2019年01月18日(金)03時52分

『Travis Strikes Again: No More Heroes』海外レビュー

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『Travis Strikes Again: No More Heroes』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション
  • 機種:Switch
  • 開発:グラスホッパー・マニファクチュア
  • 販売:グラスホッパー・マニファクチュア/任天堂
  • 概要:前作の数年後を舞台にした『NO MORE HEROES』シリーズのスピンオフ

90/100 GamingTrend

良い点:
・個性的で最高に楽しい
・滑らかで魅力的なハック&スラッシュ戦闘
・プレーヤーを飽きさせない
悪い点:
・明らかに低予算
・構造的にまとまりがなく感じる
・稀に問題になる固定カメラ

『Travis Strikes Again: No More Heroes』はぶっ飛んでいる。そのバカっぽさには一切の妥協がなく、巧みなデザイン、滑らかな戦闘、爆笑物の個性に満ち溢れている。低予算感やまとまりのないデザインに嫌気がさす人もいるだろうが、荒削りな部分を許容できる人は、愛さずにはいられないハック&スラッシュを堪能できるはずだ。大胆な独創性の象徴のようなゲームであり、リスクを冒すゲームを重視する人は必ず試してみるべきだ。

8.5/10 EGM

『Travis Strikes Again: No More Heroes』は必ずしもシリーズ・ファンが望んだゲームではないかもしれないが、みんな大好き暗殺者の今を体験し、ゲームプレーに施された変更を許容できるなら、大いに楽しめるだろう。これは驚くほど複雑で、大真面目にバカな続編っぽいゲームであり、ゲーミング体験への明白な情熱と否定しがたい愛情が込められている。

8.5/10 CGMagazine

『Travis Strikes Again: No More Heroes』は、インディ・ゲームにおける私の好きなところを完璧に再現した最高のゲームだ。

8.25/10 Game Informer

コンセプト: より小規模で一味違う奇抜さを提供するサイド・ストーリーで『No More Heroes』の世界に帰還
グラフィック: キャラクター、ボス、ステージは古臭いセルシェード・スタイルだが、ゲームを貫くスタイリッシュさが補って余りある
サウンド: いつものシンセやノリの良いビートにこだわった『No More Heroes』の楽曲の楽しいリミックスがサウンドトラックのハイライト
プレー性: 戦闘は極めてシンプルで、たまにストレスが溜まるが、クラウド・コントロールとスキルのコンボを重視しているため、飽きることはない
エンターテイメント性: センスの良さと脚本に高められた優れた戦闘を備えた、初期グラスホッパーらしいスタイリッシュさに回帰
リプレー性: 低め

『Travis Strikes Again』は、取っ付き易い楽しいアクションと、Suda51やグラスホッパーの特徴的なスタイルのバランスが絶妙だ。特別手の込んだアクション・ゲームというわけではないものの、シンプルな戦闘はシンプルな設定で終わらせない見せ場の数々を演出してくれる。トリというよりも前座ではあるが、『Travis Strikes Again』は単体でも楽しませるし、今後にも期待させる出来となっている。

8.0/10 TheSixthAxis

良い点:
・爆笑物の脚本
・センスのあるアート
・Suda51作品からの最高のカメオ出演
・陳腐でチャーミングなデスドライブのイントロ映像
悪い点:
・少し単調な一部ステージ
・少し分かりにくい序盤の物語設定
・声優の出番が少ない
・少し物足りないボス戦

『No More Heroes』やSuda51作品が好きなら、『Travis Strikes Again』は必ずプレーすべきだ。ファンサービス、過去作への言及、そして馴染み深いトラビス・タッチダウンの魅力の独創的な爆発であり、ファンは笑顔が途切れないだろう。『No More Heroes』の戦闘とゲームプレーだけが好きだった人には向いていないかもしれない。本作の戦闘が過去作のゲームプレーを上回ることはないが、本作に盛り込まれた様々なゲームプレー・スタイルやジャンルが補って余りある。『Travis Strikes Again』はゲーミングへのラブレターであり、『No More Heroes 3』が出るまでファンを満足させてくれるはずだ。

4.0/5.0 Hardcore Gamer

『Travis Strikes Again: No More Heroes』で、トラビス・タッチダウンが帰ってきてくれた。楽しいゲームプレーの合間には、想像性に満ちたゲーム世界を舞台にした最高のストーリーテリングと会話が挟み込まれている。シリーズ過去作やSuda51のゲームが好きな人は、本作も大いに楽しめるはず。様々な世界を行き来しながら古いコンピューター上で展開する物語を眺めるのは最高に楽しいし、お気に入りインディ・ゲームのTシャツを集めるのもトレジャー・ハンターには嬉しい。様々なゲーム・ステージには、単調な戦闘を飽きさせないだけのバラエティがある。それに、トイレをセーブ・ポイントに使うというアイデアが嫌いな人などいるのだろうか?

