2019年02月13日(水)00時02分

『RIOT: Civil Unrest』海外レビュー

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『RIOT: Civil Unrest』の海外レビューです。

  • ジャンル:ストラテジー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Leonard Menchiari/IV Productions
  • 販売:Merge Games
  • 概要:実際の抗議運動をデモ隊と警察隊の双方から描くストラテジー

『Riot: Civil Unrest』は奇妙かつユニークで、社会的良心に満ちている。本作が扱う題材は重要かつ現代的で、ゲーム全体にエデュテインメント性を盛り込んでいる。決して万人向けのゲームではないものの、独創的な設定とゲームプレーはチェックする価値があるだろう。

6.0/10 GameSpew

アートと物語の方向性が『RIOT』のハイライトだ。実際の出来事をしっかりと描き、プレーヤーに教えてくれる。彼らについては殆ど知らなかったが、今では少しわかった気がする。そういう意味では効果的だが、ゲームプレーがかなり足を引っ張っている。魅惑的なアート・スタイルとオーディオ・デザインはチェックする価値があるし、最高のアイデアも散見されるが、貧弱なUIデザイン、バグ満載のAI、ゲームプレーのグリッチが体験全般を蝕んでいる。

それでも、極めてシンプルなピクセル・アートが生み出すトーンや感情の方向性は大いに気に入ったので、Leonard Menchiari氏の今後に期待させる。

3.0/5.0 TheXboxHub

良い点:
・ピクセル・アート・デザイン
・没入感のあるオーディオ
・非常に独創的
悪い点:
・あっという間にカオスになりがちなゲームプレー
・ガイダンスが少ない
・カオス。超カオス

『RIOT: Civil Unrest』をレビューするのが難しいのは、これが実際のゲームなのか、社会政治的声明なのか判断できないからだ。体験としては極めて独創的で、デモの過程を双方から描く、過酷で感情を揺さぶるジェットコースターとなっている。ゲームとしては少し煩雑で、操作や状況判断が極めて難しく、警官の操作も酷い出来で、カオスが単なる暴力に成り下がってしまう。

極めて革新的で実験的な作品を試してみたい人は、チェックしてみるといい。ただ、ゲームプレーは多くのゲーマーを遠ざけるかもしれないので、注意すること。

2.5/5.0 PC Invasion

『Riot: Civil Unrest』は、魅力と直感性に欠ける形で複雑な社会政治的動乱を描いており、ビデオゲームにしたことでインパクトが失われてしまっている。

良い点:
・Globalモードは面白いアイデアで、過去の行動を基に先に進んでいくのは楽しい
・デモ隊と警官隊の両側でプレーできるため、戦略面で面白い
・全般的に魅力的なアイデア
悪い点:
・政治性が強いにもかかわらずメッセージがない
・極めて神経質で失敗に繋がる操作性
・奇妙な解像度で画面がカットされるなど、何が起きているのか見にくい
・ユニット操作方法の説明がないせいで、非常にイライラする序盤

『Riot: Civil Unrest』が何を目指しているのか、判断するのは非常に難しい。退屈で制御できないアクションは、メッセージ性のあるシミュレーション・ゲームに適しているが、ギター満載のサウンドトラックやスコア・アタック要素など、これがあくまでエンターテイメントを目的とした製品であることを示すゲーム化された要素が足を引っ張っている。残念ながら、思慮深さもゲームとしての楽しさも実現できていない。

『RIOT』は、本作が扱う抗議活動の重要性を一切描いておらず、ストラテジー・ゲームとしても未熟だ。暴動は起きないだろうが、素通りはされるだろう。

1.5/5.0 Screen Rant

暴動についてのゲームを作るというのはとても難しく、このイタリアの小規模チームも準備不足だったようだ。バグが多く、テンポが悪く、短い物語はまとまりに欠けるなど、この製品は未完成に感じられる。しかし、本作最大の弱点は政治的なインパクトに欠けるところだ。賛否が分かれる題材を扱っているにもかかわらず、『RIOT』は世界的貧困の原因や平和的解決策に殆ど触れていない。

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