2019年02月07日(木)00時01分

『世界樹の迷宮X』海外レビュー

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欧米でこの2月に発売された『世界樹の迷宮X』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:3DS
  • 開発:アトラス
  • 販売:アトラス
  • 概要:3DS最後の『世界樹の迷宮』シリーズ

良い点:
・素晴らしいサウンドトラック
・愛のこもった過去作へのオマージュ
・10を超えるダンジョン
・いつもの『世界樹』スタイル
・ワールドクラスな地図作成
悪い点:
・新クラスが一つだけ
・過去作から使い回したマップや舞台設定

『世界樹の迷宮X』は、3DSの近作『メイド イン ワリオ ゴージャス』を彷彿とさせる。2018年のワリオの冒険と同じように、『世界樹の迷宮X』は自らの歴史を謳歌しており、シリーズの歴史上最大のコンテンツを収録している。しかし、過去作を知り尽くしている人にとって、オマージュは単調に映るかもしれない。私にとって、『世界樹の迷宮X』に登場する過去作への言及は喜びに満ちていた。数々のダンジョンを攻略するにつれ、過去作の思い出が波のように押し寄せたのだ。12年に及ぶシリーズの祝福は、価値ある旅路となっている。新参者にとって唯一の障害は、全ての過去作と同じ障害、それは高い難易度だ。過去作への言及は楽しさの妨げにはなっておらず、自らの足で立っている。『世界樹の迷宮X』は、シリーズと3DSへの優雅な別れの挨拶だ。これが『世界樹』の最後になるなら、優秀美を飾ることができたと言えるだろう。

良い点:
・シリーズ最大のボリューム
・大量の新エリアに加え、シリーズ過去作の要素やアセット、環境を引用
・生楽器による多彩なサウンドトラック
・3DSにピッタリ過ぎるシリーズ完結編
悪い点:
・長くプレーすると単調になって来る
・難易度ノーマルですら難易度が高すぎる

慌ただしい日々の生活や私の怠け癖にもかかわらず、『世界樹の迷宮X』は私を魅了し続けた。『世界樹の迷宮X』は、3DSでのライフ・サイクルを締めくくる完璧な最終章となっている。これからも、Switch(かどこか)の一画面でやりくりできる方法を見つけてもらいたいと思う。生き続けるべき古典的ダンジョン探索RPGシリーズなのだから。

9.0/10 God is a Geek

良い点:
・史上最高のDRPGフランチャイズの素晴らしい祝福
・最高のサウンドトラック
・深みのあるカスタマイズ
・多種多様な最高の迷宮
・取っ付き易い
悪い点:
・英語音声がない
・一部の台詞に字幕がない

『世界樹の迷宮X』は、二画面でないと別物になってしまう史上最高のDRPGフランチャイズを完璧に見送っている。

9.0/10 Nintendo Life

『世界樹の迷宮』シリーズはあくまで任天堂携帯機の二画面に依存しているため、シリーズの今後は不透明だ。仮に『世界樹の迷宮X』が人気シリーズの最後になるとしても、これ以上の幕引きは想像できない。膨大なキャラクター・カスタマイズ、美しいサウンドトラック、豊富なコンテンツ、素晴らしいステレオ3Dの活用など、『世界樹の迷宮』体験の決定版となっている。『世界樹の迷宮X』は、長年のファンだけでなく、評判を確かめたい新参者にもおススメだ。本作は3DSで最も奥が深く引き込まれるRPGの一つだろうし、埃を被った3DSを引っ張り出す理由としては十分すぎるはずだ。

8.5/10 CGMagazine

3DSでのシリーズが終わりを迎えるにあたり、『世界樹の迷宮X』はフランチャイズ最高傑作となっている。

8.0/10 Game Informer

コンセプト: 古典的ダンジョン探索フォーマットでパーティを組み無数のステージを探索
グラフィック: 鮮明でクリーンなシリーズのビジュアルに変化はない
サウンド: 魔法や打撃音、状況を的確に伝える効果音
プレー性: 豊富なオプションが初心者泣かせだが、低難易度があらゆるレベルに対応
エンターテイメント性: 過去に依存し過ぎているが、最終的にはダンジョン探索3DSフランチャイズへの充実した結末になっている
リプレー性: 控えめ

