2018年12月17日(月)19時47分

『Mutant Year Zero: Road to Eden』海外レビュー

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『Mutant Year Zero: Road to Eden』の海外レビューです。

  • ジャンル:ストラテジー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:The Bearded Ladies
  • 販売:Funcom
  • 概要:元IO Interactiveの面々が設立したインディ・スタジオによるサバイバル・ストラテジー

9.0/10 GameSpot

良い点:
・抜け目ないプレーヤーに報い戦術の幅を広げる巧みな戦闘前段階
・多種多様な敵と特徴的なキャラクター能力に支えられた充実したタクティカル・エンジン
・重要な情報を見逃すことがない整理整頓されたプレゼンテーション
悪い点:
・リプレー性を高めるランダム性の欠如は残念

メイン・ストーリーを終えた後もランダム生成マップで延々と戦い続けたくなるほど戦闘エンジンが優れているため、非常に残念だ。ステルスと戦闘前段階の準備を重視した『Mutant Year Zero: Road to Eden』は、プレーヤーの努力に報いてくれるし、ターン制戦闘は複雑、充満する世紀末の雰囲気を補強するのに役立っている。決して素通りすべきではない、一流のタクティカル戦闘キャンペーンである。

8.5/10 Wccftech

良い点:
・面白い世界観
・チャーミングなキャラクターたち
・シームレスな探索とタクティカル戦闘
・ステルス・メカニック
悪い点:
・掘り下げが足りない物語とキャラクター
・RNGのせいでストレスが溜まる戦闘

面白い世界観とキャラクター、ステルスとシームレスな探索を盛り込むことでジャンルを進化させる素晴らしいゲームプレー・メカニックによって、『Mutant Year Zero: Road to Eden』は近年で最も優れたターン制タクティカル・ゲームの一つに仕上がっている。物語には改善の余地があるし、戦闘も少しストレスが溜まるものの、このジャンルのファンなら、そうした些細な問題を気にせずに購入すべきだ。『Mutant Year Zero: Road to Eden』には、時間とお金を費やす価値がある。

8.5/10 Worth Playing

『Mutant Year Zero: Road to Eden』は、ユーモアと素晴らしいゲームプレーが満載の、チャーミングで楽しい優れたゲームだ。定番フォーミュラに独自性と興奮を注入するお手本となっている。唯一の欠点は、バグが散見されることと、楽しさよりストレスが勝ってしまう稀な難易度の急上昇くらい。『XCOM』風のゲームが好きで、新たなアプローチを望むなら、今年最大のサプライズの一つである『Mutant Year Zero: Road to Eden』を試すべきだ。

85/100 COGconnected

良い点:
・ゴージャスなアートスタイル
・新鮮なステルス・メカニック
・バラエティ豊富なスキル
・巧みな脚本
悪い点:
・難しすぎるかも
・重複する一部のスキル
・意味を失うステルス

多くの人が特定のスタイルを持つターン制ストラテジーに慣れ過ぎており、『Mutant Year Zero: Road to Eden』の特異性はこのジャンルの初心者を遠ざけてしまうかもしれない。とはいえ、洗練された世界観やユニークな戦闘、キャラクター・スキルの柔軟性など、長所が数多くある。試練を恐れず、魅力溢れるストラテジー・ゲームを探しているなら、DuxやBorminと一緒にゾーンに足を踏み入れよう。

81/100 PC Gamer

手に汗握るタクティカル要素とリアルタイムの探索は成功しているものの、『Mutant Year Zero: Road to Eden』は未完成に感じられる。

8.0/10 GameCrate

グラフィック 8.0: ビジュアルはダークで美しい。キャラクター・モデルを近くから眺めるような余裕はないものの、ムード満点のライティングなど、環境デザインは最高。イライラするポップインやバカっぽいアニメーションを除けば、綺麗なゲームだ
サウンド 9.0: 音楽から効果音、声優の演技まで、全てが一流。世紀末のサウンドに没入させてくれる
ゲームプレー 9.0: 難易度の高いストラテジー要素のお陰で、やりがいがある。過酷な戦闘を生き延びたり、破れかぶれな25%のショットを命中させた時の達成感は格別。カメラの自由度が低いのが残念
物語 6.0: 本作最大の弱点であり、あまり面白くない。プロットに全く興味が持てないことが多かったが、キャラクター自身はウィットに富み、達成感のある戦闘までの繋ぎに一役買ってくれる

