2018年12月19日(水)19時19分

『Desert Child』海外レビュー

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『Desert Child』の海外レビューです。

  • ジャンル:レース
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Oscar Brittain
  • 販売:Akupara Games
  • 概要:シューター要素を盛り込んだホバーバイク・レース・ゲーム

65/100 GamingTrend

良い点:
・美しいピクセル・アートで描かれた最高の舞台設定
・素晴らしいサウンドトラック
・バラエティ豊富なレース・ミニゲーム
悪い点:
・速攻で単調になるレース
・キャラクター同士のやり取りがないに等しい、ペラペラなプロット

『Desert Child』は、次の食事すらままならない状態でも、大きな夢に向かって努力する感覚を見事に再現している。残念ながら、そうした瞬間は最初こそ楽しいレースを何度も何度もやらされる単調さが台無しにしている。最高のアートとサウンドトラックを備えたユニークな舞台設定は、しばらくは探索が楽しいものの、あっという間にガス切れになってしまう。

5.0/10 GameSpot

良い点:
・魅力的なアートと素晴らしいサウンドトラック
・ムード満点
・しばらくは楽しいレース
悪い点:
・やることが少なく単調な、極めて薄い体験
・一部ミニゲームの不明瞭な説明とメカニック
・雪だるま式にストレスが溜まる細かな問題や見落とし

『Desert Child』は実にスタイリッシュで、全てが噛み合う時もある。バイクで水面を疾走しながらショットガンをぶっ放して目の前のテレビをふき飛ばしたり、火星の風景にも慣れてきた頃には、つかの間ではあるが確かに輝いている。しかし、『Desert Child』は長持ちせず、短いプレー時間が終わりを迎える頃には、1時間前にはエキサイティングだと思っていたことがすっかり色褪せているのだ。大作ゲームの概念実証としては良く出来ているかもしれないが、実際のところは勿体なさを感じざるを得ないだろう。

2.5/5.0 Hardcore Gamer

ピクセル化されたビジュアルと鮮やかな環境は、最初の1時間かそこらは楽しく感じられるのだが、バラエティのないミッションや強い作業感のせいで、どっちつかずのゲームに落ち着いてしまっている。アーケード風横スクロール・ゲームのファンも、鮮やかな80年代風SF環境に魅了されたアドベンチャー・ゲーム好きも満足できないだろう。『Desert Child』は、元ネタにオマージュを捧げることに必死でゲームプレー自体にはあまり興味がなく、単調でひたすら退屈なのだ。オブジェクティブの多くに説明や文脈が欠落しているのも良くない。およそ5時間というボリュームにもかかわらず、『Desert Child』は中身の薄さとは裏腹に冗長だ。

2.5/5.0 Game Revolution

『Desert Child』は、優れたアイデアを上手く形にすることができていない。悲しいかな、全てが深く絡み合っているためか、一つの過ちが全体を蝕んでしまっているのである。ホバーバイクのレースは軸としては悪くないメカニックだが中身がなく、難易度の低さと無意味なアップグレードが相殺している。限られた予算の使い道を考えるというのは独創的で共感できるメカニックだが、単調なレースとそこに付随した無意味なアップグレードが台無しにしているのだ。ゲーム最大の長所を妨害することに必死にもかかわらず、格好良いサウンドトラックとユニークな雰囲気は突出している。しかし、格好良い曲だけでは、がっかりなホバーバイク・レースの単調なエンジン音をかき消すことはできないのである。

4.8/10 Xbox Tavern

良い点:
・確かなメカニックによる良く出来たゲームプレー
・ゴージャスなビジュアルとデザイン
・正確な操作フィードバック
悪い点:
・寿命は短い
・物足りないエンドゲーム
・出来の悪いサウンドトラック

『Desert Child』は、まとまりのない構造が足枷となっており、ポテンシャルが滲み出ているだけに残念だ。ゴージャスなレトロ風味とわずかながらの興奮は称賛に値するが、楽しさの大半は窮屈な流れに飲み込まれている。最終目標となる伝説的イベントも、全く盛り上がりに欠けるのである。

良い点:
・ゴージャスなピクセル・アートと最高のサウンドトラック
悪い点:
・どこに行けば良いか分からない
・先に進むのが作業的
・テスト済みとは思えないメニュー

『Desert Child』を見た目だけで判断するなら、絶賛する言葉しか思いつかないだろう。ゴージャスなピクセル・アートから驚異的なサウンドトラックまで、『Desert Child』は実に美しい。だが外見は嘘をつくこともあるし、ゲームプレーの調整よりも特徴的なスタイルを生み出すことに時間をかけたゲームであることは明らかだ。『Desert Child』の予告編を見たことがあるなら、このゲームの見どころは全て体験済みだと思ってよいだろう。