2018年10月28日(日)12時41分

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』海外レビュー

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この10月末に海外で発売された『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』の海外レビューです。

  • ジャンル:格闘
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:バンダイナムコ
  • 販売:Byking
  • 概要:人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の対戦アクション
83/100 COGconnected

良い点:
・特徴的なキャラクター陣
・豊富な格闘スタイル
・原作に忠実
悪い点:
・目新しさのないゲームプレー
・単調な物語
・ほぼファン専用

狂っていると思われるかもしれないが、私は今まで本作を格闘ゲームと思ったことがなかった。バンダイナムコが権利を獲得した少年ジャンプ漫画を適当にゲーム化しただけだろうと思っていたのだ。だが実際は、試行錯誤に報いる複雑だが取っ付き易いゲームなのだ。言い換えれば、ちゃんとした格闘ゲームなのである。3D格闘ゲームを探しているなら、本作を試してみて欲しい。しかし、『僕のヒーローアカデミア』のファンなら、『One’s Justice』を素通りしてはいけない。本作は美しい何かの始まりになるかもしれないのだから。

8.0/10 DualShockers

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』は、傑作アニメ/漫画の素晴らしいゲーム化だ。このアニメの初ゲーム化が、期待以上の出来に仕上がってくれたことが本当に嬉しい。追加DLCも予定されているので、今後数か月は楽しめるだろう。アニメ・ゲームに60ドルを支払うことを躊躇する人もいるかもしれないが、アニメの熱心なファンなら決して失望しないはずだ。

結局のところ、それぞれのプレーヤーが何を求めるかに尽きるだろう。カジュアルとプロの中間に位置するゲームであり、友達と気楽に楽しむこともできれば、他の格闘ゲームほどレベルの高くない対戦を楽しむこともできる。では、史上最高のヒーローを引用して締めくくろう・・・Plus Ultra!!

7.0/10 God is a Geek

良い点:
・最高のキャラクター・モデル
・素晴らしい荒唐無稽なアクション
・良く出来たストーリー・モード
・豊富なボリューム
悪い点:
・何故か不在な一部キャラクター
・出来の悪いカメラ
・物足りないトレーニング・モード

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』は、その努力に結果が追いついていない。

7.0/10 IGN

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』は楽しいゲームだ。超お手軽にプレーできるし、アクションはスピーディかつ美しく、アニメの奇抜さや能力を3D格闘ゲームに綺麗に落とし込んでいる。格闘の底が浅くストーリー・モードが貧弱なため、楽しさは徐々に薄れていくものの、全体としては決して悪くないデビューである。

3.5/5.0 Twinfinite

良い点:
・特徴的な癖を中軸にしたキャラクターによる楽しい格闘
・格闘をアニメ・スペクタクル足らしめる素晴らしいプレゼンテーション
・手応えのあるミッション・モード
・キャラクターを馬鹿みたいな見た目に出来る奇抜なカスタマイズ・オプション
悪い点:
・ストーリー・モードがなく、未完成に感じる
・何故か英語テキストがなく、サウンドトラックも鬱陶しい
・カメラを含む格闘は慣れるまで時間がかかる
・ミッション・モード以外のバリエーションが少ない

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』は、格闘やコンテンツ面で深みこそないかもしれないが、シリーズのファンならば存分に楽しめるはずだ。お気に入りキャラクターを操作できるのは最高だし、各キャラクターの特徴を見事に捉えたゲームとなっている。物語は本作最大のがっかりポイントだが、最高のプレゼンテーションとミッション・モードが十分に埋め合わせしてくれている。

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』に不満があるとすれば、それは野心の欠如で、原作アニメのような冒険心や挑戦心がないのである。それでも、『僕のヒーローアカデミア』の大ファンなら、シーズン4開始まで本作が相手をしてくれるはずだ。

6.0/10 Destructoid

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』をどれだけ堪能できるかは、原作がどれほど好きか、もしくは非常に取っ付き易い、中身より様式重視の格闘ゲームをどれほど求めているかによるだろう。現在は素晴らしいアニメ格闘ゲームの傑作が無数に存在するだけに、無理な要求と感じる人もいるかもしれない。本作最大の罪は、雄英のPlus Ultra精神を体現せず、人気アニメ・フランチャイズを基にした、水準以上の格闘ゲームで満足してしまっていることだろう。

『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』は、原作のエッセンスを用いて優れたパッケージに仕立てている。物足りないストーリー・モードや字幕の欠如といった欠点はあるが、クリーンな見た目や取っ付き易い格闘が補って余りある。

結局のところ、本作をどれだけ楽しめるかは、何を期待するかによるだろう。シリアスな格闘ゲームや豊富なコンテンツを期待する人には、向いていないかもしれない。しかし、軽めであってもシリーズのファンであれば、間違いなく楽しめるはずだ。私個人は、バンダイナムコとBykingには是非とも次回作を作ってもらいたい。この1作目は最高ではないものの、決して駄作ではないからだ。

2.0/5.0 Slant Magazine

結局のところ、『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』は原作人気にあやかっただけのゲームだ。『ブラック・クローバー カルテットナイツ』や『七つの大罪 ブリタニアの旅人』といった同種の格闘ゲームとの差別化も不十分だし、原作の出来事をなぞるだけなので、あくまで想定の範囲内に留まったままで、漫画のキャラクターやテーマを深く掘り下げることもない。ボタン連打で勝ててしまうため、シリーズのモットーにも相応しくない。プルス・ウルトラ技はあるかもしれないが、プレーヤーの腕前がゲームの初歩的な要求を超えることは決してないのである。

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