Modern Warfare 2: Special Ops プレビュー
Modern Warfare 2の新モードSpecial Opsの最新プレビューがIGNに掲載されています。
現時点でModern Warfare 2は「今年最大の期待作」以外の何物でもなく、それ以外は極めて控え目な肩書きになってしまうだろう。どんなニュースでも大ニュースなのだ。ゲーム・オブ・ザ・イヤーの話になると、どのゲームが勝つかではなく、どのゲームがModern Warfare 2を上回るのか、という話になるのだ。誰もが思っている事ではあるが、私は問題なく言葉に出来る。
ぶっちゃけた話といえば、私はこのゲームの大ファンであると公言しているし、イベントではModern Warfare 2に関するどんな些細な情報でも集めるようにしている。そういうわけで、警告はしておいた。長い記事なので、何か温かい飲み物でも用意して準備を整えて欲しい。
今回我々は、Modern Warfare 2をプレーするためにInfinity Wardに出向き、開発者たちが会議に使用する巨大なホールへと足を踏み入れた。Special Opsモードの4つのミッションを見る事が出来ただけでなく、YouTubeにリークされた事もあるシングルプレーのミッションも目にする事が出来た。キャンペーンのミッションを公開する場合には、最高の形で紹介したいとInfinity Wardは明言した。質の悪い画面直撮りの映像を何度も再生するのではなく、アクション満載で緊迫感に満ちた本物を我々は見れたのだ。だがショーのハイライトはSpecial Opsモードだ。
まず、Special Opsに関して、幾つかはっきりさせておこう。Special Opsとは、シングルプレーともマルチプレーとも違う、Call of Duty: Modern Warfare 2の新モード。1人プレーと2人での協力プレーに対応し、長めの物語主導型ステージではなく、短いチャレンジ・ステージになっている。ストーリー・モードが映画的な体験だとすると、Special Opsは短いアーケード体験だ。プレーするたびにミッションが解除されていくが、ステージごとに3星を獲得して友人に自慢する事が出来る。
Infinity Wardによると、シングルプレー・モードには凄いコンテンツが詰まっているものの、Special OpsはCall of Dutyフランチャイズの3本目の柱になるそうだ。シングルプレー、マルチプレー、そしてSpecial Opsというわけだ。各モードは独立していて、称号やエンブレム、Perk、オンラインの解除要素などがモード共通だと思っていたなら、それは間違い。Perkやチャレンジ、エンブレムやワードなどは全てマルチプレーのみの要素となる。Special Opsとシングルプレーは、それぞれ単体の存在だ。
そうした考え方は明確に表れている。Special Opsはメインメニュー画面の3分の1を占めていて、複数のミッションが最初からアンロックされている。シングルプレーやXbox Liveに行かずに、直接Special Opsを楽しめるというわけだ。更にInfinity Wardは、Special Opsは彼らにとって特別な存在であると話してくれた。あらゆる要素をストーリー・モードに盛り込んだり、全ての凄いコンセプトをキャンペーンに組み込む事は不可能だからだ。ゆえに、Special Opsでこうしたコンセプトを目にする事が出来るわけだ。COD4の飛行機のステージ(Mile High Clubを覚えているかな?)は、当初はキャンペーン用のコンセプトだったが、付け足せる場所がなかったために、アンコールとして収録したのだそうだ。Special Opsは、それのスケールを大きくしたものだ。
それに、Special Opsは単なるオマケではない。Infinity Wardによると、その全体のサイズは、シングルプレーと同等かそれ以上だそうだ。Special Opsは他のモードとアセットやコンセプトを共有しているものの、このモード用に固有のシナリオや演出が用意されているとの事。Left 4 DeadのTankのようなドラム・ロールと共に姿を現す重装備部隊The Juggernaughtも、Special Opsにしか登場しないのだ。2プレーヤーはいつでも飛び入り参加が可能だが、中には2人プレー専用のステージも存在するそうだ。
Special Opsモードは、Alpha、Bravo、Charlie、Deltaからなる4段階のレベルに分けられていて、Guitar Heroと似ていて、AlphaをクリアするとBravoが解除される、という具合だ。難易度によって3つの星が獲得可能で、実際にパラメーターも難易度によって変化する。我々が最初にプレーしたO Christo Redentorというリオを舞台としたステージでは、難易度によって構成そのものが変化するようになっていた。Normalだと敵は30人登場し、一般人の誤射が許されるのは6人までとなる。Hardenedでは40人の敵と犬が登場し、誤射は4人まで。Veteranでは敵が50人と犬、誤射は3人までだ。難易度が上がるだけでは物足りないのか、敵の数も増えるのだ。素晴らしい。