7.5/10 DualShockers

『Travis Strikes Again: No More Heroes』は、私が数年前に望んだシリーズ最新作ではないかもしれないが、私が個人的に大好きなゲーム・キャラクターの楽しい帰還であることに変わりはない。戦闘とレベル・デザインは本作最大の弱点ではあるが、陽気な脚本と奇抜なトーンが、退屈なゲームプレーを補っている。過去作と比べてはるかに規模が小さいプロジェクトにしては、フランチャイズの遺産をしっかり継承しており、ちゃんとした三作目に繋がってくれることを願っている。

3.5/5.0 Trusted Reviews

良い点:
・笑えるシャープな脚本
・予測できないバラエティ満載のステージ
・愛さずにはいられない特徴的な個性
・猫のジーン
悪い点:
・あっという間に単調になる戦闘
・ステージの質がバラバラ
・限定的なアップグレード・システム

『Travis Strikes Again: No More Heroes』は欠点を抱えた体験だが、制限の中の称賛に値する独創性には、滅多にないほど心を奪われた。

Wiiのカルト・クラシックの優れた後継作『Travis Strikes Again: No More Heroes』は、自分で自分の足を引っ張らない限り、アクション満載の楽しいハック&スラッシュ・アドベンチャーとなっている。ステージはどれも特徴的ではあるものの、コア・ゲームプレー自体は最後まで変わり映えしない。優れた戦闘はハック&スラッシュのファンを満足させるが、それ以外の要素に時間を取られ過ぎるのだ。ゲームプレーのバリエーションを増やし、フラストレーションを緩和していれば、傑作になっていただろう。現時点では、『No More Heroes』ファン向けの楽しい気晴らしに過ぎない。

6.0/10 GameSpot

良い点:
・戦闘を楽しくしてくれる効果的なスキル攻撃の数々
・ハック&スラッシュ・アクションを補強する簡略化されたローカル協力プレー体験
・良く出来たモノクロなビジュアル・ノベル風味のチャプター
悪い点:
・特徴に欠け単調なレベル・デザインとチャレンジ
・中途半端に感じる転調
・ボスは頑張っているが、手強いと感じることはない

過去作ネタをふるいにかけると、本作は活かし切れていない最高のアイデアを盛り込んだ、合格点のアクション・ゲームとなっている。醜い虫や荒くれものたちの大群を切り刻むのは楽しく、手軽に参戦できるシームレスな協力プレー・システムを活用すれば尚更だし、最小限の物語演出はプレーヤーを引き込んでくれる。しかし、『Travis Strikes Again: No More Heroes』はポテンシャルを活かすことができておらず、単調な戦闘に依存し過ぎている。期待したような『No More Heroes』の完全復活とはいかないものの、少なくともシリーズがまだ死んでいないことを示してくれた。

6.0/10 IGN

『Travis Strikes Again: No More Heroes』は、このアクション・フランチャイズの底だ。ゲーム世界はどれも新しいメカニックを導入しようとしているが、結局は平凡な敵の大群を相手にした予定調和な戦闘に集約されてしまう。主に見下ろし視点のせいで、敵を切り刻むのが以前ほど爽快ではなくなっている。優れたビジュアル・ノベルはSuda51らしいユーモアで楽しませてくれるが、それでも『Travis Strikes Again: No More Heroes』は単調でまとまりのないハック&スラッシュ・ゲームに落ち着いている。

3.0/5.0 Game Revolution

『No More Heroes』は2011年からほとんど変わっていない。アクションはスピーディかつ激しく、尊大なセンスも健在だ。『Travis Strikes Again』には良い意味でトリッピーな場面が満載だが、努力がなければ辿り着けない。狂乱までの道のりを雑なD級プラットフォーミングに定期的に邪魔される優れたアクションをプレーするのを厭わないなら、本作を堪能できるはず。奇妙な旅ではなく豪華なゲームプレーを求めるなら、他を探すべきだろう。

5.0/10 Shacknews

良い点:
・期待通りの『No More Heroes』らしさ
・ゲーマーやポップ・カルチャー中毒者向けの小ネタが満載
・ナンバリング本編に繋がる物語要素
悪い点:
・イライラする操作とデザイン決定
・物語や濃密なカットシーンが非常に少ない
・短い長さ
・進行に影響するバグやグリッチの数々

自他ともに認めるSuda51と『No More Heroes』のファンだけに、Swicthで私一番のお気に入りフランチャイズの一つが復活した後に、こんなことを書かなければならないのが本当に残念。ここまで待たされた『No More Heroes』の新作を遂にプレーできるという事実、そしてこのゲームの美学は隅々まで大好きなのだが、こんなフォーマットは望んでいなかった。ナンバリング新作でないことは最初から明白だったが、『No More Heroes』をこれほど忘れがたい古典に押し上げた要素が失われてしまっているのだ。技術的不具合、奇妙なゲームプレー上の決定、全体的に物足りないフィーチャーなど、『Travis Strikes Again: No More Heroes』は何の価値もないプレースホルダーに過ぎない。

5.0/10 God is a Geek

良い点:
・素晴らしいサウンド・デザイン
・面白いボス戦
悪い点:
・公共の場では気まずいトイレのセーブ・ポイント
・かなり醜い
・とにかく楽しくない戦闘

トラヴィス・タッチダウン、期待通りの華麗な帰還というわけにはいかず、奇抜さを出そうといくら頑張っても面白くないのである。

4.5/10 Critical Hit

ファンならこの自己言及的スピンオフを楽しめるかもしれないが、結局のところメタネタはスベッている。最悪なのは、単にプレーしていてあまり楽しくないことだ。苦痛なほど単調で、稀に楽しめるボス戦も、本作を退屈さから救うことはできていない。

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