2019年01月16日(水)07時46分

『鬼武者』海外レビュー

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『鬼武者』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:カプコン/Neobards Entertainment
  • 販売:カプコン
  • 概要:2001年の同名ゲームを現行機向けにリマスター

8.5/10 God is a Geek

良い点:
・アナログ・スティックの恩恵を受けた戦闘と動作
・最高の新曲
・改善された声優の演技
・色褪せていない
悪い点:
・イライラしがちなシーン間の移行
・比較的短い

『鬼武者』は優れたリマスターで、少し短く感じるとはいえ、戦闘と息苦しい世界の探索は全く色褪せていない。

8.5/10 Destructoid

カプコンは全力こそ注いでいないものの、(少なくともPS4版は)台無しにはしておらず、それだけで十分だろう。今でもたまにオリジナルをプレーすることを考えると、あちこちが綺麗になっただけで満足なのだ。次は、三部作全てをリマスターして欲しい。

8.0/10 DualShockers

このサムライ・クラシックに初めて挑む人にとっても、PS2時代の正確な再現を望む人にとっても、『鬼武者』は十分2019年にプレーする価値がある。

8.0/10 GameSpew

『鬼武者』が現行機やPCで廉価で発売されたことを、私は非常に嬉しく思っている。ビジュアルに驚きはないものの、新たなサウンドトラックは気分を盛り上げてくれる。だが何よりも、ゲームプレーが今でも魅力的なのだ。ムード満点の探索や戦略的戦闘、そして脳の運動になるパズルの絶妙なバランスによって、『鬼武者』はプレーヤーを一切飽きさせない。中弛みと無縁なことも、これまで以上にありがたい。

7.0/10 Worth Playing

このHDリマスター版『鬼武者』は当時を振り返りたい人のためのゲームであり、それ以外の人には向いていない。興味深い歴史的遺物だが、それだけなのだ。サムライ版『BIOHAZARD』に過ぎず、にしても突出した部分がない。HDリマスターのお陰で最も美しいバージョンに仕上がっているものの、決定版には程遠い。まだ『鬼武者』が新鮮だった時代にこのゲームをプレーした人の郷愁を誘うが、次世代らしさがないので、それ以外の人にとっては魅力が薄いだろう。

70/100 GamingTrend

良い点:
・新たなサウンドトラック
・滑らかに動くアップデートされたビジュアル
・2001年の古典に可能な限り忠実
・録り直された日本語ボイス
悪い点:
・相変わらずゲームの足を引っ張る固定カメラ視点
・非常に短い
・相変わらず出来の悪い英語版ボイス
・陳腐な物語

短いが楽しい傑作を、カプコンが埃を払って磨き上げてくれた。ビジュアルとオーディオのアップグレードによって、『鬼武者』の決定版になっているが、古臭いデザインを覆い隠すことはできていない。

3.5/5.0 Hardcore Gamer

最近のカプコンが一つ頼りにしているものがあるとすれば、それはノスタルジアだ。『BIOHAZARD 2』のリメイクであれ、『ロックマン』作品のリマスターであれ、この日本のパブリッシャーは、自分たちが業界を支配していた時代を忘れさせないことに関しては秀でている。残念ながら、『鬼武者』はその好例とは言えない出来となっている。この悪魔退治アドベンチャーは18年という年月の経過に対応できておらず、極めて短く規模も小さい。本作よりもはるかに優れた、ボリューム満点のキャラクター・アクション・ゲームである『Devil May Cry』の僅か半年前に発売されたゲームとは思えないほど。今風の操作を加えるなど、カプコンはしっかりと現代化しているものの、本作が今後への踏み石に過ぎないことは明白だ。少し手厳しいと思われるかもしれない。楽しいメカニックを備えた優れた体験であることは確かだが、期待値を下げて臨むこと。我々にできるのは、リマスターであれ、完全新作であれ、本作が『鬼武者』復権のきっかけになるよう祈ることだけ。ジャン・レノが主役の一人である『鬼武者3』は法的な問題があるかもしれないが、期待はしておこう。結局のところ、本作は優れた郷愁の旅路だが、それ以上ではない。

リマスター版『鬼武者』は、PS2時代のゲームらしい古臭さだが、カプコンはビジュアルを改善しゲームプレーを作り変え、2019年に改めてプレーする価値のある作品に仕上げている。

良い点:
・当時より今の方が目新しさを感じる舞台設定とコンセプト
・優れたレベル・デザインと探索
・陳腐さが楽しい物語
・比較的色褪せていないグラフィック
悪い点:
・戦闘もパズルも非常にシンプルなゲームプレー
・信用できない扱い辛い操作性
・イライラしがちな固定カメラ

時代を感じさせるものの、将来のフランチャイズ・リバイバルに説得力を持たせる、低予算だが優れたリマスター。

2.0/5.0 Game Revolution

この規模のリマスターでは、カメラの改善や戦闘のアップデート、ダサいプリレンダの背景を刷新することは無理だろう。単なる手直しに終わらない、本格的なリメイクの土台として機能する優れたコアが見え隠れするだけに、非常に残念である。完全な作り直し、最低でもより現代的にする塗装のし直しの余地が残されている。カプコンは、過去に他のゲームで何度もその両方をやってきたのだ。そう考えると、カプコンがこの冬眠中の人気シリーズに殆ど何もせず、風化するままにしているのは奇妙である。