Special Opsはオフラインでの画面分割とオンラインに対応しているが、マッチメイキングはなく、招待オンリーとなっている。相棒と共にプレーする場合は、小さなUAVが常に表示されていて、相棒がどの方向を向いているかが分かるようになっている。難易度はプレーヤーごとに変更が可能だ。
難易度を問わずレーダーが存在し、銃弾やグレネードを補充出来る弾薬庫がマップ上に表示されている。初期装備は固定されているものの、無数の武器を手にする機会も設けられている。あるステージでは壁一面に武器があったり、ライフルやハンドガンなど、30以上の武器で文字通り埋め尽くされた家も登場する。
2人プレーに関しては、フレンドリー・ファイアは常にオンになっているので、相棒を撃たないよう注意しよう。難易度Normalでは、新Last Standのお陰で失血死するまでの間、2分間這い回る事が可能となっている。
今回私は幾つかの武器を見る事が出来たが、更に重要なアタッチメントも目にする事が出来た。これらは、ゲームへのアプローチを変えるアタッチメントになっている。Infinity Wardによると、私が見たものは全てシングルプレーとSpecial Opsのものとの事だが(マルチプレーにおいても再調整が施されているそうだが、銃やサイトは各モードで少し異なっている)、ワクワクさせられる内容であった。
まずはサーマル・サイト。あらゆる自動小銃に取り付けが可能なようで、スナイパー・スコープのようにズームも出来、周囲の視界が真っ暗になるようになっている。スコープ自体は白黒で、日中でも問題なく機能し、敵が白く浮かび上がるようになっている。実に良く機能するが、同時に残像も残るようになっていて、リアリズムを出している。ところでBarrettは、前作と同じスコープを使用するのだが、少なくともSpecial Opsとシングルプレーでは、揺れがトーンダウンされている。背後に光がある時はスコープ内にも光が侵入し、地味ながら面白い効果を出している。スコープの動きが減っているので、狙いが付け易くなっているのも良い。ホログラフィック・サイトも良いオプションで、基本的にレッド・ドットの改良版といった感じだ。スコープは視野が広く、周囲の視界もそれほど見えにくくはならず、中央にはクリアなドットがある。
そしてACOGスコープだが、これが少々修正されている。今回は全てのスコープが同じではなく、現実同様、銃によって適切なACOGを装備出来るようになっているのだ。丸い真鍮の中央にピンがあるもの、黒い窪みのあるハンティング・ライフルのようなフル・スコープのもの、ホログラフィック・サイトのようなものもある。動きも少なくなっていて、スコープを覗いても揺れないので、扱い易くなっているのだ。マルチプレーをプレーしまくった人間なら、ACOGのダイヤモンド型レティクルと揺れるスコープのウザさを知っていると思うが、少なくともシングルプレーとSpecial Opsでは、これが完全に修正されている。私はCOD4ではACOGには触れもしなかったが、Modern Warfare 2で使いまくる日が待ちきれない。なかなか良い変更だ。
それでは、各ミッションを見て行こう。
■ O Christo Redentor
シングルプレーのミッションTakedownを基にしたO Christo Redentorは、同じアセットを使用して一から作られた、テロリスト殲滅マップだ。マップのサイズはCOD4のVacantと同程度で、広過ぎず適度な大きさだ。Ghost ReconやRainbow Six VegasのTerrorist Huntのように、ひたすらテロリストを倒していく事になる。M203グレネード・ランチャーが付いたM4が初期装備。エリア全体がリオの村を舞台とし、掘っ立て小屋が立ち並んでいる。戦闘は全て屋外で進行し、敵は通りや屋内に潜んでいて、一般市民が逃げ惑っている。
このステージで我々は、連射速度が速いがリロードに時間がかかるAA-12を使い、連携を取りながら通りを一掃していった。デフォルトの難易度なら、個別に走り回って片っ端から敵を倒していっても問題ないが、それでも敵が固まっているエリアで何度か倒されてしまった。両手Mini Uziを拾う事も出来たが、あまりに反動が酷いためにすぐ捨てざるをえなかった。Desert Eagleも2丁装備する事も可能で、少し試してみたところ、連射速度が以前よりも落ち、これもすぐに止める事にした。