『世界樹の迷宮X』は盛り沢山だが、どれもやったことがあるものばかり。シリーズのファンは最後の携帯版を素通りすることはないだろうが、過去を再現したフランチャイズへのラブレターは面白味に欠ける。古典的な定番ダンジョン探索フォーミュラを基にしたシリーズとはいえ、『世界樹の迷宮X』は過去作に依存し過ぎている。

8.0/10 GameSpot

良い点:
・パーティ作り自体が冒険になる、豊富なキャラクター・カスタマイズ・オプション
・危険と魅力に満ち溢れた広大で美しいダンジョン
・プレーヤーをゲーム世界に引き込むシンプルだが効果的なストーリーテリング
悪い点:
・アンロックに時間がかかるサブ・クラス
・ムラのある難易度のペース配分

細かなつまずきはあるものの、
『世界樹の迷宮X』はやりがいのある魅力的な旅路となっている。仲間たちと未知へと足を踏み入れる発見感覚、過酷な戦闘を繰り返して成長していくのはとんでもなく楽しいし、『世界樹の迷宮X』はシリーズで最も良く出来ている。これが3DS最後の『世界樹の迷宮』になることは間違いないし、シリーズの幕引きになりそうな雰囲気も漂っているが、そうならないことを願っている。これからもマップ作成の旅に出る準備は整っている。もしこれが本当に最後になるとしても、『世界樹の迷宮X』は有終の美を飾れたことになる。

良い点:
・膨大なパーティのカスタマイズ
・高いリプレー性
・驚異的なサウンドトラック
悪い点:
・単調になってくるダンジョン探索
・長すぎるボス戦

驚異的なパーティ・カスタマイズ、膨大なマップのお陰で、『世界樹の迷宮X』はダンジョン探索好きにとってクリスマスの朝のようなゲームとなっている。容赦のないボリュームのあるボス戦を除けば、難易度のバランスは絶妙。加えて、卓越したサウンドトラックが探索を盛り上げてくれる。しかし、薄っぺらな物語と迷宮探索以外にやることがないため、ジャンル初心者を魅了するには不十分かもしれない。基本的に、『世界樹の迷宮X』はターゲット層を満足させることだけが目的で、それを達成している。

8.0/10 Destructoid

「波風を立てない」というのは、『世界樹の迷宮X』を見事に要約している。アトラスにシリーズ決定版を作る気はなく、過去の再現を目指しているのだ。過去のお気に入りクラスをリプレーできるのは最高に楽しいが、ゲーム全体を包み込む冒険精神がプレーヤーを魅了する。あの興奮、あの驚異が10年前に私を魅了した理由だし、Switchに移行した暁に私が飛びつく理由でもあるのだ。

8.0/10 RPG Site

『世界樹の迷宮X』は、シリーズが確立してきたほぼ全てを祝福する餞別となっている。目新しさはないが、DSと3DSで際立ってきたシリーズを懐かしく思い出させてくれる作品になっているし、システムはこれまで以上に良く出来ている。今後、アトラスがこのシリーズをどう扱うのか楽しみだ。

4.0/5.0 Hardcore Gamer

過去作との違いが少ないと一蹴するのは容易だが、変える必要もないほど楽しいのだ。上級者から初心者までが満足できる難易度設定、ユニークなシナリオや戦闘への新たなアプローチを提供する新プレーアブル・キャラクターがあるし、廃墟と敵はこれまで以上に楽しめる。マップを作成し、戦闘と同じくらい探索も大事だと実感できるのは満足感がある。一部の敵は極めて手強いが、試練を克服するための試行錯誤が楽しいのだ。『世界樹の迷宮X』は、緊迫感の途切れない長旅を求む人間に、最高の時間を提供してくれる。

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