたプレゼンテーション
・過去作所有者への素晴らしいボーナスとなるレガシー・ステージ
悪い点:
・メカニック上の制限に遭遇してしまうのは残念

震とう武器、敵の行動を警告するワイプ映像、可視化された防犯カメラの視線といった細かなメカニック上の変更が、濃密で取っ付き易いステルス暗殺ゲームとしての『Hitman 2』の改善に一役買っている。だが、真のスターは新たなロケーションで、エキサイティングな試行錯誤に満ちた独創的で見事な箱庭なのである。『Hitman』は、初めてのプランが成功するかどうかという期待、最悪の状況から間一髪抜け出し、怪しむ警備員を撒こうとする緊迫感、そしてターゲットが特定の場所に特定の時間に移動した時に完璧な介入が可能になるほど、ステージの仕組みを知り尽くした満足感が全てなのだ。『Hitman 2』は慣れ親しんだ体験ではあるが、『Hitman』世界において、親しみは驚異的な強みになる。

8.0/10 Wccftech

良い点:
・独創的で多彩なレベル・デザイン
・取っ付き易い監視主導型ステルス
・楽しい新マルチプレー・モード
・とても美しいことがある
・超リプレー性が高い
悪い点:
・意味不明な物語
・スタンダードなステルス要素が足りない
・やたらチープに見えることがある
・磨き上げが足りていない

『Hitman 2』は、IO Interactiveの看板フランチャイズにとって、良く出来た新作となっている。世界クラスの暗殺者に求められる洗練に欠けているが、一流のレベル・デザイン、コア・メカニックに施された些細だが重要な改善が、プレゼンテーションや洗練の問題を補っている。『Hitman 2』は心臓を撃ち抜くことはできていないものの、かなり良い線行っている。

8.0/10 Video Gamer

良い点:
・周到に準備した暗殺が成功する様を眺める楽しみ
・周到に準備した暗殺が失敗する様を眺める楽しみ
・素晴らしい新モードGhost
悪い点:
・どうしょうもない物語

『Hitman 2』は無難な出来で、期待通りの楽しい瞬間に加え、多大なポテンシャルを秘めたマルチプレーを提供してくれる。

8.0/10 EGM

『Hitman 2』は本格的な続編というよりもシーズン2に見えるかもしれないが、『Hitman』は唯一無二のゲームなのだ。シリーズを大きく進化させる作品ではないし、前作にはあったあれこれが欠けているものの、より充実したステルスと、複雑な生きたミッション・エリアが、Agent 47のファンを満足させるはずだ。

8.0/10 Destructoid

『Hitman 2』は、複数のプレースルーで解き明かすパズルが山積みだ。スコア・システム、オブジェクティブ、アンロックが極めて緻密。前作のシーズン2としても完璧に機能していただろうが、状況を考慮すると新作にする必要性も理解できる。私には、ショーン・ビーンらの期間限定チャレンジや、前途洋々なベータ版Ghostモード(対戦相手よりも多くのターゲットを殺す非対称ゲームタイプ)も必要ない。ただマップを増やしてくれれば、永遠にプレーし続けるだろう。

4.0/5.0 Hardcore Gamer

『Hitman 2』は、『Hitman』フォーミュラの順当な進化形だ。フランチャイズを大きく前進させることはないかもしれないが、数多くのフィーチャーや調整によって、より魅惑的な体験となっている。プロットはステージ間の穴を埋めるためだけに存在するとはいえ、IO Interactiveは巧妙にデザインされた状況的ストーリーテリングで全てを結び付けている。残念ながら、チュートリアル的な10分程度のプロローグを除くと、ミッションは5つしか収録されていない。とはいえ、各ミッションはこれまで以上の規模で、なかにはクリアに1時間以上かかるものもあるし、ターゲットを殺す方法は無数に存在している。シーズン1のトップ3の牙城を崩すミッションは一つもないとはいえ、もっと欲しいと思わせる出来となっている。前作ほど山は高くないかもしれないが、谷も深くない。オンライン接続が必須なのも残念である。そういった問題点がありつつも、『Hitman 2』は中毒性の高い、過剰に野心的な続編となっている。

4.0/5.0 Game Revolution

『Hitman 2』は明らかに前作の延長線上にあり、表面上はほぼ同一だ。リプレー性、綿密な暗殺、広大で濃密な環境へのこだわりは、過去も現在も機能する類似点である。時に理不尽なAIやしょぼい物語といった問題点は修正されていないものの、『Hitman 2』には、草木や狭苦しい警備員だらけのエリアの削減といった、些細だが効果的な改善を施したステージがある。『Hitman 2』は前作から大きな進化を遂げているわけではないものの、私がターゲットの車に仕掛けた爆弾のように、ここぞという場面での驚かし方を心得ているのである。

7.7/10 IGN

『Hitman 2』は前作の構造にあまり手を加えておらず、本格的な続編というよりも『Hitman 1.5』に感じられる。しかし、それは悪いことではない。業界で最も奥が深い濃密な箱庭を、6つのエピソードではなく一つのパッケージにまとめることで、期待に応えているのだ。前作の同梱も、リブートに乗り遅れた人には嬉しいボーナスだ。次は、もう少しプロットに力を入れてもらえたら嬉しい。

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