両手持ちは、よほどの接近戦でない限り、時間の無駄だろう。反動が増していて、サイトも使えず、リロードと射撃を個別に行えるという利点はあるが、あまり効果的でないのだ。両手持ちがゲーム・バランスを崩してしまうのではないか、と懸念していた我々にとっては素晴らしいニュースではあるが、両手に銃を持って走り回って撃ちまくりたいと思っていた者にとっては悪いニュースだろう。
O Christo Redentorはスタートとしては最高のステージで、幾つかの戦術を試してみたが、これといって話すべき事はない。ただ一般市民を撃たなければ良いだけだ。
■ Time Trial
実際にプレーする事は出来なかったが、これはタイトルそのままだ。E3でデモンストレーションされたスノーモービル・チェイスのシークエンスを基にしたこのステージは、シングル/2人プレーのタイム・トライアル・レースで、決まったルートをスノーモービルで走り抜ける事になる。残り時間が15秒でスタートし、ゲートをくぐるたびに4秒追加される。大ジャンプをする箇所もあるし、ルートも複数あるようだ。ミッション全体でも1分もかからないが、大きなクレバスをジャンプするフィナーレはなかなかスウィートだ。
■ Breach and Clear
2つ目のプレーアブル・ステージBreach and Clearは、映画「ザ・ロック」からそのままパクったようなステージだ。シャワー・ルームのシーンを再現したこのステージは、煉瓦で出来た施設の小部屋からスタートし、多くの武器の中から好きなものを選んでから、時間制限のチャレンジとなるステージを文字通り突入して制圧する事になる。プレーヤーの準備が整ったら、壁に爆薬を仕掛けて爆破すると、映画っぽいスローモーションに移行する。2つの部屋からなるステージを進んでいくと、無数の敵が湧き続け、上階からはレーザーサイトで狙われる。プレーヤーたちは下階で戦い抜かねばならないため、ゆっくりと進みながら上階にいるスナイパーを片付けつつ、ナイフか近接武器で接近して来る敵を倒していく事になる。
このミッションはM104ショットガンを所持した状態で始まるが、倒した敵からAKやAA12ショットガンを奪う事も可能だ。私は3連バーストのみのG18を使う事が出来たが、これは最高の武器だった。COD4のSkorpionに似たアイアン・サイトを持つVector SMGも登場し、これも素晴らしい。Strikerと呼ばれる、AA-12に似たオート・ショットガンは更に凄い。とにかく強力。
デフォルトの難易度だと実に簡単なステージで、文字通り四方八方から銃弾が降り注ぐVeteranと比べると、1星を獲得するのは楽な仕事だ。Veteranは正に接近戦の悪夢で、リロードなどしてる暇はなく、敵の落とした武器を奪うか、ひたすらナイフで敵を倒していかねばならない。カオスそのものな部屋を幾つか抜けると(これと比べたらMile High Clubなど何でもない)、地面に開いた穴に飛び込めば脱出地点が見えてくる。ゴール地点の前に立ちはだかる狂った敵さえいなければ、実にシンプルだ。
■ Estate Takedown
Special Opsの中で最も印象的だったのが、COD4のOvergrownを彷彿とさせるような特徴的な森のある屋外ステージ、Estate Takedownだ。高台には木が生い茂り、小さな丘がカバー・ポイントを作り出し、見下ろすと小さな湖があり、開かれた場所には納屋と農作業用の器具が置いてある。テロリストを狩るには最高の景色だ。Juggernautsが登場するのもここで、Infinity Wardによるとランダムで現れるそうだが、回数は固定されている。Juggernautsは、つま先までアーマーで覆われ、ジャングル・ハットで顔面を保護している敵。アーマーを着込んでいるため、ショットガンとM240を持って突入してくるし、あっという間にダウンさせられてしまう。このミッションはBarrett .50 Calを装備した状態で始まるが、この銃でヘッドショットを数発食らわせてようやく倒す事が出来るのだ。とにかく手強い敵で、複数の敵と戦っている最中に登場されると、実に厄介だ。
なんとか母屋へと辿り着くと、そこは文字通り武器がそこら銃に散らばっていた。さて、目的はテロリストの殲滅なのだが、我々はInfinity Wardを説得し、ゲームに登場する武器を見せてもらう事にした。Estate Takedownの残りは大方予想通りの内容だが、Veteranに挑むなら友人と一緒にプレーすべきだろう。スナイパー(レンズが反射するという新要素も確認出来たが、マルチプレーでも有効かどうかは不明)、Juggernautsが数多く登場し、一般の敵の数も凄まじく、お宝が詰まった部屋があってもギリギリの戦いとなるだろう。
[ソース: IGN]

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