ModNation Racers プレビュー
豊富なカスタマイズ要素が売りのカート・レーサーModNation RacersのプレビューがIGNに掲載されています。
ModNation RacersをチェックするためバンクーバーのUnited Front Gamesに向かっている時、私は何を期待していいのか見当も付かなかった。SonyのE3カンファレンスでチラッと本作を見た時は、クールなコース作成要素のある「子供向け」のゲームだとスルーしてしまったのだ。実際にゲームに触れた今、私はこのゲームがそれ以上のものだと断言する事が出来る。ModNation Racersは非常に個性的なゲームで、Mario Kartを彷彿とさせるクールなレーシング・メカニックと、LittleBigPlanetとタメをはるようなクリエーション・ツールを備えているのだ。
ModNation Racersの世界に足を踏み入れたら、まずは自分のドライバーを作成する。真っ白なドライバーを土台に、豊富な衣装を駆使して飾り付けていく事になる。カスタマイズは幅広く、口だけで315種類、目は260種類が用意されている。可愛らしい微笑から真っ青な目、怒ったような歯、充血した目まで様々だ。カスタマズ要素は本当に奥が深く、デカールや肌の色、ホッケー・マスク、ヒゲなど、ディテールに富んだアイテムが用意されている。各素材に手を加える事も可能で、ゴムっぽくしたり金属っぽくしたりする事が出来るようになっている。キャラクター作成メカニックの奥の深さは、とても文章では書き尽くせないので、創造性を限界まで広げてくれるほどの豊富なアイテムが用意されている、とだけ言っておこう。
キャラクター作成における唯一の不満は、部分によっては少々制限があり過ぎるという点だ。2人目のレーサーを作る時、目を少し高めの位置に設定したかったのだが、顔の他の部分がその変更に応じてくれなかったのだ。そこにホッケー・マスクを被せてみたのだが、目の位置と合わなくなって実に奇妙な感じになってしまった。とあるオブジェクトに手を加えようとした時も、それは無理だと言われてしまう事があった。けっして制限がキツいというわけはないが、もう少し自由があったら良かった、と思う事があった。
次は、コースへと足を踏み入れる時間だ。今回プレー出来たのは、Sandstorm、Farm Frenzy、Market Run、Village Run、Miner’s Riftの5コース。これらのコースには砂漠とアルペンというテーマがハッキリ出ているが、これ以外にも様々なテーマが用意されているとの事だ。 各コースを最低一度は試してみたが、どのコースもそれぞれ違った味があった。複数の層があるコースや、直線的なコース。ブースト・パッドが設置されているコースもあり、障害物を飛び越えるためのジャンプ台になっている。空中では回転を加える事でブーストのボーナスを得る事も出来るし、コース上に浮いているオーブを取れば、様々な武器を使う事も出来る。ドリフトも可能だ。武器とドリフトのメカニックはMario Kartを彷彿とさせるが、これはカート・レース・ゲームにとっては最高の褒め言葉だろう。
カーブ時にXボタンを押すだけでドリフトする事が出来るが、ドリフト中には殆ど操作が効かなくなる。ドリフトするには3つの方法があって、まずは単にXボタンを押して後は祈るだけ。次に、カーブに入る時と出る時だ。私は超長いドリフトを繰り出す事が出来たが、敵車はそれほどツイていなかったようだ。ドリフト中に注意しなければならないのは、決して壁やガードレールに激突してはいけないという点だ。壁に激突する直前にXボタンを離しても、ドリフト・ボーナスは獲得出来るし、他の車にぶつかるのはオーケーなのだ。とにかく、壁などにぶつかる事だけは避けなければならない。ちょっと触れただけで最長のドリフトを失ってしまった事があるが、とにかく腹が立つ。
