2018年10月25日(木)15時34分

『Marvel’s Spider-Man: 黒猫の獲物』海外レビュー

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『Marvel’s Spider-Man: 黒猫の獲物』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション
  • 機種:PS4
  • 開発:Insomniac Games
  • 販売:Sony Interactive Entertainment
  • 概要:ブラックキャットが登場する、追加ストーリーDLC三部作『摩天楼は眠らない』の第一弾

多少抑え気味ではあるとはいえ、『黒猫の獲物』は『Marvel’s Spider-Man』の延長戦として、極めて充実した必携の内容になっている。

DLC第一弾はクリフハンガーで終わりを迎え、11月のコンテンツへの期待を煽ってくれる。今プレーするにしろ、3つ出揃ってからプレーするにしろ、『黒猫の獲物』はその価格と4時間のプレー時間の価値が十分にある。

4.0/5.0 Game Revolution

『Spider-Man』最初のエピソードは、本編と同じくらい素晴らしい出来だ。作り込まれたキャラクターたち、戦闘、トラバーサル・ゲームプレーを盛り込んだ脚本は最高だ。『黒猫の獲物』は本編の強みを最大限生かし、本編でお馴染みの体験でありながらもキャラクターの成長や書き込まれた会話が秀でている。キャスト陣の成長と比べてゲームプレーに変化はなく、許容範囲ではあるがエキサイティングさはない。そうした些細な不満はありつつも、本編をしっかりと発展させたナラティブがスポットライトをかっさらっている。

7.8/10 IGN

『黒猫の獲物』は今後への期待を煽る物語やキャラクターのお膳立てをしっかりと済ませているが、あくまで序章のように感じられる。キャラクター描写は相変わらず素晴らしく、もっと見たい気にさせてくれるが、大きな物語の結末というよりも始まりに過ぎないのだ。第二弾、第三弾でこのお膳立てが活かされれば、出来栄えがピンキリであまり印象に残らないゲームプレー上の新たなアイデアといった本作の弱点は許容できるだろう。それでも、大好きな『Spider-Man』をもっとプレーできるだけで、私は大喜びだ。

7.5/10 Destructoid

ブラックキャットのDNAは本編のサイド・アクティビティに散りばめられていたので、「続く」エンディングは残念ではあるものの、彼女の登場は理に適っている。ド派手な幕開けとはいかないものの、取って付けた追加ストーリーというよりも、ちゃんとした続きに感じられる。

70/100 GamingTrend

良い点:
・もっと『Marvel’s Spider-Man』がプレーできる
・キャットとスパイディの関係性
・父親に関する疑問
悪い点:
・短すぎる
・最低限の新メカニック
・ボスがいない

『黒猫の獲物』はもっとプレーしたいと思わせてくれるし、それが目的だったのだろう。もっと『Spider-Man』がプレーできるのは嬉しいが、唐突なエンディングと最小限のサイド・コンテンツでは食い足りないのである。しかし、僅か10ドルではあるので、Insomniacが作り上げた美しいニューヨークに舞い戻る価値は十分にあるだろう。

良い点:
・スパイディよりもピーターに焦点を当てた面白い物語
・手に汗握る戦闘シークエンス
・『Spider-Man』をもっとプレーできる
悪い点:
・新たなアクティビティが少ない、隔離された手抜きオープンワールド
・ゲームプレーに変化がない
・新しいスキルや能力がない

『黒猫の獲物』の物語は強力――今後の展開次第ではあるが――ではあるものの、オープンワールドはスカスカだし、ゲームプレーにも変化がない。MJのステルス・シークエンスはやはり退屈だし、収集要素も少ない。追加スーツは見た目の変化だけ。ピーターの内面を掘り下げた点が本編の強みだったが、このDLCには本編の弱点を改善してくれるものと期待していた。しかし、『黒猫の獲物』はその弱点をより強調してしまっている。3つに分けて小出しにする代わりに、『摩天楼は眠らない』をまとめて配信すべきだったのかもしれない。

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