『Mutant Year Zero: Road to Eden』は、戦闘以外の面でタクティカル・ストラテジーに細かな革新を施すことで、単なる『XCOM』クローンをステルス、戦術、RPGメカニックの巧みな融合へと変貌させており、諸手を上げておススメできる作品となっている。

7.9/10 IGN

リアルタイムのステルスと定番タクティカル・ゲームプレーを融合させることで、『Mutant Year Zero: Road to Eden』はターン制ストラテジーのエキサイティングな新機軸となっている。ゲームプレーと今一つ噛み合っていないメカニックも存在するが、実に深みのある面白い脳の体操となっている。

7.5/10 Game Informer

コンセプト: 物語と探索に重きを置いたターン制ストラテジーの新機軸
グラフィック: 見下ろし視点で見てもゴージャスで雰囲気のある環境
サウンド: 素晴らしいシンセSFサントラがムードを盛り上げてくれる。酷い台詞もあるが、声優の演技は悪くない
プレー性: 簡略化された戦闘メカニックと便利なUIのお陰で、計画立案と実行は容易
エンターテイメント性: アイデア自体は期待させるが、盛り上がらないクリフハンガー・エンディングが全てを台無しに
リプレー性: 低め

ゲームプレーの観点から見ると、『Mutant Year Zero: Road to Eden』はターン制ジャンルの中では大胆だが短い体験で、概ね上手く行っている。不満もあるとはいえ私は楽しむことができたし、このフランチャイズの今後に期待したい。ガッカリすることこの上ないエンディングさえ許容できるなら、巧みに練り上げられた戦闘とユニークな世界観はチェックする価値がある。

7.5/10 GameWatcher

面白いキャラクターたち、やりがいのある戦闘、最高の脚本など、『Mutant Year Zero: Road to Eden』は少し大袈裟だが楽しい舞台設定のユニークなジャンル・マッシュアップを探している人におススメだ。ノーマル難易度でも普通以上の戦術的思考が求められるし、腹立たしいこともあるとはいえ、戦闘を乗り越えて先に進んでいくのはやりがいがあるのだ。

スキルの成長、戦闘時の命中率を改善し、オリジナリティを増やし、自由度を高めれば、『Mutant Year Zero: Road to Eden』は万人におススメすることができていただろう。それでも私は大いに楽しんだし、今後コンテンツが追加されることを願っている。タクティカル・バトル、RPGメカニック、奇抜なユニバースが好きなら、チェックすべきだ。

65/100 GamingTrend

良い点:
・RTSとターン制戦闘のユニークなブレンド
・バラエティ豊富なキャラクターの能力
・最高の演技
悪い点:
・パフォーマンスが不安定でたまにフリーズする
・予測できずバグることのある視線と命中確立
・盛り上がりに欠ける物語

ターン制タクティカル戦闘とステルスを融合させた『Mutant Year Zero: Road to Eden』は、面白いとはいえ必ずしも成功しているとはいえず、物語はユニークな舞台設定を活用できていない。探索したり、敵の背後から忍び寄ったりするのはこのジャンルに楽しいヒネリを加えているのだが、同時に不必要に複雑化させる要因や技術的不具合をも持ち込んでしまっている。進行不可になるフリーズなどパフォーマンスも不安定で、ゲームに対する好意も薄れていった。

6.0/10 Shacknews

良い点:
・素晴らしいプレゼンテーション
・鮮明で滑らかなグラフィックとゲームプレー
・楽しい伝承と環境
・笑える台詞とアイテム説明
悪い点:
・非常に短いキャンペーン
・武器、アイテム、戦略的深みが著しく不足している
・細かな技術的不具合

『Mutant Year Zero: Road to Eden』は最初こそ手に汗握るのだが、数時間も経つと、メジャーな武器タイプはそれぞれ入手済みで、アップグレード・ツリーはほぼコンプリート、最後の戦いも目の前になってしまうのだ。『Mutant Year Zero: Road to Eden』の良さは全て、底の浅さと驚くほど短いキャンペーンに覆い隠されてしまう。The Bearded Ladiesは強固な土台を築き上げているだけに、物語やキャラクター、武器、戦略をもっと充実させなかったのか理由が理解できない。現状のままでは、製品版というよりも長めの体験版のように感じられてしまう。

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