2019年03月11日(月)04時48分

『The Occupation』海外レビュー

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『The Occupation』の海外レビューです。

  • ジャンル:アドベンチャー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC
  • 開発:White Paper Games
  • 販売:Sold Out/Humble Bundle
  • 概要:80年代のイングランドを舞台に、ジャーナリストが政治的陰謀に迫る1人称アドベンチャー

『The Occupation』は、面白いゲーム・メカニックが満載で、プレーヤーを政治的混乱の真っただ中に叩き込む、カリスマ的なミステリー・ゲームだ。

8.5/10 GameWatcher

『The Occupation』には良いところが沢山ある。人間味、緊張感、ステルス・ゲームにありがちな暴力に頼ることなく情報収集をエキサイティングにする細かなタッチがある。しかし、手動セーブのないリアルタイム・ゲームプレーは致命的になりかねない。万人向けではないが、ステルス・ゲームに重要性やナラティブを求めるなら、チェックする価値があるだろう。

8.0/10 GameSpot

良い点:
・調査で徐々に明らかになる知的でタイムリーな物語
・マトモな探偵気分を堪能できる調査のマルチスレッド・アプローチ
・サスペンスを盛り上げる軽めのステルス
・実存感があり探索し甲斐のある環境
悪い点:
・時間切れで手掛かりを逃したことに気付いた時にイライラする
・ツッコミ禁止のステルス

何度もプレーして物語を隅々まで探索するくらい楽しんでいるのだから、あまり不満を言うのは野暮というもの。『The Occupation』はプレーしていない時も考えてしまう類のゲームであり、気付くと虜になっているのだ。私はまたプレーするつもり。次こそは事件を綺麗に解決できるかもしれない。

7.0/10 Video Gamer

良い点:
・ムード満点の新鮮な舞台設定
・充実した理路整然とした調査
悪い点:
・イライラするバグとフレームレート

『The Occupation』は、魅惑的なアイデアと見事な雰囲気を盛り込んだゲームで、リアルタイムのスリルの緊張感がジャーナリズム調査のロマンに道を譲っている。

6.75/10 Game Informer

コンセプト: スパイ活動で政治的陰謀を暴き、国の行方を決める
グラフィック: 絵画的輪郭が現実的な世界とキャラクターを際立たせている
サウンド: 本作のために作られた説得力のある80年代風パンクからなる素晴らしいサウンドトラックのお陰で、平凡な声優の演技も許容できる
プレー性: ステルスは出来が悪く操作性は雑で、最高のインタラクティブ政治スリラーになり損ねている
エンターテイメント性: 技術的不具合や出来の悪いステルス・ゲームプレーを許容できるなら、素晴らしい物語を堪能できる
リプレー性: 控えめ

『The Occupation』には特別な何かがあるが、ゲームプレーと技術的不具合が邪魔をしている。雑なステルスの下で展開されるストーリーテリングは素晴らしい。資料で読んだり、緊迫の尋問で出会ったキャラクターたちには魅了されていったし、道徳的に複雑な人物たちの中でも、葛藤を抱え自責の念でいっぱいの政府職員Scarletが際立っている。全ての手掛かりを発見できなかったせいで、私が到達した結末は侘しいものになったが、物語をパワフルに締めくくってくれた。ただ、そこまでの道のりがこれほど苦痛でなければ良かったのだが。技術的不具合と退屈さのせいで、異なる展開を見るためにもう一度プレーする気が失せてしまったのは、非常に残念である。

6.5/10 God is a Geek

良い点:
・最高の物語
・エキサイティングな調査
・声優の素晴らしい演技
悪い点:
・AIが酷い警備員
・プレーに影響するバグ

『The Occupation』は斬新で独創的な政治的スリラーだが、出来の悪いAIとイライラするバグが足を引っ張っている。

5.9/10 IGN

皮肉なことに、時間制限のあるゲームをデザインするにあたり、『The Occupation』の開発元は時間切れになったようだ。ナラティブは充実しているし、声優の演技も素晴らしいが、ハラハラできるポテンシャルを秘めたゲームは、イライラさせるゲームになってしまっている。発売後のパッチで優れたステルス調査体験として蘇るチャンスもあるかもしれないが、ロンチ時において、時間を最大限活用するこの革新的なゲームは、それ自体がチャンスを無駄にしている。

5.5/10 Wccftech

良い点:
・ユニークなリアルタイム構造
・興味深い舞台設定と構造
・シークレット満載の入り組んだレベル・デザイン
・質の高い演技と楽曲
悪い点:
・雑な操作性とメカニック
・断片的な分かりにくい物語
・悲惨な終盤のステルス・セクション
・グリッチが多すぎる

『The Occupation』の興味深い構造はユニークなトーンを生み出しており、重要な題材を扱っているが、ポテンシャルを活かす深みや洗練に欠けている。残念な新聞記事のように、答えより疑問が多く残され、他の誰かにちゃんと同じ題材を扱ってもらいたくなる。『The Occupation』は、残念ながら空虚だ。

5.0/10 TheSixthAxis

良い点:
・時事問題を扱った面白い設定
・80年代の環境
・サスペンスを盛り上げる時間制限
悪い点:
・でたらめなことがあるオーディオ・ミックス
・進行不可になることのあるバグ
・入力やポーズ・メニューから出る時の遅延

『The Occupation』の設定は、理論上は非常に魅力的だ。強力な組織をスパイし、尋問で追い詰めていくというのはゲーム向きだし、現在の時事問題を基にすることでリアリズムを増している。しかし、最新版をアップデートした後ですら様々なバグに見舞われ、プレーにストレスすら感じる出来に落ち着いているのは残念だ。