2018年12月15日(土)20時12分

『Ashen』海外レビュー

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『Ashen』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクションRPG
  • 機種:Xbox One/PC
  • 開発:A44
  • 販売:Annapurna Interactive
  • 概要:ニュージーランドのA44によるオープンワールドRPG

9.0/10 GameSpot

良い点:
・敵やボスが多種多様で、様々な武器や能力、戦略を試したくなる
・似たクラスの武器にも異なる攻撃アニメーションがあり、ロードアウトの戦略性も高い
・スタミナ重視のシステムが計画的で楽しいリスクvsリワード戦闘体験を実現
・見た目で上達が分かるため、クエストに達成感がある
・プレーヤー同士の言葉以外のコミュニケーションを通じて、他のキャラクターとの強力な絆が生まれやすい
悪い点:
・コンパニオンの装備を選べず、難易度の高いエリアで無防備に

『Ashen』は、他の『Souls』風ゲームとの差別化をしっかりと図っている。戦闘は同じスタミナ重視のメカニックを用いているが、コミュニティ的な要素を盛り込むことで、全く異なる体験を生み出している。スポーンした時、CPUパートナーがプレーヤーの武器と相性が悪い武器を装備しているのを目にすると、ストレスが溜まる。しかし、NPCとプレーしている時ですら、戦闘で手を貸してくれる仲間の努力が、道中で出会う賑やかなキャラクターたちの運命に感情移入させてくれるのである。築き上げる人間関係が『Ashen』のアドベンチャーの売りであり、新たな友人に手を貸すことは、美しいゲーム世界で歩を進める強力なモチベーションになる。

8.5/10 IGN

『Ashen』は『Dark Souls』の戦闘と成長要素を模倣しているが、充実した戦略的戦闘と慎重さに報いる成長要素を実現している。ゴージャスで多彩なオープンワールドと受動的な協力プレー・フィーチャーのお陰で、『Ashen』は独自性を確立することに成功している。

8.0/10 GameCrate

グラフィック 8.0: ハイエンド・ゲーマーの度肝を抜くことはないが、ミニマリストなグラフィックは特徴的。更に、危険が満載のゲーム世界は抑制のきいた美しさを誇る
オーディオ 9.0: NPCはフルボイスで、音楽は希望と悲痛が同居する。興味を惹かれたのがビジュアルなら、繋ぐ止めてくれるのはオーディオだ
ゲームプレー 8.0: 細かな技術的不具合を除けばゲームプレーは優れており、戦闘や探索、プラットフォーミングに没頭させてくれる
リプレー性 7.0: 実績が豊富で、ユニークなマルチプレー・システムも仲間プレーヤーの手助けを楽しむのにうってつけ。だがそれ以外は、戦闘オプションが限定的なだけに、何周もプレーする理由はあまりない

『Ashen』は、『Souls』風ジャンルを大胆に模倣しながら、そこに縛られていないという意味でユニークだ。A44は、『Souls』トリロジーと同じくらい、『ゼルダの伝説』や、よりニッチな『ワンダと巨像』のようなアドベンチャー・ゲームに影響されたことは明らか。アドベンチャー・ゲームのファン、『Dark Souls』のファンは、『Ashen』を見逃すべきではない。

良い点:
・相手が人間であろうとコンピューターであろうと上手く機能している仲間とのやり取りや拠点の維持
・手堅い戦闘
・優れたアート・デザインと最高の協力プレー
悪い点:
・優秀な開発者たちが揃っているにもかかわらず、殆どのゲームプレーや雰囲気が『Dark Souls』に酷似している
・細かなAIの不具合
・安くない

協力プレーとNPCへの独創的なアプローチによって、ありがちな『Dark Souls』クローンになりえたゲームを、今シーズン最も面白いアクション・アドベンチャーへと昇華させている。

8.0/10 Game Informer

コンセプト: 『Dark Souls』の影響色濃いこの難易度の高い冒険は、既視感が強いものの、仲間の存在が独自性を確立
グラフィック: 粘土細工のようなユニークなスタイル。顔がなくとも、キャラクターやクリーチャーはクールだ。背景も、複雑なディテールのない美しさ
サウンド: 剣のぶつかる音や怪物の唸り声を除くと、サウンドトラックは抑制のきいたギターなどに抑えられている
プレー性: 『Dark Souls』のDNAは戦闘とトラバーサルに継承されている。赤の他人と手を組むのは楽しいが、自分と違う目的を持つ相手を組まされると、一人ぼっちになってしまうことも
エンターテイメント性: 魂の収集はハラハラすると同時にやりがいがあるが、本作の真の喜びは赤の他人と思い出を共有できるところにある
リプレー性: 控えめ

『Ashen』は、赤の他人と一緒に巨大な怪物の死体を見下ろす時がハイライトだ。感謝したり、ハイタッチしたくなるが、喜びを示すにはぐるぐる回ったりバカみたいに飛び回ったりするしかないのだ。既視感の強い体験ではあるものの、『Ashen』の世界は驚きに満ちており、楽しい旅路を堪能できるはずだ。

4.0/5.0 Games Radar+

良い点:
・手強いが公平な戦闘
・世界観が面白いミニマリストなアート
・メイン拠点の成長を見るのが楽しい
・面白い物語や個性を持つコンパニオン
悪い点:
・独自性に欠ける
・イライラするダンジョン・デザイン

『Ashen』は外れよりも当たりの方が多い『Souls』風ゲームだが、時代を作ったフロムソフトウェアのシリーズのファンにとっては既視感が強すぎるように感じられる。

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