2019年06月11日(火)05時11分

『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』海外レビュー

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欧米でこの6月に発売された『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:3DS
  • 開発:アトラス
  • 販売:アトラス
  • 概要:『ペルソナ3』から『5』までのキャラクターが集結したクロスオーバー・スピンオフの続編

良い点:
・手強く賢いFOE
・最高のサウンドトラック
・楽しいマップ作り
・ハリウッドのお約束を巧みに利用
悪い点:
・26のキャラクターに足りないパーティ・スロット

2017年3月3日にエンド・クレジットが流れ始めた3DS、この『ペルソナQ2』はポスト・クレジット・シーンだ。そして、Switchでも『無双』や『スマッシュ』のジョーカー的役目ではない形で『ペルソナ』シリーズにお目にかかりたいと思わせる、素晴らしいシーンに仕上がっている。今のところは、3DSのコンディションを保ちながら、ダンジョンのマップ作りを始めよう。

8.5/10 Game Informer

コンセプト: シリーズの人気キャラクターが集結した、映画に影響されたダンジョンでのやりがいのある冒険
グラフィック: ちびアート・スタイルで可愛くなった『ペルソナ』キャラクターたち。しかし、ダンジョンは平凡で単調
サウンド: 音楽は常に『ペルソナ』のハイライトだったが、本作のサウンドトラックは過去3作品のベスト・アルバム的な内容で楽しめる。日本語のみの音声もマイナスではない
プレー性: メカニックを分かりやすく説明してくれる。やりがいはあるが、極めるのは満足感がある
エンターテイメント性: 白熱のボス戦からキャラクターたちの絆まで、戦闘の内外で楽しめる旅路である
リプレー性: 控えめ

前作が好きだった人は、新要素が加わった本作にも満足できるだろう。懐かしい音楽や過去の出来事への言及など、『ペルソナ』ファンにとってはシリーズ過去13年への究極のトリビュートに感じられるはずだ。キャラクター同士のじゃれ合いを楽しんだり、新しいペルソナを融合して、過酷なボス戦に挑むのを楽しんだ。『ペルソナQ2』は、3DSが有終の美を飾るのに相応しい出来となっている。

85/100 COGconnected

良い点:
・キャラクター同士のやり取りと台詞
・最高のアート
・徐々に好きになるマッピング・システム
・優れた戦闘システム
悪い点:
・必須のマッピング要素
・展開が遅い序盤

『ペルソナQ』は最近の『ペルソナ』はプレーしていないものの、『ペルソナQ2』はこのスピンオフ・シリーズ初心者でも入り易いと感じた。質の高い戦闘システムと綺麗なアートなど、『ペルソナ』の魅力が光っている。これが3DSに別れを告げるゲームになるとするなら、間違いなく質の高い別れになるはずだ。これが3DSへの選別になるかどうかは別にしても、『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』はあらゆるゲーマーにとって質の高い携帯ゲームとなるだろう。

8.0/10 DualShockers

『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』のナラティブに感動はしなかったものの、シリーズの長い歴史で登場したキャラクターたちを、一貫性のある楽しい物語に巧みに組み込んでいる。そこに新旧様々なメカニックが加わり、『ペルソナ』ファンが外出先で楽しめる最高のゲームとなっている。3DS最後のメジャーなゲームとして、『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』は携帯機で最高のRPGの一つである。

4.0/5.0 Hardcore Gamer

『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』は、現在のビデオゲーム業界の現状を考えると、決して完璧なゲームではない。だが3DSというプラットフォームにおいては、最高峰の一つだ。プレー中に一度だけ遭遇した技術的不具合を除けば、3DSというハードウェアを知り尽くしたゲームである。物語は壮大だし、3本の大傑作RPGのキャラクターたち同士の最高のやり取りが満載だ。しばらくは3DSを占拠するであろう『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』は、任天堂の携帯機への完璧な幕引きとなっており、シリーズのファンや古くからのダンジョン探索ゲームのプレーヤーに訴求するはずだ。

4.0/5.0 Twinfinite

シリーズ未体験であっても、『ペルソナQ2』は最高のRPGだ。大きなネタバレなしで、ナンバリング作品への言及が散りばめられている。当然、『ペルソナ』フランチャイズのファンは大いに気に入るはずだ。3DSを充電しておこう。傑作があともう一本残っているのだから。

『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』は楽しい同窓会ようなゲームで、歪んだ先の読めない世界への新たな冒険となっている。

7.0/10 GameSpot

良い点:
・可愛いキャラクターたち、楽しい台詞、オリジナル設定が生み出す明るい『ペルソナ』アドベンチャー
・『ペルソナ』と『世界樹』のゲームプレー・コンセプトの融合が生み出す、両シリーズのファンを魅了する魅力的なアドベンチャー
・やりがいがあるが過酷ではないゲームプレー
・ゲームの魅力を増すグラフィックと音楽
悪い点:
・キャラクターの原型が重複しているため、多くのキャラクターが同時にレベル上げできずにベンチ入りのまま
・イライラするほど弱点重視の戦闘

ダンジョン探索ゲームとして、『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』はやりがいがあり魅力的だが、中弛みも手に余る感じもしない。『ペルソナ』のファンサービスとして、キャラクターたちのクロスオーバーや楽しいテーマを提供してくれる。それら全てが合わさって、最後までプレーヤーを魅了する、優れたRPGの小品となっている。3DSは幕を閉じようとしているかもしれないが、『ペルソナQ2』は華麗な幕引きとなっている。

良い点:
・最高のプレゼンテーションとカットシーン
・豊富なファンサービス
・1作目から改善された脚本
・比較的新参者に優しい
悪い点:
・オリジナルより大幅に簡略化されたキャラクターたち
・シンプルでバラエティに欠けるパズル
・明るくなったトーン
・難易度の急上昇

オリジナルから多少劣化しているとはいえ、それでも『ペルソナ』と『世界樹』の楽しさが詰まった、楽しいクロスオーバーとして機能している。

7.0/10 CGMagazine

『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』には楽しいダンジョン探索が詰まっているが、集まった素晴らしいキャラクターたちを活かし切れていない。

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