プレーした限りでは、レースは実に楽しそうだ。敵車AIとカートには3種類の難易度が用意されている。2人から12人まで敵車は設定する事が可能で、ゲームプレーに幅を持たせている。個人的には、敵車は最大数登場させるのが好きだ。ハチャメチャな展開が期待出来る。武器はコース上に均等に設置されていて、どんな武器が登場するかは自分の順位によって決まってくるようになっている。武器は、追尾ミサイルや電気ショックのようなシンプルなものから、一気に先頭付近までワープ出来るワープガンのようなものまで様々だ。 個人的には、シングルプレー専用の武器と、マルチプレー専用の武器などがあったら良かったと思うが、現在の武器セットは全てのモードで役に立つだろう。それから、幾つかのブーストはレースの最後まで使わずに取っておいた方が良いぞ。先頭にいるなら、シールドを使ってミサイルを防いだり出来るからだ。私は全部ブーストを使い切ってしまったせいで、ロケットを食らって1位から10位にまで一気に転落してしまった。
レースが終わったら、今度は自分でコースを作る番だ。車も、ペイントやデカールなどでカスタマイズする事が出来るようになっているが、今回は凄い出来のコース作成ツールを見ていこうと思う。まずは様々な筆を使って、地形を操作していくところから始める。普通の丘や山脈、火山を作ったり、様々な形に地形をいじる事が出来るようになっている。その後は、スタート地点を設置して、コース自体を作り上げていく。コースを作るのは非常に簡単で、右トリガーを引きながら敷石を動かし、右スティックで高低差を調節していく。山を突き抜ける事も出来れば、海を突っ切る事も出来るし、そこにトンネルや橋を設置する事も可能だ。
カーブの角度を調節したり、太陽のアングルを変えたり、雲の数を調整したりする事も可能となっている。夢のコースを作り上げたら、今度はオブジェクトを配置する番。障害物やスピード・ブースト、ジャンプや武器などを好きな場所に設置できる。時間を掛けるのが嫌ならば、ボタンを押すだけで自動でオブジェクトを配置してくれるオプションもある。私がボタンを押すと、目の前に凄い光景が広がった。私が見ている目の前で、まるでデザイナーが勝手にオブジェクトを配置していってくれるような感じなのだ。お陰で私が作ったコースに個性が出て、プレーしていて楽しい仕上がりとなった。それ以外でコース作成ツールがクールなのは、15分もあればある程度楽しめるコースを作り上げる事も出来るし、2週間あれば信じられないようなコースを完成させられるという点だ。
自分で何か作成するのが好きじゃないという人も、心配は無用だ。他のプレーヤーが作成した物は全てシェアが可能で、キーワードやユーザーの評価などによって、コースや車、キャラクターなどを検索する事が出来るのだ。コミュニティが期待通りに機能すれば、現在のLittleBigPlanetのように、ModNation Racersはオンラインで旋風を巻き起こす事が出来るだろう。
ModNation Racersの見た目は子供っぽいが、決して子供向けのゲームをプレーしているという感じはしない。テンポが速く、スキルがないとやっていけないだろう。容赦ないゲーム・スピードになっているが、パブリック・ベータをプレーする機会に恵まれたら、グラフィックとディテールへのこだわりに目を凝らしてもらいたい。ガッカリはしないぞ。だが、開発チームの面々には是非フレームレートを上げてもらいたいと思っている。決して遅いわけではないのだが、展開がハチャメチャになってくると、エンジンが付いてこれない事があるのだ。 アクションやFPSばかりプレーしているであろう時期に、ModNation Racersのようなゲームが登場した事は、非常に嬉しいサプライズだ。これほど楽しいカート・レースをプレーしたのは久しぶりだし、ちゃんとしたプレーヤーとメカニックが揃えば、これほど楽しくなるのだという事を忘れていた。ModNation Racersが際立っているのは、ユーザー作成要素だ。カスタマイズ要素のオプションはとにかく豊富で、ユーザーたちがどんな物を作ってくれるのか、楽しみでならない。ModNation Racersは、2010年春に発売の予定だ。[ソース: IGN]

最新記事
【今週のスペシャル】 Left 4 Dead 2 (Xbox360) - Play-Asia.comで購入する



