2019年07月14日(日)11時01分

『SolSeraph』海外レビュー

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『SolSeraph』の海外レビューです。

  • ジャンル:アクション・ストラテジー
  • 機種:PS4/Xbox One/PC/Switch
  • 開発:Ace Team
  • 販売:セガ
  • 概要:『アクトレイザー』にオマージュを捧げた、タワーディフェンスと2Dアクションの融合

7.5/10 God is a Geek

良い点:
・楽しいハック&スラッシュ・セクション
・盛り上がるサウンドトラック
・公平なチャレンジ
悪い点:
・受け身な街運営
・レスポンスの悪いターニング

『SolSeraph』は作り込まれた楽しいハック&スラッシュだが、街運営が多少足を引っ張っている。

70/100 COGconnected

良い点:
・最高のジャンル・マッシュアップ
・どちらのモードでも優れたゲームプレー
・超お得
悪い点:
・『アクトレイザー』の完全なパクリ
・目新しさのないゲームプレー

『SolSeraph』は独創性のないコピー品として成功を収めている。『アクトレイザー』を全く知らない人には、非常にユニークなゲームに見えるだろう。優れたアクション・プラットフォーマーに優れたRTS要素を融合させることで、個々よりも全体として非常に良くできたパッケージに仕上がっている。『アクトレイザー』の新作を期待している人にとって、本作以上は望めないかもしれない。しかし、『アクトレイザー』に思い入れがある人は、傑作の実質的なリメイクである『SolSeraph』を不快に思うかもしれない。

6.5/10 IGN

『SolSeraph』は、スーファミの傑作の一つである『アクトレイザー』の忠実なオマージュだが、トリビュートを捧げた古典ほどは輝いていない。横スクロール・セクションは16ビット・アクションのプレー感を再現しているが、ステージ自体はムラがあり、手に汗握るステージもあれば、簡素なステージもある。そして都市建設は、直観的で楽しいものの、戦略性は完全に無視されている。『SolSeraph』は、底は浅いが楽しい、懐かしのスナック菓子のようだ。

6.5/10 Destructoid

Ace Teamの試みは称賛に値する。2019年にセガからこんなゲームが出たのは凄いことだ。このチームの過去作ほど独創性はないが、16ビット時代の傑作の現代版を探しているなら、大いに気に入るはずだ。より多くの予算があればもっとぶっ飛んだことができたのではという思いもあるが、トリビュートとしては的を外していない。

『SolSeraph』はハードルを上げることに失敗しているとはいえ、『アクトレイザー』に挑んだ新作に出会えたことは嬉しい。

6.0/10 Shacknews

良い点:
・楽しくやりがいのある街運営要素
・最高の声優の演技
・カラフルでディテールに富むキャラクターのポートレート
悪い点:
・イライラするプラットフォーミング・メカニック
・物足りない戦闘と敵の種類
・平凡なナラティブ
・中身が薄い

『SolSeraph』は、昔懐かしい『アクトレイザー』に面白いヒネリを加えているが、残念ながらスーファミのオリジナルを再現することはできていない。住民は綺麗で、街建設要素は十分楽しいし、声優の演技は素晴らしい。中途半端なプラットフォーミングを見ると、開発にもっと時間をかけるべきだったように感じる。古典をベースにしているのだから、もっとはるかにエキサイティングなゲームにもなりえたはずだ。残念ながら、『アクトレイザー』の魔法を再現することはできていない。精神的後継作ではなく、そろそろ正統続編の出番なのかもしれない。

6.0/10 GameSpot

良い点:
・エキサイティングなアクションを楽しめるタワー・ディフェンス風のシミュ・セクション
・昔気質な難易度のボス戦
悪い点:
・物語と調和していないシミュ要素のダイレクト操作
・堅苦しいアクション・モードの操作
・モンスターの手前と奥が分かりにくくてイライラする

『SolSeraph』は、もう少し元ネタに沿った作りだった方が良かったかもしれない。シミュ要素への変更はゲームプレーに深みをもたらしている一方でトーン的な深みは犠牲になっているし、アクション部分は無敵時間のある敵を撃見なく加えたことで、鬱陶しくなりがちだ。史上最も愛されているクラシックの一つに挑む心意気は極めて大胆で、半分は成功している。だが残りの半分のせいで、『SolSeraph』を諸手を上げておススメすることはできなくなっている。

6.0/10 CGMagazine

『SolSeraph』の元ネタは明白だが、それらの印象的なメカニックを改めて作り直す理由を捉えることには失敗している。

3.0/5.0 Game Revolution

『SolSeraph』最大の強みは、2019年に登場した『アクトレイザー』の実質的な新作として、唯一無二であるという点だ。それだけで興味が沸いたなら、ACE Teamの最新作を楽しめるはずだ。しかし、1990年のスーファミ・ゲームに何の思い入れもない人にとっては、原点と同じくらい古臭い雑なジャンル・ハイブリッドでしかないだろう。フォーミュラには何の革命もなく、他のジャンルが過去30年で大幅に進化したことを考えると、実に残念である。

5.5/10 Game Informer

コンセプト: アーケード・アクションと基本的な都市建設を融合させ、スーファミ時代の『アクトレイザー』を思い起こさせる
グラフィック: 素っ気ない環境と面白味のない敵デザインなど、アート・スタイルはイマイチ
サウンド: たまにだが90年代風味を醸し出す音楽
プレー性: アクションとストラテジーの切り替えはシンプル。操作は分かりやすく、攻撃や避け動作もレスポンスが良い
エンターテイメント性: 集落の建設や防衛にバラエティが少なく、難しい箇所は楽しさよりもイライラが勝る
リプレー性: 控えめ

レジェンドに追いつくのはほぼ不可能だが、独自の楽しさを提供する代わりに、『SolSeraph』は古代の青写真にこだわっている。革新よりも模倣で満足しているが、退屈なゲームプレーのせいで模倣すらできていない。私は『アクトレイザー』が大好きだし、『SolSeraph』が16ビット・クラシックの魔法を再現できていないことを責めるつもりはない。と同時に、30年前にプレーしたかもしれない、より優れたゲームのことを思い出させてくれること以外に、『SolSeraph』にはあまり価値がない。

5.0/10 GameSpew

『SolSeraph』をおススメすることはできない。明確で深刻な問題を抱えているからだ。しかし、過去のゲームに思い入れがあり、雑なプラットフォーミングや最低限のタワー・ディフェンスが気にならないなら、気に入るプレーヤーもいるはずだ。『SolSeraph』は駄作だが、不思議な魅力があるのだ。今のゲームとしては唯一無二だし、忍耐力がある人なら不思議と魅了されるかもしれないが、稀にイライラすることもあるだろう。

4.0/10 DualShockers

『アクトレイザー』のようなゲームを探しているなら、ある程度は楽しめるかもじれない。しかし、私としては『アクトレイザー』をプレーすることをおススメする。今でも最高に楽しめる。

良い点:
・機能するインターフェース
・オリジナルの作曲家を起用するほど、『アクトレイザー』に対する愛情に満ちている
悪い点:
・昔気質の2Dプラットフォーマー・セクション
・オリジナルを全く進化させていない、極めて底が浅いストラテジー・ゲームプレー
・低予算丸出しのビジュアル

『アクトレイザー』の記憶を追体験しようという痛々しいほど無駄な試みであり、オリジナルのスーファミ・ゲームよりも何故か古臭くて単純に感じられる。