2018年11月04日(日)10時01分

『助けてタコさん』海外レビュー

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『助けてタコさん』の海外レビューです。

  • ジャンル:プラットフォーマー
  • 機種:PC/Switch
  • 開発:Nicalis
  • 販売:Nicalis
  • 概要:フランスのインディー開発者による、ゲームボーイ25周年記念作品
4.5/5.0 Hardcore Gamer

『助けてタコさん』には良いところが沢山あり、難易度の高さや理不尽さを感じさせるいくつかのセクションも、時間さえかければ余裕で克服できる。『助けてタコさん』は、ゲームボーイ作品の古典群への単なるラブレターではなく、隅々まで探索したくさせる素晴らしいメカニックと練られた物語を含んでいる。あらゆる期待を凌駕した素晴らしいゲームで、どれほど難易度が高いセクションであっても、止め時が見つからないほどだ。レトロ・ゲームの素晴らしさを再現しつつ、独自性もあるゲームは、最近では非常に珍しい。『助けてタコさん』は、パズル、戦闘、試練、物語の絶妙なバランスを実現した傑作プラットフォーマーが好きな人全員におススメのゲームだ。

8.0/10 Nintendo Life

『助けてタコさん』は、ゲームボーイ時代への愛の詰まったオマージュだ。サイド・クエストを追跡できない、当たり判定が雑といった粗削りな箇所はあるものの、全体の楽しさを阻害するほどではない。タコさんは、本作がオマージュを捧げたゲーム機にピッタリな高品質プラットフォーマーの、愛らしい主人公だ。欠点も含めてゲームボーイが大好きなら、本作が大好きになるはずだ。

良い点:
・50の帽子
・懐かしすぎるゲームボーイ
・タイトで楽しいプラットフォーミング
・多種多様なディスプレイ・オプション
悪い点:
・問題を抱えたカメラ
・稀なチェックポイント
・ヘルス・メーターがない
・長すぎる
・平均的なプレーヤーには難しすぎるかも

『助けてタコさん』はまるで『二ゲーム物語』で、心の底から好きになりたかった。ボリューム満点のゲームで、5、6時間長すぎるかもしれない。チェックポイントを増やし、ヘルス・メーターを導入し、内容を凝縮していれば、ゲーム・オブ・ザ・イヤー議論に名前が挙がるゲームになっていただろう。だが現状の『助けてタコさん』は粗削りな野心的ゲームであり、その粗のせいで耐えがたいほど難易度が高いゲームとなっている。前半はそれほど難しくなく、手応えのある『カービィ』ステージという程度。しかし、昔のゲームのような見た目がゲーマーに誤った安心感を与えるかもしれないが、騙されてはいけない。タコさんの冒険を最後まで見守るには、プラットフォーミングのスキル、忍耐力、根気を限界まで試されるのだ。私がプレーしたゲームの中でも最高峰に難易度の高いゲームをクリアできて、本当に嬉しい。これからは、「〜界の『Dark Souls』」ではなく、「〜界の『助けてタコさん』」と言うことにする。このゲームは、間違いなくゲームボーイ風アクション・プラットフォーマー界の『助けてタコさん』である。

良い点:
・暴力を批判する素晴らしい物語
・タコにクールな能力を与える多彩な帽子
・ゲームボーイのゲームのような見た目と音
悪い点:
・理不尽な難易度の急上昇
・雑なプラットフォーミング
・混乱と死を招くスプライトの再出現

フラストレーションさえ許容できれば、世界の残酷さを指摘する細部を盛り込んだ、心温まる物語を堪能できるだろう。許容できなければ、ビジュアルやサウンド、憎しみと争いを凌駕する愛と平和の物語だけでは、ゲームプレーが抱える様々な問題を無視することはできないだろう。

見た目こそチャーミングだが、本物だと感じることは決してなかった。最低限のレベル・デザイン、貧弱な脚本、ストレスの溜まるデザイン決定により、この甘すぎる体験は胸やけがする。

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